『マラン・シャイエン』翻訳クラファン発起人でした → https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/8089
教育、文学、出版、反戦運動、労働運動、宗教、サークルなどの文化活動や研究会、朝鮮台湾満州の独立運動など、弾圧は非常に広範囲に及んでいました。
教育、文学、出版、反戦運動、労働運動、宗教、サークルなどの文化活動や研究会、朝鮮台湾満州の独立運動など、弾圧は非常に広範囲に及んでいました。
これが後に「生活綴方弾圧事件」と言われる全国的な治安維持法検挙事件の一端で、共産党と関係がないのに、「結局(究極)において共産党の目的達成に資する」と見なされ、弾圧された。
「どうして我々皆を、そうまでして共産主義者にしてしまわねばならないのか」と特高に聞くと、
つづく↓
これが後に「生活綴方弾圧事件」と言われる全国的な治安維持法検挙事件の一端で、共産党と関係がないのに、「結局(究極)において共産党の目的達成に資する」と見なされ、弾圧された。
「どうして我々皆を、そうまでして共産主義者にしてしまわねばならないのか」と特高に聞くと、
つづく↓
『富士の反戦投書事件』
1943年半ば頃から、富士地域のあちこちの郵便ポストから反戦平和を訴える手紙が見つかるようになりました。東条英機首相や静岡県知事、愛国婦人会長などの有名な人たちに宛てた手紙です。
「どうか一日も早くこの戦争をやめてください」「戦争は必ず日本が負けます」「どこの国とも仲よくしていただきたい」「国民の生活がどんなに苦しいのかお分かりにならないのですか」といった、平和を強く希望する内容でした。
www.city.fuji.shizuoka.jp/1005330000/s...
『富士の反戦投書事件』
1943年半ば頃から、富士地域のあちこちの郵便ポストから反戦平和を訴える手紙が見つかるようになりました。東条英機首相や静岡県知事、愛国婦人会長などの有名な人たちに宛てた手紙です。
「どうか一日も早くこの戦争をやめてください」「戦争は必ず日本が負けます」「どこの国とも仲よくしていただきたい」「国民の生活がどんなに苦しいのかお分かりにならないのですか」といった、平和を強く希望する内容でした。
www.city.fuji.shizuoka.jp/1005330000/s...
1943年、13 歳だった少女は、たまたま数冊の本を買い、その中にあった与謝野晶子の詩歌集『恋衣』の、「君死にたまふことなかれ」の一節に赤線を引いていた。これが寄宿舎の私物検査で特高に見つかり、生死ギリギリまで暴行を受けた。1か月後、体が動けるようになると、今度は憲兵隊に呼ばれ、古雑巾のようになるまで、また暴行されたという。
冒頭の言葉は、「チアンイジホウ」という言葉も文字も知らない少女が、泣きながら寄宿舎の寮長に聞いたもので、幼く哀れだと寮長も泣いた。また、「天皇一人がえらくて、あとの国民はなんで民草という草にされるんやろ」とも寮長に聞いたそうです。
1943年、13 歳だった少女は、たまたま数冊の本を買い、その中にあった与謝野晶子の詩歌集『恋衣』の、「君死にたまふことなかれ」の一節に赤線を引いていた。これが寄宿舎の私物検査で特高に見つかり、生死ギリギリまで暴行を受けた。1か月後、体が動けるようになると、今度は憲兵隊に呼ばれ、古雑巾のようになるまで、また暴行されたという。
冒頭の言葉は、「チアンイジホウ」という言葉も文字も知らない少女が、泣きながら寄宿舎の寮長に聞いたもので、幼く哀れだと寮長も泣いた。また、「天皇一人がえらくて、あとの国民はなんで民草という草にされるんやろ」とも寮長に聞いたそうです。
侵華日軍南京大虐殺遭難同胞記念館・
南京大学歴史学院による共同学術成果
『変えられた人生
南京大虐殺生存者の口述生活史』
侵華日軍南京大虐殺遭難同胞記念館・
南京大学歴史学院による共同学術成果
『変えられた人生
南京大虐殺生存者の口述生活史』
半殺しになり、特高に引きずられて地下のブタ箱に放り込まれた際、全協(日本労働組合全国協議会)の若い活動家が大勢捕まっていて、「共産党のネェチャンだ」「ネェチャン、がんばれ」「大丈夫か」と口々に励ましてくれた。半死半生なので、看守が「まだ生きてるか?」と度々覗きにくるほどひどく、医者に見せると「このままでは心臓脚気で昇天する」といわれ、アッパッパ1枚という薄着のまま、検挙90日後の寒空の秋に釈放になったらしい。
半殺しになり、特高に引きずられて地下のブタ箱に放り込まれた際、全協(日本労働組合全国協議会)の若い活動家が大勢捕まっていて、「共産党のネェチャンだ」「ネェチャン、がんばれ」「大丈夫か」と口々に励ましてくれた。半死半生なので、看守が「まだ生きてるか?」と度々覗きにくるほどひどく、医者に見せると「このままでは心臓脚気で昇天する」といわれ、アッパッパ1枚という薄着のまま、検挙90日後の寒空の秋に釈放になったらしい。
荻野富士夫『治安維持法と「国体」』序論 p20-21より
荻野富士夫『治安維持法と「国体」』序論 p20-21より
www.nichibenren.or.jp/document/sta...
www.nichibenren.or.jp/document/sta...
高市と同じく奈良県の出身で(高校も同じだとか)、戦前は鹿児島県特高課長として、俳句同人誌『きりしま』を弾圧し、内務省ではポツダム宣言受諾前に公文書焼却を建言し、戦後は公職追放を免れ自治省で税務・財政局長などを経て、自民党公認で衆議院議員に当選。鈴木善幸内閣の法相のとき憲法9条改正発言を繰り返して紛糾し辞任、
つづく↓
www.sanae.gr.jp/album_tokyo_...
高市と同じく奈良県の出身で(高校も同じだとか)、戦前は鹿児島県特高課長として、俳句同人誌『きりしま』を弾圧し、内務省ではポツダム宣言受諾前に公文書焼却を建言し、戦後は公職追放を免れ自治省で税務・財政局長などを経て、自民党公認で衆議院議員に当選。鈴木善幸内閣の法相のとき憲法9条改正発言を繰り返して紛糾し辞任、
つづく↓
www.sanae.gr.jp/album_tokyo_...
「翼賛一家」という参加型ファシズムに関する記事↓
book.asahi.com/jinbun/artic...
「翼賛一家」という参加型ファシズムに関する記事↓
book.asahi.com/jinbun/artic...
ここで「勝ち目はないと思う」「大義がないと思う」などと答えると、そのうち職場をクビになったり、あるいはもっと直接的に、特高が家の扉を叩いてくる、なんてことがあったようです。「聖戦」に賛同しない者を「非国民」とし、反戦思想や言動までも弾圧したのですよね。
ここで「勝ち目はないと思う」「大義がないと思う」などと答えると、そのうち職場をクビになったり、あるいはもっと直接的に、特高が家の扉を叩いてくる、なんてことがあったようです。「聖戦」に賛同しない者を「非国民」とし、反戦思想や言動までも弾圧したのですよね。
共産党員でもなく、ただ働く者たちが安い賃金で苦しんでいる状態を変えようと、労働組合をつくり活動していた女性は、治安維持法で検挙されて10時間以上も拷問され、ブタ箱に放り込まれて1か月拘留されたという。その時に特高に言われたのが、上の言葉。
あとで聞かれたそうですが、特高が近所に聞き込みに入り、その時に近所の人が「あの子は気だてのいい、やさしい娘だ。"赤"だなんて、とても信じられない。もしそうなら、"赤"もそんなに悪くないんじゃないの」と言ったら、特高は「そんなら、警察に何日か泊まりにきてもらおうか」と、その人を脅したそうですね。
共産党員でもなく、ただ働く者たちが安い賃金で苦しんでいる状態を変えようと、労働組合をつくり活動していた女性は、治安維持法で検挙されて10時間以上も拷問され、ブタ箱に放り込まれて1か月拘留されたという。その時に特高に言われたのが、上の言葉。
あとで聞かれたそうですが、特高が近所に聞き込みに入り、その時に近所の人が「あの子は気だてのいい、やさしい娘だ。"赤"だなんて、とても信じられない。もしそうなら、"赤"もそんなに悪くないんじゃないの」と言ったら、特高は「そんなら、警察に何日か泊まりにきてもらおうか」と、その人を脅したそうですね。
www.nikkei.com/article/DGKK...
www.nikkei.com/article/DGKK...
「一方では朝から晩まで働いても働いても飯のくえない多くの人々、一方で遊んで人を使ってぜいたくしている少数の人々。こういう社会を見て、何の不思議も、うたがいも起こらない人はありますまい。一体人間て、人間の世界って昔からこうであり、又何時までも何時までもこうであるかどうか考えずにはいられなくはないでしょうか。」
「一方では朝から晩まで働いても働いても飯のくえない多くの人々、一方で遊んで人を使ってぜいたくしている少数の人々。こういう社会を見て、何の不思議も、うたがいも起こらない人はありますまい。一体人間て、人間の世界って昔からこうであり、又何時までも何時までもこうであるかどうか考えずにはいられなくはないでしょうか。」
ここまでのことが起こって、しかも司会の森田が「トランスジェンダリズム」なるものを馬鹿にして「粉砕」すべきとまで言った集会(あんなもの学会の分科会ではない)が、「様々な立場の人が様々な意見を持ち、様々の傷つきを抱え」などという文言でまとめられたこと、本当に許さない。
トランスジェンダー の人々へのデマ、暴言が飛び交っていたことは事実であり、このまとめ方はトランスの人々と差別主義者の不均衡さや暴力を隠蔽するやり方です。
ヘイト集会に日本女性学会は加担した。このことはずっと残ります。終わりにはさせません。
ここまでのことが起こって、しかも司会の森田が「トランスジェンダリズム」なるものを馬鹿にして「粉砕」すべきとまで言った集会(あんなもの学会の分科会ではない)が、「様々な立場の人が様々な意見を持ち、様々の傷つきを抱え」などという文言でまとめられたこと、本当に許さない。
トランスジェンダー の人々へのデマ、暴言が飛び交っていたことは事実であり、このまとめ方はトランスの人々と差別主義者の不均衡さや暴力を隠蔽するやり方です。
ヘイト集会に日本女性学会は加担した。このことはずっと残ります。終わりにはさせません。