しかしドラマの最初に光が着てたTシャツの前面にずっとボカシが入ってたんだけど何が不味かったんだろう…見た感じ赤い車🚗の意匠ぽかったけど

エンディングの曲がアニメの歌の中国語版で「おわー知ってる、この曲知ってる！」と非常に興奮してしまいました。
ドラマ内の年代設定が香港返還の1997年、光（ｸﾞｧﾝ）が9歳の時から始まるので原作が開始された1999年ヒカル小6より2年早いんですね。

途中、朴槿恵元大統領支持者の集会に参加する場面があって、正直そこが一番興味深かったりしました。次回はそこいら辺のドキュメンタリーを撮って欲しいかも🦆

なんでも表面的なエモに流されがちな創作者としては物語の根底に流れる透徹したシビアさに自然と襟を正してしまうような映画だった。
とは言え画面の中で誰かが泣き叫んだりしなくても見ている観客は胸を強く押される、そういう意味では非常にエモーショナルだし、観客を信じてはいるけれどきちんと万人が楽しめるようにも作られていて、なんていうかすごいね…（アホの感想

それが本来の社会のありかたなんじゃないか、と思うんだよね。人を助けるのにいちいち感情や自意識に左右されずに損得勘定も挟まず、やるべきことを淡々とやるの。それは親切とか思いやりとかではなくて「そういうものだから」というだけでね。

前作で小黒が地下鉄の中で人間を助けたときにもこの「やるべきことをやっただけ」感は描かれてて（たまたま乗客の中に一人だけ感謝を伝えてくれた人間はいたけど）、なんか人間のあるべき姿ってこれだよな…と妖精さん達に教えられてしまうのだった。