小説/芝居/漫画原作/🐎娘/スポーツ全般
お代は夜食の焼きおにぎり
頭の膨れたお爺さん
片手の萎れたお兄さん
屋根裏で飛び交う叫び声
見えないリップを濃く引いて
透明ネイルで武装して
権利のペンに乗って走ります
名前に住所に生年月日
選ばない答えないが見つからない
私の仕事はソーシャルワーカー
お代は夜食の焼きおにぎり
ついでにシングルママもする
寂しいきょうだいじなもので
心と身体が飾れない
お代は夜食の焼きおにぎり
頭の膨れたお爺さん
片手の萎れたお兄さん
屋根裏で飛び交う叫び声
見えないリップを濃く引いて
透明ネイルで武装して
権利のペンに乗って走ります
名前に住所に生年月日
選ばない答えないが見つからない
私の仕事はソーシャルワーカー
お代は夜食の焼きおにぎり
ついでにシングルママもする
寂しいきょうだいじなもので
心と身体が飾れない
二十五光年の旅路の果てに
わたしの背中をなぞってゆく
一等冷えたその切れ間から
あなたの尻尾が見えた気がして
ふり返るわたしの瞳には
二卵星が瞬いている
わたしはまだ知らない
あなたと出会う前のわたしが
どこから生まれてきたのか
二十螺旋の梯子から溢れおちた半身は
どこへ帰っていったのか
そこは暑いか 寒いか
明るい場所か 暗闇の中か
いつかわたしも
同じところへ行けるのか
わたしはまだ知らない
おそらくあなたも知りはしない
二十五光年の旅路の果てに
わたしの背中をなぞってゆく
一等冷えたその切れ間から
あなたの尻尾が見えた気がして
ふり返るわたしの瞳には
二卵星が瞬いている
わたしはまだ知らない
あなたと出会う前のわたしが
どこから生まれてきたのか
二十螺旋の梯子から溢れおちた半身は
どこへ帰っていったのか
そこは暑いか 寒いか
明るい場所か 暗闇の中か
いつかわたしも
同じところへ行けるのか
わたしはまだ知らない
おそらくあなたも知りはしない
とても疲れて、無力感を感じる2025年。
まだ巻き返せると信じて。
とても疲れて、無力感を感じる2025年。
まだ巻き返せると信じて。
結局危険な匂いのする人間は、
仮にアウトサイダーであったとしても
もっと弱いものをいじめてるだけ。
強いものには決して反逆しない。
少なくとも意味のある、世界を変えられるような反逆はしない。
世界を変えるのはいつだって、真面目に生きて、踏みにじられて積み上がった優しい人たちの屍の山。
死ぬなよ、と思う子たちにたくさん会った。
殺す側にも回って欲しくない。
大人のズルいやり口に靡くな
いじめっ子の奴隷になるな
汚されたことは、誰かを汚して良い理由にはならないのだから
結局危険な匂いのする人間は、
仮にアウトサイダーであったとしても
もっと弱いものをいじめてるだけ。
強いものには決して反逆しない。
少なくとも意味のある、世界を変えられるような反逆はしない。
世界を変えるのはいつだって、真面目に生きて、踏みにじられて積み上がった優しい人たちの屍の山。
死ぬなよ、と思う子たちにたくさん会った。
殺す側にも回って欲しくない。
大人のズルいやり口に靡くな
いじめっ子の奴隷になるな
汚されたことは、誰かを汚して良い理由にはならないのだから
どんなに世の中が漂白されてると言っても
スクールカーストのてっぺんはいつだっていじめっ子だし、ヤンキーだし、不良だし
そういう人たちほど社会に出て手っ取り早く「幸せ」や「勝利」のようなものを掴んでいく
力が人を支配しているし、人は力に支配されたがっている
だからワルい人間はいつの時代も人気
ワルが攻撃する相手は世間じゃない。
偉いやつでもない。
不条理でもない。
弱くて、優しくて、反撃してこない人。
つまるところ、弱い物いじめ。
でも、みんないじめる側に回りたいから、そういう人に付いていくんだよね。
優しい人が報われる時代なんて
永久に来ないかもしれない
どんなに世の中が漂白されてると言っても
スクールカーストのてっぺんはいつだっていじめっ子だし、ヤンキーだし、不良だし
そういう人たちほど社会に出て手っ取り早く「幸せ」や「勝利」のようなものを掴んでいく
力が人を支配しているし、人は力に支配されたがっている
だからワルい人間はいつの時代も人気
ワルが攻撃する相手は世間じゃない。
偉いやつでもない。
不条理でもない。
弱くて、優しくて、反撃してこない人。
つまるところ、弱い物いじめ。
でも、みんないじめる側に回りたいから、そういう人に付いていくんだよね。
優しい人が報われる時代なんて
永久に来ないかもしれない
架空ウマ娘のルピナストレジャーちゃんの誕生日でした。
はやく連載再開したいな
架空ウマ娘のルピナストレジャーちゃんの誕生日でした。
はやく連載再開したいな
syosetu.org/novel/265365/
公式のキャラが出てこないから、ウマ娘よく知らない人でも楽しめそうなとこもいいし(わたしはウマ娘大好きだけど!)ストーリーも良い...!本で欲しいな〜
syosetu.org/novel/265365/
公式のキャラが出てこないから、ウマ娘よく知らない人でも楽しめそうなとこもいいし(わたしはウマ娘大好きだけど!)ストーリーも良い...!本で欲しいな〜
「は?」
「どうして私たちって、大人になっていくんだろ」
「何言ってんの」
「私最近思うんだ。このまま大人になんかならないで、今が今のまま、ずぅっといつまでも続いてくれたなら、どんなにいいだろうって」
「そう、なの?」
「うん。だって、今すごく幸せなんだもの。この幸せが失われていくくらいなら、子供のままでいいやってくらいに」
ボンの言葉は、それこそ子供じみた、他愛もない願いの形を纏っていた。けれどその時のあたしにはなぜか、何をバカなと笑い飛ばすことができなかった。
この感覚には覚えがある。胸の奥がざわざわして、じっとしていられない気持ちが、どうしようもなく襲ってくる。
「は?」
「どうして私たちって、大人になっていくんだろ」
「何言ってんの」
「私最近思うんだ。このまま大人になんかならないで、今が今のまま、ずぅっといつまでも続いてくれたなら、どんなにいいだろうって」
「そう、なの?」
「うん。だって、今すごく幸せなんだもの。この幸せが失われていくくらいなら、子供のままでいいやってくらいに」
ボンの言葉は、それこそ子供じみた、他愛もない願いの形を纏っていた。けれどその時のあたしにはなぜか、何をバカなと笑い飛ばすことができなかった。
この感覚には覚えがある。胸の奥がざわざわして、じっとしていられない気持ちが、どうしようもなく襲ってくる。
映画『きみの色』レビュー【ネタバレ注意!】
劇場で予告編を観た時から、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
fse.tw/o16GsbDD#all
映画『きみの色』レビュー【ネタバレ注意!】
劇場で予告編を観た時から、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
fse.tw/o16GsbDD#all
元が好きな補正もあるだろうけど
私はやっぱり強い人が好き。
強くて、大人びた人が好き。
わがままでなしに誇り高くて
甘えんぼうでなしに可憐さがあって
強くなりたいと嘆く弱いものを
弱いままでは放っておかずに
叩いて、引き上げ、立ち上がらせる
強くて優しい人が好き。
逃げ出したくなる地獄の中で、私も強くなろうと思った。
強くて優しい貴婦人になろうと思った。
せめて、心意気だけでも。
元が好きな補正もあるだろうけど
私はやっぱり強い人が好き。
強くて、大人びた人が好き。
わがままでなしに誇り高くて
甘えんぼうでなしに可憐さがあって
強くなりたいと嘆く弱いものを
弱いままでは放っておかずに
叩いて、引き上げ、立ち上がらせる
強くて優しい人が好き。
逃げ出したくなる地獄の中で、私も強くなろうと思った。
強くて優しい貴婦人になろうと思った。
せめて、心意気だけでも。
いつものように人の死を見る
人の死は恐ろしい
有名人にも無名の人にも
当たり前にやってくる
何のドラマもなくやってくる
だから恐ろしい
こんなの感動物語でもなんでもない
私を置いて死なないでほしい
私を一人にしないでほしい
100万回くらい遊びに行こうよ
一緒に星を見に行こうよ
花火をしようよ
もう飽きたってなるくらい
いつものように人の死を見る
人の死は恐ろしい
有名人にも無名の人にも
当たり前にやってくる
何のドラマもなくやってくる
だから恐ろしい
こんなの感動物語でもなんでもない
私を置いて死なないでほしい
私を一人にしないでほしい
100万回くらい遊びに行こうよ
一緒に星を見に行こうよ
花火をしようよ
もう飽きたってなるくらい
でもあんな連中のために生きるのを諦めるなんて許せないという意地だけが私を生かしている。
そんな意地の泥沼の中、今日も私は真夜中の台所で一人泣いている。
泣いていたって誰も味方になぞなってはくれないのに。
聞こえのいいことを言って近寄ってくる者たちも、結局は私よりも大切な人がいて、大切なものがあるのだから。
私は結局、誰の一番にもなれない。
ずっとそうだった。
ずっとずっとそうだった。
でもあんな連中のために生きるのを諦めるなんて許せないという意地だけが私を生かしている。
そんな意地の泥沼の中、今日も私は真夜中の台所で一人泣いている。
泣いていたって誰も味方になぞなってはくれないのに。
聞こえのいいことを言って近寄ってくる者たちも、結局は私よりも大切な人がいて、大切なものがあるのだから。
私は結局、誰の一番にもなれない。
ずっとそうだった。
ずっとずっとそうだった。
気がつくと、私は砂浜に倒れていた。
見ると眩しいほどの快晴の空なのに、海は黒く濁って、何か恐ろしげにうねっている。
早くここから去らなきゃ、という気になって、防波堤によじ登る。
これがあるということは、このあたりには人が住んでいるはず。
そう思って近くを歩き回るのだけど、民家の一つも見当たらない。変なのは、にもかかわらず舗装された道があること。
道の両側は見たこともない植物が生い茂り、これまた見たこともない虫が度々飛び出してくる。
どれだけ海から離れても、波の音は私の耳にこびりついて離れない。
気がつくと、私は砂浜に倒れていた。
見ると眩しいほどの快晴の空なのに、海は黒く濁って、何か恐ろしげにうねっている。
早くここから去らなきゃ、という気になって、防波堤によじ登る。
これがあるということは、このあたりには人が住んでいるはず。
そう思って近くを歩き回るのだけど、民家の一つも見当たらない。変なのは、にもかかわらず舗装された道があること。
道の両側は見たこともない植物が生い茂り、これまた見たこともない虫が度々飛び出してくる。
どれだけ海から離れても、波の音は私の耳にこびりついて離れない。
私も「ダサくない?」とクラシカルなジェンダー観やセクシャリティ観によく噛みつく。
でもよねさんのように強い衣を身に纏って大声を上げて戦うことはできない。
寅子がよねさんを尊敬するように、戦おうと声を大きく上げて歩ける人のことを私は尊敬する。
寅子がよねさんに「悲劇のヒロインぶりやがって」と言われたとき、まるで自分が言われたみたいな気持ちになった。
きっとよねさんみたいな人からは、私も同じように見えているだろうなと。
けれど寅子が寅子なりに戦っているように、私も私なりに戦っている。
それは伝わっていてほしいなと願う。
私も「ダサくない?」とクラシカルなジェンダー観やセクシャリティ観によく噛みつく。
でもよねさんのように強い衣を身に纏って大声を上げて戦うことはできない。
寅子がよねさんを尊敬するように、戦おうと声を大きく上げて歩ける人のことを私は尊敬する。
寅子がよねさんに「悲劇のヒロインぶりやがって」と言われたとき、まるで自分が言われたみたいな気持ちになった。
きっとよねさんみたいな人からは、私も同じように見えているだろうなと。
けれど寅子が寅子なりに戦っているように、私も私なりに戦っている。
それは伝わっていてほしいなと願う。
「その手があったか!」
といって、家に下宿していた書生と結ばれる寅子。
そこにステレオタイプな恋愛感情は無かった。(少なくともその時は)
はからずもその直前に似たような会話を私も別所でしてて、笑っちゃった。
なんでこんなにもこのドラマ、私の現実とシンクロするんだろうって。
そして、同性の男の子に特別な感情を抱いていた法学の仲間がいて。
ドラマに現実を矮小化するべきではないけど、怖いくらいにリンクしてた。
「その手があったか!」
といって、家に下宿していた書生と結ばれる寅子。
そこにステレオタイプな恋愛感情は無かった。(少なくともその時は)
はからずもその直前に似たような会話を私も別所でしてて、笑っちゃった。
なんでこんなにもこのドラマ、私の現実とシンクロするんだろうって。
そして、同性の男の子に特別な感情を抱いていた法学の仲間がいて。
ドラマに現実を矮小化するべきではないけど、怖いくらいにリンクしてた。
あれは私たちの話だと思った。
同じ女性法律家の道を切り開く先頭に立っていながら、
男社会に疑問を抱えつつ、時折爆発したりしながらも、それでも上手く女の立場も使いながら芽を出そうとする寅子。
あくまで男社会に男のような強い態度で対決姿勢を貫こうとするよねさん。
寅子はよねさんに「怒り続けることは、弱音を吐くことと同じくらい大切だから、そのままでいい」と言った。
すごくすごく頷いたし、デジャヴュだった。
「きっと私みたいな人ばかりじゃダメで、あなたみたいな人がいないと、世界は変わらない。だから、あなたはそのままでいいと思う」
あれは私たちの話だと思った。
同じ女性法律家の道を切り開く先頭に立っていながら、
男社会に疑問を抱えつつ、時折爆発したりしながらも、それでも上手く女の立場も使いながら芽を出そうとする寅子。
あくまで男社会に男のような強い態度で対決姿勢を貫こうとするよねさん。
寅子はよねさんに「怒り続けることは、弱音を吐くことと同じくらい大切だから、そのままでいい」と言った。
すごくすごく頷いたし、デジャヴュだった。
「きっと私みたいな人ばかりじゃダメで、あなたみたいな人がいないと、世界は変わらない。だから、あなたはそのままでいいと思う」
人間が好きでたまらない
聞き分けよくて
世話好きで
寂しがりやで臆病で
こんなことなら死んで生まれ変わる前に
別のものになれたりしないかしらと思う
私きっと立派な飼い犬になれるから
血統書なんかなくたって
従順で一途な
捨てられても吠えたりしない
都合の良い犬になるから
人間が好きでたまらない
聞き分けよくて
世話好きで
寂しがりやで臆病で
こんなことなら死んで生まれ変わる前に
別のものになれたりしないかしらと思う
私きっと立派な飼い犬になれるから
血統書なんかなくたって
従順で一途な
捨てられても吠えたりしない
都合の良い犬になるから