ふたば
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パフォーマー・作家の佐藤二葉です。古代ギリシアの演劇を上演したり古代ギリシアの竪琴を演奏したり漫画を描いたり小説を書いたりして暮らしています。
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西洋中世唯一の女性歴史家となる皇女の数奇な人生を描くフルカラー漫画『アンナ・コムネナ』6巻、2025年2月5日発売です。

弟ヨハネスとの帝位争いに敗れたアンナ。しかし周囲を動かし更なる行動に出て―—各々の運命の岐路で起こる「逆転」、そして辿り着く「戦い方」とは―—大団円の最終巻!
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
シラクーザの国際学会でお会いしたビザンツ史のV先生(特に印章がご専門)から、アレクシオス1世とエイレーネー・ドゥーカイナの在位中の印章の画像を早速送っていただいていて(ありがたすぎる)(「ほかにも必要なものがあったら言ってくださいね」って仰ってくださって優しすぎる)、「『アンナ・コムネナ』を描く前にお会いしたかったですッ😭でも描いたからこそイタリアに呼んでいただけてお会いできたんですよね…ッ😭」みたいな鬱陶しいお返事をしてしまった…偉い先生に対して私は何を……
November 24, 2025 at 6:54 AM
無事にイタリアから日本に帰国しています!!!
お世話になったみなさま、見守ってくださったみなさま、ありがとうございました〜!
November 24, 2025 at 5:47 AM
引用の写真1枚目の15世紀のマリア様、現地でも私に似ていると(まさにこの絵を前にして)言っていただいたんですが、こちらでもそういうお声を聞くとは……
光栄です……
似て……似てますか……?
November 23, 2025 at 9:12 AM
パレルモ、「聖アンナ通り」に立つバシリッサ
November 23, 2025 at 9:06 AM
カトリックの文脈では受胎告知の場面でマリアは読書をしている姿で描かれているのをよく見ますが、ビザンツ・正教の文脈ではマリアは糸紡ぎ(ギリシア世界の女性の一般的な仕事)をしているのをよく見ます。パレルモではそれを見比べられて面白いです。
1枚目 シチリア州立美術館
2枚目 マルトラーナ教会
November 23, 2025 at 7:31 AM
カターニアのお宿近くの24時間営業のカフェ的なお店で食べたフンギ(きのこ)のアランチーノ。ベシャメルソース的なものに包まれたマッシュルームがたっぷり入っていてお米とのバランスも良くおいしかった!アマロもおいしかった…(半分のサイズを頼んだら大きなグラスになみなみ半分注がれて出てきた)
November 23, 2025 at 7:00 AM
チェファルー大聖堂!
岩山を背負うかっこよすぎる佇まい。ノルマン建築の代表の一つとのこと、ロマネスク様式、そしてゴシック様式の先駆が見られるそうです。
コンスタンティノープルから呼ばれた職人たちによるモザイク芸術が見事に残っています。キリスト・パントクラトールの厳かな存在感…
November 23, 2025 at 6:37 AM
シチリア州立美術館、作者不詳の16世紀の作品。眼力の強いユディト!!
この絵すごく好きで、単行本のカバーイラストになったらめちゃめちゃかっこいいな、帯で最初ホロフェルネスが隠れてて、購入して帯取ったらぎょっとするみたいな感じのデザインで…としばし妄想しました
November 23, 2025 at 5:58 AM
パレルモ、シチリア州立美術館より、14世紀のビザンティン・モザイク。
品のある佇まい…。キリストの衣服のグラデーションがさりげなく技アリな感じで大変好きです。
November 23, 2025 at 5:54 AM
12世紀のモザイクを、触れられるような距離で眺め(もちろん触りませんが)、こんなに近くでその煌めきを浴びることができて、そしてそのことを幸せに思う自分になっていて、嬉しい
November 23, 2025 at 5:47 AM
パレルモ、マルトラーナ教会。12世紀。金と青のコントラスト、バランスの良さが見事としか言いようがありません。コイメーシス(生神女就寝、写真2枚目)が大変印象的でした。この図には寄進者ゲオルギオスとルッジェーロ2世の姿が加えられているという説があるそうです。写真4枚目は聖アンナ。
November 23, 2025 at 5:32 AM
レイフ・ファインズがオデュッセウス、ジュリエット・ビノシュがペーネロペイアのオデュッセイア映画The Return、ほんとにほんとにほんとにほんとに最高だったので、『オデュッセイア』好きな人とギリシア悲劇が好きな人にはぜひぜひぜひぜひ見ていただきたいのだが、大変長い感想文も実はしたためていてしかしまとまっておらずまだどこにも出していないのだが、私は9月のトルコ行きの飛行機の中でノー字幕で見ており、現状日本での見方が分からないので人に薦めづらい
en.wikipedia.org/wiki/The_Ret...
The Return (2024 film) - Wikipedia
en.wikipedia.org
November 22, 2025 at 12:42 PM
奪われてしまった愛する母を取り戻すため復讐を誓い、周囲というか世界をはちゃめちゃに破滅させる娘の異界巡り復讐譚とかどうですか
冥界に行って(たぶん死んだ父親とかなんか親しい人と話とかして)現世に帰ってきて、オデュッセウスが妻への求婚者にしたみたいに、母親を搾取する男どもを皆殺しにして後味のあんまりよくないハッピー(?)エンドになるような感じの……
November 22, 2025 at 12:25 PM
ビザンツものを描こうという人にとってかなりお役立ちな写真を今年だけで大量に撮っている気がするので、5年前の自分に送ってあげたい😭
November 22, 2025 at 11:34 AM
男性中心(=英雄神話)の「異界めぐりの物語」の構造が強固すぎて、 (特に男性作家が描くと)女性は「聖なる女性」として象徴化・類型化されやすく、そうしたモチーフでの女性の物語を描くのは難しいのではないか…というような内容のツイートを見かけたのだが、西洋文学の夜明けごろに、まさに女性が中心の異界巡りの物語がギリシアで確立されていて宗教にもなっているのになぜなのか、それほどに(男性)英雄神話は及ぼす影響が強力なのか?と不思議に感じている
November 22, 2025 at 11:32 AM
モンレアーレ大聖堂のバシリッサと、モンレアーレから街並みを見下ろすバシリッサ
November 22, 2025 at 8:51 AM
パレルモごはん。やっぱりムール貝が食べたくて、ムール貝のトマト煮的なものを注文。お店のおすすめはイワシを使ったパスタだったけど、パスタ(小麦の重さ)に耐えられなかった…ごめんなさい…(しかしムール貝も大皿ででてくる)
こちらのお店のティラミス、すごく美味しかったです!
November 22, 2025 at 8:44 AM
モンレアーレ大聖堂!!
バチバチのビザンツと西方ぽさが同居する空間、壮麗で見事なイタリア最大規模のビザンティン様式モザイクに包まれます。グリエルモ2世ありがとう…
キリスト、聖母、天使、使徒などビッグネームはギリシア語で名前が書かれていますがほか多くのモザイク画の説明はラテン語。
November 22, 2025 at 5:41 AM
「おうち(大宮殿)みたいで落ち着くのよね」
November 22, 2025 at 5:13 AM
サン・ジョヴァンニ・デッリ・エレミティ教会のお庭に立つバシリッサ
November 22, 2025 at 5:03 AM
パレルモ大聖堂。入り口の上には聖母子のモザイクが。上まで登ってきました
November 22, 2025 at 4:40 AM
ルッジェーロ王の間に立つバシリッサ
November 22, 2025 at 4:13 AM
パレルモ、ノルマンニ宮殿、ルッジェーロ王の間。見事なビザンティン様式!キラキラでありながら抑えるところは抑えた、大変美しく洗練されたお部屋です。
こういう、もうコンスタンティノープルには残っていない12世紀のキラキラビザンツを見に私はここまで来たんだ…!!!と感慨深くなりました
November 22, 2025 at 4:09 AM
パレルモ、ノルマンニ宮殿、パラティーナ礼拝堂!
シチリア国王、オートヴィル朝(ノルマン人)のルッジェーロ2世によって、個人の礼拝堂として王宮内に作られたものです。
バチバチにビザンツ!!(実際のビザンツ皇族の好みより金ピカかも?)しかし文字がギリシア語ではなくラテン語で脳がバグる!
November 22, 2025 at 3:56 AM
イタリアモザイク巡礼ポスト、パレルモ編、はじめます
November 22, 2025 at 3:55 AM