月読@mkdi垢
tukuyo3.bsky.social
月読@mkdi垢
@tukuyo3.bsky.social
誰かの裏アカウント。成人済。pkmsでミクダイ再燃して壁打ち始めました。全思いつきはタイッツー、まとまったらこっちに移す感じです。
https://taittsuu.com/users/tukuyo3
親友の身体を抱いて歩く。もう、ル ネもホウエ ンもどうでも良かった。おまえが命を賭けて私に遺したものが、ただただ腹立たしかった。
おまえが倒れたとき取り落とした石板は、触れば灼かれる痛みと共に、レジ三体の視界が開けた。神経を直結して操っていたのだろう。しかし兵器であるからには、おまえが命で代替する前の、本来の"燃料"がどこかにあるはず。文字には見覚えがあった。目覚めの祠だ。
「メタグロ ス、すまないが私のボールに隠れていてくれ」
禁じられた扉を抜ける。行き会った全てを殺してでも、その"燃料"を手に入れておまえに返す。可能性があるなら、なんでもする。
December 21, 2025 at 9:16 AM
大混乱だった。三体のレジが急に統制を欠き、私たちを振り落としたのだ。空に逃れたが、防衛線は消失した。
『ナギ、無事か?』
個別通信。
「ミク リ」
『レジは放棄する。ヤツはルビーが止める。君が指揮をとれ。人々を守れ』
「そんな。レジたちの力がないと街は」
『ル ネは捨てろ。守るのは避難シェルターだけでいい』
あなたが、それを言うの。彼の無線機で。
「彼は死んだの」
『私が取り戻す。ナギ⋯敬愛する友よ。女は下がれなんて言って悪かった。空は君のものだ。みんなを頼む』
私はヒワマ キのナギ。二人の意志を継ぐ者。
全体無線に切り替える。驚くほど心は静かだった。
「全員聞いて。私が指揮を執ります」
December 21, 2025 at 7:46 AM
いや、一つだけ方法があるな?
裏は書いてるわけで⋯
原作と齟齬が出る上に責任はたさなくなるけど⋯
December 21, 2025 at 6:01 AM
もういい、もう十分だ。
使命は果たせた。最期におまえと過ごせた。共に愛するホウエ ンを想い、同じ目的で隣に立てた。
焦ったおまえの声。背中を支えられ、胸に抱かれたのがわかった。
盲た目にはもう見えないが、きっと計画通り、あの子がこの地を救ってくれる。
おまえに、このホウエ ンを残せる。本当に、本当によかった。
「ダイ ゴ⋯なぜ、なぜだ」
「おまえをあいしてた」
おまえの胸で死ねる。もうそれだけで幸福だった。
December 21, 2025 at 5:12 AM
「つれないじゃないか」
天を見据え、軽口をたたく。
「昨日のアレは、こういうことだったのか? きっとナギとも最後のランデブーをしてきたんだろう。まめなことだ」
「集中しろ」
さしもの友人も顔色が悪い。緊張しているのか。
しかし膠着状態は続く。このままではジリ貧だ、諦めかけたとき、遠くから光が見えた。
「?! 何か来る」
「⋯希望の光だ」
『師匠ーーっ!』
ルビー? 返事をしかけたとき、隣に立つ親友がごぼりと血を吐いた。振り向いた私の目の前で、崩折れる身体。スローモーションのように、足元に叩きつけられる。
December 21, 2025 at 5:03 AM
リーグから危機を知らされ、ジムリーダーに招集がかかった。愛するこの土地のため戦う。その美しい動機に、一切の曇りはなかった。ないはずだった。でも。あの人の指揮の元、配置について、やっと全体図を確認した私は、気づいてしまった。
ーーあの人、死ぬ気だ。
ジムリー ダーと四天 王の戦力を均等に分け、中心にあの人と彼がいた。世間的には親友二人。指揮官とその補佐。
でも本当は違う。あの二人の実力は変わらないし、彼はあの人を支えたりしない。
この陣は、あの人が堕ちてからが本番だ。
無線を取る。
「待って、待ってください、ダイ ゴさん、」
『時間がない。後は任せる』
ありがとう、と聞こえた気がした。
December 21, 2025 at 4:33 AM
細やか気遣い乙女なミ様と、人間興味ないマイペース御曹司な世界線では
何言われても気にしない御曹司にミ様が勝手に自滅して負ける
December 10, 2025 at 1:00 PM
「ボク、好きだな。こういうの」
青い炎を見ながら独りごちる。
「好きなものが増えるのはいいことだね」
「うん」
美しく、優しく、正しいものが偉いのだと。大人になればそれがなせるのだと。信じていたのは幾つまでだったか。
甘く立ちのぼる香りを残して、角砂糖は紅茶の海に落ちて崩れた。
December 6, 2025 at 3:46 AM
煙草の臭いのする夜会服を恭しく脱がせると、彼はやっと私から離れ、浴室へ消えた。
残された服にブラシをかける。早くから大人に囲まれていたのに、少年のような体型はそのままだ。まるで大人になるのを拒むかのように。仕事着は恰幅が増すよう誂えてあるが、この服は違う。すらりとした身体を美しく際立たせ、男女問わず魅了する。「そのほうが油断するでしょ?」と笑っていたが、君にそれを教えたのは誰だ。
そして今日も君は取引先に愛想よく手を握らせ、欲しい情報を手にしたのだろう。
ティーポットに茶葉を入れ、バーカウンターのコニャックも失敬する。今日はティーロワイヤルといこう。
November 29, 2025 at 7:05 AM
なぜ私だけが彼に触れるのか。悪意の有無だと彼は言ったが、彼は父親の手すら避けているし、劣情の重さなら私こそ避けられるべきだった。なにしろこの状況に、彼を独占できると昏い喜びすら感じているのだ。
おまえが好きだ、抱きたいのだと言ったら、彼は世界に絶望するだろうか。
「サンドイッチもあるよ。食べてないんだろう」
「いらない。ここにいてよ」
私の体温でやっと温まった手。
「ふふ、今日の御曹司様はずいぶんご機嫌斜めだ。お風呂に浸けてみようか」
「うるさいって」
ああ、やっと笑った。
November 24, 2025 at 7:38 AM
原因はわかっている。数年前、とある被害に遭ったのだ。カウンセリングも勧めたが、彼は頑として受け付けなかった。
ーー世間に知られたらどうする?
そう言われると、世間知らずの私は何も言えない。何万の従業員の生活が、彼の肩に載っているのだろう。
「お腹はすいてないかい」
「ん⋯少し」
「スープを買ってきたけど」
できるだけ気にしていない風で、ハンドクリームを塗ってやる。が、聡い彼にはお見通しだろう。
「いらない⋯もう少しこうしてて」
「いいとも」
短い息をついて彼は俯き、漸く私の顔を見た。
ーーごめん。
ーーいいよ。
いつか「謝らないで」と私が叱ってから、こうして黙っている。
November 24, 2025 at 6:59 AM
あの方法がもし
「宇宙内ランダムに移動させる方法」なら
被害がでる確率は無視できるほど小さいわけで、
それを執拗にやめさせようとする流星は、被害が起きた次元から逃げてきた民族の子孫かもしれない(当事者ならもっと怒っていい)
座標変えじゃなく位相変えしかできないことを知っている(けど完全知識ではない)
つまり流星は歴史改変派(祖先の不幸をなくしたい、ただし歴史変わるので自分らは消える)、ルネは現実受入派(今生きる人々を優先)?
(元世界帰還派と原住民共存派に代えて)
November 23, 2025 at 7:38 AM
ヴェッ
そもそもデボ ンにワームホール作れる技術力あんじゃん
November 23, 2025 at 7:14 AM
ところでポケマスの「故郷に帰れなくなったUBに言いしれぬ思いを抱くミク リ」は
「いざというとき避難せず家に閉じこもるル ネ民」
「いきなりできた街」による
「ル ネ民は異世界から街ごと移動してきたし、今後も移動する可能性がある説」を匂わせてきてやばいよね

ロミジュリなミクダイ
November 23, 2025 at 7:04 AM
婚前交渉なし、ままごとのような恋愛でダイルチが結婚する前夜
ついに耐えかねて叔父が口を滑らせ
「姉さんのところに逃げてもいい」にブチ切れる姪
「何のためにここまで来たと思ってるの? 最高の権力が手に入るのよ。もうこんな島に閉じこもる必要なんてない」
純粋無垢と信じていた姪が強火の因習村で、ビビって混乱した叔父は姪を昏倒させ
「血相変えてどうしたんだい?」と何も知らない親友の手を引いて逃げ
問答無用で攫って閉じ込めるヤンデレルート

または口を噤み結婚式させたものの流星の襲撃で二人とも失うバッドエンドか
妻と視力を失った親友の片腕になるエンド
November 23, 2025 at 6:58 AM
というかル ネの民マターで
デボ ンは欲しいはずなので
たぶんそのために最高の女に仕込んでまとわりつかせてると思う
万一ダイヒガ成立したらル ネの民終わりそう
次作でルネ住民が全員黒髪(流星民)に入れ替わってそう

ミ様はその工作を命じられて苦悩する
使命抜きで二人を愛してしまったため
November 23, 2025 at 6:39 AM