/ 推しが幸せならそれでいい / BL・GL・HL 好きなものを好きなだけ / 右固定 /
成人済(35↑)
今回、🎅が大人になったのは、自分の意志である。
🏍️が病気ゆえ、どんどん弱っていくので、支えるために大人になりました。
肉付けしないネタとして投下したのに蛇足つけないとなんで大きくなったかもわからないのは私の文章力が足りない!!ことが!!原因!!
文章力よ!降りてきてください!!お願いします!!!!
今回、🎅が大人になったのは、自分の意志である。
🏍️が病気ゆえ、どんどん弱っていくので、支えるために大人になりました。
肉付けしないネタとして投下したのに蛇足つけないとなんで大きくなったかもわからないのは私の文章力が足りない!!ことが!!原因!!
文章力よ!降りてきてください!!お願いします!!!!
「なんだよー!最後の最後まで見せつけてくれるじゃんか!」
大きく「わははっ!」と声を上げ笑いながら、🕛️は空に向けて叫んだのであった。
ハッピーエンド!!!!!!
「なんだよー!最後の最後まで見せつけてくれるじゃんか!」
大きく「わははっ!」と声を上げ笑いながら、🕛️は空に向けて叫んだのであった。
ハッピーエンド!!!!!!
🏍️と一緒に。
🏍️から目を離さず、🎅は微笑みながら軽く首を縦に振る。
「そんな…、🏍️とお前までいなくなっちまうなんて…」
と拳を握りながら🕛️は涙を流す。
しかし、次の瞬間には涙を袖口でぐい、と拭い「にっ」といつものおおらかな笑顔を🎅に向けるのだ。
「向こうに行ったら、🏍️や🐉兄貴によろしく言っといてくれ!またな、🎅!!」
🎅は🕛️に顔を向け、大輪の花咲くような笑顔で頷いた。
🐻にも同じ様に笑顔を向け、口元に「ありがとう」の形をつくった後に全身にヒビが入り砕け散った。
🏍️と一緒に。
🏍️から目を離さず、🎅は微笑みながら軽く首を縦に振る。
「そんな…、🏍️とお前までいなくなっちまうなんて…」
と拳を握りながら🕛️は涙を流す。
しかし、次の瞬間には涙を袖口でぐい、と拭い「にっ」といつものおおらかな笑顔を🎅に向けるのだ。
「向こうに行ったら、🏍️や🐉兄貴によろしく言っといてくれ!またな、🎅!!」
🎅は🕛️に顔を向け、大輪の花咲くような笑顔で頷いた。
🐻にも同じ様に笑顔を向け、口元に「ありがとう」の形をつくった後に全身にヒビが入り砕け散った。
それは愛しいものを愛で慈しむように何度も、何度も。
呆然と🕛️と🐻が膝をつく中、ピシリと何かが割れるような音が響く。
ふと、顔を上げ音が立ったであろう方を見ると、🎅の顔にヒビが入っているではないか。
「🎅!」
🕛️が🎅の方に手をかける。
顔に入ったヒビが止まることなく広がっていく。
新たな音が響いたかと思うと、次は腕や首にヒビが入るのだ。
「🐻!どうしたらいい!?」
🕛️は声を荒げる。
🐻は狼狽えながらも、1つの結論に達する。
それは愛しいものを愛で慈しむように何度も、何度も。
呆然と🕛️と🐻が膝をつく中、ピシリと何かが割れるような音が響く。
ふと、顔を上げ音が立ったであろう方を見ると、🎅の顔にヒビが入っているではないか。
「🎅!」
🕛️が🎅の方に手をかける。
顔に入ったヒビが止まることなく広がっていく。
新たな音が響いたかと思うと、次は腕や首にヒビが入るのだ。
「🐻!どうしたらいい!?」
🕛️は声を荒げる。
🐻は狼狽えながらも、1つの結論に達する。
先程から、一定のリズムを立てていたのは、この男の涙であろう。
「…🎅?」
🐻は男に向けて問いかける。
すると男は🐻に向け、涙もそのままに微笑みを向けるのだ。
あぁ、🪴👧が成長するというのは本当だったのだ。
自分たちが知っている🎅は5歳ほどだったが、今はもう20歳を越えている頃だろう。
🐻をみて微笑んだ🎅は、🕛️に向けても同じように微笑んだあと、膝の上に頭を乗せている🏍️に上体をかがめ、赤く染まる口元に同じく口を寄せる。
赤が🎅の口を染めることを厭わぬように。
先程から、一定のリズムを立てていたのは、この男の涙であろう。
「…🎅?」
🐻は男に向けて問いかける。
すると男は🐻に向け、涙もそのままに微笑みを向けるのだ。
あぁ、🪴👧が成長するというのは本当だったのだ。
自分たちが知っている🎅は5歳ほどだったが、今はもう20歳を越えている頃だろう。
🐻をみて微笑んだ🎅は、🕛️に向けても同じように微笑んだあと、膝の上に頭を乗せている🏍️に上体をかがめ、赤く染まる口元に同じく口を寄せる。
赤が🎅の口を染めることを厭わぬように。
「🏍️、🎅?いるか?」
返信はなかったが、中で衣擦れのような音が聞こえたため、ゆっくりと扉を開く。
そこにいたのは口元を赤く染め倒れる男と、その男の頭を膝に乗せ項垂れる男であった。
「「🏍️!!!!」」
🕛️と🐻の叫び声が重なる。
🐻は直ぐ様、🏍️の横に膝をつき脈を測り、呼吸を確認するも、すでに息はなく、まだほんのりと温かい体温を残すのみであった。
「ウソだろ…」
🏍️の横で膝を折る🕛️
ふと、🏍️の頬を静かに撫でる男に目が行く。
「🏍️、🎅?いるか?」
返信はなかったが、中で衣擦れのような音が聞こえたため、ゆっくりと扉を開く。
そこにいたのは口元を赤く染め倒れる男と、その男の頭を膝に乗せ項垂れる男であった。
「「🏍️!!!!」」
🕛️と🐻の叫び声が重なる。
🐻は直ぐ様、🏍️の横に膝をつき脈を測り、呼吸を確認するも、すでに息はなく、まだほんのりと温かい体温を残すのみであった。
「ウソだろ…」
🏍️の横で膝を折る🕛️
ふと、🏍️の頬を静かに撫でる男に目が行く。
やっと、やっと見つけた…!!
と、家の前に立つ。
家、と言っていいのか、あばら家のような風体だ。
玄関扉のような板に耳を当てると、中から硬いものが床に落ちるような音が一定のリズムを保って聞こえてくる。
やっと、やっと見つけた…!!
と、家の前に立つ。
家、と言っていいのか、あばら家のような風体だ。
玄関扉のような板に耳を当てると、中から硬いものが床に落ちるような音が一定のリズムを保って聞こえてくる。
「さっきから🎅っぽい子の年齢がおかしくないか?俺らが知ってるのは5歳くらいだった。🪴👧は見た目は変わらないお人形だったのではなかったのか?」
「だが、話を聞く限り成長している気がする」
と。
🐻は続けるのだ
「噂程度の話ではあるが、🪴👧は成長することがある、と聞いたことがある」
「なんでも、人の食べ物を食べると成長するとかしないとか…」
🕛️と🐻は顔を見合わせる。
🎅が成長している。何故か?多分、いや、絶対に🏍️の為だ。
同じとこを考えていたのだろう。
「「愛されてるな」ー」
と同時につぶやいたのだった。
「さっきから🎅っぽい子の年齢がおかしくないか?俺らが知ってるのは5歳くらいだった。🪴👧は見た目は変わらないお人形だったのではなかったのか?」
「だが、話を聞く限り成長している気がする」
と。
🐻は続けるのだ
「噂程度の話ではあるが、🪴👧は成長することがある、と聞いたことがある」
「なんでも、人の食べ物を食べると成長するとかしないとか…」
🕛️と🐻は顔を見合わせる。
🎅が成長している。何故か?多分、いや、絶対に🏍️の為だ。
同じとこを考えていたのだろう。
「「愛されてるな」ー」
と同時につぶやいたのだった。
🕛️と🐻に連絡を取っている暇なんてありません。
会社の従業員にも申し訳がない気持ちですが、金庫の中身と銀行に預けてあるもので退職金としてもらえたらと考えます。
会社から飛び出しました。その後、🏍️や🎅の行方は知れず……
🕛️と🐻に連絡を取っている暇なんてありません。
会社の従業員にも申し訳がない気持ちですが、金庫の中身と銀行に預けてあるもので退職金としてもらえたらと考えます。
会社から飛び出しました。その後、🏍️や🎅の行方は知れず……
ゴホゴホと空咳のような咳をした後に喉から熱いものが迫り上がってきました。
喉で止められるわけもなく、吐き出します。
ドス黒い赤、これは🐉兄貴も死期が差し迫ったときに吐いていたものと同じです。
こんな時になんだって……!!
🎅はそんな🏍️に寄り添います。
もう、一時だって猶予がないことを🏍️は察するのです。
ゴホゴホと空咳のような咳をした後に喉から熱いものが迫り上がってきました。
喉で止められるわけもなく、吐き出します。
ドス黒い赤、これは🐉兄貴も死期が差し迫ったときに吐いていたものと同じです。
こんな時になんだって……!!
🎅はそんな🏍️に寄り添います。
もう、一時だって猶予がないことを🏍️は察するのです。
🏍️が取扱う不動産が軒並み暴落を起こしたのです。
1件2件ならまだしも、ここ最近に取り扱った案件が全て。
どうして、なんでと考えたところ、普段なら自分の目で確かめて契約をするものを、忙しさゆえ部下に委託していたものが当てはまるのです。
部下…とはいえ🐉🏯の頃からの人間ではありません。
信頼できるものに調査をしてもらった結果、会合で🎅のことについて話したお偉いさんの縁故の者だと気付きます。
🏍️が堕ちれば、🎅を手放すだろうとの打算でしょう。
🏍️はどんなに堕ちようが🎅を手放すわけがないだろうと憤ります。
そんなときです。
🏍️が取扱う不動産が軒並み暴落を起こしたのです。
1件2件ならまだしも、ここ最近に取り扱った案件が全て。
どうして、なんでと考えたところ、普段なら自分の目で確かめて契約をするものを、忙しさゆえ部下に委託していたものが当てはまるのです。
部下…とはいえ🐉🏯の頃からの人間ではありません。
信頼できるものに調査をしてもらった結果、会合で🎅のことについて話したお偉いさんの縁故の者だと気付きます。
🏍️が堕ちれば、🎅を手放すだろうとの打算でしょう。
🏍️はどんなに堕ちようが🎅を手放すわけがないだろうと憤ります。
そんなときです。
言っといてよ!!兄貴〜!!と心のなかで叫びます。
🐉🏯にいた頃は小さな世界で完結していたので、何も知らなくても問題がなかったけど、いざ、そんな話を聞いて益々、🎅から離れられなくなる🏍️
金銭がどうのこうのより、🎅の心配です。
まぁ、今までどおりに一時も離れなきゃいいか。なんて、甘い考えでした。
言っといてよ!!兄貴〜!!と心のなかで叫びます。
🐉🏯にいた頃は小さな世界で完結していたので、何も知らなくても問題がなかったけど、いざ、そんな話を聞いて益々、🎅から離れられなくなる🏍️
金銭がどうのこうのより、🎅の心配です。
まぁ、今までどおりに一時も離れなきゃいいか。なんて、甘い考えでした。