昼寝猫
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田舎の広告屋。元国交省専門紙記者会、元国交省関東地方整備局竹芝記者会、元「噂の真相」地方委託記者。
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第一次世界大戦における欧州戦線の衝撃的な国家総力戦を目の当たりにし、兵装・兵器・それらを駆使した戦術陳腐化に立ち尽くす日本陸軍に、更なる追い討ちをかける軍事抑制的な政党政治台頭と民主化大正デモクラシー及び、その大戦惨禍の結果がもたらした世界的な軍縮・平和機運の中で、兵器近代化への予算要求とトレードオフとなる行政整理含む政軍協調路線を取らされた陸軍が、その二律背反を打ち破る手段としてファシズムを選択していく過程を描く。解説吉田裕。
July 19, 2025 at 6:25 AM
第一次世界大戦における欧州戦線の衝撃的な国家総力戦を目の当たりにし、兵装・兵器・それらを駆使した戦術陳腐化に立ち尽くす日本陸軍に、更なる追い討ちをかける軍事抑制的な政党政治台頭と民主化大正デモクラシー及び、その大戦惨禍の結果がもたらした世界的な軍縮・平和機運の中で、兵器近代化への予算要求とトレードオフとなる行政整理含む政軍協調路線を取らされた陸軍が、その二律背反を打ち破る手段としてファシズムを選択していく過程を描く。解説吉田裕。
八原博道「沖縄決戦」、迂闊ながら32軍高級参謀として沖縄戦計画を起案した八原に関しては稲垣武「異端の参謀八原博道」しか読んでいなかった。読売新聞記者が初めて「テープレコーダーを使用した取材」として八原と会った時に、風呂敷包を時々眺めながら語ったのを見て「この人は膨大な記録を残している」と直感して八原を口説いて世に出た本。1972年刊行であり集団自決はじめとする沖縄県民の悲劇にはあまり触れていないが、作戦起案者と上官・大本営との齟齬による計画崩壊と組織壊滅が赤裸々に描かれている。
April 18, 2025 at 7:37 AM
八原博道「沖縄決戦」、迂闊ながら32軍高級参謀として沖縄戦計画を起案した八原に関しては稲垣武「異端の参謀八原博道」しか読んでいなかった。読売新聞記者が初めて「テープレコーダーを使用した取材」として八原と会った時に、風呂敷包を時々眺めながら語ったのを見て「この人は膨大な記録を残している」と直感して八原を口説いて世に出た本。1972年刊行であり集団自決はじめとする沖縄県民の悲劇にはあまり触れていないが、作戦起案者と上官・大本営との齟齬による計画崩壊と組織壊滅が赤裸々に描かれている。
角田房子「甘粕大尉」の朝日文庫版。と言ってもちくま版の加筆等ではなさそう。大杉栄殺害の実行犯として受刑囚となるも短期間で出獄。その後陸軍機密費でフランスに渡航したが何もせずに帰国後、大川周明(あるいは東條英機)の斡旋で満州に渡る。その後については満映社長歴任など周知の通り。敗戦後自決して謎の多い人物ではあるが、憲兵隊及び士官学校同期、満州時代は官僚や満鉄関係者取材して評伝にまとめ上げた。大杉殺害に宇垣一成関与など示唆している場面もあるが史料が少ないので角田の感性によるところが大きい。他にも予断的な記述が散見されるがよくまっとまっている。
April 11, 2025 at 7:42 AM
角田房子「甘粕大尉」の朝日文庫版。と言ってもちくま版の加筆等ではなさそう。大杉栄殺害の実行犯として受刑囚となるも短期間で出獄。その後陸軍機密費でフランスに渡航したが何もせずに帰国後、大川周明(あるいは東條英機)の斡旋で満州に渡る。その後については満映社長歴任など周知の通り。敗戦後自決して謎の多い人物ではあるが、憲兵隊及び士官学校同期、満州時代は官僚や満鉄関係者取材して評伝にまとめ上げた。大杉殺害に宇垣一成関与など示唆している場面もあるが史料が少ないので角田の感性によるところが大きい。他にも予断的な記述が散見されるがよくまっとまっている。
森史朗の大長編である空母瑞鶴戦史、2020年単行本「ラバウル航空撃滅戦」が文庫化し3月、4月、5月と三分冊で発刊される。瑞鶴戦史は2008年に単行本「勇者の海」「空母瑞鶴の南太平洋海戦」で刊行され、「ラバウル航空撃滅戦」は単行本三冊目。これが光人社NF文庫で「機動部隊出撃」「敵空母見ユ」「ソロモン海の戦闘旗」「空母対空母」で南太平洋海戦まで文庫化されていた。刊行された文庫は「い号」から山本五十六戦死までと思われる。
March 25, 2025 at 6:51 AM
森史朗の大長編である空母瑞鶴戦史、2020年単行本「ラバウル航空撃滅戦」が文庫化し3月、4月、5月と三分冊で発刊される。瑞鶴戦史は2008年に単行本「勇者の海」「空母瑞鶴の南太平洋海戦」で刊行され、「ラバウル航空撃滅戦」は単行本三冊目。これが光人社NF文庫で「機動部隊出撃」「敵空母見ユ」「ソロモン海の戦闘旗」「空母対空母」で南太平洋海戦まで文庫化されていた。刊行された文庫は「い号」から山本五十六戦死までと思われる。
牧野邦昭「経済学者たちの日米開戦」再読。石破首相が国会で猪瀬「昭和16年夏の敗戦」の総力戦研究所ドキュを絶賛していたが、総力戦研究所以前に大物経済学者達を動員して米英、独伊と帝国の国力分析(マルクス経済学主体)をした秋丸機関のドキュである同書の方が陸軍的にはしっくりくる。ただ巷間流布されている、それらは幻の報告書で軍上層部が破棄したというのはフェイクで、基本的には昭和16年時点でその中身については一般にも膾炙しており、これを学術的に裏付けたという評価を牧野はしている。
March 15, 2025 at 12:19 PM
牧野邦昭「経済学者たちの日米開戦」再読。石破首相が国会で猪瀬「昭和16年夏の敗戦」の総力戦研究所ドキュを絶賛していたが、総力戦研究所以前に大物経済学者達を動員して米英、独伊と帝国の国力分析(マルクス経済学主体)をした秋丸機関のドキュである同書の方が陸軍的にはしっくりくる。ただ巷間流布されている、それらは幻の報告書で軍上層部が破棄したというのはフェイクで、基本的には昭和16年時点でその中身については一般にも膾炙しており、これを学術的に裏付けたという評価を牧野はしている。
吉田裕「続日本軍兵士」文献収載されていた野口富士男「海軍日記」。一行たりとも嘘は書かないという著者の言といい、文章が凄いなと思ったら徳田秋声伝で毎日芸術賞、他で菊池寛賞や読売文学賞受賞した元日本文芸家協会理事長の小説家だった。
March 9, 2025 at 9:35 AM
吉田裕「続日本軍兵士」文献収載されていた野口富士男「海軍日記」。一行たりとも嘘は書かないという著者の言といい、文章が凄いなと思ったら徳田秋声伝で毎日芸術賞、他で菊池寛賞や読売文学賞受賞した元日本文芸家協会理事長の小説家だった。
こちらも積んでいるのだが、野村實「日本海軍の歴史」。帝国海軍の通史は吉川弘文館より海軍史研究会編「日本海軍史の研究」が主たる著作であり、これ以外は海戦史や一部の政軍関係史に限定されている。帝国陸軍は川田稔が昭和陸軍に限局的だが「昭和陸軍全史」等を新書で刊行しており、一方で海軍は皆無と言って良い。野村の同書は少ない海軍通史の中でしかも幕末から8月15日まで書かれており、これが本邦では先の学術書以外の通史では唯一無二と思われる。野村は海兵卒・戦後は防衛大等で教鞭を取り軍事史学会会長を務めた。
November 28, 2024 at 9:44 AM
こちらも積んでいるのだが、野村實「日本海軍の歴史」。帝国海軍の通史は吉川弘文館より海軍史研究会編「日本海軍史の研究」が主たる著作であり、これ以外は海戦史や一部の政軍関係史に限定されている。帝国陸軍は川田稔が昭和陸軍に限局的だが「昭和陸軍全史」等を新書で刊行しており、一方で海軍は皆無と言って良い。野村の同書は少ない海軍通史の中でしかも幕末から8月15日まで書かれており、これが本邦では先の学術書以外の通史では唯一無二と思われる。野村は海兵卒・戦後は防衛大等で教鞭を取り軍事史学会会長を務めた。
政界の惑星、総理待望論が多かった男として近代史に大きな足跡を残した宇垣一成。その割に宇垣日記等を除けば公表された史料は多くなく、また評論も史料的制約からか同時代の田中義一等に比して多くない。当方も川田稔等歴史研究者の著作で政治的な蠢動を知るに留まる。新書として1993年に刊行された渡辺行男「宇垣一成」は、刊行年は古いとはいえ、そんな中で一般書としては稀有な存在。渡辺は憲政記念館で企画調査に携わった毛色が変わった在野の歴史研究者。重光葵手記では伊藤隆と名を連ねている。
November 28, 2024 at 9:28 AM
政界の惑星、総理待望論が多かった男として近代史に大きな足跡を残した宇垣一成。その割に宇垣日記等を除けば公表された史料は多くなく、また評論も史料的制約からか同時代の田中義一等に比して多くない。当方も川田稔等歴史研究者の著作で政治的な蠢動を知るに留まる。新書として1993年に刊行された渡辺行男「宇垣一成」は、刊行年は古いとはいえ、そんな中で一般書としては稀有な存在。渡辺は憲政記念館で企画調査に携わった毛色が変わった在野の歴史研究者。重光葵手記では伊藤隆と名を連ねている。
航空戦史第一人者の渡辺洋二「海軍夜戦隊史」(部隊編成秘話)編。これまでも渡辺は短編形式の陸海軍夜戦史を書いており、これの集成版となると思われる。近年、陸海軍航空のオーラルヒストリー収集が搭乗員(陸軍は空中勤務者)の物故で著しく難しくなっている。それに比例して特攻攻撃も含めて俗論が横行する中で、渡辺洋二の筆致は時代やイデオロギーな流されない。航空系ライターの中では最も信頼する一人だ。
November 28, 2024 at 9:18 AM
航空戦史第一人者の渡辺洋二「海軍夜戦隊史」(部隊編成秘話)編。これまでも渡辺は短編形式の陸海軍夜戦史を書いており、これの集成版となると思われる。近年、陸海軍航空のオーラルヒストリー収集が搭乗員(陸軍は空中勤務者)の物故で著しく難しくなっている。それに比例して特攻攻撃も含めて俗論が横行する中で、渡辺洋二の筆致は時代やイデオロギーな流されない。航空系ライターの中では最も信頼する一人だ。
加藤陽子「模索する1930年代」に出てくるワシントン条約離脱後の海軍が想定した日米建艦量の米平時8万トン出所が、相澤の同書で判明。軍備制限研究委員会で、加藤は米平時のみだったが、相澤は戦時日米量書いてる。日14万トンに対して米24万トン。日平時は4万5000トン。やはり相澤淳だけにハズレ無し。第1章「海軍休日との決別」では軍令部二部兵備担当参謀石川信吾中佐が、第一次ロンドン条約後1933年に加藤寛治らに提出した「次期軍縮条約対策私見」を軸に大和建造に至る条約離脱後の海軍内対米戦略を論考する。具体的には軍備制限研究委員会の米建艦能力楽観視が大和を産んだ。
July 15, 2024 at 10:53 AM
加藤陽子「模索する1930年代」に出てくるワシントン条約離脱後の海軍が想定した日米建艦量の米平時8万トン出所が、相澤の同書で判明。軍備制限研究委員会で、加藤は米平時のみだったが、相澤は戦時日米量書いてる。日14万トンに対して米24万トン。日平時は4万5000トン。やはり相澤淳だけにハズレ無し。第1章「海軍休日との決別」では軍令部二部兵備担当参謀石川信吾中佐が、第一次ロンドン条約後1933年に加藤寛治らに提出した「次期軍縮条約対策私見」を軸に大和建造に至る条約離脱後の海軍内対米戦略を論考する。具体的には軍備制限研究委員会の米建艦能力楽観視が大和を産んだ。
羽田出発式では次官山本号令一下、開隊したばかりの美幌空に向け離陸。当日は放送協会ラジオがライブ実況し、万余の観衆が出発式に詰めかけた。飛行機と言う「ハイテク」と「最新鋭爆撃機」「渡洋爆撃戦果」に熱狂した戦時下市民が浮き彫りに。この辺の市民の異様な熱狂が飛行機献納運動につながる。世界一周は三国同盟の余波で予定飛行コースを変更するなど難儀したが大きなトラブルもなく太平洋を横断。南米からスペイン~イタリア、タイ経由で羽田に降りる行程に国民は熱狂した。協力を謝しに海軍省を訪れた毎日新聞社長に山本は「いやあ、金星エンジンの南方耐熱試験が出来よ」と。
May 8, 2024 at 5:44 AM
羽田出発式では次官山本号令一下、開隊したばかりの美幌空に向け離陸。当日は放送協会ラジオがライブ実況し、万余の観衆が出発式に詰めかけた。飛行機と言う「ハイテク」と「最新鋭爆撃機」「渡洋爆撃戦果」に熱狂した戦時下市民が浮き彫りに。この辺の市民の異様な熱狂が飛行機献納運動につながる。世界一周は三国同盟の余波で予定飛行コースを変更するなど難儀したが大きなトラブルもなく太平洋を横断。南米からスペイン~イタリア、タイ経由で羽田に降りる行程に国民は熱狂した。協力を謝しに海軍省を訪れた毎日新聞社長に山本は「いやあ、金星エンジンの南方耐熱試験が出来よ」と。
小林昇「九六陸攻戦史」、重慶爆撃でいよいよ大西瀧治郎のゴミクズエピソード満載。写真は13空司令奥田大佐と飛行隊長武田大尉。現場を何も知らない大西の作戦指導で、奥田は戦死、武田は左遷。また上官の海軍航空隊始祖である二連空司令桑原虎雄少将の意向を無視した腐れ外道ぶり。渡洋爆撃が機体喪失3割戦死70名という大損害にパニックした中央は大西を調査官として現地派遣。搭乗員らに「貴様らたるんでる!俺も行く」と、爆撃参加を申し出た大西を乗せて離陸。中国空軍に搭乗機散々撃ち込まれ奇跡的に帰還。無言のまま中央に帰った大西を搭乗員らは、口先ばかりと批判した。
May 8, 2024 at 5:33 AM
小林昇「九六陸攻戦史」、重慶爆撃でいよいよ大西瀧治郎のゴミクズエピソード満載。写真は13空司令奥田大佐と飛行隊長武田大尉。現場を何も知らない大西の作戦指導で、奥田は戦死、武田は左遷。また上官の海軍航空隊始祖である二連空司令桑原虎雄少将の意向を無視した腐れ外道ぶり。渡洋爆撃が機体喪失3割戦死70名という大損害にパニックした中央は大西を調査官として現地派遣。搭乗員らに「貴様らたるんでる!俺も行く」と、爆撃参加を申し出た大西を乗せて離陸。中国空軍に搭乗機散々撃ち込まれ奇跡的に帰還。無言のまま中央に帰った大西を搭乗員らは、口先ばかりと批判した。
「プラットホーム資本主義を解読する」(水嶋一憲・ケイン樹里安・妹尾麻美・山本泰三編著著;金埈永・宇田川敦史・久保友香・佐幸信介・山川俊和・中野理・水越伸・勝野正博著、ナカニシヤ出版、2023)を大阪産業大学山本泰三氏よりご恵送頂きました。勉強させて頂きます。
February 27, 2024 at 6:52 AM
「プラットホーム資本主義を解読する」(水嶋一憲・ケイン樹里安・妹尾麻美・山本泰三編著著;金埈永・宇田川敦史・久保友香・佐幸信介・山川俊和・中野理・水越伸・勝野正博著、ナカニシヤ出版、2023)を大阪産業大学山本泰三氏よりご恵送頂きました。勉強させて頂きます。
統帥権で二重外交として掣肘されていた外務省はどうだっか。書棚から引っ張り出してきた。忘れてんだよね。
戸部良一「外務省革新派」は良書。
戸部良一「外務省革新派」は良書。
February 26, 2024 at 9:30 AM
統帥権で二重外交として掣肘されていた外務省はどうだっか。書棚から引っ張り出してきた。忘れてんだよね。
戸部良一「外務省革新派」は良書。
戸部良一「外務省革新派」は良書。
大谷正「日清戦争」読了したので、今月の本命の一つ、手嶋泰伸「統帥権の独立」いくかな。俺の海軍ロジックの50%は手嶋で出来ている。30%は戸高一成、10%は野村實となる。手嶋は「日本海軍と政治」をまずは読むべし。これ海軍理解のバイブルだから。
February 18, 2024 at 7:50 AM
大谷正「日清戦争」読了したので、今月の本命の一つ、手嶋泰伸「統帥権の独立」いくかな。俺の海軍ロジックの50%は手嶋で出来ている。30%は戸高一成、10%は野村實となる。手嶋は「日本海軍と政治」をまずは読むべし。これ海軍理解のバイブルだから。
北海道大学の渡辺浩平の待望の新刊「聖地旅順と帝国の半世紀」と、これも欲しかった「ああ野麦峠」の山本茂実によるトラック防衛松本150iの記録「松本連隊の最後」落手。渡辺は前著「第七師団と戦争の時代―帝国日本の北の記憶」が北辺師団7Dの過酷な戦史を基にアイヌ兵まで掘り起こした佳作。山本は言わずと知れた長野県松本市出身。南洋の真珠湾トラックは将官の記録はあるが軍機のベールで部隊規模での戦史記録は稀有。戦中の海軍トラック島史として貴重。
February 13, 2024 at 7:58 AM
北海道大学の渡辺浩平の待望の新刊「聖地旅順と帝国の半世紀」と、これも欲しかった「ああ野麦峠」の山本茂実によるトラック防衛松本150iの記録「松本連隊の最後」落手。渡辺は前著「第七師団と戦争の時代―帝国日本の北の記憶」が北辺師団7Dの過酷な戦史を基にアイヌ兵まで掘り起こした佳作。山本は言わずと知れた長野県松本市出身。南洋の真珠湾トラックは将官の記録はあるが軍機のベールで部隊規模での戦史記録は稀有。戦中の海軍トラック島史として貴重。
大谷正「日清戦争」日清戦争起因の決定打となった東学反乱の公使館から外務省宛電文だが、いつもは必ず公文に陸奥外相は花押サインするが無い。これ「全州陥落、朝鮮政府は袁世凱に清派兵依頼」に、陸奥が花押書く間も無く閣議に吹っ飛んで行ったから花押無し。
February 8, 2024 at 2:13 PM
大谷正「日清戦争」日清戦争起因の決定打となった東学反乱の公使館から外務省宛電文だが、いつもは必ず公文に陸奥外相は花押サインするが無い。これ「全州陥落、朝鮮政府は袁世凱に清派兵依頼」に、陸奥が花押書く間も無く閣議に吹っ飛んで行ったから花押無し。