ゴヤのコンセプトで2年後の展示の企画も出たし、魔女ならモチーフとしては充分手中にあるし、あとは人形へのルッキズムへの問いに向き合うなら、老いた・あるいは若くて美しい範疇の外にある魔女の顔を作るのが相応しい気がする。2年かけてブレずに完成させるかぁ…

私、既作品では有角神のお面とトルソーはブレてないから気に入っていて、それは完成まである程度寝かせたから造形が安定してデザインに迷いがないのと、頭骨と角という自然物の持つ強度のおかげで。あと女性の頭に男性神の象徴たる角をつけるという現代の魔女的な発想が個人的にしっくりくる。
このタイプの作品は続けても良いかなと思ってるけど、今後素材のツノが入手できるかはわからない。しかし、以前マンタムさんから8000円で買ったどデカい頭骨が手元に1つ、手付かずで残っていて、重さデカさ故に使いあぐねていたのだ…これに挑戦するしかない

今週は色々と素晴らしい展示を見て、何を以てして揺るぎなく必然性のある作品が生まれるのか考えて、最前線・最高クラスの作家さんの造形技術だけでなくテーマの設定や素材や技法の選択の試行錯誤に気付いて、同じ練度を自分も課していかねばと思った。どれひとつ間に合わないよ！と泣きたいくらい難しいけど、今までの反省を活かすしかない。

Nana-shiさんの描く皆さんの顔って私含めて全員絶妙に似てるし、特に蛙坂さんがホントそっくりな理由がなんとなくわかった気がします。笑　人形造形だと、私個人は何かしらの作品を参考にしても誰かの顔(骨格ではなく人となりが滲む顔)を意識したことがないので目から鱗です。人格から考えていくの、アリかもしれません…！

花柄とか可愛いのいっぱいあるけど、蝶々と蜘蛛の柄がなんだか一番可愛いなぁ…虫かあ…

ハワイの戦士と蛙坂須美の距離感があるのかないのかジャッジが難しいですが！たしかに普段作らない顔を作る練習というのはアリやもしれません…

欧州の何かしらを明確にモチーフとして選ぶことで無意識の造形を避けてはいるのだけど、顔の造形物で一番理想的なのはクノップフあたりだったりする。白人の骨格や肌や髪に触れたことがほぼないのにそれに近づけるのもへんなもんだな、と思ったりする。

中川多理さま
個展、おつかれさまでした。素晴らしかったです！またテンペラについて教えて下さりありがとうございます。ビスクの肌と釉薬が融合している新作もリプロダクトの水琴窟も、制作プロセスや背景が書かれた資料を読むことで作品鑑賞の愉しさ以上の学びがありました。リプロダクトにあたり大事に保管されていた素材が使用されていることを知って、人形を作ることも一期一会なのだなと感じました。今後の作品と展示も楽しみにしております！

今日デカめのお店見てたら丸いフレームだらけでびっくりだよ。ヴィヴィアンとか全部細メタルフレームの丸だった。私は丸みもメタルも全然似合わない…メンズ向けのゴツくて直線的でプラフレーム太い、サングラスみたいな眼鏡がいいのにそういうデザインには度を入れられないのだ…

新しいレンズ、コンタクトと同じ度数にしたけどどうだろな〜。多少クラクラするかもしれない。私のコンタクトは-10というど近眼ゆえ、とにかくレンズは最薄かつ小さいフレームを選ばないと歪みが目立つから選ぶのが大変で、しかも流行りの丸くて縦幅あってレンズ小さくてフレームが細いアレ、マジで似合わなさすぎる。

斜め上から斬り込んで小物を売買に乗せられるかチャレンジは来年の目標です　素材と原価が一番のネック！

テンペラらしい粉末溶いてるマットさがある良い質感だったんですよね…私の作風があれに似合うかはさておき…