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20↑三國無双シリーズの妄想垂れ流し垢。いいね・フォロー等ご自由にどうぞ。通知切ってます。
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関羽の大きな手のひらを両手で包んだ。この寒さの中、汗ばんでいる。一瞬の沈黙のあと、絞り出すような声で張遼は切り出した。
「今生の別れになるやもしれぬ」
「うむ…次会う時は敵同士」
「されど、友として過ごした日々は忘れがたい…」
「弱気なことを」
「戦場に身を投じていると…幕舎で1人過ごす夜は人肌恋しくならぬか…?私は…度々なる…」
張遼の勢いに飲まれ、寝台に腰掛ける。
「欲望を抑えられず自身を慰める時、毎度毎度貴公の顔が思い浮かぶ。貴公と身体を温め合いたい…互いを貪って、実らぬ種を飛ばすのも一興——」
張遼の腰を抱き、顔を引き寄せる。
「…おぬし、曹操殿から何か吹き込まれたな?」
December 17, 2025 at 12:20 PM
「この戦に勝って手土産とせよ。負傷者にとって同僚の慰めなど癪に障るだけよ」
張遼は無言で頷いた。関羽の助言はもっともである。
「拙者はこの戦にて功を立て、曹操殿にご恩をお返ししたら出てゆく。おぬしは将としてまだまだ甘いところがあるが…以前よりたくましくなったな」
「…もったいないお言葉」

関羽は宣言通り功を立てた。敵将の顔良、文醜をいとも簡単に討ち取ると、攻勢は一気に曹操軍へと傾いた。
その夜、関羽は幕舎で1人出立の準備をしていた。恩は返した。義兄弟らの行方も掴めた。幕舎外から遠慮がちに呼びかける声がする。張遼だ。
「関羽殿、立たれる前に私の話を聞いていただきたい」
December 17, 2025 at 9:25 AM
徐晃は先程起こったことを冷静に反芻した。張遼が自分の股の間に跪き、太ももに口づけした。どう考えても冷静ではいられない。全身の血が沸き立って中心に集まってくる。元凶の張本人を追い出さねば大変なことになっていた。幕舎には自分のみ。外は見回りの兵卒以外はいない。沸き立つ興奮を抑えるため、股間に手を伸ばした。

「急に姿を消して何事かと思えば…」
「徐晃殿を見舞いに行ってきた」
「おぬしは将として――」
説教しかけてやめた。浮かない顔をしている。
「徐晃殿の傷は思わしくないのか?」
「いや…ただ私が無礼な振る舞いをして…徐晃殿を怒らせてしまった」
December 15, 2025 at 1:25 PM
温泉回、筋肉描きたいだけのスカスカストーリーなので正直文章で綴る内容がない。
December 15, 2025 at 10:11 AM
今は何を言っても無駄か。ため息をついて衣装を脱いだ。散々茶化していた2人だが、関羽の圧倒的な肉体美を目の当たりにして声を失った。3人の男たちはしばらく無言で天然温泉を堪能した。陽光が傾いてきた。そろそろ帰還せねば。関羽と徐晃が立ち上がる。1人うつむいて押し黙っている張遼。絞り出した声は力なく、茹で上がった身体が湯の中に沈んだ。
「降ろしてくれ!1人で歩ける!」
「静かにせよ」
「このやり取り前も見たような……」
December 15, 2025 at 9:02 AM
文字で妄想を綴るとそれに満足して絵を描かなくなると恐れていたんだけど案外そんなことはない。いくら文字で綴ろうが描きたい気持ちは抑えられないから。
December 14, 2025 at 12:41 PM
これをベースに漫画を描くか。長安にいた頃の徐晃と張遼はどんな交流をしていたのか?という妄想でした。
December 14, 2025 at 12:11 PM
汗だくになるまで手合わせを続けた結果、2人は出仕に遅れてしまったが騎都尉の権限でお咎めはなかった。出仕後、帰路につく徐晃に自室へ寄るように声をかける。溢れんばかりの果実が詰められた袋を渡された。
「私だけではとても食いきれぬ」
張遼は笑って応えた。自室に戻って果実を食してみると今朝のような甘酸っぱさを感じなくなっていた。張遼が自ら剥いてくれた果実が特別だったのだ。またあわよくば朝食を共にしたいものだ――と徐晃は夢想した。
翌日、董卓が暗殺された。これに乗じて李傕・郭汜らが長安を奪取。張遼は呂布と共に長安を追われることとなった。別れの挨拶もできず徐晃は乱世の無常を嘆くばかりであった。
December 14, 2025 at 11:48 AM
まるで大失態を犯したかのような狼狽ぶりに徐晃は目を細める。新鮮な果物を口にしたのはいつぶりだろうか。ひと噛みした瞬間、甘酸っぱい果汁が口内を満たした。勧められるがまま果物を堪能していると、あることに気付く。張遼は果物を全く口にしていないではないか。
「意地汚いのは拙者の方…」
「気に入っていただけたようで何よりだ。……さて、そろそろ手合わせに参ろうか」
本来の目的を思い出した2人は武器を携え鍛錬場へと向かった。朝方の肌寒さはすぐに消えた。汗がじわりと滲む程度になるとお互い武器を振るうことに夢中になった。
December 14, 2025 at 9:56 AM
思いもよらぬ朝食の誘い。食事はいたって質素なものが並んでいた。一般の将である徐晃が普段目にする食事と何ら変わりない。食卓の中央に瑞々しい果物が置かれている以外は。
「急ごしらえですまぬ。誘っておきながら客人に出せるような食事を用意できぬとは……」
「気になさるな」
張遼は器用に小刀を滑らせ果物を剥いていく。果汁が滴り張遼の手を濡らす。甘酸っぱい芳醇な香りが室全体に広がる。均等に切り分けた後、おもむろに指を咥えた――が、客人が目を丸くして見つめていることに気付き即座に口を離した。
「意地汚い姿を晒してしまった……」
「いや、拙者でもそうする」
December 14, 2025 at 8:55 AM
自分と同じ背格好にもかかわらず軽々と大斧を扱う徐晃に「どうやって鍛えたのか」と聞いてみたくなる。いたって私的な会話だ。挨拶を交わすだけの関係から一歩踏み出したいと思っていた矢先、徐晃の方から話しかけられる。
「騎都尉殿、手合わせなどいかがであろう?」
「む……?」
「ああ、不躾に申し訳ござらぬ。騎都尉殿のご都合も考えず失礼いたした」
「張遼だ。字は文遠」
役職ではなく名前で呼んでほしい。大人げなく拗ねた顔を見せてしまった。
「朝食後なら少し暇ができる故……せっかくの機会だ、朝食を共に摂ったあと手合わせしていただこう」
December 14, 2025 at 6:31 AM
ブルスカを全面的に信用したわけではないので絵に関してはリンクしか載せない。ポイピクはサムネが大きくて助かる。横長イラストならそのまま見れるね。
December 13, 2025 at 7:14 PM