The Green Catalyst
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The Green Catalyst
@thegreencatalyst.bsky.social
日本の国立大学の美学美術史を卒業→日本でITエンジニア5年ほど働く→イギリスのロンドンでITエンジニアで労働許可→市民権取得ー現在ロンドン在住25年近く(キャリア相談も)。子供時代の親からの虐待・性虐待・貧困・家庭内暴力、その後は日本のお決まりの性暴力に悩まされた後に、ヨーロピアンの友人たちから人権・権利を学び、権利が侵害されたときにどう闘うかを学び・実行し、元気になりました。逆境へいる人/あった人への知恵という武器。https://www.thegreencatalyst.com
この白人グループが行ってきたこと(非白人の土地や資源の略奪、非白人を安い・無料の労働力として搾取し続けていること)をきちんとみつめ、元植民地国の自決権をふみにじることをやめ、少なくとも彼らの発展を妨げることをやめ、アンフェアな国家借金を取り消す、賠償金を払うなどの方法で、過去・現在まで続く不当な扱いを正すことは可能であり、義務でもあります。
日本の場合は、元植民地国として、構造上の白人グループの一員です。
日本人だから偉い・優れているというのは、白人至上主義と同じイデオロギーで偽りであり、その「至上主義」はほかの人々を不当・残虐・非人間的に扱うことにつながることを心に止めておく必要があります。
August 25, 2025 at 6:19 PM
元植民地国は資源(石油、ガス、鉱物、水、作物)が豊富な国々ですが、数百年にわたる植民地支配から長い闘争をへて独立した後も、国の資源は元植民地国に握られているケースが大半で、それを国有化し国民の教育・福祉に使おうとした民主化をすすめるリーダーたちは、元植民地宗主国(白人)からの直接・関節軍事介入・政治介入などを受け、自国を開発することを強制的に止められました。元植民地宗主国の傀儡政権が埋め込まれたケースが大半で、資源はただ同然に国際企業に使われ、傀儡政権と近い人々だけが巨大な富を築き、国民の大半は貧しいまま残され、安い使い捨ての労働力として酷使され、教育・福祉・環境保全などは無視されました。
August 25, 2025 at 6:19 PM
でも、この白人至上主義は、法律や、教育機関や司法機関、社会のNorm(風潮)、慣習、ひとびとの心理にも深くしみわたっていて、白人グループが、社会的・政治的・文化的・経済的に優遇され、白人グループの支配は今でも続いています。
350年以上にわたる植民地支配(日本を除いては、現在でも世界の約2割程度の人口の白人が、世界のマジョリティーである非白人地域を植民地にして搾取ー例外はイギリスが白人アイルランドを植民地化)は、植民地にされた人々の長期にわたる、多くの命を犠牲にした戦いで、政治的には植民地からの独立を果たしたものの、経済的にはいまだに支配され、元植民地国の主権が守られているとはいえません。
August 25, 2025 at 6:19 PM
イギリスの元首相チャーチルさんは、当時では普通だった人種差別者で、「Keep England White (イギリスは白人だけのためー移民反対ー移民は元・現植民地国のひとびと=非白人)」をスローガンとしましたが、市民からの批判はほぼありませんでした。
ほぼ13年後、イギリスの政治家イーノック・パウエルさんが人種差別的な見解を述べたときには、影の内閣から解任されました。
社会が進歩したように見えるかもしれませんが、実際には、白人グループに入るひとびと(The UKでは現在でも8割程度)は、白人の残虐な支配についての歴史を見ることを避け、黒人市民運動などで人種差別は終わったと思いたがっています。
August 25, 2025 at 6:19 PM
白人グループが、それ以外の誰よりも偉い・優れているとする考えは、アメリカ・カナダ・オーストラリアでの原住民の虐殺、ベルギーのコンゴでの虐殺など、数えきれないほどの虐殺、残虐な扱いを正当化しました。
現在のパレスチナ人に対する虐殺も、この帝国主義・資本主義と深くつながっている、新たな現象ではなく、帝国主義から派生した移住者植民地主義の続きです。
アメリカ・カナダ・オーストラリアでは多くの原住民を殺して土地や資源を奪い、生き残ったひとびとを狭い地域に閉じ込め奴隷扱いしました。
この差別の構造は今も健在です。
特定のグループが、残りの誰よりも優れているとする考えは最悪の場合、虐殺へとつながります。
August 25, 2025 at 6:19 PM
前述したような「白人」枠のフレキシビリティーは、この意味のない考えを社会的に保つことに役立ちました。
アメリカでは、南ヨーロッパ・アイルランド出身の人々は、「白人」の枠にいれられていませんでしたが、当時の白人枠に入らないひとびとの移民が増え、白人の人口がそれ以外の人口よりも少なくなったとき、白人支配を保つために、これらのひとびとも白人の枠に入れました。
「白人」というのは、権力・支配構造です。
白人グループは、非白人グループを支配し残虐に扱い続けたにも関わらず、非白人が犠牲者ではなく、白人グループが犠牲者で、白人至上主義は単にグループの純潔さ・美徳が脅かされたことへの本能的な反応だとしました。
August 25, 2025 at 6:19 PM
「白人」という区分自体、もともと科学的な根拠は全くない馬鹿げたものであることを示すのは、ナチス時代には、極端な人種差別を行い、アーリア人(北ヨーロッパの白人・金髪)だけが優れた人種であるとして、ユダヤ人や非白人、ローマなどの虐殺を行いましたが、明らかに非白人であると認識されていた日本人は、「名誉アーリア人」として、アーリア人ではないけれど、アーリア人の一部であるとみなされました。
もちろん、これは名誉でもなんでもなく、ただ単にそれが当時のドイツにとって都合がよかったからだけです。
数世代さかのぼってもドイツ人なのに、髪の色が暗めというだけで処刑されそうになったひとびとも存在します。
August 25, 2025 at 6:19 PM
19世紀半ば・後半に、イギリス首相を二度務めたベンジャミン・ディズレーリーさんは、白人至上主義を端的に表現しました。
「人種は、違いを意味する。違いは、優位性を意味する。そして優位性は、支配することにつながる(=白人は生まれつき優れていて、それ以外のひとびとは劣っているので、優れた人種が劣った人種が数世紀にわたって住んでいる土地や資源を奪い、劣っている人たちを支配して奴隷扱いする資格も権利もある)」
この考えは深く浸透していくものの、どの地域でも時代でもこの馬鹿げた考えに抵抗・反対するひとびとはいました。
#ヒューマンライツ #子どもの権利 #抵抗 #ソリダリティー #人種差別
August 25, 2025 at 6:19 PM
18世紀半ばに生まれたアメリカ社会学者のW.E.B.デュボイスさんは、「Whiteness(ホワイトネス/白さ、白人さ)を、宗教のようなものとし、すべての心理学的、社会的、政治的なスケールで、個人の生活(家族の場のような親密な場)から公共の場まで浸透しているとしています。
キリスト教を世界中に広めたときのように、それぞれの地域の慣習などに合わせて、フレキシブルに適応しました。
そのため、「白人」という枠に入るひとは、地域や時代によってもさまざまです。
共通しているのは、「ある特定のグループ、「白人」と特定されたひとびとは、ほかのどのひとびとよりも、生まれつき優れている」としていることです。
W.E.B. Du Bois: The Power Of Double Consciousness
W.E.B. Du Bois, one of the founders of the NAACP, the first civil rights organisation in America.
www.aljazeera.com
August 25, 2025 at 6:19 PM
「キリスト教徒」であるかないかの違いを除くと、農場地主たちと、アフリカからの奴隷たちの、目に見えてすぐわかる違いは肌の色でした。
ヨーロピアンからの奴隷は農場地主たちの悪い扱いによって人数がとても減っていたこと、また、悪い扱いに対する抵抗としてヨーロピアンの奴隷とアフリカからの奴隷たちが一致団結して農場地主たちに対して反乱がおきていたことからも、ヨーロピアンの奴隷や召使たちも「白人」という枠にいれて、奴隷の間で分断を起こし結束させないことも企みました。
ここで初めて「白人」という区別が生まれます。
#ヒューマンライツ #子どもの権利 #抵抗 #ソリダリティー #人種差別
August 25, 2025 at 6:19 PM
「白人」という区分を発明する前は、キリスト教徒であるかないかを元に奴隷の扱いを変えていました。
アフリカから無理やり連れ去ってきたひとびとは、キリスト教徒ではなく、神を信じないキリスト教の「敵」なので、人間以下として扱っていいという正当化を行い、一生涯を奴隷として農場の地主が所有することが法律で許可されていましたが、ヨーロッパの奴隷はキリスト教徒なので、それは許可されていませんでした。
アフリカからの奴隷も、キリスト教徒に改宗することが許可されたことで、農場地主たちは、自分たちが儲け続けるための新たな策略を考えだしました
#ヒューマンライツ #子どもの権利 #抵抗 #ソリダリティー #人種差別
August 25, 2025 at 6:19 PM
W.E.B. デュボイスは、19世紀半ばに生まれたアフリカ系アメリカ人社会学者ですが、「Whiteness(ホワイトネス/白さ、白人らしさ)」は、宗教のようなもので、心理的、社会的、政治的な側面にも深く浸透し、ひとびとの間柄や心の中の親密な部分で起こること、公共の場にも、広くしみわたりました。
また、キリスト教のように、それぞれの地域の慣習に適合するようフレキシブルに変化し、地域や時代によって「白人」という区分に入るひとびとは違いました。
共通していた「白人」概念は、「あるグループの「白人」とよばれる人々は、ほかのすべての人々よりも生まれつき優れている」という白人至上主義でした。
#人種差別
W.E.B. Du Bois: The Power Of Double Consciousness
W.E.B. Du Bois, one of the founders of the NAACP, the first civil rights organisation in America.
www.aljazeera.com
August 25, 2025 at 3:16 PM
「キリスト教徒」であるかないかの違いを除くと、農場地主たちと、アフリカからの奴隷たちの、目に見えてすぐわかる違いは肌の色でした。
ヨーロピアンからの奴隷は農場地主たちの悪い扱いによって人数がとても減っていたこと、また、悪い扱いに対する抵抗としてヨーロピアンの奴隷とアフリカからの奴隷たちが一致団結して農場地主たちに対して反乱がおきていたことからも、ヨーロピアンの奴隷や召使たちも「白人」という枠にいれて、奴隷の間で分断を起こし結束させないことも企みました。
ここで初めて「白人」という区別が生まれます。
#ヒューマンライツ #子どもの権利 #抵抗 #ソリダリティー #人種差別
August 25, 2025 at 3:02 PM
これは、社会や育った地域の環境、権力構造から学んだものであり、信仰する宗教や民族等に関わらず、私たちはみんな同じ命の価値をもっています。
私たちは、特定の社会や地域に住むことによって、意識的・無意識的に学んだ・身につけた、間違った偏見をunlearn (アンラーン/今まで信じていたことを完全に捨てること)することが可能であり、それは、私たち地球上に住むひとびとは同じヒューマニティーに属している仲間で、そこに上下のハイラルキーはなく、見かけや信条や心身の不自由さのレヴェルなどの違いがあっても、誰もの命や尊厳が同等に大切にされるべきだという考えを信じ、実行するところから始まります。
August 11, 2025 at 10:36 AM