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成人済
その時書きたいものを呟いたり書いたり雑多
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コンビニに寄れずにいて殆ど諦めていたのですが、間に合ったのがたいへんに嬉しかったので再びのリポスト失礼いたします……😭

夏にしてくださっていたネップリと合わせて大切にさせていただきます…！
登録ありがとうございました……！
December 5, 2024 at 3:19 PM
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微笑みは、正しく伝わっただろうか。 「心残りは君だけだ……アーミヤ……」 腹部を診たケルシーが、剣を引き抜こうとして止めるのが見えた。アーミヤが新しく得た温かく柔らかなアーツの光が周囲を包んでいる。 「いやです、諦めないでください……」 こんなさよならは嫌ですと泣く少女の涙を拭ってやりたくとも、血塗れの手では憚られ。 「一緒に、歩んでいくと言ったのに……すまないがそれは、守ってやれそうにない」 ごぼごぼと血痰が混じる咳に、残り時間の少なさを感じ取る。以前断っていたように、バンシーはそれをしないでいてくれているようだ。彼をはじめエリートオペレーター達には今も昔もずっと苦しい思いをさせてしまった。 「ケル、シー」 「Ｄｒ……」 咳き込んだ呼び声にドクター、と名前を言いかけて止めたケルシーが唇を引き結ぶ。ドクターも、すまない。と言いかけてやめた。 「近くに……ありがとう。 ……思い出したことも、なにもかも、データには残してある。うまく使ってくれるかい。この身体も好きにしてくれていい。……だが、どうか石棺には入れないでいてくれないか……あそこは、ひどくさみしい、から」 言い切って、多量の血を吐いた。 いよいよもう時間はない。もう言葉がまともに音になっているかもわからなくなって、アーミヤ達の顔もぼんやりとしてきている。 「陳腐な言葉だけれど、愛しているんだ。アーミヤ。ケルシー。ロドスの皆。テラの人々も。 アーミヤ、君を治してやれなかったこと、共に歩んでいけないこと、これからもっと素敵な女性になってい く君の成長を近くで見守ってやれないこと……心残りばかりだけれど、いつも君を想っているから……どうか、しあわせに。幸せになるんだよ。アーミヤ。休み休みでもかまわない。歩んで行くことをやめないで。私は、君をずっと││」 愛しているよ。 音になったかもわからない言葉がほどける。 アーミヤに握られた手はいつの間にか彼女の頬に当てられて、その涙に触れていた。 「はい……はい」 私もです。とアーミヤが笑うのに、ふ、と微笑みかえして││ それが、ドクターの最期だった。
November 10, 2024 at 5:37 PM
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Twitter(X)で投稿したやつをこちらでも。
シス博と言いはりたい。シス博です。
最新章&バベルのネタバレを多分に含みます。
自己解釈と妄想過多。何でも許せる方・そっと離れられる向けです。

以下注意
⚠博・シス共に死ネタ。精神的シス博。
⚠シスの元に向かう途中分断されてしまったら……という身内での呟きからの妄想
⚠博の性別はどちらでも。
⚠アナンナについてめちゃくちゃ妄想と捏造をしています。
⚠生産元が博にあみゃが愛されているのがめちゃくちゃ好きなのであみゃがめちゃくちゃ出る
「待っていたよ、テレシス」 「││亡霊。約束通り、そなたの罪を、私が裁こう」 ごく短い会話ののち、ぞぶ、と長剣が身体に埋まる音を、ドクターは酷く凪いだ心境で受け入れた。 彼の誰のものかも最早わからぬ血に濡れたその手が剣の鍔を伝い落ちる己の血で汚れることに罪悪感さえ覚えもした。 肉を裂き進んできた剣身が止まり、けふ。と漸く吐いた呼吸に血が混じる。 「……あぁ」 ドクターは剣の持ち主を見上げ、一歩、二歩と踏み出した。サルカズの手に握られたままの剣がより深々と刺さるが、最早どうでも良かった。跳ねた血に汚れ、隈のある疲れ果てた表情を少しでもほどいてやりたいと手を伸ばし││ はたと気が付けば、倒れ込んでいた。 剣は鍔まで突き刺さり、血と脂に濡れている。 不思議と││痛みはなかった。 ただただ、この薄っぺらで貧弱な身体を迷いなく貫通した剣身が己の体温で温（ぬる）まっていくような感覚に比例するように手足の末端が冷えていく感覚に、アーミヤがここに来るまで持つだろうか。とドクターは他人事のように考える。己の腕の中に血塗れ傷だらけで横たわる、薄ピンクの短い髪をしたサルカズの微かな呼吸もいつ止まるか分からない。 　││テレシス。 かつてのドクターの共犯者は妹を二度喪ったがその道を継ぎ、その目的を果たした末、旧時代の悪霊へと密かに交わした約束すらも果たしたのだ。 『暴力を振りかざすのは息が詰まる』 いつかそう言っていたように、ドクターを貫いたその時の顔は酷く疲れ果てたようだったが、今の彼は穏や かな顔をして眠っているように見える。彼の妹がサルカズに齎したものは循環する終わりのない痛みと苦しみから解き放たれ、二度と戻らぬ旅路へと発つ列だ。身体が死ねばテレシスの魂も静かにその列へと加わることだろう。過去を思い出した、思い出してしまった（・・・・）今のドクターと同じように、彼は未来をその目で見るつもりはないようであったから。 　ドクターはテレシスを見る。はじめてまともにテレジアの兄たる彼の顔を見た。鋭い美貌と真っ直ぐに伸びた背筋、強い意志を持った歩みがその顔に浮かんだ隈の存在を薄れさせていたのだと気が付いて唇を引き結ぶ。思わず、指先をそろりと伸ばしてその傷だらけの頬に触れた。テレジアと同じ色を持つ瞳が見えずとも、目蓋を伏せたその顔はとてもよく似ていて。ドクター達旧時代の創り出した源石というものに種族ごと運命を弄ばれるサルカズの歴史を、この兄妹は数多の犠牲を出しながらもその身を以って変えたのだ。変えてみせたのだ。それに尊敬の念を抱かずにはいられなかった。そうしてこみ上げる感情のままそろりと静かに、寝息のような穏やかな呼吸をするサルカズの頭を抱きしめる。指の隙間をすり抜ける細い薄ピンクの髪は柔らかかった。 すまない││すまない。もっと自分に、源石に対しての力があったならば。泣く資格などなく、泣いたところで最早どうにもならないと理解しているのに、落ちる涙は暫く止められなかった。 　いつかのテレジアとアーミヤのように、テレシスと彼を抱きしめて横たわるドクターの身体から零れ落ちる血液はゆっくりと混じりあって広がっていく。割れ砕けてなお淡い光を放つ『アナンナ』もその中に浸かることとなり、反応したその周囲を小さな源石が微かな音を立ててまばらに侵食していく。 ふぅ││ ドクターは小さく息をついた。酷く疲れている。 ……アーミヤ。自分はやはり殺人者であったのだ。 サルカズの運命を支配する旧時代の悪霊、テラ人にとっての破壊者でしかなかったのだ。 源石に受け入れられるべきだ││などとは今はもう思えなかったが、あの時の自分がバベルの面々やケルシー、アーミヤに齎したものの重さを考えれば、いつか償うべきだと考えていた……それが、今であるというだけのこと。 真相はより多くの苦痛を齎したが、アーミヤは大きく成長した。ケルシーをはじめとしたロドスのオペレーター達、それにシヴィライト・エテルナ……彼女もアーミヤの傍らで見守ってくれている。 「すまない、アーミヤ……」 共に歩んでいくと言ったのに、君を遺していくことになる…… 未来への希望も、後悔も山のようにあるがドクターは運命を受け入れていた。思い出したものとこれからを天秤にかけてしまえば、アーミヤと、ケルシーと。ロドスの面々と笑いあって未来を築きながら過去の百億千億の犠牲の悲鳴を振り切ることは難しい。テラ人の聡明な一部は旧時代の亡霊達が何をしたかに気付く者もいるだろう。そうであればこそ、源石に深く関わる己の頭の中にあって持ち去れるものは持って逝ってしまおう。ケルシー。自分はテラの可能性を信じたいがゆえに、石棺にも戻らず、終わるのだ。 こちらへと向かってくる足跡に耳を澄ませる。意志が静かに沈んでいく。けれどまだ逝く訳にはいかない。目蓋を閉じ、少しだけ休もうとする。 もう少し待たなければならないとわかっていた。 テレシスを追うアーミヤ達がドクターと分断されてしまってから数時間後。 聖王会西部大広間地下││玉座の間。その暗闇の奥、真理の扉。 数多の戦闘の果て、アスカロンの先導の元閉じきられず僅かに開いた扉の先でアーミヤ達が目にしたものは、割れ砕けて揺らめく『アナンナ』の赤い光に照らされた二人の人間の姿。血塗れのテレシスを抱きしめるようにして血の海に倒れるドクターと、そしてその身体を鍔につくまで深々と貫いた、テレシスの剣だった。 「ドクター……！」 悲鳴のような少女の声が暗い空間に響く。駆け出した足元には小さな源石の結晶がぽつぽつとまばらに広がっていた。『アナンナ』を中心にして血液のある場に広がったのだろうそれらは、アーミヤの一歩ですら割れ砕けてしまう。 　軽い、それでも真っ直ぐな聞き覚えのある足音にドクターの意識は浮上する。胸元に抱き込んだテレシスを確かめれば、彼はいつの間にか静かに旅立っていったようだった。 「おやすみ、テレシス」││さようなら。 バベルとドクター、テレシス本人にとって、最もつらく重い罪（妹殺し）をともに犯した共犯者。 重い荷を下ろして鎧を脱いだ貴方の旅路が、どうか穏やかなものでありますように。 囁いた声はアーミヤには届かずいてくれたようだった。駆け寄ってきた足音が止まり、躊躇なく血の海に膝をついた少女はいくつか指輪の砕けた華奢な手でドクターの手を握る。 「ドクター……！」 「……うん」 うん。聞こえているよ。
November 10, 2024 at 5:37 PM
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Bluesky のユーザー数は現在 1,000 万人を超えており、私は #4,992,075 番目でした。
A virtual certificate with text "Celebrating 10M users on Bluesky, #4,992,075, Kazu@ ‪@mikon-kazu.bsky.social‬, joined on 2024年2月26日"
September 23, 2024 at 1:10 PM