蛇(じゃ)蜜柑(みかん)と読みます。
我が家の監🌸ちゃんは🍊表記です!
拗らせ両(片)思いです。
ヘッダーはあみーさんから🤝
『ずっと落ち着かないですし、こんな状況なのになぜか嬉しいって思って……今だって動悸が凄くて、もうどうしたらいいか……』
「……まじか」
『あの……?』
「いや、そんな風に見えなかったから、てっきり……」
はぁ〜と長いため息を吐いた🐍は項垂れる。
そして上目遣いで🍊を睨むように見つめると今度こそ躊躇いなく手を伸ばし、二人の隙間を無くすほどにその身体を引き寄せた。
#twstプラス
#ジャミ監
#蛇蜜柑はマルダムール
『ずっと落ち着かないですし、こんな状況なのになぜか嬉しいって思って……今だって動悸が凄くて、もうどうしたらいいか……』
「……まじか」
『あの……?』
「いや、そんな風に見えなかったから、てっきり……」
はぁ〜と長いため息を吐いた🐍は項垂れる。
そして上目遣いで🍊を睨むように見つめると今度こそ躊躇いなく手を伸ばし、二人の隙間を無くすほどにその身体を引き寄せた。
#twstプラス
#ジャミ監
#蛇蜜柑はマルダムール
『先輩、薪はこんな感じで──』
「カントクセー」
『はい?』
「意識、してくれてるか?」
『え?』
🐍は屈んでいる🍊の正面にまわり尋ねた。
唐突な問に、🍊はどこか戸惑った顔をする。
──パチッ
暖炉の薪が弾けた。
それを合図に、🐍は確信をつく。
「君を好きだと言った男と山奥で2人きりなんだぞ」
『そっ…………』
「ん?」
『そんなの……い、意識してるに、きまってます……』
『先輩、薪はこんな感じで──』
「カントクセー」
『はい?』
「意識、してくれてるか?」
『え?』
🐍は屈んでいる🍊の正面にまわり尋ねた。
唐突な問に、🍊はどこか戸惑った顔をする。
──パチッ
暖炉の薪が弾けた。
それを合図に、🐍は確信をつく。
「君を好きだと言った男と山奥で2人きりなんだぞ」
『そっ…………』
「ん?」
『そんなの……い、意識してるに、きまってます……』
『そうですね』
「一晩過ごせる状態か見てくる」
『お願いします』
気を逸らすために真っ当な理由をつけて🍊から離れた🐍は狭い部屋を探索していく。暖炉用の薪、3人掛けの古びたソファと毛布が一枚。暖炉は小さいから薪の量を調整すれば朝までなんとかなりそうだ。
「堪えろ俺」
『……ソファ運ぶんですか?』
「ッ!あ、ああ」
『反対側持ちましょうか』
いつの間にか傍に来ていた🍊に声を掛けられ、ぼうっとしていた事に気づく。ソファは2人で持ち上げるには大きすぎた。再び🐍の魔法の出番である。
「君はそこの薪を頼むよ」
『そうですね』
「一晩過ごせる状態か見てくる」
『お願いします』
気を逸らすために真っ当な理由をつけて🍊から離れた🐍は狭い部屋を探索していく。暖炉用の薪、3人掛けの古びたソファと毛布が一枚。暖炉は小さいから薪の量を調整すれば朝までなんとかなりそうだ。
「堪えろ俺」
『……ソファ運ぶんですか?』
「ッ!あ、ああ」
『反対側持ちましょうか』
いつの間にか傍に来ていた🍊に声を掛けられ、ぼうっとしていた事に気づく。ソファは2人で持ち上げるには大きすぎた。再び🐍の魔法の出番である。
「君はそこの薪を頼むよ」
手入れが疎かになっている様子の内装は、主が居ないことを示していた。🐍は真っ先に目に付いた暖炉へ向かうと早速魔法で火を付ける。
『こういう時魔法って便利ですよね』
「まあな」
礼を告げつつ感心した🍊は引き寄せられる様に火の前に立った。
『ほら、先輩もこっちへ』
手招きで🐍を呼び、一緒に暖を取る🍊はどことなく嬉しそうである。
しかしこんな時に不謹慎だろうか、片や🐍は🍊と2人きりの空間というシチュエーションに舞い上がらないよう、落ち着き払っている状態だった。だからあまりくっつかないで欲しい。なんて言えるはずもなく。触れ合った肩をじっと睨んだ。
手入れが疎かになっている様子の内装は、主が居ないことを示していた。🐍は真っ先に目に付いた暖炉へ向かうと早速魔法で火を付ける。
『こういう時魔法って便利ですよね』
「まあな」
礼を告げつつ感心した🍊は引き寄せられる様に火の前に立った。
『ほら、先輩もこっちへ』
手招きで🐍を呼び、一緒に暖を取る🍊はどことなく嬉しそうである。
しかしこんな時に不謹慎だろうか、片や🐍は🍊と2人きりの空間というシチュエーションに舞い上がらないよう、落ち着き払っている状態だった。だからあまりくっつかないで欲しい。なんて言えるはずもなく。触れ合った肩をじっと睨んだ。