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#和歌 #短歌
Twitterより少しだけもりもり。
藤原三善の六十の祝いに詠んだ歌、この歌は、ある人が言うには、在原時春〈ありはらのときはる〉の歌だと言う
鶴亀も千年〈ちとせ〉の後は知らなくに飽かぬ心にまかせはててむ
在原滋春〈ありはらのしげはる〉、一説、在原時春〈ありはらのときはる〉
藤原三善の六十の祝いに詠んだ歌、この歌は、ある人が言うには、在原時春〈ありはらのときはる〉の歌だと言う
鶴亀も千年〈ちとせ〉の後は知らなくに飽かぬ心にまかせはててむ
在原滋春〈ありはらのしげはる〉、一説、在原時春〈ありはらのときはる〉
題知らず
春日野の飛火〈とぶひ〉の野守〈のもり〉出でて見よ今幾日〈いくか〉ありて若菜摘みてむ
詠み人知らず
題知らず
春日野の飛火〈とぶひ〉の野守〈のもり〉出でて見よ今幾日〈いくか〉ありて若菜摘みてむ
詠み人知らず
桜の花が散るのを詠んだ歌
如と〈こと〉ならば咲かずやはあらぬ桜花見る我さへにしづ心なし
紀貫之
桜の花が散るのを詠んだ歌
如と〈こと〉ならば咲かずやはあらぬ桜花見る我さへにしづ心なし
紀貫之
題知らず
久方の天の河原〈かはら〉の渡し守君渡りなば舵〈かぢ〉隠してよ
詠み人知らず
題知らず
久方の天の河原〈かはら〉の渡し守君渡りなば舵〈かぢ〉隠してよ
詠み人知らず
大江千古〈おほえのちふる〉の越〈こし〉へ下向する餞別に詠んだ歌
君がゆくこしのしら山知らねども雪の随に〈まにまに〉あとは訪ねむ〈たづねむ〉
藤原かねすけの朝臣
大江千古〈おほえのちふる〉の越〈こし〉へ下向する餞別に詠んだ歌
君がゆくこしのしら山知らねども雪の随に〈まにまに〉あとは訪ねむ〈たづねむ〉
藤原かねすけの朝臣
長月〈ながつき〉の晦〈つごもり〉の日に大井にて詠んだ歌
夕月夜〈ゆふづくよ〉小倉〈をくら〉の山に鳴く鹿の声〈こゑ〉の内にや秋は暮るらむ
紀貫之
長月〈ながつき〉の晦〈つごもり〉の日に大井にて詠んだ歌
夕月夜〈ゆふづくよ〉小倉〈をくら〉の山に鳴く鹿の声〈こゑ〉の内にや秋は暮るらむ
紀貫之
弥生の終わりごろに山を越えたところ、山の川から花が流れてきたのを詠んだ歌
花散れる水の随に〈まにまに〉求めくれば〈とめくれば〉山には春もなくなりにけり
清原深養父〈きよはらのふかやぶ〉
弥生の終わりごろに山を越えたところ、山の川から花が流れてきたのを詠んだ歌
花散れる水の随に〈まにまに〉求めくれば〈とめくれば〉山には春もなくなりにけり
清原深養父〈きよはらのふかやぶ〉
東国から上京する途中で詠んだ歌
山隠す春の霞ぞ恨めしきいづれみやこの境〈さかひ〉なるらむ
乙〈おと〉
東国から上京する途中で詠んだ歌
山隠す春の霞ぞ恨めしきいづれみやこの境〈さかひ〉なるらむ
乙〈おと〉
雪が木に降り積もるのを詠んだ歌
春立てば花とや見らむ白雪のかかれる枝にうぐひすぞ鳴く
素性法師
雪が木に降り積もるのを詠んだ歌
春立てば花とや見らむ白雪のかかれる枝にうぐひすぞ鳴く
素性法師
題知らず
わたつうみの浜の真砂を数へつつ君が千年〈ちとせ〉の有り数にせむ
詠み人知らず
題知らず
わたつうみの浜の真砂を数へつつ君が千年〈ちとせ〉の有り数にせむ
詠み人知らず
堀川〈ほりかは〉の大臣〈おほいまうちぎみ〉の四十の祝いを九条の家でしたときに詠んだ歌
桜花散り交ひ曇れ〈ちりかひくもれ〉老いらくの来むといふなる道紛ふ〈まがふ〉かに
在原業平朝臣〈ありはらのなりひらのあそん〉
堀川〈ほりかは〉の大臣〈おほいまうちぎみ〉の四十の祝いを九条の家でしたときに詠んだ歌
桜花散り交ひ曇れ〈ちりかひくもれ〉老いらくの来むといふなる道紛ふ〈まがふ〉かに
在原業平朝臣〈ありはらのなりひらのあそん〉
水のほとりに梅の花が咲いたことを詠んだ歌
年を経て花の鏡となる水は散りかかるをや曇るといふらむ
伊勢
水のほとりに梅の花が咲いたことを詠んだ歌
年を経て花の鏡となる水は散りかかるをや曇るといふらむ
伊勢
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌、夏
珍しき〈めづらしき〉声〈こゑ〉ならなくにほととぎすここらの年を飽かずもあるかな
素性法師〈そせいほうし〉?、紀友則〈きのとものり〉
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌、夏
珍しき〈めづらしき〉声〈こゑ〉ならなくにほととぎすここらの年を飽かずもあるかな
素性法師〈そせいほうし〉?、紀友則〈きのとものり〉
題知らず
駒〈こま〉並めて〈なめて〉いざ見に行かむ〈ゆかむ〉ふるさとは雪とのみこそ花は散るらめ
詠み人知らず
題知らず
駒〈こま〉並めて〈なめて〉いざ見に行かむ〈ゆかむ〉ふるさとは雪とのみこそ花は散るらめ
詠み人知らず
是貞親王〈これさだのみこ〉の家の歌合せで詠まれた歌
山田守る〈もる〉秋のかり庵〈いほ〉に置く露は稲負鳥〈いなおほせどり〉の涙なりけり
壬生忠岑〈みぶのただみね〉
是貞親王〈これさだのみこ〉の家の歌合せで詠まれた歌
山田守る〈もる〉秋のかり庵〈いほ〉に置く露は稲負鳥〈いなおほせどり〉の涙なりけり
壬生忠岑〈みぶのただみね〉
雲林院の親王の元に、花見に来た山のほとりに参上したときに詠んだ歌
いざ今日〈けふ〉は春の山辺にまじりなむ暮れなばなげの花の陰かは
素性法師〈そせいほうし〉
雲林院の親王の元に、花見に来た山のほとりに参上したときに詠んだ歌
いざ今日〈けふ〉は春の山辺にまじりなむ暮れなばなげの花の陰かは
素性法師〈そせいほうし〉
水のほとりに梅の花が咲いたことを詠んだ歌
年を経て花の鏡となる水は散りかかるをや曇るといふらむ
伊勢
水のほとりに梅の花が咲いたことを詠んだ歌
年を経て花の鏡となる水は散りかかるをや曇るといふらむ
伊勢
題知らず
吹く風の色の千草〈ちぐさ〉に見えつるは秋の木の葉の散ればなりけり
詠み人知らず
題知らず
吹く風の色の千草〈ちぐさ〉に見えつるは秋の木の葉の散ればなりけり
詠み人知らず
寛平の御代、七日の夜、殿上人ども歌奉れと仰せがあったとき、人に代わって詠んだ歌
天の川浅瀬白波辿りつつ渡り果てねば明けぞしにける
紀友則
寛平の御代、七日の夜、殿上人ども歌奉れと仰せがあったとき、人に代わって詠んだ歌
天の川浅瀬白波辿りつつ渡り果てねば明けぞしにける
紀友則
貞保親王〈さだやすのみこ〉の后〈きさい〉の宮の五十の祝い奉る御屏風に、桜の花の散る下で人が花を鑑賞する様子を描いたのを詠んだ歌
徒〈いたづら〉に過ぐす月日は思ほえて〈おもほえて〉花見て暮らす春ぞ少なき
藤原興風〈ふぢはらのおきかぜ〉
貞保親王〈さだやすのみこ〉の后〈きさい〉の宮の五十の祝い奉る御屏風に、桜の花の散る下で人が花を鑑賞する様子を描いたのを詠んだ歌
徒〈いたづら〉に過ぐす月日は思ほえて〈おもほえて〉花見て暮らす春ぞ少なき
藤原興風〈ふぢはらのおきかぜ〉
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
夏の夜の臥すかとすればほととぎす鳴く一声〈ひとこゑ〉に明ける東雲
紀貫之
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
夏の夜の臥すかとすればほととぎす鳴く一声〈ひとこゑ〉に明ける東雲
紀貫之
雷の壺に人々が集まって秋の夜を惜しむ歌を詠んでいたときに機会があって詠んだ歌
かくばかり惜し〈をし〉と思ふ夜を徒〈いたづら〉に寝て明かすらむ人さへぞ憂き
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
雷の壺に人々が集まって秋の夜を惜しむ歌を詠んでいたときに機会があって詠んだ歌
かくばかり惜し〈をし〉と思ふ夜を徒〈いたづら〉に寝て明かすらむ人さへぞ憂き
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
春の歌として詠んだ歌
花の色は霞にこめて見せずとも香〈か〉をだに盗め春の山風
良岑宗貞〈よしみねのむねさだ〉
春の歌として詠んだ歌
花の色は霞にこめて見せずとも香〈か〉をだに盗め春の山風
良岑宗貞〈よしみねのむねさだ〉
別れては程〈ほど〉を隔つ〈へだつ〉と思へばやかつ見ながらにかねて恋ひしき
在原滋春〈ありはらのしげはる〉
別れては程〈ほど〉を隔つ〈へだつ〉と思へばやかつ見ながらにかねて恋ひしき
在原滋春〈ありはらのしげはる〉
藤袴を詠んで人に遣わした歌
宿りせし人の形見か藤袴〈ふぢばかま〉忘られがたき香〈か〉に匂ひ〈にほひ〉つつ
紀貫之
藤袴を詠んで人に遣わした歌
宿りせし人の形見か藤袴〈ふぢばかま〉忘られがたき香〈か〉に匂ひ〈にほひ〉つつ
紀貫之