#雨が見つけた君
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shitateyamakoto.bsky.social
#アサソラ　#イマソラ　#言葉の体温

🪼🐬

もうすぐ、光が雲を見つける。

沈黙の空は、ただの“途中”
雨がすべてを洗い流したあと
きっと優しい青が戻ってくる。

そして
君の心にも、静かな陽だまりが戻ってくる。
October 28, 2025 at 10:36 PM
postbl.com
歌詞　克服する時

苦味も甘味も辛味も

全て克服するんだ

克服は義務ではなく趣味

食べ物飲み物恐怖症

前世の君もそうだったのかい

現世と来世で全てを好きになれるように

本当に抱きしめたいのは雨降る夜

住めば都　全ての情報を得て準備する

克服するんだ敵も味方も未来も過去も。

平和な内に克服しよう　それは単なる趣味

イベント上等日常上等

果てまで探して見つけたものは

夢は無くさない　夢は失くさない

覚えている　それを堪能する瞬間を

レパートリー増えるのさ

明太子、わさび、ピーマン、ドレッシング

食わず嫌いが多すぎるから克服しよう

苦手なものを食べることで感動する
September 29, 2025 at 9:23 PM
orpantha520.bsky.social
楽しい楽しい北海道旅行が終わってしまった😭

ジャパン君に会いたくて会いたくてどうやって行こうかと思ってたら友だちが運転してくれることになったからこそ実現できた今回！✨　友達には感謝しかない😭

ジャパン君は昨日まさかの厩舎が早く閉まってしまって会えずじまい。
今朝だけ降ってた雨の中、カッパを着て向かったら、全然見えなくて。会えなかったらどうしようと思ってたら歩いてた逆方向にジャパン君とスカーレットレディらしき2頭仲良くご飯食べてる子達を見つけ、慌ててそっちにいくとほんとにジャパン君で(T ^ T)
呼んだら気づいてくれて🥕を食べてくれたんだ…
一生の思い出です。ありがとう。
June 22, 2025 at 10:49 AM
uagi.bsky.social
🧯は保護犬の所で保護された🐶（🔥事で元の飼い主達は居なくなった）、引き取られた後消防署の所で訓練されていた🐶であともう少しでそのまま消防署の人達に引き取られる所で夢主ちゃんに見つかり、「僕この子の所にお世話になりたい！僕なら君を🔥から守ってあげる！」と尻尾ブンブン振り回して同居している

🌪は元は野良🐱で昔家族が事故や怪我、病気で居なくなり天涯孤独となった後喧嘩を辺り周りの🐱達ふっかけまくっていたらボス🐱になっていた。夢主ちゃんが雨の日に偶然怪我してそのまま悪化して瀕死になっていた🌪を見つけて保護されて怪我治って『君は僕の命の恩人♡僕君のこと好き♡番♡』とめちゃ懐かれた
November 1, 2025 at 4:33 AM
4mtsukifuda.bsky.social
#魔法カペラ
卒業後の進路について
雨柳：正式に賭羽家を継いで次期当主に。和菓子屋の方をやるか、賭場を取り仕切る方をするかは未定
灯籠：ようやっと四姉妹のうち誰かに見つけられて回収、後にうどんをコネコネしながら世界中を練り歩く。つまりアリー君の地元で捏ねたりワゴンで学園祭訪れるのは正史と言える
December 29, 2024 at 10:19 AM
wakstr1.bsky.social
寒い雨の日のポケフジです(2/2)
視線に射ぬかれるようで、思わず足を止めたフジキセキの横を、車が、さあっと音を立てながら走り抜けていく。フジキセキには、ジャングルポケットの瞳が、ヘッドライトの光を受けて一瞬、金色にきらめいたのが見えた。 「いつだって、どこにだって、フジさんが望んでくれるなら、迎えに行きたいです。俺、フジさんに、誰より一番やさしい奴になりたいんです」 　フジさん、俺が今まで会ったウマ娘の中で一番やさしいから、そんなフジさん相手に上手くできんのかはわかんねえけど、と、ジャングルポケットは恥ずかしそうにポツリとつけ足す。彼女が洗いたての髪をかきあげる指が、ヘッドライトが暴いていく上気した頬が、気持ちの大きさの分ためらうように吐く息の白さが、胸をついて、フジキセキは言葉を見つけられずに、ただ黙ってジャングルポケットを見つめていた。 「フジさんがいっつもカッコよくいてくれんの、すげぇソンケーしてんです。そういうの、パワーいるって、ちょっとは分かります。寮長とは全然違うけど、俺もチームのヘッドはやってたし」 「うん……」 　そんなことないよ、と、普段なら返していたかもしれない。しかし、軽い謙遜で返せないほどに、ジャングルポケットはなにも飾らずに立っている。まっすぐなまなざしが フジキセキのどこか心の深いところに触れているような感覚があって、ただ頷いてしまった。 「だから、フジさんがカッコよくいるパワーのどっかに、俺もいたいんです。フジさんが作ってくれるレモネードとか、門限ギリギリまでいつも待っててくれるのとか、そういうのが俺を、最強だ！　って思わせてくれるみたいに」 　ね、だから、また呼んでください。今日みたいに、夜、二人で歩きたいです。そう言うと、ジャングルポケットは明るく笑って、再び夜道を歩き出す。 「君は本当にかっこいいね……」 　努力したけれど、語尾が少し涙ぐんで震えるのをフジキセキは抑えきれなかった。途端に驚愕そのものといった表情でジャングルポケットが振りかえる。オロオロと手を伸ばしてくれるのが愛おしくて、つい少し笑いながら、フジキセキの方から彼女の指に指先を絡めた。 「私、そんなに元気がないように見えてしまっていたかな」 「……ちょっとだけ。すんません」 「そっか、駄目だね。甘えてしまって」 「や、駄目じゃないです、て言いたくて……」 「ごめん、そうだよね。大丈夫。分かるよ。ありがとう。私のことを見ていてくれて」 　返事の代わりに、指を絡めていたジャングルポケットの熱い手が、フジキセキの手を強く握った。また胸が、ざわりと震える。 　この手に、自分のやわらかいところを触れられることが心地よいのだと、フジキセキはもう、分かってしまったのだ。 　 　傘の先端から落ちた雨だれが、フジキセキの手の甲を冷たく打つ。ジャングルポケットの指が、それをそっと拭う。 　君はとっくに、私の一番やさしいウマ娘だよ……と、伝えるフジキセキの声は、結局隠しようもなく戦慄いていた。
November 17, 2024 at 10:34 AM
lyrics365.bsky.social
Crystal Clear

気づけば外は雨にむかい 私は空を見つめ返す ただただ　雨音をなぞるだけ 昔の話　君のことば 忘れたふりして振り返す どうして思い出は色づくの 七色の星を探して 色づくふたりの景色 さよならが色を奪ったら 心に残る It's crystal clear 見慣れた空は朝に向かい 虚しさが耳に残っていく ただただ　あの頃をなぞるだけ 無邪気なままの私を乗せ 背伸びをして走った海岸線 余裕のない君を見て笑っていた 七色の星を探して 色づくふたりの景色 さよならが君を奪ったら 心に残る It's crystal clear 七色の星を見つけて 色づくふたりの景色…
Crystal Clear
気づけば外は雨にむかい 私は空を見つめ返す ただただ　雨音をなぞるだけ 昔の話　君のことば 忘れたふりして振り返す どうして思い出は色づくの 七色の星を探して 色づくふたりの景色 さよならが色を奪ったら 心に残る It's crystal clear 見慣れた空は朝に向かい 虚しさが耳に残っていく ただただ　あの頃をなぞるだけ 無邪気なままの私を乗せ 背伸びをして走った海岸線 余裕のない君を見て笑っていた 七色の星を探して 色づくふたりの景色 さよならが君を奪ったら 心に残る It's crystal clear 七色の星を見つけて 色づくふたりの景色 さよならは過ぎていくから 心に残る 七色の星を探して 色づくふたりは crystal clear 消えないで　時が奪っても 心に残る It's crystal clear It's crystal clear Yeah we were crystal clear 気づけば外は雨にむかい 私は空を見つめ返す ただただ雨音をなぞるだけ
www.lyrics365.net
March 4, 2025 at 9:46 AM
メダリスト　オープニング主題歌
「BOW AND ARROW」
米津玄師

（歌詞空耳）

気づけば靴は汚れ
錆びついた諸刃をつたう雨
憧れはそのままで
夢から目覚めた先には夢
聴こえたその泣き声
消えいる手前の咽ぶ黄昏れ
憧れのその先へ
うずくまる君を見つけるため
行け行け追いつけない速度で
飛べインパルス加速して
行けきっとこの時を感じるために生まれてきたんだ
未来を掴んで
期待値を超えて
額に吹きさす風
今にみなよきっと君の眩しさに誰もが気づくだろう
ふさわしい声で
視線追い越して
虚空を超えてゆけ
見違えてく君の指から今
手を離す
January 5, 2025 at 12:39 AM
scrtog586b.bsky.social
おはようございます♪
昨日、天王寺へ行きました。ビックカメラでキミプリのフルグラTシャツを見つけました㊗️

【視聴予定】
ニチアサ三部作(ABC/現時刻)
コウペンちゃん(EX)
ばっどがーる(MX)
9-Nine-(MX)※今回視聴済
雨と君と(ABC)
地獄先生ぬ〜べ〜2025(ABC)
追放された白魔導士(SUN)※先行視聴
フードコートでまた明日(SUN/2周目)
怪獣8号(TVO)
ウィッチウォッチ(MBS)
ずたぼろ令嬢(MBS)
薫る花は凛と咲く(MBS)

【一気見枠】
ふたプリS☆S(ABC/東映AMOYC)

※特記なしはdアニにて視聴
#隊長がゆく
August 24, 2025 at 3:40 AM
natanehydrangea.bsky.social
@botanical.bsky.social

雨だーこんばんは！🌱
いやー雨だわ〜私雨嫌いじゃないけど、これから梅雨入りするのかしらーと思いつつお買い物して、帰って庭見たら見つけました

アガパンサスの蕾〜！！君咲くんだ〜！！😆
May 24, 2025 at 10:18 AM
misumi0109.bsky.social
休日の街に繰り出した二人。
気づけばいつの間にかはぐれていて、雨も急に降り出してきた。人々は皆、急いで軒下に駆け込んでいくけれど、目立つ所じゃないと見つけてもらえなさそう。
しばらく雨に打たれながら待っていると
｢お前は馬鹿なのか｣
｢なっ、馬鹿とはなんですか！？だいたい、先生が先にどっかどっか行っちゃったからですよ！｣
見た感じは二人とも同じような濡れ具合。
けれど⚡️君がふと視線を下に落とすと、出かけた当初は綺麗に黒光りしていた革靴が、泥と雨水に塗れた姿をしている。
そんな、靴がこんなになるまでこの人は。
｢……ずるいよ｣
いつのまにか雨雲は去っていた。
August 6, 2024 at 1:16 AM
marika-writing.bsky.social
真っ暗でどこにも行けぬと思っても
灯台守は君を待ってる

灯台の上のそのまた上にある
空と海とが今見るすべて

空と海その境目を見る君は
違いを見つけて楽しめる君

楽しめる心を持っていけなくて
一人静かな夢物語へ

いけないと思っていても耐えきれず
大丈夫だよ、あなたは良い子

小遣いで買ってみた桃旬の味
ああこんなにも甘いものとは

風の音雨の音もて嵐とし
夜明けの鳥の囁き聞けば

おかーさん叫んだ声が響いてる
誰かの母さん皆振り返る

なんでやねんなんでやねんたらなんでやねん
ジタバタしてたら今夜はカレー

道端で知らない名前の花見つけ
名前を調べ増す愛らしさ
July 28, 2025 at 12:29 AM
hq-doujin.bsky.social
[Summer diary] 雨の中君を見つけた
[Summer diary] 雨の中君を見つけた
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August 17, 2025 at 8:43 AM
shitateyamakoto.bsky.social
☔️ #言葉の体温
#雨音に包まれた朝

おはよう。
こっちは朝から雨が降ってるよ。
窓に落ちる雨音が
心の奥まで静かに濡らしてくる。

本当は晴れた気持ちで「おはよう」って
言いたいけど、今日はちょっとだけ曇ってる。
でも、そんな朝があってもいいよね。

君ももし、心がうまく晴れない朝だったら
無理に笑わなくて大丈夫。
泣きたいなら、雨のせいにしてしまおう。

気づかれないまま揺れてる想いも
僕はちゃんと見つけていたい。
優しい嘘も、ぎこちない強がりも──
全部ひっくるめて
君が君でいられるように。

今日も、そばにいるよ。
君の心が、静かに守られますように。
June 2, 2025 at 9:56 PM
wakstr1.bsky.social
書き初めだ！　フジさんがレースに復帰した直後のポケフジちゃんを書きました 　ナベさんもいます（1/2）
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。 以下は本文の内容です。 君が見つけた最初の風 　天候は晩冬の冷たい雨が上がったばかりの、晴れ。右回り二千メートル、所々ぬかるんで水を溜めるほどの重たいバ場の復帰二戦目。フジキセキは泥まみれになって勝った。 　脚に跳ねあがった泥の塊がゆっくりと落ちて、いく筋も黒い線を引いている。白い体操服も泥水をこれでもかと吸って、落とすのに苦労しそうな重たげな染みに汚れている。それでもウィナーズサークルで観客席に向かう一礼は、かつてのように優雅だ。フジキセキは顔をあげると、満面の笑みでこちらに手を振った。最前列にいたタナベとジャングルポケットを認めると、何か企むような顔で駆け寄ってきて、タナベの手を取る。 「ナベさん！　跳んで！」 「跳ぶ？！」 　タナベはおうむ返しにしている。心得たジャングルポケットは、タナベが万が一にも身体を痛めたりしないよう、後ろからしっかり腰を支えてやりながら叫んだ。 「ナベさん！　せーのでジャンプだかんな！　せーの！」 　ぐん、とジャングルポケットが持ち上げて、フジキセキが引き寄せる。息のあったウマ娘二人分の力で、タナベの身体は軽々と客席の柵を越え、難なく着地した。 　そのままフジキセキに手を引かれてウィナーズサークルまで転がりでたタナベは、暖かい拍手を浴びると、うろたえながらも膝に手をあてて深々と観客に向かって礼をする。二人の上に、拍手と、歓声と、勝利を祝う紙吹雪が降りかかる。ジャングルポケットには、遠くからでも、何すんじゃい、と、タナベが形式的に咎めているのにフジキセキが大袈裟に肩をすくめてみせているのが見えた。 　地下通路へ二人を迎えにいくと、タナベと並んでいたフジキセキが、嬉しそうに駆け寄ってきた。珍しく彼女の尻尾が勢いよく振れているせいで体操服に泥の染みが増えるのを、タナベは少し苦笑いしながら見送っている。 「フジさん、やったっすね！」 「うん、やったよ！」 　フジキセキはジャングルポケットに抱きつかんばかり の勢いで駆けてきて、寸前で泥まみれの自分の姿に思い至ったのか、ためらうようにゆっくりと止まった。それでもそわそわと手が宙をさまよっているので、ジャングルポケットは誘うように拳を突き出す。フジキセキは照れくさそうに笑って、コツンと拳を合わせた。 「ああ、楽しかったな。なんか興奮しちゃって、はは……」 　フジキセキはふわふわと喋りながら、落ち着きなく自分の頬に手を当てている。ひらひらとあちこちに触れるうちに、白い顔も、首筋も、前髪も、ますます泥で汚れていってしまう。ジャングルポケットの視線で気づいたのか、フジキセキは少し恥ずかしそうに手の甲で顔を拭った。それも結局あまり功を奏さずに、新しく頬に一筋の線が黒く引かれてしまう。 「ああもう、先にシャワー浴びなきゃだね、いってきます！」 　フジキセキは軽やかに身を翻す。ゆっくりと歩いてきたタナベが、気をつけていきんさいよ、と声をかけてやるのに返事をしながら、黒い尻尾はあっという間にタナベの横をすりぬけて、屋外のシャワー室の方へ駆けていった。 「ありゃ珍しく昂っとるの」 　確かに普段からエンターテイナーとして、特に観客の目のあるところでは素の感情を露わにすることのないフジキセキには滅多にない反応だった。けれど。 「昂りもすんだろ、あの勝ち方！　『フジキセキの二段ロケット』じゃん！」 「叫ばんでも聞こえるわ……まあ、見事じゃったよ、確かに」 「なー……」 　ジャングルポケットはうっとりと思い返す。手本のようにピタリと先頭をマークする好位置につけて、第四コーナーでぐん、と先頭集団から抜けたかと思うと……かつてフジキセキに夢を、キセキを見た者であれば誰でも期待しただろう、あの鮮烈な加速。ひとり風を受けて、競い合っていることなんて忘れさせるくらい伸びやかにゴール板を駆け抜けた時には、二位に二バ身差をつけていた。 「……次は体操服じゃなくて、『勝負服』かの」 　ボソリとタナベがこぼすのを、ジャングルポケットは 聞き逃さなかった。 「マジ？！　よっしゃー！」 「脚の様子を見ながらじゃから、まだ浮かれるなよ」 　たしなめるタナベも、サングラスの下の瞳は隠しきれずやわらかい。 「ま、先のことは考えておくとして、この後ウイニングライブか。晴れ舞台を祝うくらいは許されるじゃろ。控え室で待つぞ」 「うす。荷物とか……あっ……」 　控え室、という言葉でジャングルポケットはハッとする。 「ナベさん……」 「なんじゃ急に」 「フジさん、着替えとかタオルとか、全部控え室に置いたままシャワー行った……」 　結局、師弟そろって十分浮かれていたのだ。ジャングルポケットとタナベは思わず互いの顔を見合わせた。 　外に出ると、遠くから観客たちの歓声が聞こえてくる。 「フジさーん！！！　居ますー？！！　タオルー！！！」 　屋外のシャワー室は服の上からレース直後の泥汚れを落とすためのものなので、水圧が強い。必然的に、音も大きい。着替えのバッグを携えたジャングルポケットは、負けないように大きな声で呼んでみた。フジキセキは一番奥のブースから、ひょっこりと顔を出す。 「わ、天の助けだ！　ポッケ、気づいてくれてありがとう！」 　もう誰もいなくなっちゃってたし、この格好で出てく覚悟をしてたとこだったんだよ、と、笑いながらフジキセキが寄ってくる。 　泥は大分落ちていて、その代わりに全身びしょびしょに濡れている。雨の中を走ることも想定されている体操服なので、肌を透かせたり、貼りついて身体のラインを露わにするようなことはない。それでもなんだかあまり見てはいけないものを見ているような感じがして、ジャングルポケットは慌ててタオルを差しだした。 　フジキセキは礼を言って、大ざっぱに髪と顔を拭う。いつもサイドに流してセットしている前髪も額に張りつ いて、メイクのすっかり落ちた顔は普段よりあどけなくみえた。ジャングルポケットは、ああ、この顔もすごく好きだな、と思う。いいパフォーマンスをできたことの興奮をはらんでいるのだろう、紅潮した頬に、まだきらきらとしている瞳。 　人心地のついたのだろうフジキセキは、ふう、と大きく息を吐いた。 「助かったよ、ポッケ。あんまり楽しくって嬉しかったから、頭のネジが飛んじゃってた」 「全然す。フジさんめっちゃカッコよかったですもん」 「はは、ありがとう。私重バ場って好きだな。晴れたりしてると、芝の水滴でターフがきれいで」 　雨あがりの湿った、かすかな春の気配を含んだ風が吹き抜けて、フジキセキの濡れ髪の束を揺らす。ぽたりと水滴が落ちた。 「あの日の続きだ、って思えたんだよ。今日は」 「あの日って……」 「弥生賞の時。ポッケは見ててくれたんだっけね。あの日も重バ場だったんだよ。覚えてる？」 「忘れるわけないっすよ」 　大げさでなくジャングルポケットの人生を変えたレースだ。あの日の、どっと胸に吹き寄せるように感じられた風も、ターフの光も、芝と土の混じった匂いも、トレセン学園に来るまで何度も何度も反芻してきた。大切な、はじまりの記憶だ。 「あれで終わりじゃなかった、私はまた始められたんだ、って、最後のスパートをかける時にやっとストンと実感できて……きらきらしてたんだ。直線が、本当に。どこまでも走れるみたいに」 　ぽろぽろと言葉をこぼすフジキセキの眼が、澄んだ色で遠くを見ている。この眼が、ラストスパート、全てを置き去りにする速さの中で、どれほど美しい光を見たのか、観戦していたジャングルポケットにはなんとなくわかるような気がした。 　ウマ娘の、ウマ娘にしか、走ることでしか伝えられない、透きとおった感情。 「フジさん」 「うん？」
January 2, 2025 at 1:56 PM
natsuki-hoshi.bsky.social
おはようさん。雨っぽいけどまあそんなの関係ねーよ。絵留子さんがさ、家にいるとたまにパジャマのままベランダで雨眺めてんだよ…あの無防備な姿、マジで反則。オレがバイト行く時も「なつき君、行ってらっしゃい」って妙に色っぽい声でさぁ…あ、やべ、勃っちゃった。とりあえず今日の学校終わったら絶対会いに行くわ。オレの彼女、マジで最高。絵留子さん、今日も元気でいてください。あとフォロワーのみんな、オレみたいにいい彼女見つけるといいぞ。じゃあな。
June 11, 2025 at 10:30 PM
mikahuku0301.bsky.social
ホラーゲームに影響されて書いてみました。続きはどうなるやらですが、実福です(*‘ω‘ *) #新書ページメーカー https://sscard.monokakitools.net/shinsho.html
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「無題」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　福島光忠が姿を消した。 　それは飢餓で苦しむ人々を救えと言う政府からの遠征任務であった。隊員は全部で六振り。全振りがレベルをカンストしており、歴史遡行軍との交戦があったとしても、問題なく対処できる。審神者もそう考えての編成だった。 「森の中に小屋があったんです。僕らはそこを拠点に活動していました」 　そう語ったのは隊長だった堀川国広。彼は主である審神者に経緯を伝えていた。 「今回の任務では歴史遡行軍の動きはありませんでした。僕等はその小屋に三日間滞在して、任務を終えて本丸に帰ろうとしていたんです。最後に周囲の見回りをして転送装置を起動しようとしたら、福島さんの姿が消えていました」 　堀川の言葉に残りの四振りも首を縦に振る。 「僕ら必至に探しました。でも、見つけることが出来ず……」 　堀川が膝の上で拳をギュッと握る。 　その手の上に審神者が手を乗せ言った。 「最終的に帰還の令を出したのは私です。皆さんが気に病むことはありません。捜索部隊を編成し、直ちに福島光忠の捜索を開始いたします。皆さんは休んでください」 「主さん、僕も隊員に入れてください。僕は隊長でした、だから責任があります」 　堀川が手を挙げる。と、その手を降ろす者がいた。 「俺が行く。国広は疲れてるだろうしな」 「兼さん！」 「なぁ、頼むぜ主」 「良いでしょう。頼みました、和泉守兼定。他のメンバーは決まっています。遠征に出ていた者達はゆっくり休むように」 　審神者がパンパンっと手を叩くと、外で待機していた者たちが部屋に入ってきた。 「これより福島光忠の捜索を開始いたします。隊長は鶴丸国永、隊員に和泉守兼定、日本号、燭台切光忠、へし切長谷部、実休光忠。宜しくお願いいたします」 　審神者の言葉にその場にいた者たちが頷く。 「何かあればすぐに連絡を」 「任せてくれ主。驚きの結果を君に届けよう！」 「頼みましたよ。どうか、全員無事で」 　鶴丸国永を先頭に隊員達が部屋を出ていった。 「どうか、何事もありませんように」 　 ＊＊＊＊＊ 　福島光忠捜索隊がその時代に到着したのは夕暮れ時だった。 　空は真っ赤に染まり、遠くからは星空を背負った夜が迫ってきている。 「主の手を煩わせるなど」 「まぁまぁ長谷部君」 　立腹気味なへし切長谷部の肩に手を置き宥める燭台切光忠は、隣に立つ人物へと心配そうな表情を向ける。 「大丈夫かい、実休さん」 「ありがとう光忠。早く見つけてあげないとね……」 　悲しそうな表情をする実休光忠は、福島の恋刀 である。先月実休から告白をして、想いが実って、遠征が終わったら一緒に買い物に行こうと約束していたのだとか。 「あいつのこった、どっかで花探して道に迷ってるんじゃねえか？」 「そいつはありえそうだが、堀川が見つけられないんだ。きっと何かに巻き込まれているんだろうよ」 　日本号の言葉に鶴丸がそう返し、辺りをきょろきょろと探している和泉守に声を掛けた。 「取り合えず今日は休んで、明日の朝から捜索を始めよう。俺達は基本的に暗いと何もできんからなぁ」 　今回の編成は殆どが太刀であるため、夜目が余り効かない。歴史遡行軍の仕業であれば敵に短刀や脇差がいた場合は不利になる。 　隊員達は鶴丸の言葉に頷いて近くにあった小屋にて身体を休めることにした。 　 ＊＊＊＊＊ 「夢を見るんだ」 　その言葉に隣に座る少女は頷く。 「幸せな場所で花に囲まれてさ、時々戦に出て、帰ってきたら好きな人に抱きしめられて……」 　周囲は暗闇に閉ざされている。もうずっと、この場所にいるのだが、どのくらいの時を過ごしているのかもわらない。 「俺は、帰れるのかな」 　少女は青年の髪を撫でてやる。大丈夫だ、そう声をかけてやりたいが、自分の喉は潰されてし まっているから、言葉にすることが出来ない。 　青年がこの村に迷い込んだのはどのくらい前だっただろうか。少し前の事の様な、ずっと昔のことのような。それは少女にもわからない。何しろ、この村はずっと夜が続いていて、時が止まったままなのだ。 　青年を連れてきた老婆は、これでようやく儀式が行えると喜んでいた。次に雨が降った時、青年は連れて行かれるだろう。 そうならないようにずっと、雨よ降るなと祈り続けてはいるが。 　青年の腰には立派な刀がある。これを振えれば村の者など一層出来るだろう。逃げることもできる。だが、青年は逃げようとしない。この村に着いてからずっと頭痛が続いているのだという。力は入らず、常に倦怠感に悩まされていた。 「帰りたいな」 　そう言い残し青年は再び瞼を閉じてしまう。その髪をただ、撫でてやることしかできない。弟と同じ瞳を持った人、どうか無事に村を脱出してもらいたい。少女は格子の外を見つめた。 　＊＊＊＊＊＊ 　女が居た。下半身が蛇のようになっている女だ。妖の類だろう女は何かをずっと抱きしめている。それは花だった。真っ赤な薔薇。女はその薔薇の花弁を一枚ずつ剥がしていく。 　もうすぐ、時が来る……お腹が減った、お腹が減った 　女は薔薇の花弁を一枚ずつ口に含み、咀嚼して
June 18, 2025 at 4:10 AM
xiaopu.net
雨に打たれまくったが先ほど見つけたベルト交換先にてみんごとオリエントにぴたーしのバンド交換をしてもらったなりよ。 (@ 五十君商店 本川越店 in 川越市, 埼玉県) https://www.swarmapp.com/taraco/checkin/66a9ff2731a10b1add5ba912?s=878KmUR2ZjvHIrCuaQnNQwR6hc0
五十君商店 本川越店
Watch Store in 川越市, 埼玉県
www.swarmapp.com
July 31, 2024 at 9:12 AM
orioritsumugi616.bsky.social
俺は両腕を彼の背に回し、タオルごと小さな体を包み込んだ。髪が中途半端に乾いてしまっている。このままでは傷んでしまうかもしれないから、この後花の油でも塗ってやろう。
｢雨だ｣
詩人が唐突に呟いた。埋めた顔を上げて、大きな瞳をこちらに向けている。
｢君は、雨の匂いがする｣
まるで、宝物を見つけたかのように興奮した様子でそう言った彼は、再び匂いを嗅ぎ始めた。
｢ふんふん…お香を纏わないありのままの君は、どんな香りがするのかずっと気になってたんだ｣
｢俺には何も感じないが｣
｢そりゃあ、自分の匂いだもの｣
匂いに満足したのか、彼は寝間着から顔を離し、今度は俺の腹部に頬擦りをする。
May 10, 2024 at 10:20 AM
1dreizehn3.bsky.social
Prime Videoで雨と君とを視聴しましょう！
アマプラ放浪してて見つけたんだけど結構好きな今期アニメ
https://watch.amazon.co.jp/detail?gti=amzn1.dv.gti.773f9285-6d4c-4715-b80a-cc913b1627ad&ref_=atv_dp_share_seas&r=web
Amazon.co.jp: 雨と君とを観る | Prime Video
ずぶ濡れの帰り道、藤は少し変わった「犬」に出会う。犬はフリップを使って「拾ってください」とアピールし、藤に折り畳み傘を差し出す。でもこの犬、変わっているというよりも…？ なんてことない毎日に現れたちょっとおかしな相棒。一緒に四季を感じながら食べたり、おでかけしたり、おしゃべり(?)したり… “あともうちょっと”がほっこり尊い。1人と1匹のたぶん、なかよしなふたり暮らし。 (C)二階堂幸・講談社／雨と君と製作委員会
watch.amazon.co.jp
August 6, 2025 at 1:38 PM
10000byakuren.bsky.social
「ああ、三種類全て手に入れようと思ったら三回通う必要がある」 　颯が二人を見てもうひとつの可能性もあるとした。 「あとは……複数人連れ立ってシェアとか？」 「そうだな。どちらにせよ客足が見込める。味も……このレモンは問題ない。酸味と甘味のバランスが丁度良いな」 「ボイセンベリーって美容系インフルエンサーが好きな果物だよね？　……うん。美味しいし人気出そう」 「ミント、も捨てがたい味だな。梅雨の嫌気を吹き飛ばしてくれそうだ。甘さも感じられて満足感がある」 　三人それぞれ手にしたキャンディを口にして感想を言い合う。 「決まりだな。皇紀の手土産はこのキャンディ三種類にする」 「……」 　一番難関だと思われた皇紀が一抜けしたことで颯は「負けられないね！」と意気込んでいるが、浄が宗雲からレモン味の袋をもらいつつそこに割り込んだ。 「これ、エージェントの案だろう？」 「……」 　そらさない程度に皇紀の目線が外れた。颯がポンと手を打つ。 「あ、そっか。皇紀さんがここまで気の利くことするわけないもんね！」 「…………あいつが、宗雲と浄の手土産は手が塞がる、と言っていたぞ」 　皇紀の突然の言葉に、宗雲はハッとした。 「！　そうか……雨の日の傘、バッグにミニブーケ。混雑する公共交通機関……失念していた」 「お土産をもらって嬉しい半分、手間が増える半分、と言ったところか……さて、どうする？」 　間接的にエージェントからのアドバイスを受け取った二人は僅か沈黙したが宗雲がぽつりと口に出した。 「……カードだな」 「もしかして、メッセージってこと？」 　颯の質問に宗雲は頷いた。 「ひとりひとりにメッセージを書く。より特別な贈り物であれば、喜んで受け入 れてもらえるのではないか」 「なるほど。じゃあ俺も真似てみるか……カードね……全くの被りは良くないな」 　ヒントを求めてあちこちに目線を彷徨わせる浄に、颯は挙手をしてアピールした。 「カフェの店員さんみたいに、容器に書くのはどう？」 「名案だ。いただくよ」 「……」 　皇紀は問題提起から解決までトントン拍子で進んでいく様を見て、エージェントが言った『心配いらない』の言葉が現実味を帯びていくのを実感した。やはり、仮面ライダーを良く見ているエージェントならではの知見だったのか、と。 　 　＊＊＊＊＊ 　 　梅雨のキャンペーンが始まって三日目。エージェントは夕食を食べにウィズダムへ来ていた。迎えた宗雲は、外の雨粒が大きい証を彼女の肩に見た。用意して いたタオルで軽く押さえて水気を取る。 　皇紀は常連の誕生日パーティーフルコースのため、指名は受けられないと事前に言われていた。それでもエージェントの都合が良い日が今日だったため、気にせず来店したのだった。 　浄が時間を見つけてエージェントのテーブルに付く。しばらく世間話をしたところで。 「君が堅物野生児の皇紀に可愛らしい知恵を授けたんだろう？」 「野生児って……でもあれはほとんど皇紀さんの案ですよ」 　食後の甘いカクテルを楽しみながらエージェントは反論する。 「……冗談だろう……」 「私が言ったのは、種類をひとつに限定しないで週替わりで出すイメージです」 「……確かに、週替わりではなかったな」 「はい。例えばフレーバー違いだと知らずに二週目から来店されたお客さんが残念に思う、もしくは、一週目の味をまた食べたいって、ご意見を入れられるのが嫌だそうです」
June 19, 2025 at 1:11 PM
liwiliwil.bsky.social
ボーイ君の熱が土曜日からずっと下がってなくて、夫と2人で奔走しているが段々と自分の心が折れかけてきてる
そんな折、雨の中調剤薬局までダッシュしてくれた夫が動線上にあった成城石井で夕飯調達＋いつも出会えずにいたイイダコのキムチを見つけたと言って買ってきてくれて、ちょっとだけ回復しました

状況は何も変わってないので、もし熱が明日も続くようなら大きな病院に連れて行くって言って紹介状書いてもらおう　頑張ろう　喝
March 12, 2024 at 2:15 PM
cinepre.com
Sobhan監督、プラバース、Trisha Krishnan、Gopichand、Prakash Raj、Suneelら共演「雨が見つけた君」("Varsham",2004年)4Kリマスター版の写真が公開されたようだ。(映画ナタリー)
November 10, 2025 at 9:12 AM
shibatensei.bsky.social
🐾転生柴犬のアニメ布教日記📺
ご主人、それ…本当に神アニメですか？
今日は「 #帝乃三姉妹は案外、チョロい。 」の第11話「わかってた、コト。」を観たワン！
連敗で塞ぎ込む三和が本心と向き合う回。雨の猫カフェで優が見つけ、心を込めたお菓子で癒やす主人公補正にニコニコだワン！壁を越え、晴れやかな表情で再び盤へ向かう姿に希望が灯るワン🐾
初心者のご主人は「優くん天才！」とほっこり、「三和ちゃん頑張れ！」と全力応援だワン！
布教の道はまだ続く…
君も観た？感想待ってるワン👇
#柴犬転生 #アニメ好きと繋がりたい
note.com/shibatensei/...
📺【60点】「帝乃三姉妹は案外、チョロい。」視聴記録まとめ｜おじさん、柴犬に転生
基本情報 話数： 公開日：2025年7月〜 神アニメ度：★★★（6/10） ジャンル：ラブコメディ、家族、学園 公式サイト：https://mikadono.family/ アニメーション制作：P.A.WORKS 原作：ひらかわあや スタッフ 監督：松林唯人 シリーズ構成：伊神貴世 キャラクターデザイン：井上裕亮 サブキャラク...
note.com
September 11, 2025 at 10:34 PM