続き

普段は原作通りババァとかお母さんて呼ぶけど、ちゃんとした場だとお母様お父様って呼ぶし、ｶﾂｷも丁寧な言葉遣いで話す

導入のとこだけ！続き書きたい！（遅筆）

秘密基地は昔2人で遊んでた勝の家の屋根裏部屋の再現。出の好きなモンばっか。
学園内に部屋作れるのは爆家の分家が学校経営してて勝は御曹司なので好き勝手してる。えー組は勝の同級生で散々出のこと聞かされてきた。邪魔したらｺﾛｽ言われてるのでしばらくは暖かく見守っている

実は出は忘れてるけど小さい頃近所に住んでて許嫁。あまりに勝が出に執着してたから親たちが一回離して、落ち着いてからまた会わせようとなっていた。勝は出をずっと待ってた。

「なあiｽﾞｸ…かっちゃんて呼べよ」「…？かっちゃん？」「…、うん」後ろから出をぎゅっとする勝を出が心配する。
「かっちゃん？」「ああ…おかえり、iｽﾞｸ」

勝は内鍵を閉めて出を奥へ招く。そこはクッションや、小さい子が好きそうなぬいぐるみ、玩具や絵本が散らばっていた。出はどこか、懐かしい気持ちになった。
「俺のとっておきだ。誰にも見せたことねえ」「…あの、なんでそんなに良くしてくれるんですか」「敬語」「あっ…してくれるの？」「何でだろうなあ？」「……？」「ここ、なんか思い出さねえか」「え…、」「ｵﾙﾏｲﾄ大好きだったろ」
勝はぬいぐるみを手に取り、大事そうに撫でた。