黒木貴啓|OMOTE PRESS
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ライター&編集者&主夫。週2~3ほど能楽の出版社に勤めながら家事、面(おもて)の研究、批評の執筆を行っています。
2022年より古今東西の仮面から今を見つめるリトルプレス『面とペルソナ20’s』を発行。創刊特集:コロナ禍のマスク、第2号特集:アバター・SNSアイコン。ほかZINE『スタジオジブリの仮面と覆面』など。通販はこちら→http://omotepress.booth.pm
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日本ってカスの国なのか?というバイブスが世に満ちるたび紹介しているレベッカ・ソルニットの本『暗闇のなかの希望』をまた紹介するタイミングが来たようだな。
国民は投票すらしていないがファイナル右翼政党がファイナル極右総裁を勝手に選出してしまった日に読むのにぴったりなのは「影の歴史」という章だよ。自分たちを舞台の主役だと信じ込んでいる人たちが、しょうもない権力劇を演じながら、自分たちがいる場所こそが世界の中心だと私たちに思い込ませようとする。
だが、実際には違う。「世界を変えるストーリーが生まれているのは、無視するように促されてきた場所、あるいは見えないものとして扱われてきた場所だ。」即ち、影。
国民は投票すらしていないがファイナル右翼政党がファイナル極右総裁を勝手に選出してしまった日に読むのにぴったりなのは「影の歴史」という章だよ。自分たちを舞台の主役だと信じ込んでいる人たちが、しょうもない権力劇を演じながら、自分たちがいる場所こそが世界の中心だと私たちに思い込ませようとする。
だが、実際には違う。「世界を変えるストーリーが生まれているのは、無視するように促されてきた場所、あるいは見えないものとして扱われてきた場所だ。」即ち、影。
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人間国宝でもある大坪喜美雄が「蝉丸」を舞うので、はじめて宝生流の定例会へいってきた。
「蝉丸」そのものがはじめてだったのだけど、逆髪が橋掛かりに現れ、悲しみの舞を舞うところは切なかったし、蝉丸と泣き合うところは数少ない動作だからこそシオル仕草に胸打たれてしまった。
空調が壊れているということで扇風機をガンガン回している結果、謡がなかなか聴こえなかったので別の蝉丸もみてみたいな。
「蝉丸」そのものがはじめてだったのだけど、逆髪が橋掛かりに現れ、悲しみの舞を舞うところは切なかったし、蝉丸と泣き合うところは数少ない動作だからこそシオル仕草に胸打たれてしまった。
空調が壊れているということで扇風機をガンガン回している結果、謡がなかなか聴こえなかったので別の蝉丸もみてみたいな。