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昔の和歌を呟きます HP: http://31bot.felina.cc/ GitHubでデータ等公開しています: https://github.com/31bot #和歌 #短歌 Twitterより少しだけもりもり。
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古今359
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌、夏
珍しき〈めづらしき〉声〈こゑ〉ならなくにほととぎすここらの年を飽かずもあるかな
素性法師〈そせいほうし〉?、紀友則〈きのとものり〉
古今99
題知らず
吹く風にあつらへつくる物ならばこの一本〈ひともと〉は過ぎよと言はまじ
詠み人知らず
古今286
題知らず
秋風にあへず散りぬる紅葉葉〈もみぢば〉の行方〈ゆくへ〉定めぬ我ぞ悲しき
詠み人知らず
古今223
題知らず
折りて〈をりて〉見ば落ちぞしぬべき秋萩の枝もたわわに置ける白露
詠み人知らず
古今115
志賀〈しが〉の山越え〈やまごえ〉に女が多く会ったので詠んで遣わせた歌
梓弓〈あづさゆみ〉春の山辺を越えくれば道も避りあへず花ぞち散るける
紀貫之
古今378
親しくさせていただいていた人が東国へ下向するのを送るので詠んだ歌
雲居〈くもゐ〉にも通ふ心のおくれねば別かる〈わかる〉と人に見ゆばかりなり
清原深養父〈きよはらのふかやぶ〉
古今117
山寺に詣でたときに詠んだ歌
宿〈やどり〉して春の山辺に寝たる夜は夢の内にも花ぞちりける
紀貫之
古今320
題知らず
この川に紅葉葉〈もみぢば〉流る奥山の雪消〈ゆきげ〉の水ぞ今まさるらし
詠み人知らず
古今353
本康親王〈もとやすのみこ〉の七十の祝いの後ろの屏風に詠んで書いた歌
古〈いにしへ〉にありきあらずは知らねども千年〈ちとせ〉の例〈ためし〉君に始めむ〈はじめむ〉
素性法師〈そせいほうし〉
古今141
題知らず
今朝来鳴き未だ旅なるほととぎす花橘に宿は借らなむ
詠み人知らず
古今170
立秋の日に、殿上人たちが賀茂の河原で川逍遥するお供をして詠んだ歌
川風の涼しくもあるかうちよする波とともにや秋は立つらむ
紀貫之
古今410
東国の方へ、友とする人をひとりふたり誘って行った。三河国八橋というところに至ったところ、その川のほとりにかきつばたがたいそう風雅に咲いていたのを見て、木の陰に降りて座り、かきつばたという五文字を句の頭に置いて旅の心を詠もうとして詠んだ歌
唐衣きつつなれにしつましあればはるばる来ぬる旅をしぞ思ふ
在原業平朝臣〈ありはらのなりひらのあそん〉
古今273
仙宮〈せんきゅう〉に、菊を分けて人が至ることができる形(州浜)を詠んだ歌
濡れて干す山路〈やまぢ〉の菊の露の間にいつか千年〈ちとせ〉を我は経にけむ
素性法師〈そせいほうし〉
古今105
題知らず
うぐいすの鳴く野辺〈のべ〉ごとに来て見れば移ろふ花に風ぞ吹きける
詠み人知らず
古今63
(62番収載の歌に対しての)返歌
今日〈けふ〉来ずは明日は雪とぞ降りなまし消えずはありとも花と見ましや
在原業平朝臣
古今26
和歌を詠むようにとおおせられて詠んだ歌
青柳〈あをやぎ〉の糸縒り掛くる〈よりかくる〉春しもぞ乱れて花の綻び〈ほころび〉にける
紀貫之
古今201
題知らず
秋の野に道も惑ひぬ松虫の声〈こゑ〉する方に宿や借らまし
詠み人知らず
古今175
題知らず
天の川紅葉を橋に渡せばや織女〈たなばたつめ〉の秋をしも待つ
詠み人知らず
古今102
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
春霞色の千草〈ちぐさ〉に見えつるはたなびく山の花の陰かも
藤原興風〈ふぢはらのおきかぜ〉
古今160
ほととぎすが鳴くのを聞いて詠んだ歌
五月雨の空もとどろにほととぎす何を憂しとか夜ただ鳴くらむ
紀貫之
古今408
題知らず
みやこ出でて〈いでて〉きょうみかの原いづみ川川風〈かはかぜ〉寒し衣かせ山〈ころもかせやま〉
詠み人知らず
古今131
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
声〈こゑ〉絶えず〈たえず〉鳴けやうぐひす一年〈ひととせ〉に二度〈ふたたび〉とだに来べき春かは
藤原興風〈ふぢはらのおきかぜ〉
古今407
隠岐国〈おきのくに〉に流されたときに舟に乗って出発するので、京にいる人のもとに遣わした歌
わたの原八十島〈やそしま〉かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人〈あま〉の釣舟
小野篁朝臣〈おののたかむらのあそん〉
古今351
貞保親王〈さだやすのみこ〉の后〈きさい〉の宮の五十の祝い奉る御屏風に、桜の花の散る下で人が花を鑑賞する様子を描いたのを詠んだ歌
徒〈いたづら〉に過ぐす月日は思ほえて〈おもほえて〉花見て暮らす春ぞ少なき
藤原興風〈ふぢはらのおきかぜ〉
古今17
題知らず
春日野〈かすがの〉は今日〈けふ〉はな焼きそ若草のつまもこもれり我もこもれり
詠み人知らず