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ヴァン・ダムを讃えよ!
『フライト・リスク』鑑賞。2025年製作、91分。
フライト時間と上映時間がほぼ同じな事にまず感心した。90年代に量産されたパニックアクション映画的なバイブスのある、日曜洋画劇場がまだあったら鬼リピされていたような、そんな丁度いい娯楽映画。
メル・ギブソンは人としては色々と最低だと思ってるけど、監督としては超一流だと再認識した。何だかんだで全作品観てる数少ない映画監督のひとり。
マーク・ウォールバーグは色々無駄の多い役作りだし主演では全然ないんだけど、あの結末にはニンマリした。これはピュア・エンターテイメントですね。アメリカで低評価だったから観ないでおこうかと思ってたけど、観て本当に良かった。
March 14, 2025 at 11:48 AM
『ロングレッグス』鑑賞。2024年製作、101分。
3章構成、頻繁な画角の変更、逆行するエンドロール(セブン?)と凝ってるけど、いかんせん恐くはない。ニコラス・ケイジのおかげで出来が引き上げられてるのは間違いない。101分しかないのにダレてて長く感じた。そのための3章構成かと疑うほど。
ただ、公開初日の昼の回だったけど、学校帰りとかの若い子たちがシアターにぎゅうぎゅう詰めで、始まるまでやかましく、上映中は静かで、終わって明るくなると大いに盛り上がってて楽しそうだった。映画館はこうでなくちゃ。洋画でも本当に恐そうなホラーはヒットする兆候だし、良い劇場体験だった。映画はそれだけで良い。なので合格。
March 14, 2025 at 9:01 AM
『ドマーニ!愛のことづけ』鑑賞。2023年製作、118分。
少し前にツイッターでイタリア映画の名作とされる『道』を批判するポストが流れてきたけど、ネオレアリズモ的な演出で始まりながら『道』のような男性の理想に中指を立ててるような作品。主人公のDV被害が細心の注意を払って描写されてて感動した。デリアの目的は何なのか?何の予備知識も無しで観た方が絶対いい。欠点は邦題ぐらいしかない。1946年当時の歌曲から徐々に徐々に現代風の音楽に変わり、デリアも現代風の女性に変わっていくのが楽しい。
イタリア映画に久々に女性映画の名作が誕生した。今年のベスト映画の一つ。ワンス・アポン・ア・タイム・イン・イタリー。
March 14, 2025 at 5:18 AM
『Flow』鑑賞。2024年製作、85分。
(たぶん)初めてのラトビア映画。ネコは本来群れで行動しない生き物なのに、破滅的な大災害を前にイヌたち、テナガザル、鳥、カピバラと旅をする事になる。動物なので目的も行き先もない旅。
人間はもう滅びた世界なのか一切出てこないので、セリフは全く無し。なので85分がかなり長く感じられたけど、面白い。アニメの力だけで勝負していて、オスカー授賞も大納得。
メッセージやストーリーやテーマよりも表現に重きを置いた、擬似サイレント映画。『野生の島のロズ』がオスカーを逃したのが残念だったけど、勝者を観て観念しました。自分で動物たちのセリフやストーリーを考えるのも楽しい。
March 14, 2025 at 5:08 AM
『ウィキッド ふたりの魔女』鑑賞。2024年製作、160分。
はじめはファンタジー過ぎて鼻白んでたけど、段々自分に引き寄せて観る事に。好むと好まざるとに関わらず、2020年代を代表する映画になる事は間違いない作品。
2部作の第1部なので宙ぶらりんの尻切れトンボで終わったらどうしようと不安だったけど、杞憂だった。この一作だけでとても大満足。シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデの化学反応が凄まじい。『ポピュラー』の楽曲あたりから釘付けになってた。
シズ大学はイジメの梁山泊かってくらい酷い大学だったけど、そこからエルファバとグリンダの友情も生まれた。ラストの飛翔は泣くしかない。今年のベストの一つ。
March 13, 2025 at 2:30 PM
『ブルータリスト』鑑賞。2024年製作、215分。
迫害を逃れてアメリカに渡り、やがてそこにも失望してイスラエルへ渡る主人公たちユダヤ人。それを綺麗事でなく美化せず描いてるのが良かったかな。インターミッション15分を挟んで前半100分後半100分の215分は、200分に感じられる(笑)。インターミッションがなかったら相当体力的にも精神的にもキツかったと思う。
ガイ・ピアース演じるハリソンとその家族はアメリカ人の厭なところを煮詰めたよう。アメリカもナチスドイツもどっちもクソというメッセージがいい。
フィルムにわざわざ傷をつけて古風にして、あのラストは人を喰ってる。でもややノットフォーミーでした。
February 23, 2025 at 10:36 AM
『Broken Rage』鑑賞。2024年製作、66分。
ギャグがまあまあスベってるのも含めて、これは北野武監督ではなくビートたけし監督の映画だと感じた。自分が物心ついた時からたけしって無表情であまり喋らない司会者のイメージで、今回全力でコントする姿が逆に新鮮。
前半のシリアスパートは大した事なく、それをベースにした後半のスピンオフから本領発揮してる。まあそれもそんなに面白くはないんだけど、今後の北野武監督作品はこれまでとはガラッと変わったものになる予感がした。
66分でまとめてるのも含めて、監督の本気でのお遊びのような映画。肩の力を抜いて楽しみました。ただ、あと少し長かったら激怒してました。
February 16, 2025 at 11:36 AM
『敵』鑑賞。2024年製作、108分。
ていねいな暮らしを送る元教授の老人の前に、現れた「敵」。その正体は何なのか?観る前はどうせ認知症の症状か何かでしょと思ってたら、そうでもあり、そうではなかった(何だそりゃ)。
長塚京三はインテリで清潔感のある老人を当初演じていたけど、徐々に徐々に微妙に小汚く、みすぼらしくなっていく。そのさまがお見事。誰も逃れられない孤独と老い、そして「劣化」。
個人的に「敵」は老人が胎内で体験したという先の大戦のわずかな記憶のメタファーなのかなと思ったり。撮影や編集のわずかなキモさが良いなと思った。
もっと話題になっててもいいと思う。2025年の邦画ベスト1(早過ぎ)。
February 6, 2025 at 7:29 AM
『リアル・ペイン〜心の旅〜』鑑賞。2024年製作、90分。
いまどき珍しい90分という短さで、今の時代なら配信でもいい内容では?と失礼な事を思ったけど、映画館で観て良かった。
ポーランドでホロコースト・ツアーを旅する陰キャと陽キャのいとこ同士。兄弟とはまた違う微妙な距離感。ジェシー・アイゼンバーグはいつものキャラを演じて相変わらず良いけど、キーラン・カルキンが素晴らしい。
ホロコーストを耐え抜いた祖母の世代と強迫性障害や躁鬱に苦しむ現代の世代はどちらに本当の苦しみがあるのか?たぶんどちらも比べられないけど本当に苦しい。
キーラン・カルキンのオスカー助演男優賞は確実なのではないでしょうか。秀作。
February 2, 2025 at 2:00 AM
『動物界』鑑賞。2023年製作、128分。
人間が動物に変異する奇病が流行する世界。でもそれは決して世界の終わりではない。人から動物に変わる身体面の苦しみも精神面の苦しみもよく描けてるボディホラーだけど、苦痛や恐怖だけでなく、希望や開放感もあり、観終わった印象は明るい青春映画。
映像美だけでなく音楽や動物だけに聴こえる音などの音響効果も気を配って演出されてて、そこにも感動する。フランス映画だからといって気取ったアート映画なんかではなく、娯楽映画としても面白い。2024年に観ていたら間違いなくベストに入れてた。
ずっと観たいと思ってて観に行けてなかった映画だけど、映画館で観られて本当に良かった。
January 20, 2025 at 12:28 PM
『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』鑑賞。2024年製作、122分。
面白い。ドナルド・トランプ自身の空っぽな人物像よりも師匠となった悪徳弁護士ロイ・コーンの人物像に惹かれる作り。1970年代の元々愚鈍で内気だったトランプがでは善良だったかというとそんな事は全然なく、むしろ欲望が肥大するにつれて身体も醜く肥大していく様は純粋にコメディ。
ピカレスクと呼ぶには小心者で空虚な器のトランプ。こんな人がまた次の大統領かと思うと大いに不安になるけど、映画は意外とトランプを肯定も否定もしない。
トランプ大統領の就任式の直前に観られて、正に相応しいタイミングでした。とってもアメリカらしい映画です。
January 20, 2025 at 8:09 AM
『トワイライト・ウォリアーズ/決戦!九龍城砦』鑑賞。2024年製作、126分。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ホンコン。香港映画は死なない。
九龍城砦の巨大セットで縦移動と横移動を存分に使ったアクションが冴え渡る!
主人公チェンを仲間たちが全力で守る男たちのドラマも素晴らしい。
公開に備えてデブゴンシリーズ等を観てたサモ・ハンもビッグ・ボス役で助演とはいえ印象に残るし、71歳とは思えない激しいアクションを披露。師匠役のルイス・クー演じる「竜巻」の渋い役どころは本作のオスカーに値する。
既に2と3が製作中だけど、絶対観る。面白過ぎて公開初日に2回も観てしまった。2025年の映画暫定ベスト1!
January 17, 2025 at 2:16 PM
『子どもたちはもう遊ばない』鑑賞。2024年製作、62分。
イスラエルとパレスチナの関係について当事者たちが語るドキュメンタリー。62分という短さにのみ釣られて観たけど、観てよかった。イスラエルとパレスチナの未来は、遠い将来なら明るいだろうけど、今は地獄そのもの。その国を見つめる異国の人マフマルバフ監督の温かくも冷静な視点。
イランの映画であってもどちらにも肩入れしない姿勢に共感した。短い映画に従って、感想も短めで終わらせておこうと思います(知らんがな)。
January 13, 2025 at 12:41 PM
『苦悩のリスト』鑑賞。2023年製作、67分。
現状、暫定今年のベスト映画(早過ぎ)。タリバンが政権を奪還したアフガニスタンで、真っ先に亡命すべき芸術家とジャーナリストを決めるリストを作るイランの映画監督。67分という短さのみに釣られて観たけど観てよかった。マフマルバフ監督がした事は『シンドラーのリスト』のシンドラーがした事と同じで英雄的な筈なんだけど、誰かを救うリストを作る事は誰かを見捨てるリストを作る事でもあり、そこに深い苦悩がある。
映画はドキュメンタリーでありながらタイムリミットサスペンスみたいで不謹慎ながらハラハラして観てた。ラスト、疲れ果てたマフマルバフ監督の姿に感情が溢れる傑作。
January 13, 2025 at 12:33 PM
『ヴァン・ダム:スプリットパーソナリティ』観た。2023年製作、52分。
ヴァン・ダムの半生を辿るTVドキュメンタリー。字幕の自動翻訳が酷いのが玉に瑕。ベルギー時代、下積み時代、スター時代、凋落期、復活、そして現在までを追う。デビュー作から『シンデレラボーイ』等の映像クリップが観られて嬉しい。もちろん『ブラッドスポーツ』『キックボクサー』『ライオンハート』等初期の代表作の映像もたっぷり。何度も結婚離婚を繰り返し、ドラッグに溺れてスターの座を失ったヴァン・ダム。しかしそれでも、彼は終わってはいないという強いメッセージがある作品。
ヴァン・ダムファンは全員観よう。今ならアマプラでレンタルできます。
January 10, 2025 at 12:03 AM
『お引越し』観た。1993年製作、125分。
父が離婚に向けて引越した事をきっかけにして、極限の孤独に追い込まれる小学生の少女をこれがデビュー作の田畑智子が名演。
同じく両親が子どもの頃に離婚している身として、他人事としては観られずめっちゃ感情移入してしまった。要所要所の長回しが効いている。
間違いなく相米慎二監督の最高傑作だし日本映画の重要作。京都が舞台の映画を京都のミニシアターで観れたのも良かった。
終盤は少女の心象風景の具象化したような光景が続くけど、ラストの田畑智子の「おめでとうございまーす!」には涙と笑顔が同時に出た。全ての登場人物が愛おしくなる。素晴らしい。また大切な映画が出来た。
January 9, 2025 at 1:42 PM
『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』鑑賞。2024年製作、134分。
原作に1ページ程度しかない記述を基にここまでボリュームのある映画を作るのはギネスブックに載せられるレベル。でも何だか物足りない。一つの物語として完結はしてても、完成形になってないとでも言うか。
PJ監督の映画とは全く似て非なるものだけど、あの伝説の3部作と同レベルのものを求めるのも酷かな。『指輪物語』は元々ロトスコープを多用したラルフ・バクシ監督のアニメ映画が最初に作られたので、原点回帰と言えるのかも。
大きな欠点も特に優れている点も少ない映画で、終わった後は真顔になってた。面白いといえば面白いけど。そこそこの佳作。
January 7, 2025 at 11:37 AM
『ビーキーパー』鑑賞。2024年製作、105分。
ステイサムの強さが凄過ぎる。強さのハイパーインフレ、カンスト状態。いつものステイサムと侮ってはいけない。少なくともいつもの10倍以上は強い(バカの感想)。
復讐のために闘ってるのか世直しのために闘ってるのか、たぶん本人にも分からないんだと思う。ブルスカは過疎だからネタバレしてしまうと、大統領まで敵に回してしまう超絶展開に驚いた。
撮影当時56歳のステイサム、長回しのアクションがほぼほぼ無く細かくカットが割られていたのに年齢を感じて寂しくなったけど、それでもこのステイサムの動きならあと20年は現役でアクション映画の主演が出来そうだ。良い映画初め。
January 4, 2025 at 3:21 PM
『リスト』観た。2011年製作、29分。
2025年の映画初めは韓国のホン・サンス監督の短編映画。金銭トラブルから逃れるために海沿いの町に母親とやって来たミヘ。気晴らしに明日する12の事をリストアップし、実行してみると、人生が劇的に変わる。
ホン・サンス監督名物の映画監督の男性キャラクターが無理くりに出てきたりと、どこを切り取っても監督らしい作品。
2025年も映画を沢山観てみようと思ってるけど、いい肩慣らしになった感じ。八方塞がりの人生のリスタートを切る主人公に、観ているこちらも新年のリフレッシュが出来た。
韓国はショートフィルムも面白いんだな、と。気軽に楽しめる魅力に溢れた短編映画でした。
January 1, 2025 at 11:08 AM
『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』鑑賞。2022年製作、99分。
映画好きのエゴと思春期のあるあるをこれでもかと見せつけられてこっぱずかしさに悶絶する。出てくる映画がゼロ年代を通って生きてきたミレニアル世代を直撃してくるラインナップ。『マグノリアの花たち』は自分もまだ観てないけど。
カナダからハリウッドへの愛憎の籠ったラブレターのような映画。ローレンス、マット、ローレンの三角関係未満もいいね。今年の映画ベスト10を出すの、この映画を観た後にすればよかったと絶賛後悔中。一年の最後の冬に観るのにはピッタリの映画。
エンドロールのゼロ年代っぽい曲まで含めての全てが良かったです。
December 29, 2024 at 3:04 PM
『お坊さまと鉄砲』鑑賞。2023年製作、112分。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ブータン。
テレビとインターネットが世界一遅れて導入されたブータンに、遂に民主主義まで導入される。国民自らの力でなく国王によってもたらされた民主主義はブータンに根付くのか?
ブータンにしか絶対に作れなかった映画。「昔は良かった」という懐古を振り切って新しい時代に踏み出す一歩と、そのために必要だった銃(なぜ?)。平和と非暴力と民主主義への確かな一歩。誰かが書いてた事の丸パクリだけど、世界一平和な銃が出てくる映画だよ。
日本も国民の力で民主主義を勝ち取ったわけではないのは一緒なんだけど、ブータンの未来は明るい。
December 29, 2024 at 2:54 PM
『ストレート・トゥ・ヘル リターンズ』観た。1987年製作、91分。
俳優たちはとても楽しそうで良かった。観てる方はそうでもない。アレックス・コックスのパンクな映画。折り目正しくパンクしてるけど、頭でっかちに考え過ぎてるのが漏れ出てる。
タランティーノやロバート・ロドリゲスがいない時代でもジャンルムービーでこういう映画が作られていたんだな、と勉強になった。弾けてるようで弾けてない。私とアレックス・コックス監督の相性が悪いからかもしれない。
現代の西部劇で、好みのメキシカン・スタンドオフが沢山観れたのは眼福で良かった。1980年代の映画の雰囲気に触れられただけでも満足したいカルトムービーな一本。
December 29, 2024 at 9:32 AM
『燃えよデブゴン 豚(とん)だカップル拳』観た。1979年製作、97分。
邦題はトンチキにも関わらず面白い。槍と刀はどっちが強いのか?をテーマにサモ・ハンが老師匠と弟子のヴァン・ダムばりの一人二役。というか香港映画好きのヴァン・ダムはこの映画を参考に一人二役を始めたのかもしれないまである。
普通のカンフー映画ならラスボスを倒して終わり、だけどライバル関係がメインのこの映画は違ってて、そこが新鮮だった。いつもの手技足技メインのカンフーではない槍と刀のアクションが見ていて新鮮でアクション映画の快楽度が高い高い。
サモ・ハンの「動けるデブ」の資質が存分に発揮された、カンフー映画のマスターピースです。
December 26, 2024 at 11:10 AM
『パーフェクト・ウェポン』観た。1991年製作、83分。
ヴァン・ダムと『ライオンハート』で闘った格闘家ジェフ・スピークマンの主演デビュー作。監督は『キックボクサー』のマーク・ディザル。拳法の達人が故郷に帰り、友人を殺した組織に復讐する。
ヴァン・ダムと違い大柄でありながらスピードのあるスピークマンの空手技は迫力と見応えがある。この『パーフェクト・ウェポン』以外目立った代表作がないのが残念。『その男ヴァン・ダム』でヴァン・ダムが独白で語っていた彼より努力したのにスターになれなかった人たちの中には確実にこのジェフ・スピークマンも含まれているんだろうな。
ハリウッド産カラテ映画のクラシック的名作。
December 26, 2024 at 7:17 AM
『ホワイトバード はじまりのワンダー』鑑賞。2023年製作、121分。
『ワンダー 君は太陽』の続編。作品の世界は同じでも繋がりが希薄だったかな。ナチスがユダヤ人にした事がまんまイスラエルがパレスチナ人に今している事に重なってしまい、あまり乗れず(だったら観るなよ)。
人間の善意と悪意を交互に見せて結果的に善意で世界が作られると信じさせるマーク・フォスター監督の手腕は流石。
ただ子どものイマジネーションの映像化とはいえCGが森の狼や植物含め拙いのはいただけなかった。最近の映画に共通する問題だけど。
全体的に悪くはないけど、特に心を動かされる事もなかった映画。前作がかなり好きなだけに、残念です。
December 21, 2024 at 2:13 PM