ズィンク・アロイと朝焼けのオラ商
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ズィンク・アロイと朝焼けのオラ商
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フリーでデザインのお仕事やってます/本と漫画と映画好き/主に日々の記録とか自分メモです/京都在住
大昔、酒の席で口論(ほぼ一方的にだが)になって以来、苦手になっていた先輩と10年ぶりに会った。内心世界観の狭い人という自分内の評価だったが、こちらも胸襟を開き話をしてみたら別人と話しているような穏やかさと話にも深みがあり感心しっぱなし。寧ろ成長できていないのは自分の方と反省した。
人は変わる。いくつになっても。自分だってこの歳で気づいたこともある。自分も変わったように人も変わっていくのだ。そしてこちらも相手の「自分の中の印象」を更新させなければと反省した。
October 22, 2025 at 7:06 AM
物事はそう単純ではなく、色々な時々の要因やら何やらで複数の原因の積み重ねなんだろう。老化により気力の低下、時代の変化に対する焦り、また変に持ち上げられすぎて自分の立ち位置を勘違いしてみたり。複数の要因はあれど、結果として出口に出た時には単純な顔をしているものだ。その単純な顔がすごい悪い顔をしていることに本人も麻痺して気づかなくなってたんだろう。
価値観のアップデートの問題だけでなく、他人を批判しながら同じことを展開していた麻痺具合。長年ファンだった身としては辛いところだが、自分もまた他人事でなく、求められる中での老化と共に落ちていく気力との戦いの真最中なのだ。
October 7, 2025 at 9:53 AM
時々、無性に高校の学食にあった天丼(当時200円)を食べたくなる。天ぷらと言っても、どん兵衛の上に乗ってるような丸く薄い天ぷらが丼の上に乗ってるだけのシロモノで栄養価はゼロだろう。でも、美味かった。きつね丼もまたしかり。同じく200円のカレーライスには肉が入っていなかった。調理するおっちゃんに「肉入ってへんで」と聞くと、「煮込みすぎて溶けたんや」。しかしじゃがいもと玉ねぎはしっかり形が残っていた。でも何故か美味かった。それは味そのものより、あの喧騒の中で、友達らとワイワイ食べることの美味さもあったのだと思う。まだまだ可能性も夢も青空に広がるばかりの時代だった。
September 13, 2025 at 8:50 AM
かつて大変お世話になり、自分の道を整えるきっかけにもなった先輩から遠く離れた島に引っ越しされるとのメールをいただいた。
10年以上前から、「外国で勝負する、そのために資金を貯めてる」と息巻いて話されたこともあったのに、何故そんな僻地に行かれるのか、理由がわからなかったが、なんとなく聞くのも躊躇った。僕自身ここ一ヶ月近く激務でまともに家にも帰れないような状況で、お会いするのは難しいかと考えていたが、休日返上で事務所に向かう道すがらご夫婦と遭遇。お話をすることができた。念ずれば通ず、か。それでも深い理由までは(奥様もいたので)聞けず。耳障りのいい「オモテ向き」の「理由」しか聞き出せなかった。
September 13, 2025 at 6:16 AM
人生は「ほんとうのさいわい」をさがす旅。死ぬまでに見つけられるかどうか。
August 8, 2025 at 9:45 AM
もう何年も会ってない高校時代のツレの家に遊びに行った夢を見た。(その頃の)いつものようにゲームをして、階下に降りると現実にはすでに事故で亡くなった親父さんがいて、色々挨拶をして帰る夢。
なんだか妙な夢を見たなと思いつつ、思い出されるのは親父さんの所蔵する裏ビデオコレクションの一本に手書きで「スチワデス物語」と書いてあり、早速学校でその話をネタにしていた。
あの頃、俺は子供だった。
July 14, 2025 at 11:59 PM
フリーランスは漂う小船のよう。
穏やかな海が突如大シケ状態になったり。
July 14, 2025 at 11:10 AM
幼稚園から小4春まで息子が所属していたラグビーチーム。昭和臭い暴言や子供への度を越したからかいをやらかすコーチのせいで、一時期は「練習行きたくない」「ラグビーやめたい」とまで言っていた息子。退団時には妻にまで「俺のどこが悪いねん!今までこうやってやってきたんじゃ!」と怒鳴る始末。しかし息子が辞めてから相次いで3人辞める子が出た。今はしっかりと子供らの心に寄り添い、一人一人をしっかり見てくれるコーチのいる他府県のチームに移籍。(結局辞めた子の内2人も同じチームに移籍)「やっぱり俺ラグビー好きやわ」とのびのびプレーするようになった息子。(続く)
July 14, 2025 at 2:24 AM
昨日・・・私が若かった頃
人生の味は舌に触れる雨のように甘かった
まるで愚かなゲームのように人生を過ごしてきた
夕風がろうそくの炎を揺らすような生き方だった

夢見た幾千もの夢
素晴らしいことを計画しては
悲しいかな、私はいつも脆く移り変わる砂の上に築いてきたものだ
昼よりも私は私の夜を生きた
そして今になって初めて、年月がいかに過ぎ去っていったかを知る
July 8, 2025 at 7:45 AM
小5の息子。比較的なんでも話し合う方と思っていたが、僕には言わないことも妻には何でも話すらしく。男の子はどこもそうなのかな。(自分の小学生時も胸に手を当てるとそんな自覚はある。)
昨日は「どうやら俺はモテてるらしい」と言っていた模様。
June 27, 2025 at 4:46 AM
事務所を後にする際、高校生くらいの男女7、8人がTシャツとジャージ姿で楽しげに歩いていくのを見る。初老の身には眩し過ぎて凝視できず。あんな「THE青春」としか言いようのない塊に出くわすと、二度と取り戻せないものを見たようで切なくなる。そしてオッサンにはあんな青春はなかったし。

ふと、高1の夏に体育祭で皆で着るコスチュームの打ち合わせをするべくクラスの役員数人で夜中に集まってわちゃわちゃしてた光景などが蘇る。あんな瞬間でも今じゃ暗闇の中に小さくともる灯のようだ。

青春とは過ぎてから気づくもの。
June 27, 2025 at 2:45 AM
求められる、必要とされると言うこと、やることがあること、それが何かの役に立ててると言うこと、それが人生の一番の喜び、幸福なんじゃないかしら。
June 25, 2025 at 3:35 AM
読み返したらとても目も当てられない内容ばっかりだな。腐臭がする。
June 25, 2025 at 2:12 AM
夏休みの朝、ラジオ体操から帰ってきて飼ってるカマキリを見ながら朝ご飯のトーストをかじる。テレビの「おはようこどもショー」では「♪神様仏様アラー様巨人を勝たせてくださいな」という歌が流れていた。タイトルもよく思い出せない。長島監督になって最下位に喘いでいた頃だったと思う。そこから巨人がまた首位を取るのと比例して、人生で一番野球にのめり込んだ時期だった。現役時代は知らないが、やはりまた自分の中の昭和が一つ消えていった感がある。
June 3, 2025 at 11:16 AM
自分という物語を振り返ると、若き日に出会った人の消息がふと気になる。クラスメートで授業中にエロ漫画を描いていてそのまま漫画家デビューした奴とか、二、三回手紙のやりとりをして、何もないまま自然に離れていった女の子(結婚する際部屋の整理をしていると彼女からもらったビデオテープが出てきたなあ)とか。高校の時、選択授業で一緒だった時によく喋った一歳上の女の子。高校生なのにいつもティアドロップのグラサンをかけて登校し、ついに誰ともしゃべらなかったあいつとか。卒業式で校門を出てから二度と会うことがなかった人たち。みんな、この同じ空の下に生きているんだなと思いつつ、元気にしていればいいなと願う。
May 29, 2025 at 5:29 AM
2)やがて、窓の外が鮮やかな夕焼けに染まり出す。カメラを持ってきていたことを思い出すが、カメラを出せないままに空を眺めていた。そのうち空が紫色に落ちていく。乗客もどんどん減っていき、景色もどんどん寂しくなっていく。古びた町の景色から、空と区別がつきにくくなった山と田園の風景の中、点々とする民家の灯り、やがて森の中を電車が入っていく。言い得ぬ不安感と、孤独感と共に蘇る一瞬一瞬の風景。それがあがた森魚の「いとしの第六惑星」を聴くとふと蘇る。苦く寂しい記憶が浄化されるような気持ちになる。
youtu.be/ZcFJ_w3wKeI?...
あがた森魚 「いとしの第六惑星」
YouTube video by Tori Poshi
youtu.be
May 16, 2025 at 3:29 AM
何十年も前の記憶のひとつ。青春18きっぷで九州を一人旅していた。行くあてもなく、電車を乗り継ぎ、どこかにふらっと立ち寄り、夕暮れにまた各駅停車に乗る。自分がどこにいて、どこに向かうのかもぼんやりした中、自分の住む街の各駅で見る光景と変わらないホームから会社帰りの人、学生たちが乗り込んでくる。友達も少なく彼女もおらず、寂しい気持ちがそう見えさせたのか、皆がそれぞれに充実していて幸福そうに見えた。自分だけ何をしているんだろう。そしてどこに向かうんだろう。何か場違いというか異分子が迷い込んできて申し訳ないような気分になってくる。よくよく振り返れば旅に出て楽しい気分だったのは旅出つ前の一瞬だけだった。
May 16, 2025 at 3:12 AM
息子を見ていると、教えたつもりもないのに、妙なところがよく似ている。好きなもの、癖、その他もろもろ。子供の成長に、血とかDNAとか関係なくて、しつけ方とか育て方が100%と思い込んでたが、そうでもないのかなあ。
May 7, 2025 at 2:07 PM
自分がどうしたいか、だけを考える余生にしたい
April 29, 2025 at 4:30 PM
灯りを消した寝室で久々に子供と色々語り合いながらこの幸福感は何ものにも代え難いなとしみじみ感じる。そういや幸せを感じるようになったのは結婚をして家族が出来てからなのだが、そう考えると育ててくれた自分の親には申し訳ない気持ちにもなる。逆に自分がいつか子供にそう思われる日が来たらどない思いまんねんとは思うのだが、思うものは仕方ない。
April 29, 2025 at 4:28 PM
今度のドキュメント72時間は柳ヶ瀬か。昔懐かしい柳ヶ瀬。当時のクライアントに連れて行ってもらったのはもう25年は昔になるか。今はもう姿を変えているのだろう。暗黒期と思っていた時代だったけどそれなりに懐かしく思う。なんか急に暖かくなってきた夜に余計に懐かしさが募る。過ぎてしまえばみないい思い出。パーティーはもう終わったんかなぁ・・
April 17, 2025 at 1:42 PM
今あるを幸福と感じる日もあり、何かの刑罰で責めを受け続けているように感じる日もあり、どちらにしてもこころ次第なのかなあ。
April 17, 2025 at 12:55 PM
流行は息子に教えてもらうジジイになりました
April 10, 2025 at 11:04 AM
待ってくれる人のいる人生はありがたいものだ。
考えればずっと待ってくれる人がいなかったこのおれだ。
ずっと誰かを待ち続けた人生だ。
旅の先に、風の中に、どこかの街に、待ってくれている人がいるはずだと、歩き続けた人生だった。

あの正体不明の寂しさも今はない。
孤独と孤独がやっと出会い、心は満たされている。焦る必要もない。
そしてもう誰も必要ない。

宇宙の果てから突然僕の日常にきみはやってきた。

今力強く日々を歩めているのはそのおかげだ。
時々はその孤独が懐かしく、取り出してきては眺めてるけれど。

妻に感謝。
息子に感謝。
家族に感謝。
April 10, 2025 at 2:22 AM
あの時こうすればよかった、と思うより、今でも「どうすればよかったか?」と考え続けてることも案外多いかも。そしてそれでも日々は続いていくからね。
April 2, 2025 at 7:24 AM