YuE
LightNews LightNews
banner
shoyueko.bsky.social
YuE
@shoyueko.bsky.social
11 followers 30 following 5 posts
三十路を越えてます
夢から腐までなんでも雑食です
最近🐳🏴‍☠️の🍍に再熱中
🟥🏴‍☠️の📕も加熱してます
もし書く時は男女夢から腐までいきます
Posts Replies Media Videos
shoyueko.bsky.social
(4/4)
住人たちを助けてくれる優しい海賊 「マルコさんは幸せの青い鳥、ですね」 「は？なんだそれ」 「青い鳥を見ると幸せになれるんです。マルコさんは確かに私を幸せにしてくれました。海よりも綺麗な青色。」 頬を赤く染め、少し潤んだ瞳でマルコを見上げる。 「また、島に来てくれますか。」 「当然だよい。ここはオヤジのナワバリになる。そうなれば滅多に占領なんてされやしないからな」 　オヤジの旗は凄いんだと少年の様に笑うマルコから目が離せない。 「必ずまた」 「えぇ、また」 完 　
February 1, 2025 at 1:50 PM
shoyueko.bsky.social
(3/4)
る。だから安心してくれ。」 吹き飛ばした海賊たちの意識を刈り取る。 そして、大きな暖かな手のひらに頭を撫でられ、耐えていた涙が流れ落ちる。努力が実った、これできっと島は救われる。 腰に付けているポシェットから電伝虫を取出し指示を出す。 「二、四、五、十六番隊は上陸しろ。一番隊とナースは街に行け。住民の避難と救助だ。」 電伝虫を切り女性に向き合う。 「ここにいてくれ。終わったらまた来るよい。」 そう言って腕を翼に変え飛んで行った。その姿を見送り、力が抜けたのかへたり 込む。 程なくしてマルコが戻ってきた。 「大丈夫か？」 「はい。あの、街は…」 「一緒に行くか」 「ありがとうございます」 　街に戻る道中ぽつぽつとマルコにこれまでの事を語る。マルコは静かに頷いて聞いていた。 「お前さんがやった事は間違いじゃないよい。良く行動出来たな。」 　いつの間にかマルコに手を引かれながら歩いている。 「大きな手ですね…」 「お前さんが小さいのさ」 　手の形を確かめるように指を絡ませた。 「あ、」 「俺はお前さんが気に入った。最後まで諦めない、誰かの為に行動ができる。一緒に海に出ないか」 「海に…」 「オヤジに許可をもらわねェといけないが、きっとオヤジもお前さんのこと気に入るよい」 「私、すぐには返事が出来ません。乗るのは海賊船だし、街が心配なので」 「そうか。なら、頷くまで誘うまでだ」 　ニヤリと笑う彼は確かに海賊だった。島を占領していた海賊団とは違い、弱い
February 1, 2025 at 1:50 PM
shoyueko.bsky.social
(2/4)
「ちっ！逃がさねぇぞ！追え！！」 「「おう！」」 　 逃げて、逃げてたどり着いた場所は崖の上だった。後ろは海で、前は海賊たち。 目の前の海賊たちを睨みつけながらも少しずつ後ろへ下がる。 「追いかけっこは終いだな。」 「よく逃げたぞ。」 「そうそう。俺たちはあの白ひげ海賊団の傘下だ。俺たちに何かあれば本船が来るぜ。」 気付けば周囲を囲まれてしまった。腕を捕まれ、頬を叩かれその衝撃で地面に倒れる。 「楽しませてもらおうぜ。」 ニヤニヤと厭らしい顔をして、海賊は馬乗りになり腰にあったナイフを女性の顔に滑らせた。恐怖で顔が引き攣るが海賊たちを睨む。 「そう！その顔だ！たまらねぇ！」 「ずいぶん悪趣味ね」 「そんな奴を壊すのが良いんだよ！」 服を切り裂かれ、裸体が露わになった瞬間、昼間だというのに青い流れ星が目に映る。 それは流れ星ではなく青い炎に包まれた大きな鳥。 その鳥が勢いよく飛んできたかと思うと周囲の海賊たちを一気に吹き飛ばす。 「女一人に寄って集って何してんだい」 鳥が人になった。女性は何が起きたか理解が出来ない。 「なっ不死鳥のマルコだ！」 「船長に伝えろ！なんでこんなところに」 「助けを求める手紙が届いたんだ。」 女性へと近づき、立ち上がらせシャツを着させ頬に手を当てる。 その手は青色の炎を纏い痛みを奪い去っていく。 「た、助けて、島を助けてください！」 大きな声で助けを求める。 「お前さんが手紙をくれたんだねい。遅くなって悪かった。こっからは俺たち白ひげ海賊団に任せな。」 「白ひげ海賊団？あいつらもそう言ってた」 「あ？知らねェ顔だなァ。もし万が一うちの傘下だとしても略奪はご法度にして
February 1, 2025 at 1:50 PM