氷華
LightNews LightNews
writehyk.bsky.social
氷華
@writehyk.bsky.social
11 followers 10 following 120 posts
せきぐちせんせい♡𝙱𝙸𝙶 𝙻𝙾𝚅𝙴♡
Posts Replies Media Videos
writehyk.bsky.social
ブルスカ限定コンテンツ　進捗スクショ
## 1 　重たかったのだ、眼鏡が。それでいつの間にか掛けるのをやめた。 　私の視界はどこにもピントが合うことはなく、常に輪郭がぼやけている。だが、それで困ることもない。曖昧で脆弱な意思しか持たぬ私には、これくらいが丁度良い。 　妻には字を書くときくらいは掛けたらどうかと言われるが、私の姿勢など元から歪んでいるし、さらに曲がったとしても、もはやどうでも良いことだ。それに、長らく使っていないせいで、眼鏡をどこにやったのかすら分からなくなってしまっている。今さら新しいものを作る気にもならず、使うかどうか怪しいものに金を使うような懐の余裕もなく、そんなこんなで眼鏡のない日日が過ぎていった。 　ぼやけた世界は、眼鏡を通して見る世界よりも居心地が良い。声をかけてくる近所の住人も、店の看板も、夜空の星だって、私には縁遠いものだ。それらが見えないことは、かえって私を身軽にさせた。 　原稿用紙に顔を寄せる。ふわりと香る洋墨《インク》の匂い。万年筆を握り、升目の中にひとつひとつ、言葉を埋めていく。 　──ただ、目の前だけを見る。 ## 2 　私は思考の海に溺れそうなところから、命からがら抜け出して、気がつけば外に出ていた。 　空は鈍色に塗りつぶされていて、ひと雨来そうな、じっとりと肌に纏わりつく不愉快な空気が充満している。ただただぼんやりと薄暗い。それが今の私にはしっくりきた。 　街並みはさして変わり映えしないようでいて、改装やら新築やらで刻々と変化を続けている。厭でも時の流れというものを実感させられる。 　変化していくということ。それは、知っている物事が知らない物事へと変容することだ。知らないという状態は、ひどく不安だ。だから知ろうとするのに、知れば知るほど知らないことが増えて、足元が覚束なくなる。
August 3, 2025 at 10:55 PM
writehyk.bsky.social
調子に乗ってふわふわっ子載せちゃう
茶髪紫目の子が机に伏せている。後ろの窓から光が差し込んでいる 金髪青目の白衣を来た子。横から窓の光が差し込んでいる。
July 6, 2024 at 3:31 PM
writehyk.bsky.social
性癖開陳！
赤髪碧眼のひとのイラスト 白い髪でオレンジ色の目の子のイラスト 手前は黒髪ぱっつんカットロングヘアで茶色のスーツを着たひと、後ろに背中合わせで茶髪黒スーツのひとが立っている
July 6, 2024 at 3:23 PM