文学少女
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文学少女(文学青年)
だましてください言葉やさしく
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#名刺代わりの小説10選

冬の蠅/梶井基次郎
女生徒/太宰治
春琴抄/谷崎潤一郎
銀河鉄道の夜/宮沢賢治
眠れる美女/川端康成
城の崎にて/志賀直哉
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない/桜庭一樹
ティファニーで朝食を/カポーティ
ライ麦畑でつかまえて/サリンジャー
ロリータ/ナボコフ
映画「エロス+虐殺[ロングバージョン]」(監督:吉田喜重)を観た。

衝撃だった。吉田喜重の映画に、僕は完全に、胸を打たれてしまった。鏡や窓枠、木の枝の隙間などを乱用した、計算的な、緻密なパズルのように組み立てられ、余白の美を感じさせる、斬新な構図。窃視症的なカメラワーク。現在と過去が交錯し、生きている人と、死んでいる人、現在の人と、過去の人を会話させる時空構造。愛と革命の物語。文学的で、切実なセリフ。僕が求めていた映画は、これだと思った。
イメージの氾濫、悪夢のような時空間。澁澤龍彦は『映画は、本質的に非合理の表現』としていたが、まさに、この映画は非合理そのものだ。
December 13, 2025 at 5:13 AM
#読了 アゴタ・クリストフ「文盲」

自伝。僕は「悪童日記」をまだ読んだことがないが、この「文盲」という題名に惹かれてこの本を手に取った。人生を時系列順に細かく記述するのではなく、小さな記憶の断片が集積されている。僕は文体が好きだった。淡々としたリズムだが、淡白ではない。透き通った詩情が漂っている。なんでも読み、作った「お話」を語って聞かせるのが好きな幼少期は、作家になるべくしてなったと感じさせる。そして、難民としてスイスに行き着き、母語ではなくフランス語で書くことになる経緯。故郷を離れ、一度「文盲」になった著者は、フランス語で書くことをこう述べる。
『ひとりの文盲者の挑戦なのだ。』
December 13, 2025 at 1:23 AM
買った!!!寺山修司の新刊うれしー
December 11, 2025 at 11:22 AM
シュークリーム、おいしい
December 10, 2025 at 2:14 PM
「黒死館殺人事件」を読み始めた
December 10, 2025 at 11:02 AM
文学とかで卒論を書きたいですけどね、僕は不思議なことに物理学科なんですね。
December 10, 2025 at 3:52 AM
梨、おいしい
December 9, 2025 at 1:55 PM
「道化の宇宙」ってやつ、面白いです。第一章はフェリーニをテーマにしていて、ありがとうという気持ち。
山口昌男いいねー
December 8, 2025 at 1:47 PM
マカヤ・マクレイヴン、ハマってる
youtu.be/w3giWDYxPTI?...
Makaya McCraven - This Place That Place (Live)
YouTube video by Makaya McCraven
youtu.be
December 8, 2025 at 1:43 PM
山口昌男いいねー
December 8, 2025 at 1:39 PM
稲垣足穂特集のユリイカほしーー。今日古書屋で見つけて存在を知ったけど、高くて買えなかった......。
December 7, 2025 at 1:38 PM
椿實の「泥絵」の書き出しがとても好きだったので共有。

『こおろぎはコーコーと夜をいっぱいにして鳴いていたが、耳をすますと時々は、思いつめてぎゃらりぎゃらりと鳴いた。鳴き出しの音はコーと冴えているのだが、ぎーらぎーらとなり、ぎららぎららと狂おしくせつない。』
December 7, 2025 at 1:27 PM
今日買った本
December 7, 2025 at 1:23 PM
ほしがきれい
December 7, 2025 at 12:51 PM
December 6, 2025 at 2:34 PM
#読了 角悠介「呪文の言語学」

魔女、魔術文化が色濃く残る国ルーマニアにおける呪文に注目し、ルーマニアの歴史や文化背景の解説を交えつつ、言語学者の著者がその呪文を分析していく。参考文献の多さなど、学術的に真摯でありながら、エッセイのように軽やかな筆致で読みやすく、面白い。「痛いの痛いの飛んでいけ」など、呪文は意外にも僕らの生活にも潜んでいることが知れる。個人的には「ことばが呪文として成立しうるには最低限どうあるべきか」についての考察が面白かった。この本を読むと、呪文や魔術がそんなに遠いものに感じず、むしろ僕らに近いものであるように思えた。
December 6, 2025 at 1:57 AM
そろそろ本棚に種村季弘コーナーが作れそうだな(そんなスペースは、ない)
December 6, 2025 at 1:44 AM
朝寒すぎて無理。布団から出ずに本を読むだけで一日を終えたい。
December 4, 2025 at 11:46 PM
個人的には諏訪哲史の「領土」以来の、衝撃的な文学でした。気になった人はぜひ読んで欲しいと思います。すごいです。事前に、主人公のモデルになった衝撃的な人物カスパー・ハウザーのWikipediaを読んでおくといいと思います(岩波文庫の新刊にも「カスパー・ハウザー」にまつわるものがあるようです)。
カスパー・ハウザー - Wikipedia share.google/wi6n0k2fYvpS...
December 4, 2025 at 1:20 PM
#読了 ペーター・ハントケ「カスパー」

ノーベル文学賞を受賞したハントケの実験演劇。ハントケ自身は「言語拷問」と述べている。この劇は言語への執拗な拷問、ハントケの言語批判である。舞台裏を見せるメタ構造、演劇の休憩時間にも音声を流すなど、前衛的である。証明や効果音、細かい所作まで戯曲に示されていて、精密機械のように緻密なハントケの劇の設計がある。カスパーは初め「ぼくはそういう前に他のだれかだったことがあるような人になりたい」という文しか話せない。言語を習得したカスパーは心身ともに秩序だっていくが、言語によってどんなことも秩序だってしまう。普段何気なく言語を使う僕らが見失うものがここにはある。
December 4, 2025 at 1:11 PM
相変わらずZazenboysが好きすぎかも。
December 3, 2025 at 6:00 PM
ノーベル文学賞の作家は素直に触れるべきかもな。
December 3, 2025 at 4:31 PM
これちょっと凄すぎるな。久々に衝撃的な文学かも(演劇だけど)。
買いました
December 3, 2025 at 4:08 PM
買いました
December 3, 2025 at 10:41 AM
WOWOWの吉田喜重監督特集、楽しみだ
December 3, 2025 at 5:15 AM