adventar.org/calendars/12041

Affinity by Canva Advent Calendar 2025

まだ空きがあるので、Affinityについてブログ執筆する方、ひろく募集しています。あなたも参加しませんか。

まだまだバグの多いソフトですから、僕の知らない環境依存問題とかもあるかもしれないです。
また気になる挙動情報ありましたら教えていただければ僕も調べたいし、勉強したいと思います。
うまく動いて作業に支障がないようになるといいですねぇ。

Affinity のトラブル事例を集めてますが、OSごと巻き込んで落ちるケースはあまり目にしないですね。
もし可能性があるとしたら、メモリやVRAMを使い切ってグラボの描画系で障害が起きて、画面が固まって強制再起動させるしかなくなる。とかはあるかも……。

なおAffinityは
C:\Users\%USERNAME%\.affinity\Affinity\3.0\CrashReports\reports
にクラッシュレポートがあると思います。もしAffinity側が原因なら、そこに情報があるかもしれません。

なので、まとめると

ベクタービュー …… 画像の作成時や拡大時の作業向け
ピクセルビュー …… 古いディスプレイ環境も含めた一般的な表示シミュレーション
Retinaピクセルビュー …… 新世代/高価格ディスプレイ環境の表示シミュレーション
ワイヤーフレームビュー …… 印刷の前に無駄なパスや誤字が隠れてないか校正チェック用
といった使い分けになりますね！

僕は「ピクセルビューも表示シミュレーションで使うから、設定値までは変えなくていいかな」って思って紹介しなかったけど、ベクタービューメインなら設定値から変更して全然OKだと思います。

ちなみに解説記事でも省略しましたが [Retinaピクセルビュー] は、高解像度ディスプレイ向け表示です。「Retinaディスプレイ」とは Apple が2010年から商品展開した高精細ディスプレイです。人間の目で認識できないほど、画面上のドットが小さい画面。顔を画面に近づけても繊細に見える。このようなディスプレイに対応した表示モードが Retinaピクセルビュー です。

ピクセルビューが古いディスプレイ含めた汎用的なチェック機能に対して、Retinaピクセルビューは新しい/高級ディスプレイ向けのチェック機能です。
2025年販売されてるスマホは安いもの含めてだいたいRetina準拠です。

ピクセル表示のメリットは 『画像の完成の状態に近い』 ということです。

ベクター表示モードでは、拡大時にくっきり表示されるのがメリットですが、実際にPNGやJPGやWEBPなど画像出力したときの見た目とは違います。無限に拡大しても無限にシャープになっちゃいます。
ピクセル表示だと、画像を拡大したときの見え方とほぼ同一なので、むしろ「あ、このフォントサイズだと見えにくいな」とかがリアルに分かります。古いパソコンやスマホでの表示のシミュレートだと思っても差し支えないですね。

わわ、感想ありがとうございます。ブログのほうにも画像を追加して、ある程度分かりやすくなるよう更新しました！

> オプションの [画像のデフォルトをピクセル表示] にしたら
その通りです。常時ベクター表示が良いなら、その設定をOFFにしましょう。
たしかにそっちの設定を紹介するほうが良かったかもしれないですね。

解説ありがとうございます、なるほど～！
身近な人が、その機能を使ってイラストを描く姿を見たことがなかったので、本当に勉強になりました。
必要としている機能のバリューというかキモは “操作の高速性・フィット感” なのかなと解釈しました。

そうですね、たしかにAffinity v1時代から変化なかったと思います。

ところで後学のために教えていただきたいのですが、Shift + Space だと何かメリットとかあるのでしょうか? あるいは別のソフトウェアが採用してたりするんでしょうか?
ぼく、デザイン用途の使用が多くて、基本的にイラストは描かないので、そちらの界隈のルールをあまり知らなくて……。

puppira.com/affinity-best-setting/

ブログの記事はこちら。動画と同内容です。
#affinity

たぶんできないと思います。

Alt + マウスホイール もしくはタッチバッドの場合はジェスチャによる回転は可能です。

もしよろしければ、こちらのPOSTを参考にして、試してみて下さい。
bsky.app/profile/tooo...

ざっくり記すと
+ インストールフォルダを削除する
+ もう片方のインストーラーを使う
+ Ctrlキー長押しで設定ファイルをリセットする
+ GPUのドライバ更新
などで解決する可能性があります。上2つで、ほとんどの人はインストール問題は解決していると思います。

Affinity のトンボ生成ですが、よくある日本の印刷所のトンボではなくて、英国/アメリカ式です。
よくある日本の二重かぎ括弧型のトンボじゃないので、注意が必要です。
ざっくりこんな感じ。

日本でも印刷所によっては対応しているかもしれませんが、入稿ガイドにあわせた対応が必要なケースが多いと思います。

僕も定価勢ですw

Affinity のソフトウェア起動時、新規ファイル生成画面の左上のアイコンから、[Affinity ID をリンク] という項目があります。
ここで旧来のAffinity IDにログインすると、昔購入したブラシやアセットなどがAffinity V3でもダウンロードできるようになります。
もしV2の早期購入特典の対象だったなら、特典素材をダウンロードできるかも。

また近いうちに過去のAffinity購入者に向けて、フォントも配布予定だそうです。たぶん、この[Affinity ID をリンク]からフォントも配布されると思います。

たとえば Affinity V2 の世代はこの画像のようにダウンロードできます。

コメントありがとうございます(o´∀`o)

旧Affinity 1, 2 ですが、公式サイトからリンクはありませんが、実はまだサーバは生きてます。
僕の過去のブログ記事の「いまのうちに必要なバージョンをダウンロードしよう」という項目に、過去のダウンロードリンクをまとめています。
いつ削除されるか不明ですから、必要なバージョンを今のうちにダウンロードしておくと良いですよ。
puppira.com/affinity-v3-...