Leiermann
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音楽とオーディオ、とくにアナログ・レコードが好きな20世紀少年/21世紀オヂさん、今やサウダー爺...いろいろ思いつくことを綴ります。
クラウス・テンシュテットのマーラー第8交響曲
1986年の録音、管弦楽はロンドンフィル
マーラーの最高傑作を純一マーラー指揮者が命を削って顕現した造形。第1楽章が始まった瞬間から身体が丸ごと宙に浮かび持っていかれる神がかりの圧倒的な求心力。この音楽の超常的な世界を音盤に収めた奇跡の録音。
November 10, 2025 at 1:32 PM
ゲヴァントハウスQのベートーヴェン弦楽四重奏曲OP59-3
1977年の録音
現代の弦楽四重奏団のもっとピリピリした緊張度の高い演奏と比較してのんびりしてるなぁと思うし技倆に難もある、質朴な造形。これがベートーヴェンの精神を体現してるかどうか私にはわからないけど、お腹いっぱいの充足感がある。
November 9, 2025 at 1:37 PM
クナッパーツブッシュのウィーンの休日
1957年の録音、管弦楽はウィーンフィル
昨日今日はオーディオいぢりに時間を潰してへばってしまった、楽しい音楽を聞こう、クナのフモール溢れる逸品。コムツァークのバーデン娘は金管の強奏で椅子からズリ落ち、アンネンポルカでWPhのボルタメントに蕩ける。
November 9, 2025 at 12:26 PM
ピーター・ガブリエルのUS
1992年のリリース。
ロックが好きな友人に教えてもらって入手したタイトル。初めはCDだったが妙にハマって、そしたらレコードでリイシューされたのを見つけて買ってきた。一言では片付かない複雑な音楽で、アフリカンリズムや伝統楽器も取り込んで、とにかくカッコ良い!
November 9, 2025 at 8:23 AM
マイルス・デイヴィスのカインド・オブ・ブルー
1959年のリリース
昔、ちょっと縁のあったジャス好きでオーディオ大好きなアニキが「マイルス・デイヴィスってのはヤな奴なんだぜ、何言っても SO WHAT ? だかんな…」って教えてくれたのを思い出す。アニキ、どうしてるかな、今も元気かな…
November 8, 2025 at 12:25 AM
朝比奈隆の第九
1985年の録音、管弦楽は大阪フィル
私が進学で関東に移った翌年にザ・シンフォニーホールが開館し、ややあってこのベートーヴェン・チクルスが開催されることを知った時、関東なんか来なきゃ良かったと自分を責めたものだ。この演奏会を聞けた人が心底羨ましい。レコードで往時を想う。
November 7, 2025 at 1:25 PM
ヘスス・ロペス・コボスのデュカス管弦楽曲集
1999年の録音、管弦楽はシンシナティ響
TELARC制作のSACDで数多あるTELARC録音の最高傑作だと思う。ポイントはDSD録音で私の素人考えではSACDにして良いのはDSD収録だけだと信じてる。残念なことに収録後の後処理が難しいそうでDSD収録は広まらなかった。
November 5, 2025 at 1:00 PM
サイモンとガーファンクルの明日に架ける橋
1970年のリリース
すっかり寒くなった、寒くなるとこのアルバムを聞きたくなる。中でもボクサー。歌詞カードを何度も読んで誦んじて歌えるようになった。語られてる言葉はディランほど難解じゃなく、勝手なイマジネーションを広げながら共感を乗せて聞く。
November 1, 2025 at 11:38 PM
ジュリーニのブラームス第3交響曲
1990年の録音、管弦楽はウィーンフィル
先週の金曜日にNHKホールでこの曲の立派な演奏を聞いて感激したが、うちの中にあるぷらさんの最高の演奏といったらこのCDだ。愈々晩年を迎えた巨匠の大演奏。冒頭の金管群の咆哮がスケール雄大に造形したブラームスの英雄譚。
October 31, 2025 at 12:39 PM
ジョージ・セルのモーツァルト交響曲第35番ハフナーと第39番
1960年の録音、管弦楽はクリーヴランド管
ハフナーの流麗な楽想がきりっと引き締まり、39番は透明で重苦しさのない優美な演奏で、セルのモーツァルトが無二の演奏だったことを実感する。いやモーツァルトに限ったことじゃない、管弦楽の鏡。
October 30, 2025 at 1:22 PM
カール・ベームのブラームス第4交響曲
1975年の録音、管弦楽はウィーンフィル
無縫の名演。WPhが永年付き従った巨匠に自分たちの持つ力の全てを捧げてミューズを降臨させた…なんてことを言ってみたくなる美しい演奏。在るが儘に音楽が流れてどこにも引っ掛かる処なく、音楽を聞いた充足感だけが残る。
October 28, 2025 at 1:41 PM
ノラ・ジョーンズのCome Away with Me
2002年のリリース
女性ヴォーカル聞き倒しのトリはこの1枚。声も音楽も録音も全てが最高の名盤だけど、ここまで聞いてきて、歌い手が若いことに気づいた。彼女のデビュー盤だったことは知っていたが、音楽から漂ってくる香気が歌い手の若々しい感性を顕している。
October 27, 2025 at 1:46 PM
リンダ・ロンシュタットのフォー・センチメンタル・リーズンズ
1986年のリリース
これも女性ヴォーカルの名盤。こういうの聞いてるとメロメロになる、酒と同じで(私はお酒飲めないけど)ヒトをダメにする音楽。ネルソン・リドルのオーケストラをバックに艶っぽい濡れた歌声で迫られたら、もう…(笑)
October 27, 2025 at 1:46 PM
ジェニファー・ウォーンズのフェイマス・ブルー・レインコート
1986年のリリース
音楽のジャンルのことにはとんと疎くこの音楽がどう分類されるかわかんないけど、オーディオ界隈に女性ヴォーカルというジャンルを確立したのは間違いない。良い声だ、良いメロディ、透き通って暖か味のある録音も絶品。
October 27, 2025 at 12:28 PM
エンヤのウォーターマーク
1988年のリリース
FF友さんたちとお昼にTLでぷち盛り上がって、帰って来て聞いている。この音楽が流れていた時代を思い出す、昭和の最後の年だった。バブル景気に向かって右肩上がりの経済にうかれていた最中、昭和天皇の容体を伝えるニュースが街に影を落としていた年の瀬。
October 27, 2025 at 12:26 PM
クナッパーツブッシュのブルックナー第7交響曲
1963年の録音、管弦楽はケルン放送響
おそらく放送用にスタジオ収録されたものと推察される、昔から海賊盤で流布していた録音で、ORFEOから放送局音源がやっとリリースされた。海賊盤の頃から愛聴してきた演奏で、極く極く個人的な想い入れの強い1枚。
October 26, 2025 at 1:54 PM
クナッパーツブッシュのパルジファル
1962年のバイロイト音楽祭での実況収録
稀代のワーグナー指揮者、ハンス・クナッパーツブッシュが遺した不滅の名盤。巨匠の没後60年の祈念の年に、これを聞かねばクナをたの名が廃る、襟を正して聞く。全曲通して聞く。途中で寝ちゃっても聞く。オレはクナをただ!
October 26, 2025 at 6:21 AM
クナッパーツブッシュのポピュラーコンサート
1960年の録音、管弦楽はウィーンフィル
これも忘れられない名盤。大好きなくるみ割り人形のおおらかでチャーミング、どこか貴族的な名演は私の心の宝物。このレコードがクナのDECCAで最後の制作となったが、米LONDON盤のジャケットはセンスを疑う(^_^;)
October 25, 2025 at 1:24 PM
ジョージ・ロンドンのワーグナー、アリア集
1957年の録音、クナッパーツブッシュ指揮ウィーンフィルの伴奏
ヴォータンの告別と魔の炎の音楽が収められ、ワルキューレ1幕の後この曲を聞いてシメる。これも初めて聞いた時にぶっ跳んだ、高弦に続いて金管の厚い咆哮が聞こえた瞬間に魂を持っていかれた。
October 25, 2025 at 12:39 PM
クナッパーツブッシュのワルキューレ第1幕
1957年の録音、管弦楽はウィーンフィル
キルステン・フラグスタートがジークリンデを歌い音盤に収められたワーグナー演奏の記念碑。濃密な大気が空間をうめて息が詰まる、これがワーグナーの音だ。もう音楽聞いてるなんてもんじゃない、超常世界を体験する。
October 25, 2025 at 11:54 AM
クナッパーツブッシュのワーグナー管弦楽曲集
1956,59年の録音、管弦楽はウィーンフィル
ウェストミンスター盤の次にやっぱり廉価盤だったロンドン盤を買った、ジークフリートの葬送行進曲が聞きたくて。雷に打たれたような衝撃だった。遥か彼方から響いてくる金管の嘆きに魂まるごと持っていかれた。
October 25, 2025 at 9:01 AM
クナッパーツブッシュのワーグナー管弦楽曲集
1962年の録音、管弦楽はミュンヘンフィル
クナのレコードで2番目に買ったのがこのレコード。まだワーグナーは勿論のことオペラそのものを一度も観たことがなかった頃、クナッパーツブッシュはワーグナーの巨匠だと聞いて、これは聞かなきゃと買い求めた。
October 25, 2025 at 8:36 AM
暑い盛りには難儀した真空管の熱が、今日はほど良く部屋を暖めてくれてる(^_^;)
October 25, 2025 at 7:49 AM
クナッパーツブッシュのブルックナー第8交響曲
1963年の録音、管弦楽はミュンヘンフィル
この日本コロムビア盤が私が最初に買ったクナのレコードだったと思う。ヌケきった解脱の境地、どこにも作為や仕掛けはなく淡々と進みながら、どこからともなく豪然と湧き起こるクライマックス…全き自然の如し。
October 25, 2025 at 6:32 AM
クナッパーツブッシュのウィーンの休日
1957年の録音、管弦楽はウィーンフィル
今日はクナッパーツブッシュの祈念日だそうで日付関係に疎い私はいつもTLに教えられる。そんな訳でこのレコードを引っ張り出した、クナとの出会いの頃に聞いた名盤。「バーデン娘」は巨匠の演奏の中でも忘れられない名演。
October 25, 2025 at 4:39 AM