あの韓国の痛ましいセウォル号の事故を知らぬ人はいないが、この作品の冒頭で事故のことに触れなければ、何の変哲もない女子高生の生活や日常、心の奥にある友人への隠しきれない思いを繊細に瑞々しく描いた作品に思えるだろう。でも私たち観客は知っている。修学旅行から帰ってきたらと約束したことは果たされないこと、子どもたちの旅を笑顔で送った親たちが笑顔で迎えることができないことを。
だからこそこの前日弾の彼女たちが痛ましくて、眩しくて、明日を願わずにはいられなかった。
観た人にそっと寄り添ってくれる、その様な作品だった。是非観て欲しい。素晴らしい作品だ。
あの韓国の痛ましいセウォル号の事故を知らぬ人はいないが、この作品の冒頭で事故のことに触れなければ、何の変哲もない女子高生の生活や日常、心の奥にある友人への隠しきれない思いを繊細に瑞々しく描いた作品に思えるだろう。でも私たち観客は知っている。修学旅行から帰ってきたらと約束したことは果たされないこと、子どもたちの旅を笑顔で送った親たちが笑顔で迎えることができないことを。
だからこそこの前日弾の彼女たちが痛ましくて、眩しくて、明日を願わずにはいられなかった。
観た人にそっと寄り添ってくれる、その様な作品だった。是非観て欲しい。素晴らしい作品だ。
何かを目的にすることなく、どこかに旅で訪れる。そういう旅があってもいい。劇的にではなくともその旅で変わることがある。その様に思わせてくれる。作中で、つげ義春の漫画「海辺の叙景」を原作とした映画の舞台となった東京都の神津島、シム・ウンギョンが演じる脚本家が訪れる冬の鶴岡市、夏と冬の対照的な日本の風景を繊細に撮っている。堤真一演じるべん造との掛け合いも笑えるものもあったり、劇中作品の河合優実の印象的な演技。何より二つの原作作品を一つにするという面白さ。良い映画だった。
何かを目的にすることなく、どこかに旅で訪れる。そういう旅があってもいい。劇的にではなくともその旅で変わることがある。その様に思わせてくれる。作中で、つげ義春の漫画「海辺の叙景」を原作とした映画の舞台となった東京都の神津島、シム・ウンギョンが演じる脚本家が訪れる冬の鶴岡市、夏と冬の対照的な日本の風景を繊細に撮っている。堤真一演じるべん造との掛け合いも笑えるものもあったり、劇中作品の河合優実の印象的な演技。何より二つの原作作品を一つにするという面白さ。良い映画だった。
Birthday present for myself in 2025
Birthday present for myself in 2025
神保町古本まつり
Bondy
『羅小黑戰記』revival
神保町古本まつり
Bondy
『羅小黑戰記』revival
陸上の短距離において10年以上トップを走り続けることが年齢的、体力的にも可能なのか知らないが、よくあるスポーツ漫画の様な突飛な力で何でも乗り越えるといったストーリーでなく、栄光だけでなく挫折も屈辱もその裏にある羨望も描かれるスポーツ作品。公園でのトガシの泣き姿、最後の疾走する10秒間然り、胸を打つものがある。
陸上の短距離において10年以上トップを走り続けることが年齢的、体力的にも可能なのか知らないが、よくあるスポーツ漫画の様な突飛な力で何でも乗り越えるといったストーリーでなく、栄光だけでなく挫折も屈辱もその裏にある羨望も描かれるスポーツ作品。公園でのトガシの泣き姿、最後の疾走する10秒間然り、胸を打つものがある。
とても良かった…世界の様々国々の文化、風景、民族衣装、暮らしぶりを知ることができる。撮影地MAPや写真家のエッセイもあるのが嬉しい。エッセイは8人以上あっても良かったのにな…私がもっと読みたい。
民族分布図などの世界のデータも掲載されている。
とても良かった…世界の様々国々の文化、風景、民族衣装、暮らしぶりを知ることができる。撮影地MAPや写真家のエッセイもあるのが嬉しい。エッセイは8人以上あっても良かったのにな…私がもっと読みたい。
民族分布図などの世界のデータも掲載されている。
ひと目見てみたいと夢見ていた俳優が、話し方も脚の開き方も私が知る(想像する)姿でステージにいて話した。
本当に嬉しかった…それだけで胸が熱くなった。私やはり彼女が好きだ。
ひと目見てみたいと夢見ていた俳優が、話し方も脚の開き方も私が知る(想像する)姿でステージにいて話した。
本当に嬉しかった…それだけで胸が熱くなった。私やはり彼女が好きだ。
彼の作品が好きで、この美術館も好きなのでこの展覧会とても楽しみであったし映像作品もあり、とても満足するものだった。彼が撮る人物写真がやはり良い…私はあまりにも熱心にゆっくり鑑賞していた為かスタッフの方が声を掛けてくださり、上田先生が特に好きな作品を教えてくださった。
ロバート・メイプルソープの恋人であったパティ・スミスを撮った作品越しにロバート・メイプルソープを眺めることが出来る。贅沢な配置である。
彼の作品が好きで、この美術館も好きなのでこの展覧会とても楽しみであったし映像作品もあり、とても満足するものだった。彼が撮る人物写真がやはり良い…私はあまりにも熱心にゆっくり鑑賞していた為かスタッフの方が声を掛けてくださり、上田先生が特に好きな作品を教えてくださった。
ロバート・メイプルソープの恋人であったパティ・スミスを撮った作品越しにロバート・メイプルソープを眺めることが出来る。贅沢な配置である。
色彩と空間、光の切り取り方がとても好きだ。
色彩と空間、光の切り取り方がとても好きだ。
夏らしく切なく暑い。戻れない“あの夏”の恋の話。
夏らしく切なく暑い。戻れない“あの夏”の恋の話。
夏の台湾の素晴らしい風景と青年二人のロードムービー。瑞々しくて愛しくて素晴らしいので、是非観てください…2週間限定で日本で映画館上映してます…Netflixでも観られます…
夏の台湾の素晴らしい風景と青年二人のロードムービー。瑞々しくて愛しくて素晴らしいので、是非観てください…2週間限定で日本で映画館上映してます…Netflixでも観られます…
『建物公開2025 時を紡ぐ館』で旧朝香宮邸を。素晴らしい空間だった…今ではこの様な建築やインテリアを作ることは金銭面でも技術的にも難しいだろうな。
『建物公開2025 時を紡ぐ館』で旧朝香宮邸を。素晴らしい空間だった…今ではこの様な建築やインテリアを作ることは金銭面でも技術的にも難しいだろうな。
トークショーは2回目。
6巻で登場した樺島くんも決して悪い人ではないこと、むしろ自分が言ったことに対して非と思われる場合その後に連絡を取ったり会いに行ったりできる。むしろそういう意味では凄い人であるという。この話は武田と有田を主体にしながらも群像劇であり、誰もが悪い人な訳ではないことを改めておっしゃっていた。
1巻からの比較やどのシーンが大変であったのか、有田のまつ毛は3巻が最も多く描いており少しまつ毛多いかもと思っても3巻より少ない大丈夫って思ってらっしゃるとか、そういう制作秘話的なお話も聞けて良かった。
トークショーは2回目。
6巻で登場した樺島くんも決して悪い人ではないこと、むしろ自分が言ったことに対して非と思われる場合その後に連絡を取ったり会いに行ったりできる。むしろそういう意味では凄い人であるという。この話は武田と有田を主体にしながらも群像劇であり、誰もが悪い人な訳ではないことを改めておっしゃっていた。
1巻からの比較やどのシーンが大変であったのか、有田のまつ毛は3巻が最も多く描いており少しまつ毛多いかもと思っても3巻より少ない大丈夫って思ってらっしゃるとか、そういう制作秘話的なお話も聞けて良かった。