#弟切飛
LightNews LightNews
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弟切飛くん可愛すぎて困ってた時期があります
October 14, 2025 at 4:52 PM
chima-me.bsky.social
弟がテレビで鬼滅の遊郭編流してて、ご飯食べてる時が禰󠄀豆子ブチ切れボコボコシーンだったんだけど本当観るのが…ダメだった…
地雷とかではないんだ…ぼく…禰󠄀豆子の姿にお兄さん大好きなんだなってクソデカ感情が唐突に溢れちゃってね……首飛んだり腕飛んだりそこそこグロいシーンなのに切なさで胸が張り裂けそうになっちゃって…禰󠄀豆子の姿にも炭治郎の姿にも泣きそうだったよ……
July 3, 2025 at 10:41 AM
grbraku2.bsky.social
脹相、インパクトある外見かつ感情が振り切った時の言動がぶっ飛びすぎてる面白枠のヤバい奴なんだけど、冷静になると普通に会話が成り立つし人並みに苦悩する感性を持ってるし、重すぎる感情抱えてる割に兄として掲げてる信条は至極真っ当で弟に対する姿勢は献身と慈愛の塊みたいな奴なので自分の中でネタキャラにしきれない
January 9, 2024 at 5:48 PM
shishyamo3.bsky.social
クロスオーバー
弟切飛&バクと、クチート(ポケモン)のクロスオーバーイラスト
October 21, 2024 at 12:34 PM
wkr54n.bsky.social
#弟切飛
February 19, 2025 at 7:43 AM
pochi-417.bsky.social
原作・プロデュース　Eve
著者　十文字青
イラスト　lack
『いのちの食べ方 1』読了。

私はEveさんが好きです。その中でも「いのちの食べ方」「ファイトソング」が好きでした。その二曲のMVに共通して登場する「弟切飛」という少年。気にならないわけがない。そして世界を共有する新曲の「インソムニア」のMVに魅せられて、ついにこの本を手に取りました。

思春期の少年少女が、精一杯「助けて」と言っているように感じました。スクールカーストという言葉がありますが、どの位置に属していても皆それぞれ悩みがあり、苦しみがある。帯に10代に人気があると書いてあり、納得、です。若い子に、読んでもらいたいなぁ。
July 7, 2024 at 11:26 AM
mertyb1ueplanet.bsky.social
ごめん、めっちゃ終盤の話をしてしまうんだけど、カロートの中にあったりんちゃんの大切な遺品(よしよしとの写真)→親友は自分との思い出を最期まで忘れなかったこと(かなあって自分では思った)がよしよしのこの世との未練を断ち切ってくれて、こうせ〜くんが家を飛び出してカロートの中に隠れることで弟君が探しにくる流れ→弟君や父母からの愛情の再認識を生む　カロートがキーポイントなんだ　なんて秀逸なタイトルだ　愛に溢れとるんだ...
April 4, 2024 at 11:53 PM
meyuroni.bsky.social
別に早々に諦めたとかではなく、限られた時間と状況を鑑みて残酷だけど適切な選択をスパッスパッとしている印象。
つまりは自分の心を切り捨てるのが恐ろしく早い。
だからって別に簡単に心を切り捨てられるような人ではないと思うので、切断面はきっと荒いものだし、痛みもあるんだと思う。でも弟のためなら自分なんて簡単に切ってしまう。ロケットパンチで飛ばした腕みたいに。
July 26, 2025 at 4:37 AM
ranobe-rank.bsky.social
2025年11月6日～11月12日
✨今週の第141位✨
『いのちの食べ方』【Eve/十文字　青/lack】弟切飛（おとぎり・とび）は中学2年生。同級生とはあまり絡まず、兄と生き別れた日に「ひとつ目の男」が残していっ
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いのちの食べ方
November 7, 2025 at 3:07 AM
drawssmusic.bsky.social
その声色が、表情が、所作が、
私たちに言いようのない安心感をもたらした。
#創作
#祈りの千花
『雪色の守神』(1/2)
　目映い日差しの中を、熱を連れた風が吹き抜ける。春に芽吹いた萌黄のいのちも、気付けば深いあおに染まっている。ヤシロ様は先日切られた古木のくいぜに座って、いつもの通り動物たちに囲まれている。 「おや、ろくしちかい？　お前、久しく見ないうちに大きくなったねえ」 　ヤシロ様は、ご自分に寄って来る者たちによく名前を付けている。私には分からないが、ヤシロ様には見分けがついているらしい。先日も新顔として、鹿のろくはちが増えたばかりだ。今は鹿の鹿七の他に雀のおすずが来ている。つい先ほどまでいた狸のりきちは、食べ物でも捕りに行ったのだろうか。 　ヤシロ様の前では、動物たちも殺生をしない。決してヤシロ様が禁じているわけではないのだが、私も彼らがこの場所で食事を摂るところを見たことはない。肉食や雑食の者たちに限らず、植物を食む鹿や兎までもが食事に際してヤシロ様の前を辞して行くのだ。 　かく言う私も、その気持ちが分からないわけではない。かつて獣であった私もまた、弟たちとよくヤシロ様の元へ遊びに来ていたからだ。生まれてすぐに母親を亡くし、本能のまま辛うじて生きながらえていた私たちにとって、そこは安息の場所であった。 ここでなら何に襲われることも無い。初めは単にそう学習してのことだったが、ヤシロ様に出会ったその瞬間、私たちはその理由を悟った。 『おや。三匹とも初めて見る顔だけど……何かに似て……ああ、分かった！　まこの子たちか』 　当時の私も弟たちも、それが「言葉」であることさえ知らなかった。けれどもその声色が、表情が、所作が、私たちに言いようのない安心感をもたらした。そして間もなく、それが鷹や鷲といった天敵のみならず、鼠のような食べ物にさえも平等に与えられるのだと悟った。それ以来、ヤシロ様の住まうこの場所で、ヤシロ様の愛する者たちに牙を突き立てようなどという気は起きなかった。 『それにしても、親子でここへ辿り着くとはね。私たちには何か縁があるのだろうか』 　生きているうちであれほど心が凪いだことは無かったと、私は今でも思っている。 「君たちは生きているのだから、私に遠慮することはないのに。私が分け隔てないのは今この身が何を食すことも必要としないからであって、それを君たちに押し付けたいわけではないんだよ」 　ヤシロ様はよくそんなことを呟く。けれど、それが人間の言葉を解さない彼らに届くことはない。 　そんな昔のことを考えていると、不意に湿った草葉の匂いがした。 「ヤシロ様、あれは……！」 　空を見ると、とびほどもある大きなからすがこちらへ向かって飛んでいる。ゆったりとした羽ばたきとは裏腹に、烏は瞬く間に頭上を通過した。ヤシロ様と私が振り返ると、そこには修験者のような装いの若い男が立っている。つややかで黒い髪と燃えるような赤い瞳が、クロハ様によく似ている。しかし、眼前の彼には角が無かった。 「久しいね」 「ご無沙汰しております、ヤシロ様。狐殿も」 「ああ。久しぶりだな、烏殿」 　こうして最低限の挨拶を済ませると、彼はヤシロ様の前に跪きこうべを垂れた。 「改めまして、クロハ様が使い魔筆頭、あけうにございます。 僭越ながら、本日はヤシロ様に火急のお願いがあって参りました。我が主を……クロハ様を、どうかお助けいただけないでしょうか」 　ヤシロ様は少しも迷うことなく彼の言葉に頷いた。 「聞こう」 「ありがとうございます」 　緋烏は一呼吸置くと、申し訳無さそうな、困惑しきったような顔で答えた。 「子どもが、泣いているのでございます」 「子どもが？」 　不思議に思った私は、思わず口を挟んでしまった。 　クロハ様は、この世のあらゆる悲しみや怒りなど、負の感情の全てを背負うお方だ。当然そこには、その子どもが泣くに至る理由となった感情も含まれるだろう。しかし、常に数多の人間の感情を抱えるクロハ様にとって、子ども一人はそこまで重い意味を持つだろうか。 　首を傾げる私とは違い、ヤシロ様には思い当たる節があるようだった。 「もしかして、クロの祠の目の前？」
November 12, 2024 at 6:27 AM
masoho11.bsky.social
リク：普段はシンプルな機能性重視の下着を着用してるモスちゃん♀が、ファイちゃんの為にファイちゃんが好きそうな可愛い下着付けてくれるお話
1/2
全てが終わって付き合い始めた、初々しいファイモス♀
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「@Abbracciare11 / @masoho11.bsky.social　　真朱」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　戦装束を身に纏うモーディスの下着は、機能性重視である。 　アグライアが「金織」の名に恥じない逸品として制作した黒の胸当ては、右上半身の肌を曝け出している為に他人に見せる事となっており、胸当てはとてもシンプルなもので豊満過ぎる乳房を中央に寄せて持ち上げる糸強度と、敵の攻撃を受けても破れも解れも無い頑丈さを誇っている。 　下着に見えないよう朱子織りの布で作られた胸当てと、揃いの布で作られたショーツはＶフロントＴバックであり、激しく動くモーディスが食い込みに気を取られないようにアグライアは製作した。 　モーディス自身もこれは良いと賞賛し、乳房が揺れず臀部にショーツの食い込みを気にしないで良い事に快適さを感じていたのだ。 「……アグライア、頼みがある」 「ええ、聞きましょう」 　真の平和が齎されたオンパロス、「金織」のアグライアの部屋へと訪れたモーディスは、懐から開拓者の仲間である三月なのかから貰った雑誌を取り出して、不思議そうに小首を傾げたアグライアに手渡した。 「これは？」 「以前、貰った物だ。　それでお前に、この下着を作って欲しい」 　頬を赤らめながらモーディスはとあるページを開き、アグライアは意外そうな表情をしてしまう。 「……メデイモス、貴女がこういう系統の下着を所望するだなんて、意外でした。　ファイノンは、こういう下着が好きそうですね」 　アグライアの言葉にモーディスはグッと息を詰め、視線を逸らしてしまう。 「……悪いか」 「いいえ。　「浪漫」を司る半神であった身からすれば、貴女のいじらしさを讃えたい気持ちです」 　人間性を取り戻したアグライアはクスクスと笑うがそれは揶揄っている訳ではなく、心からの安堵のもの。 「私達はもう、何も失わない。　そして、手を伸ばし欲しいものを掴み取る事が出来る……メデイモス、「紛争」の半神出会った存在、貴女が今欲するものは何ですか？」 「……愛しい男の、賛辞だ」 　顔を赤く染めてアグライアを見ず、けれどもキッパリとそう言い切ったメデイモスにアグライアは無邪気な子供のような笑顔を浮かべた。 　天外から齎される物や知識は、オンパロスに住まう者達を最初大いに躊躇させた。 　まずは、このオンパロスに真の平和を齎した開拓者とその仲間の「ナナシビト」達、そしてオンパロスの元凶を打破する為に開拓者とその仲間達に尽力してくれた「天才クラブ」――少しずつ規制しながらも天外との交流を始めたオンパロスには、明るい未来しか存在しない。 「ねえ、ファイノン」 　永劫回帰が始まる前、ファイノンに殺される事でオンパロスの滅亡と消滅を長引かせる選択をした、彼の幼馴染であるキュレネは、ピンクの髪をサラサラと靡かせながら首を傾げた。 「なんだい、キュレネ？」 　成長が止まった子どもの姿のキュレネへと顔を向けて、ファイノンはこてりと首を傾げ問う。 「モーディスとは、最近どうなの？」 「えっ！？　ど、どうって……」 　顔を真っ赤にしてファイノンは慌て、そんな分かり やすい弟のような存在のファイノンにキュレネは更に言葉を掛けた。 「どうって、貴方達ってお付き合いしているのでしょう？　これからの事とかを、話し合っていないの？」 「そ、れは……僕達はまだ、付き合い始めたばかりだし」 　黄金裔の、ファイノンの、キュレネの、文字通り命を賭け続けた無限ともいえる永劫回帰は終わった。 　データの存在であったが今は実体と魂を持つ人間として存在するオンパロスの人々を、悪意をもって害そうとする存在から守る為に黄金裔であった者達は奔走する事となったのである。 　今はまだ天外との交流は規制があり大々的では無いが、大なり小なりの騒ぎは毎日起こっており、ファイノンとキュレネは騒ぎが無いかを見回る為にオクヘイマの雲石市場を巡回で歩いていた。 「あらあら♪　付き合い始めでも、どこまで関係が進んだとかあるでしょう？」 「それは……まあ、それなりには」 　歯切れ悪く口元を右手で隠してファイノンは言い、自分とモーディスが恋人となった時の事を思い出す。 　オンパロスに真の平和が齎された日、オクヘイマでは祝宴が開催され、その時一人宴の輪から離れていたモーディスにファイノンは近付き、労いの言葉を言い合って沈黙が流れ……ファイノンは思わず「君が好きだ」と、秘めていた思いと言葉を口に出してしまった。 　三千万回以上繰り返された永劫回帰、その輪廻でファイノンはいつもモーディスの事を好きになり、けれども思いを告げる事は一度も無かったのだ。 　気が緩み思わず口から溢れてしまった言葉にファイノンは焦り、モーディスは頬を仄かに朱に染めて顔ごと視線を外しながら、「……俺も、お前を一人の男として好いている」と紡ぎ出した。 　いつ果てるか分からない身であり、これまで告げる 事無く秘めていたのだとモーディスから聞かされ、ファイノンは思わずモーディスを抱き締め、誰にも見えないよう太い柱の影で初めてのキスを交わしたのである。 　柔らかく艶やかで手入れの行き届いた口唇を夢中で貪り、モーディスも激しく求めてくれて、キスだけでは物足りなくて二人は祝宴をこっそり抜け出し、情熱的に互いを求め貪り合った。 「ファイノン、鼻の下が伸びてるわ」 「えっ！」 「もう、何を思い出していたのかしら？　モーディスに言い付けたら、ファイノンは怒られるのか呆れられるのか、彼女の反応が楽しみだわ♪」 「キュレネ……人の恋路の邪魔すると、大地獣に蹴り飛ばされるよ？」 　幼馴染の気安い言葉のキャッチボールをしながら二人は雲石の天宮へと向かい、巡回の報告しに行くキュレネと別れたファイノンは、今はモーディスと共に住んでいる黄金裔専用のプライベートルトロへと戻って来た。 「……戻ったか」 「うん。　メデイモス、ただいま」 　笑顔で帰宅の挨拶をしたファイノンは、オンパロスの女性用普段着を着用しているモーディスを抱き締め、バニオをした後の石鹸と香油の香りを思い切り吸い込みながら、至福に浸る。 「……あれ？」 　ファイノンはいつもと違う抱き心地に首を傾げ、少し躰を離してから徐に両手でモーディスの胸を鷲掴んだ。 「ファ、イノ…っ！？」 「……ああ、胸当てがいつもと違うから抱き心地が違うのか」 　こんな所で『モーディス百科事典』の片鱗を披露す
August 14, 2025 at 8:48 PM
harutsugeru.bsky.social
弾かれたように気がつけば、曇天の空の下で鬼丸と斬り合いをしていた。本丸は崩壊しかけて、弟たちが縋ってくるのを振り解いて、遡行軍になりかけた鬼丸と一時も気の抜けない鍔迫り合いをしていた。はずなのに、意識が飛んでいた？その一瞬の虚をついて鍔を押し返してきた鬼丸が、突如一期の刀を素手で掴んできた。刃は鬼丸の指に食い込んで、腱を切られた小指がだらりとぶら下がったが、それでも、屈強な彼の指は一期の刀を掴んでいた。なにを、と思って顔を上げると、先ほどまで正気を失っていた鬼丸の右目に、僅かに光が戻っているのに気がついた。
November 1, 2025 at 3:07 PM
manleytea.bsky.social
🌃
#弟切飛 #さよならエンドロール #SayonaraEndRoll #Eve家
March 31, 2025 at 7:54 AM
masoho11.bsky.social
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「@Abbracciare11 / @masoho11.bsky.social　　真朱」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　戦装束を身に纏うモーディスの下着は、機能性重視である。 　アグライアが「金織」の名に恥じない逸品として制作した黒の胸当ては、右上半身の肌を曝け出している為に他人に見せる事となっており、胸当てはとてもシンプルなもので豊満過ぎる乳房を中央に寄せて持ち上げる糸強度と、敵の攻撃を受けても破れも解れも無い頑丈さを誇っている。 　下着に見えないよう朱子織りの布で作られた胸当てと、揃いの布で作られたショーツはＶフロントＴバックであり、激しく動くモーディスが食い込みに気を取られないようにアグライアは製作した。 　モーディス自身もこれは良いと賞賛し、乳房が揺れず臀部にショーツの食い込みを気にしないで良い事に快適さを感じていたのだ。 「……アグライア、頼みがある」 「ええ、聞きましょう」 　真の平和が齎されたオンパロス、「金織」のアグライアの部屋へと訪れたモーディスは、懐から開拓者の仲間である三月なのかから貰った雑誌を取り出して、不思議そうに小首を傾げたアグライアに手渡した。 「これは？」 「以前、貰った物だ。　それでお前に、この下着を作って欲しい」 　頬を赤らめながらモーディスはとあるページを開き、アグライアは意外そうな表情をしてしまう。 「……メデイモス、貴女がこういう系統の下着を所望するだなんて、意外でした。　ファイノンは、こういう下着が好きそうですね」 　アグライアの言葉にモーディスはグッと息を詰め、視線を逸らしてしまう。 「……悪いか」 「いいえ。　「浪漫」を司る半神であった身からすれば、貴女のいじらしさを讃えたい気持ちです」 　人間性を取り戻したアグライアはクスクスと笑うがそれは揶揄っている訳ではなく、心からの安堵のもの。 「私達はもう、何も失わない。　そして、手を伸ばし欲しいものを掴み取る事が出来る……メデイモス、「紛争」の半神出会った存在、貴女が今欲するものは何ですか？」 「……愛しい男の、賛辞だ」 　顔を赤く染めてアグライアを見ず、けれどもキッパリとそう言い切ったメデイモスにアグライアは無邪気な子供のような笑顔を浮かべた。 　天外から齎される物や知識は、オンパロスに住まう者達を最初大いに躊躇させた。 　まずは、このオンパロスに真の平和を齎した開拓者とその仲間の「ナナシビト」達、そしてオンパロスの元凶を打破する為に開拓者とその仲間達に尽力してくれた「天才クラブ」――少しずつ規制しながらも天外との交流を始めたオンパロスには、明るい未来しか存在しない。 「ねえ、ファイノン」 　永劫回帰が始まる前、ファイノンに殺される事でオンパロスの滅亡と消滅を長引かせる選択をした、彼の幼馴染であるキュレネは、ピンクの髪をサラサラと靡かせながら首を傾げた。 「なんだい、キュレネ？」 　成長が止まった子どもの姿のキュレネへと顔を向けて、ファイノンはこてりと首を傾げ問う。 「モーディスとは、最近どうなの？」 「えっ！？　ど、どうって……」 　顔を真っ赤にしてファイノンは慌て、そんな分かり やすい弟のような存在のファイノンにキュレネは更に言葉を掛けた。 「どうって、貴方達ってお付き合いしているのでしょう？　これからの事とかを、話し合っていないの？」 「そ、れは……僕達はまだ、付き合い始めたばかりだし」 　黄金裔の、ファイノンの、キュレネの、文字通り命を賭け続けた無限ともいえる永劫回帰は終わった。 　データの存在であったが今は実体と魂を持つ人間として存在するオンパロスの人々を、悪意をもって害そうとする存在から守る為に黄金裔であった者達は奔走する事となったのである。 　今はまだ天外との交流は規制があり大々的では無いが、大なり小なりの騒ぎは毎日起こっており、ファイノンとキュレネは騒ぎが無いかを見回る為にオクヘイマの雲石市場を巡回で歩いていた。 「あらあら♪　付き合い始めでも、どこまで関係が進んだとかあるでしょう？」 「それは……まあ、それなりには」 　歯切れ悪く口元を右手で隠してファイノンは言い、自分とモーディスが恋人となった時の事を思い出す。 　オンパロスに真の平和が齎された日、オクヘイマでは祝宴が開催され、その時一人宴の輪から離れていたモーディスにファイノンは近付き、労いの言葉を言い合って沈黙が流れ……ファイノンは思わず「君が好きだ」と、秘めていた思いと言葉を口に出してしまった。 　三千万回以上繰り返された永劫回帰、その輪廻でファイノンはいつもモーディスの事を好きになり、けれども思いを告げる事は一度も無かったのだ。 　気が緩み思わず口から溢れてしまった言葉にファイノンは焦り、モーディスは頬を仄かに朱に染めて顔ごと視線を外しながら、「……俺も、お前を一人の男として好いている」と紡ぎ出した。 　いつ果てるか分からない身であり、これまで告げる 事無く秘めていたのだとモーディスから聞かされ、ファイノンは思わずモーディスを抱き締め、誰にも見えないよう太い柱の影で初めてのキスを交わしたのである。 　柔らかく艶やかで手入れの行き届いた口唇を夢中で貪り、モーディスも激しく求めてくれて、キスだけでは物足りなくて二人は祝宴をこっそり抜け出し、情熱的に互いを求め貪り合った。 「ファイノン、鼻の下が伸びてるわ」 「えっ！」 「もう、何を思い出していたのかしら？　モーディスに言い付けたら、ファイノンは怒られるのか呆れられるのか、彼女の反応が楽しみだわ♪」 「キュレネ……人の恋路の邪魔すると、大地獣に蹴り飛ばされるよ？」 　幼馴染の気安い言葉のキャッチボールをしながら二人は雲石の天宮へと向かい、巡回の報告しに行くキュレネと別れたファイノンは、今はモーディスと共に住んでいる黄金裔専用のプライベートルトロへと戻って来た。 「……戻ったか」 「うん。　メデイモス、ただいま」 　笑顔で帰宅の挨拶をしたファイノンは、オンパロスの女性用普段着を着用しているモーディスを抱き締め、バニオをした後の石鹸と香油の香りを思い切り吸い込みながら、至福に浸る。 「……あれ？」 　ファイノンはいつもと違う抱き心地に首を傾げ、少し躰を離してから徐に両手でモーディスの胸を鷲掴んだ。 「ファ、イノ…っ！？」 「……ああ、胸当てがいつもと違うから抱き心地が違うのか」 　こんな所で『モーディス百科事典』の片鱗を披露す
August 14, 2025 at 8:45 PM
niiidra.bsky.social
現パロ🍃🍉
いつも爪は短く切って、ヤスリかけて綺麗にしている兄貴！しかし、急に仕事が忙しくなって、手入れするのをうっかり忘れてしまい…！

ようやく仕事も落ち着いて、ひさびさに弟と🛏️でいざっ！って時に、長い爪に気づいて、「チッ…！」って大きな舌打ちしてから、起き上がって、素っ裸で部屋をものすごい勢いで飛び出して、どこかしこもバギバキにしたまま、ヤスリで爪を超高速で削る兄貴…！

心配して「兄貴…何してんの…？」って追いかけてきた困り顔の弟を、「兄ちゃんやることあるからよォ…大人しく部屋で待ってろォ…」ってバギバキの形相で追い返す優しい兄貴…！
January 26, 2025 at 9:55 AM
makoaotori.bsky.social
Finally finished it after 9 months
#弟切飛 #Eve家 #art #illustration
October 23, 2025 at 10:28 PM
umiya75.bsky.social
26話
夏ノ試し〜リランが言葉を理解する夏季休暇。皆恋愛に浮ついている…。トムラ先輩が割としっかりエリンを意識してるしユーヤンもがっつりカシュガンに片思いをしている。アニメ版カシュガンからは姉のいる弟感をひしひしと感じるので姉への土産オチ納得だった。
リランが非常に犬。麦わら帽子を飛ばして追いかけるくだりや、エリンを舐めてくるところも本当に犬。それでもリランが顔を近づけてくる映像は恐怖だった。子犬のように甘噛みされるだけで大怪我だよな。
野生に帰ることはないと知ったのち、リランが戯れてくるのを受け止めつつ涙が流れるシーンは美しかった。親子的な触れ合いを描くことでかえって切なさを強調してもいる。
October 12, 2024 at 4:15 AM
gatententen.bsky.social
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「広義の友達」、「あいらん@」と記載されています。 以下は本文の内容です。 　同期により今の角名くんを見ろと言われ、面倒くさいより反発の方が勝ってしまい実行なんぞしてやるかと思っていた矢先。弟がとあるリンクを私に送り付けてきた。 『大人しく見ろ』という言葉と共に届いたので仕方なくリンク先に飛んだらどうやら動画サイトらしい。画面に広がるのはバレーボールの試合だった。黒いユニフォームと黄色いユニフォームの選手たちが忙しなくひとつのボールを追って空を飛び、拾い、叩き落とす姿は数年前にテレビで見た春高を思い出した。 　黄色い方が相手のスパイクボールを叩き落とし、得点が表示される。そこでようやくこの試合がムスビィとＥＪＰのものだと知った。叩き落としたのは角名くんだったらしく、彼がピックアップされカメラに抜かれる。歓声の中勝気に微笑む彼の顔はいつも私に向けている顔とは全然違う、戦う人の顔だった。 「観たんか」 「観たわ。ＥＪＰとムスビィの試合やろ」 　切り抜きだったらしいあの動画はすぐ終わった。帰宅しだらだらする間もなく弟に突撃され、信用されてないのも分かっているのでちゃんと観た証明として試合相手も伝えてやる。どうやらあれはついこの間、まさにおにぎり屋でプロバレー選手勢揃いのあの日の試合だったらしい。 「んで、何であんなん送り付けてきてん」 「角名から送られてきたからや」 「へえー」 「伝言、一回でいいから見に来てくれ、やて」 「はあ……そんなこっちゃろうと思っとったわ。アンタも角名くんの味方か」 　伝言以外に何を吹き込まれたか知らないけど、どうしてあちこちから角名くんプレゼンされなきゃならないんだ。ついこの間同期にあれこれと言われたばかりだというのに。 「何やさぐれとんねん。味方も何もあらへん。俺かてあれから姉貴がのらりくらりバレー関連から目ぇ背けとんの知っとるわ。でも今の角名見たらんのもフェアちゃうやろ。少なくとも春高は俺と一緒に見とったやんけ」 「あん時はあん時やん。プロと高校生の全国は違うやん」 「場所も立場も違うかもしれん、けどやっとる事はおんなしや。振るならもっぺん角名をちゃんと見てやれ、学生の立場もない、大人んなった角名を」 「大人になりきらん学生が何か言うとるわダッサ」 「ああん？！」 　こっちからも同じようなことを言われてしまった。同期はともかく弟は角名くんからの連絡で動いている。同期に言ったのは冗談だったってのに冗談抜きで外堀埋め始めてきたな角名くんのやつ。 　 『動画見てくれた？』 　 　夜、部屋でネットサーフィンに勤しんでいたら通知が飛んできた。昔なら数回メールやり取りしたら電話が鳴っていたが、ガラケー設定を未だ貫いているのでアプリ経由で着信が鳴ることはないし番号は教えてないのでそちらも鳴らない。ついでにアプリの通信速度はガラケーの方が遅いので既読も返信も遅くなったってバレやしない。とは言ってもパソコンと同期させているのでパソコン を開いている時はその限りじゃないけれど。 　 『帰ってからパソコンで観た。ドシャット？　って言うんやっけ？　すごいなあれ』 　 　これは純粋な感想。高校生の時よりずっと幅広い年齢の人達と、高校の時よりずっと力強く打ち込まれるボール。取るのも打つのも弾くのも、どれひとつ取ったって春高の時のそれより見応えがあるものだった。 　 『じゃあ伝言も聞いてくれたよね』 『観戦に来いってあれ？　その為に静岡まで行くんさすがにダルいて。無理無理』 『さすがにホームゲームなんて無茶は言わないよ。俺が関西に遠征ある時とかさ』 『それが土日休みに被って私が休日出勤なくてついでに予定も何も無かったら検討しとくわ』 『それ、行けたら行くを遠回しに言ってるだけじゃん笑』 　 　行くつもりないからね。仮に観に行ったからといってどうこうもないだろうけど。 　 『ほなら行けたら行くってことで』 『来る気ない返事だ』 『ちゃんと検討する言うとるやん』 『来てくれるって確証が欲しい』 『行けるか分からんのに返事なんかできるか』 　 　週末でも他に予定が出来たら角名くんの試合よりそちらを優先するし平日なんてもっての外、も し空いてたら仕方ないから考えてやるか程度だ。申し訳ないけど角名くんの優先度は限りなく低い。 　実際、予定を空けていても仕事になる可能性がないわけではないし、代休は取るにしてもごく稀に週末出勤になるから本当に確証がないのだ。でも今それを伝えたところで体のいい断り文句にしか聞こえないだろう。 　 『なら週末で関西方面の遠征と試合決定したら教える。だからお願い、観に来て』 『行けたらな』 『絶対来て』 『行けたらって言うとるやろ』 　 　しつこすぎてめんどくさくなったので、これ以降のメッセージは全て未読のまま放置した。そして弟のトークを開いてついでにメッセージを送る。 　 『休日出勤の可能性を伝えても信用されんからメッセージ無視しとる』 　 　あちらにもこう伝えておけば、痺れを切らして弟に連絡を取っても事情は伝わるだろう。私が休日出勤でグダグダ文句言ってるのあの子も知ってるし。 　 　
April 8, 2025 at 8:20 PM
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たとえ弟が地下に閉じ込められても、自分の睡眠時間や勉強時間を削ってまで夕食を用意するような男ではない。そして🕶の祖父やその他の血縁は、🪟父が🪟家を継ぐときに家から追放したらしい。
答えはひとつだった。
🪄︎︎局に出勤するためホウキに乗ろうとしている🪟父を呼び止め、🕶は言った。
｢絶対にテメェにオレの価値を認めさせてやるからな！｣
🪟父はフンと鼻を鳴らした。
｢当たり前だ、そうでなくてはわざわざ包丁で指を切った価値がない｣
そう言い残してホウキで飛び去る父を🕶は清々しい笑顔で見送っていた。
🕶の耳に、今見上げている空のように清々しい色の髪をした生意気な後輩の言葉が木霊する。
September 26, 2024 at 6:08 AM
famufalufalu.bsky.social
長義くんが修行へ行ったので「この本丸には山姥切長義が必要だってこと分からせてやり隊」が聚楽弟へ出陣し長義くんの帰りを待つことになりました
青江「山姥切はバッキバキだねぇ…太もものことだよ？」
村正「ズボンが弾け飛びそうデスが大丈夫デスか？ワタシが代わりに脱ぎマスか？」
亀甲「聚楽弟、タイミング次第ではぼくは暫くご主人様に会えないんですか！？って聞いた時のご主人様の目…！！思い出しただけでもイイっ…！」
包丁「人妻の街・聚楽弟って聞いてたんだけど…嘘だったの…！？」
まんば「長義もひと回りデカくなって(※筋肉の話)帰ってくるだろうか」
同田貫「〜♪(鼻歌・出陣なのでご機嫌)」
January 21, 2025 at 2:33 PM
asteriafoxtea.bsky.social
{Old Art} Tobi and Dragon Girl from “Fight Song”

youtu.be/2eOg5DoYuwU?...

#fanart
Fight Song Tobi Otogiri and Dragon Girl / ファイトソングおとぎりとび弟切飛命くんと龍子
November 10, 2024 at 1:40 AM
crowling.bsky.social
Bibbidi bobbide boo~
How to Eat Life / Eve
いのちの食べ方 (𝘪𝘯𝘰𝘤𝘩𝘪 𝘯𝘰 𝘵𝘢𝘣𝘦𝘬𝘢𝘵𝘢) / Eve
#弟切飛 #TobiOtogiri
June 10, 2024 at 1:14 PM
sumire-k-ff.bsky.social
弟発揮するRuskさんかわいい……☺️☺️☺️
頼られるの好きな自機ちゃんはやる気に満ちていると思います、見た目ではあんまりわからないけど😌

飛び出してっちゃった自機ちゃんをダッシュで追いかけるRuskさんの図かわいいですね🤭 息切らせながら追いついてきたRuskさんに「えっ、どうしたの」って反応してる自機ちゃんだ(かわいい)

以前Ruskさんは自分の名前あんまり好きじゃないって話あったと思いますが名乗る時は普通に名乗ってます？
自機ちゃん他の子呼ぶとき基本は名前呼び捨てなんですが、呼び名を指定されたらそう呼ぶのでどうなるかなと🤔
May 25, 2025 at 1:19 PM
yumegoto.bsky.social
兄者、絶対遡行軍とかケビンに「なぁーにが鬼切の太刀だよ…あんなんどっちが鬼だかわかんねぇよ」「しっ！聞かれようものなら本刃どころか光の速さで弟の方がすっ飛んでくるぞ！」とかって陰口叩かれてると思うんだよね…

やだよね、敵だったら…こんわいよね…あんなん突っ込んできたらさ…
March 20, 2025 at 3:24 PM
einovaltteri.bsky.social
出張中で家にいない間は自分は私と弟のこと好きにサンドバッグ扱いしていい！ってなってんじゃん。もう相談する友人とかが通話越しに聞いて引いたり首傾げてるくらいにはおかしいんだよ……。
父と弟と親類関係が好きだから出て言ってなくて縁切ってないだけやぞ、ないんだったら金がなかろうがなんだろうが飛び出しとるわ。
March 19, 2025 at 6:16 AM