また関係ないけど今年が令和何年か毎回すぐに出て来ずに検索しちゃうんだけどさっき「20XY年のX+Yを足せば良い」と出てきてほえ〜？！となった😳 でも落ち着いて考えたら2029年までしかできない計算だった。XY-18らしい。覚えれるかな……

無念…私も終わりかけに見たので滑り込めてよかったです…🥲
JOIKAはバレエの映画なんですね🩰 確かに劇伴良さそう…デュオ良かったですよね〜！クラッシックには疎いのですがあのピアノは耳に心地良かったです。
デヴ・パテルちょい好きなのですが知りませんでした！おもしろそう…U-NEXTにあったので機会あったら見て見ます！🙏

モンテ伯爵、オケでした…！あと感想で触れなかったのですが伯爵の娘?役の俳優さんが歌うシーンがあってそれもとても綺麗なんですよね。多分上映館減る一方なのですが…🥲(ﾊﾟｰｸｽはなぜかﾌｨﾙﾏに記載があったのに上映しておらずでした)
昔華麗なる一族のインタビューか何かで「劇伴は目立たない(黒子)ぐらいが良い」と言っていたのをうろ覚えているのですが、私が好きで買いたくなる劇伴はどれもミュージカルばりにインパクトのあるタイプなんだよな…と思いながら財布の紐を緩めています。『どん底作家の〜』は2021年のデヴ・パテルのやつですかね？予告見たらオケでした…‼︎

感想も書きました。

おわり！書きながら思い出してる今もめちゃめちゃ楽しかった。(興奮しすぎて寝れるかな…😂)

最近はパンフ買うのを節約してて欧米の映画は特にドキュメンタリーや時勢ネタでない限り(解説記事が無さそうなものは)買わないようにしてたけど「（もう写真しかないパンフでも良い！昨日衣装とモンテクリスト邸のセットが見たい！！！）」の気持ちで買ったら900円でインタビューﾋﾞｯｼﾘあって嬉しくて鼻血出るかと思った。逆に写真が少なかったけど大丈夫です調べます！だってみんな気になってるだろうから！！！！！

「名前は知ってると思いますけど、見たことないのに名前は知ってるって、古典だからじゃなくてそれだけ100年以上語り継がれる面白さってことですよ。今日あなたがスマホでスクロールしたスカッとジャパン系の復讐漫画、大ヒットした倍返しドラマ、全部全部あれが元祖ですからね全部あれから来てるんですよ。騙されたと思って見てください。絶対後悔しませんよ。」

ちなみにドヤ顔でこの発言をしてる人物は昨日の朝2024年版を初めて見たばかりである。

ようやくまとめ！
改めて『巌窟王』は読んだことがなかったしほぼ㍉知ら状態でしたが「こんな面白い作品が19世紀に既に生まれていたのか…‼︎」と何度でも感嘆してしまうほど面白かったです。
たまに「フィクションは過去の作品のアップデートで生まれるから古い作品より新しいものの方が面白い」て話が出てくるけどもしまたその話題があったら今度から私はドヤ顔で「『巌窟王』って知ってます？」と言うことになるんだと思う。

あともう一点すごく好きだなと思った点が、復讐劇や懲罰ものって「え、この人まで裁かなくても良くない…？」という作品と視聴者(読者)の倫理観のギャップで冷めることがあると思うのですが、その点も抜かりない。ダンデスは自分を陥れた三人に対しては容赦が無いのですが、彼らに強要されて悪事を働いた人には慈悲の心を見せるんですよね、その慈悲の精神が吉と出るか凶と出るかもぜひ劇場で確かめてほしいです。

感想読んだ限りだとこの辺は登場人物の設定や人間関係も含め脚色しているらしく、であれば現代の感覚でもノイズに感じることがほとんどない(かといって特別フェミニスムっぽくも無いが)かなり成功した脚色だと思いました。

もうちょっと物語に踏み込むと、体感1〜5分程度ですがちょっとしたクィア表象がある。出番としては少ないですが復讐劇とは別軸で(酷い目に遭わない)発生するあたり好感が持てました。

ずっと一人で頑張ると思ってた所に(それはそれでおもしろそうだけど)予想外の協力関係が発生して見ながら期待値が更に上がったのですが、ダンテスはそりゃ奪われた十何年の為に刺し違える覚悟で復讐を企てられるけど(「ズタズタにしてやる」)、仲間に引き入れられた二人は彼の子供に扮しても違和感のない若者たちで、良い年した大人の復讐劇に子世代を巻き込むことの是非は…？とか途中でダンテスの執念に温度差を抱いて仲間割れしてしまわない…？とか心配していた部分もちゃんと後半に拾ってくれる。

何も知らない時は一人で財宝見つけてどうやって復讐もこなすんだろうと思ってましたが道中何人か協力者と出会うくて、そこで発生する物語もまあ面白い面白い。
実はダンテスを裏切った悪人たちはダンテス以外の人間も何人も貶めていて、親を殺されたり親(悪人)から捨てられたりして不幸の渦中にいる若者男女二人を救出し復讐計画にリクルートする。ここからいきなりスパイ物になって個人的には一番テンションが上がりました。お、おもしろい〜！ずっとおもしろい〜〜〜！！！

そういや冤罪ものといえば『ショーシャンクの空に』もそうですがアンディが投獄されたのは独房じゃないし彼は脱獄しても復讐に命を賭けたりはしなかったけど、ダンテスは脱獄ののち、手にした財宝で“モンテ・クリスト伯爵”を名乗り「殺すだけじゃ生ぬるい、心身をズタズタにしてやる」ほどの復讐劇を計画する。本当に「ズタズタ」て字幕で出て覚悟決まりすぎてちょっと笑った。

ちなみにWikipediaによるとアンディが脱獄にかけた年月は約20年。ダンテスが脱獄にかけた時間はおよそ10年。この間も実は色々あっておもしろいんですが「(本だと一巻分使ってるんじゃないかな…)」と思わせるおもしろさがありました。(2回目)

以下あらすじ含むのでまっさらで見たい人は⚠︎

上司に引き止められても海に飛び込んで人を助けるくらい根っからの善人ダンテスはその誠実さから出世もするし恋人との結婚も決まっている。物語の最初から幸せの絶頂期にいるわけですがこう書くとまあその善性と成功を妬む人というのもフィクションでは出てくるもので、彼らによって仕組まれた冤罪でダンテスは流れ小島みたいな場所の地下の独房に閉じ込められてしまう。

後ろ姿、膝下だけ映る歩く姿、持ち手だけ銀色に光るステッキだけでもう彼だとわかる。この映画を見て絶対使う場所無いのにシルクハットが欲しくなった。なぜなら作中では豪華なドレスに身を包んだ女性もシルクハットを被っていたから。ああいう着こなしもあったんだと驚いたし真似したくなった。
何より画面に映る隅から隅までお金がかかっておりモンテ・クリスト伯爵の富豪具合に説得力がある。この不景気極まる21世紀に見るには景気が良すぎる。景気が良い〜〜〜！！！

最後に衣装とセットがひたすら豪華。みんなもモンテ・クリスト伯爵の屋敷の豪華さに目を見開いてほしい。どれだけお金をかけても多分邦画じゃあんな絢爛豪華なお屋敷はもう再現できない。それこそ『落下の王国』に出てきてもおかしくないくらいの美しさで他にも『華麗なるギャツビー』とかも思い出した。
衣装もどれもこれも本当に豪華で綺麗なんだけどドレスやスーツ花や調度品まで色とりどりの中唯一シルクハットからコートに靴の先まで全身黒に身を包んだモンテ・クリスト伯爵が一番映えてるとは何事でしょう？？？

お話以外のところを書くとまず曲が良い。何回か印象的なシーンで「あ、これがメインテーマだな」て曲が流れるんですがオーケストラ調の耳に残る音楽でとても良い。しっかり記憶に残ってるシーンだと二箇所で流れるんですがタイトルよ……😭

そして次に景色(特に海)が綺麗。所々で息を飲むほどの絶景が映るんですが体感5秒くらいでシーンが切り替わって「えっ？！今の絶景シーン何？！」となる。もうちょっと長いと「この角度でこのシーン撮りたいんだな」となるところを一瞬しか映さないので感覚がバグって「この風景が当たり前の人たちの物語なのだ」という錯覚が起きる。景気が良い。

アニメドラマ映画と色々リメイクされてて見てないから他と比較なんてできないけど今回の映画で初めて知れて良かったと思うぐらいおもしろかったので「名前は知ってて気にはなってるけど〜」な人は是非ともちょっと頑張って見に行ってほしい大丈夫今年3時間映画いっぱいあってみんな見に行きましたよね…⁈⁈(←こういうの良くない)(とか言いながらやる)

見に行かなくても面白かった熱量だけでも伝わってほしいのでFilmarksにまとめたりせずに感想全部書きます。やるぜ…🔥