書きたいところのまわりが中々仕上がらない。ここのセリフのところは気に入ってる。

何故か審神者がやたらと強メンタルで、あまり不穏にならない。何故…不穏な感じが書きたいのに…

人生に寄り添って欲しい〜！！清光〜〜！！好きだ〜〜！！！

そっと上着を掛けて、身体を冷やしていけませんからね、とか言って後から思い出してちょっと赤くなる感じの個体な気もする。

虚伝は後者、天伝は前者…いや、前者かアイツ…？

例えば主が豊満な女審神者だったとして、目のやり場に困る赤面する可愛いお兄ちゃんも有りだし、にっこにっこしながら眼福だと思ってるのも有り。振り幅がデカい。

一期も個体差デカいと思う。
ピュア貴公子すけべ腹黒割と何でも似合う。

ここの三日月は、みかさにというか審神者の保護者。
三日月をツッコミに回すには、保護者の立ち位置に立って貰うのと審神者が破天荒じゃないといけないと思った。正直、それでも個体差によっては審神者全肯定じじいになる可能性がある。

その上、贔屓目を引いてもうちの主ってめちゃくちゃ可愛いんだけど、めちゃくちゃ「可愛いって言われるのが嫌い」なのだ。
俺、顕現して即可愛いって言ってバックドロップされたもんね…長船なんか皆うっかり可愛い可愛い言うもんだから、毎日誰かしら技かけられてるよね…

「良いか主。可愛いという言葉は、必ずしも其方を侮る意味がある訳ではないのだぞ。確かに先程の男の言葉は嫌味であったが、毎度毎度些細なことで拳を振るっていては政府より更なる責を言い渡されるやもしれぬ。大体…」

クドクドと説教を始めた三日月だが、肝心の主は明らかに話を聞いていない。あっ、手振ってる。可愛い。

ここに顕現した時から、三日月は主の後始末をして回っていたから、てっきり三日月ってそういう刀なんだと思ってた。だから、よその三日月を見た時はビックリした。いや、うちの三日月と全然違うじゃん！って。
その三日月が変わってるんだと思ってたら、他の本丸の三日月は大体同じ。ゆったりと、いつも鷹揚に構えている。違うのはうちの三日月。

主ってば、見た目は大人しいのにめちゃくちゃするもんだから、三日月の方が倫理観とか人の世の常識を身に付けてる。いや、主だって何もないのに噛みつきはしないんだけどね。他の人間より沸点がめちゃくちゃ低いってだけで。基本解決方法が力押しってだけで。

菓子折を送る三日月宗近。いや、むしろ送り慣れてる三日月宗近だ。うちの三日月は。
うちの本丸にカタログが何冊あるか知ってる？据わった目で、片手に端末片手にカタログ捲る三日月、見たことある？俺はある。

うちの主ってちょっと特殊で、初期刀が三日月だったりする。
元々二人で政府の依頼を受けてるフリーの審神者だったらしいんだけど、何かと喧嘩っ早い主にいい加減堪忍袋の緒が切れたらしいお偉いさんが「そんなに元気が有り余っているならお前も前線で戦え」と本丸に一人と一振で投げ込んだらしい。

うちの三日月って、本当に不憫だと思う。
ほら見てよ。あんなに大声で叫ぶ三日月宗近って、多分他にそういないんじゃない？

「待て主！考えてから動けといつも言っているだろう！」

「過去は振り返らない主義！？そんなはた迷惑な主義捨ててしまえ！」

察するに、売られた喧嘩を高価買取している主を必死に止めている三日月の図。…だと思う。止められてないけど。華麗なドロップキックがお相手に決まっちゃってたけど。

「顔に似合わぬ凶暴な主ですまぬ…！どうも売られた喧嘩は500倍にして返す主義らしく…そちら側にも落ち度はある故、後日菓子折を送るので手打ちにして貰えぬだろうか」

水心子もだな。他にいるかな…

「本当に君はよく身体を壊すね。日頃の生活が乱れているんじゃないかい」
「ごめんて…2、3日で治ると思うから」
「その慢心が良くないんだ。ほら肩が出てる。しっかり布団を被って。食欲はまだ無いかい？部屋は寒くないかい。少し空調の温度を上げようか。毛布が足りないかな、もう2、3枚持ってこようか」
「暑い暑い暑い」

「ありがとう薬研…助かった」
「あんだけ騒がれちゃゆっくり出来ねぇだろ。悪ぃな大将。アイツらもあんたが心配なだけなんだ。悪く思わんでやってくれ」
「うん。…で、何で布団に入ってきた？」
「いや、暖をとらねぇと悪化したらまずいだろ？」
(お前もか)