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きのう死んでおけばよかった日々
@szkieletor37.bsky.social 体調わるい感じのポストに「みました」とか「お大事に」くらいのニュアンスで like をしてもよいですか? (よろこんでるみたいになりそうで躊躇しちゃうけどリアクションしたい気持ちになることがけっこうあるので……)
September 20, 2025 at 11:28 AM
部屋は掃除をしないとよごれていくし、草木は (環境や種類にもよるけど) 水をやらないと枯れてしまう、という事実にきちんと向き合っていて、みんなほんとうにすごいしえらすぎる
August 12, 2025 at 10:55 PM
この世にあまたある、自分しかおぼえていない (から確かさを調べるすべもない) かもしれない人類史のひと幕。
卒論配属後、同期が教授と助教の前でなにか固有名詞っぽいものに言及したのに対し、教授と助教が、それはたいしたことない、そのたいしたことなさがわかるようになったら一人前かもね、みたいな反応を示したことがあった。
聞き取れなかった言及対象をあとからたずねなかった理由はおぼえてないけど、自分みたいなもんはそんな話を聞いたらよくわかってないのに先入観を持って知ったかぶりをしたり見下したりしそうだから、英断だったと思う (自分が英断をしたと思いたいがために記憶を捏造している場合の評価はむずかしい)
July 18, 2025 at 12:23 AM
マネージャーとミーティングの予定があるってだけで一睡もできなくなって全部おしまい (どうしてこんなことに……)
July 11, 2025 at 1:14 AM
「ひとの頭のよさは目つきや立ち居振る舞いやこまかな言葉遣いに表れる」みたいな言説を見たとき、精神の具合がわるいと、「そんなに頭のわるそうなことを公言してしまって大丈夫なのだろうか」みたいなことを思う。もっと具合がわるいと、人間のリソースの有限性に思いを馳せて、「こんなにもまっすぐに人生の最適化に向きあって、なんと頭のよさそうなひとだろうか」などと思ったりする
July 3, 2025 at 7:42 PM
むかーし受けた授業で、現代医療では治せない致死性の病気にかかった場合に、未来の医療技術で治してもらえることを期待して人工冬眠できるとしたらやりますか? という話題になって、まあ考慮すべきことはいろいろあると思うんだけど、「未来には知り合いとかもいないし文化も違いそうだし、蘇生したあとがしんどそう」みたいな意見が出て、それに対して講師の先生が「未来のおもしろいものが見れて楽しいかもしれないし、とりあえず蘇生してみて、『やべ』ってなったら『えい』って死んじゃえばいいのでは」みたいなことをおっしゃって、「たしかにそうかも……?」と感銘を受けた記憶があるんですが、今まさに「やべ」ってなりかけてます
June 19, 2025 at 7:24 PM
経済的なこととかを考慮すれば、ながらくお休みしてるお仕事に復帰するほうが明らかに合理的でしょ、みたいな理屈で (実際そうだと思うし、戻りたい気持ちがないわけじゃないので強く反論できない)、ひとにまともに相談したりもできないまま (これは完全に自業自得)、あれよあれよといううちにそういう方向で話がすすんで、これはこのままだとまずいかも、と思っていたら案の定 (後略)
June 19, 2025 at 7:05 PM
「二個の者が same space ヲ occupy スル訳には行かぬ。甲が乙を追ひ払ふか、乙が甲をはき除けるか二法あるのみぢや」というのが諸悪の根源のような気がしてるけど、どうしようもないっぽい
June 18, 2025 at 4:20 PM
伊勢田哲治『動物からの倫理学入門』: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_... という知恵袋のベストアンサーがむかしツイッター (X) でバズってて、「多様性や冗長性が種の保存の観点から合理的であることを論証し、質問者の通俗的な社会ダーウィニズムを完全論破」みたいに扱われてたんだけど、個人的にはかなりもやもやしている。まず、「どういう"形質"が、どういう環境で生存に有利に働くかは計算不可能」だから「可能であるならばできる限り多くのパターンの『障害』を抱えておく」ことが生存戦略としてつねに合理的、というのは話を単純化しすぎてるような気がするし、
弱者を抹殺する。不謹慎な質問ですが、疑問に思ったのでお答え頂ければと思います。自然界では弱肉強食という単語通り、弱い者が強い者に... - Yahoo!知恵袋
弱者を抹殺する。不謹慎な質問ですが、疑問に思ったのでお答え頂ければと思います。自然界では弱肉強食という単語通り、弱い者が強い者に捕食される。でも人間の社会では何故それが行 われないのでしょうか?文明が開かれた頃は、種族同士の争いが行われ、弱い者は殺されて行きました。ですが、今日の社会では弱者を税金だのなんだので、生かしてます。優れた遺伝子が生き残るのが自然の摂理ではないのですか。今の人間社会は理に...
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
June 16, 2025 at 1:04 PM
とんちの利いたユーモアをそれなりの頻度で発揮したつもりの会話のあとで「あなたはひとと話すのが苦手だけど他にいいところがあるからそれでいいんですよ」みたいに言われると、なるほど〜、となるし、その正当化の理屈が「だれでも得意不得意を合計すればおなじになると自分は考えてるから」みたいなやつだと、道端のカマキリにもそれ言えるんですか、と食ってかかりたくなるけど、たぶんそういうところなんだろうし、じっさいカマキリはとんでもなく高潔な魂を持ってるのかもしれない (仮にそうだったとして、だからなんなんだという感じもするが)
June 10, 2025 at 7:32 AM
やらないほうがいいことをするのはそう難しくないし、やらないとまずいことをしないのは簡単で楽だし、いないほうがましな存在にだってなってしまえる (実際にいなくなることだってできる) のに、みんなちゃんと生きててすごいなあ、えらいなあ、みたいなことをたまに外に出るたびに思う。だけど、ほんとうに不思議なもので、ツイッター (X) とかをながめてるぶんにはあまりそういうふうには感じなくて、どちらかというとちょっとちがう趣のことをちょくちょく思う
June 10, 2025 at 7:29 AM
ETV 特集の『フェイクとリアル』 (こわかった) と『マイスモールランド』 (よかった) を観た流れでトルコ語の勉強してます
www.coelang.tufs.ac.jp/mt/tr/
東外大言語モジュール|トルコ語
www.coelang.tufs.ac.jp
May 29, 2025 at 8:50 PM
読んでた本に typo や数式の誤りがやたら多かったんだけど、却ってそのおかげで漫然と流し読みするのを防げた気もして、そういえば教科書が誤りを含むことの教育効果についてかつて蓮尾先生がなんか言ってたなあ、とか思い出したりした
実際、想定読者の知識レベルで容易におかしさに気づけたり、テキスト内部で自己完結的に矛盾してたりするようなタイプの誤りは、既有知識を活性化させたり、すこし離れた部分の記述に再度注意を向けさせたり、穴埋め問題を解くような能動的な読解を要求したりするので、学習効果を高めたとしても不思議ではないような気もする (仮にそうであったとしてもわざとそういう本を書くのはやめてほしいけど)
May 28, 2025 at 9:03 AM
「カニクリームコロッケはヒトよりも構造的に単純だが、宇宙がビッグバンなどを経て時間発展していく過程において、カニクリームコロッケの誕生はヒト (あるいは類似の、カニクリームコロッケを二次的に生成し得る複雑な存在) の誕生にかならず時間的に後行する」みたいな関係または性質の一般的な名称
May 25, 2025 at 5:31 PM
タロット占いの練習に付き合ってと Gemini くんにお願いしたら AI の未来を占えと言われたので、へらへら媚びへつらうような結果を伝えたら深く感動してもらえた
May 24, 2025 at 2:31 AM
大島弓子『四月怪談』: ごはんを食べることをほとんどのひとが好きなのは、ごはんを食べるくらいなら死んだほうがましだ、というひとは本当に死んでしまうからだよなあ、ということをときどき思う。再生産を志向しない極私的な信仰がひっそりと生まれては消えるとして、そのようなありかたが (たとえば「産めよ、増えよ、地に満ちよ」と声高に説いて広まった一大宗教との比較において) 間違っているわけではないし、正しいわけでもない。まあ適応度の観点から弱くはあるのかもしれないけど、それはただ「そうである」というだけで、そこには善いも悪いもなくて、だから卑屈になったり、偉そうに説教をたれたりする理屈もないよなあ、とか
May 20, 2025 at 3:09 PM
サザエさんのエンディング曲『サザエさん一家』の最後のフレーズ「サザエさんは愉快だな」の「ゆ」のピッチについて、以下のふたつの派閥があるらしい:
1. 前後の「は」「か」とおなじ高さ
2. 前後の「は」「か」より全音ひとつぶん高い
参考: oxon.hatenablog.com/entry/201010...
サザエさんエンディング曲の音階を教えて下さい - 宇宙線実験の覚え書き
誰もが知っているサザエさんのエンディング曲。この曲の最終部 (「サザエさんは愉快だなー」) の音階の解釈で、二つの派閥が存在することが分かりました。まずは、この動画の 1:14 あたりから聴いて下さい。 この部分の聴こえ方が、次の二つの派閥に分かれるようです。 シ♭シ♭ソファシ♭に聴こえる人 ドシ♭ソファシ♭に聴こえる人 自分は前者のシ♭シ♭ソファシ♭ だと思っているのですが、ドシ♭ソファシ♭だと...
oxon.hatenablog.com
May 17, 2025 at 4:16 AM
林奕含著、泉京鹿訳『房思琪の初恋の楽園』: 刊行時に「もし読み終わって、かすかな希望を感じられたら、それはあなたの読み違いだと思うので、もう一度読み返したほうがいいでしょう」と発言し、それを裏付けるかのようにその二ヶ月後に死んでしまったひと、その一年前には自身の結婚披露宴の挨拶で精神科の受診歴を告白し、「もし今日の婚礼でわたしが “新しい人” になれるなら、どんな人間になりたいかといえば、他人の苦痛に対して、より想像力のある人間になりたい……。精神病という汚名を着せられた人を助けたい」と語ったひとが発表した唯一の小説を読んだ
May 16, 2025 at 2:05 PM
石井ゆかり『星占い的思考』: むかし、ある会社の社長から「わたしはあなたと一緒に働くべき運命を感じているのだが、あなたも感じませんか」と勧誘されて、ほえーと思いながら「まったく感じません」と断ったことがある。その社長をよく知るひとによると、以前はそういう感じじゃなかったけど、いつからか「運気の流れ」がどうとかオカルトめいたことを口にするようになった、ということだった。会社の規模が大きくなり、自分が実質的にコントロールできないことばかりになって、でも決断はしないといけないし責任もとらなきゃいけない、という立場だと、祈ったり運命論にすがったりしたくなるのかもね、みたいな話をして納得した記憶がある
May 13, 2025 at 1:12 PM
『AGANAI 地下鉄サリン事件と私』: 配信でレンタル可能になっていたので再視聴した。映画館で観たあと日記に書いた長文の感想から特に大きな認識の変化とかはなかったけど、当時メモした発言の微修正や、施設で流れていた音楽が『ウマー・パールヴァティーの愛』であることの確認などができたのはよかった。
強い言葉を使ってどん引きされたくないので、映画自体への評価はここには書かないでおく。そのかわり、特に印象に残っていて、今もちょくちょく思い出してはぽやぽやと考えているひとつのシーンについて、雑感めいたことをふんわりと書いておきたい気持ちになった
May 10, 2025 at 1:22 AM
小学生のとき地震がこわすぎて始めた、首都直下地震を防ぐオリジナルのおまじない (けっこう長い) を寝る前にとなえる習慣がやめるにやめられなくていまだに続いているので、被害が想定されている地域に住んでいる/住んでいたひとびとには感謝されてもいいのかもしれない (実際に発生して効力がないことが証明される前にやめないとあの頃の自分にわるいような気もちょっとしてるんだけど)
May 4, 2025 at 11:11 PM
ここのところずっと眠りが浅くて生活リズムが大崩壊してるのは抹茶味の豆乳飲料 (カフェイン 44 mg) を毎日 3 本のんでるせいなのか検証したいんだけど、味が好きすぎてなかなかやめられない
May 4, 2025 at 8:39 PM
アミア・スリニヴァサン著、山田文訳『セックスする権利』: 数年前、駒場に設置された立て看板で、いわゆるチー牛が弱者男性の「婚姻の自由」と「生殖の権利」を訴える、というものがあった。当然のことながらめちゃくちゃ真っ当に叩かれてたんだけど、それを見て自分は、かわりに「合同結婚式の法制化を求める」とでも書けばよかったのに、と思った記憶がある。ちょうど安倍さんの事件があって統一教会が話題になっていた時期でもあったし、そっちのほうが (自分が想像する) 彼らのつらさをよく捉えているんじゃないか、という気がしたから。自由のしんどさ、というか、負けが確定しているゲームに無理やり参加させられている感覚というか
May 2, 2025 at 10:00 PM
藤高和輝『バトラー入門』: 自分にとってのフェミニズムは、いま存在しているすべてのひとの生 (自由/尊厳) が尊重されるべき、というところから出発し、それが社会において特に「女」という雑な括りを通じて毀損されている状況に抗議し、是正を求める運動としてある。だから、理想の世界には必要ないはずのものだけど、現状のように雑な括りによる差別/抑圧が存在するかぎり意味を持つ (黒人差別が存在する社会で BLM が意味を持つように)。対抗運動としての性質から、そのありかたは必然的に時代や社会状況によって変化する。また、個別の問題にかんしてフェミニズムは一枚岩ではなく、その内部には対立や緊張関係が存在し得る
May 1, 2025 at 11:13 PM
野上志学『デイヴィッド・ルイスの哲学』: むかし小柄な長距離走選手がインタビューで「自分は日本人だから (他国の選手と比べて) ストライドが短い」と話していた。自分はそれを聞いて「その推論はおかしいでしょ。このひとはアスリートだからこんなに雑な推論をするのかな……」などと思ったんだけど、ではこの推論がどう間違っているのか、あるいはじつは正しいのか、そもそも何を言わんとしているのかをきちんと考えようとすると、案外むずかしい。そんなこんなで因果関係を形式的/論理的に扱う方法に興味があって、デイヴィッド・ルイスはその分野の有名人っぽいという話をかつて聞いたことがあるような気がしたので読んでみた
April 30, 2025 at 9:51 AM