上がる反応を全てを踏み倒す勢いで描いてるくせに、衝突と調整を投げ出さない。ああいうとこ描いてるものに似ると思うけど、言うなれば監督のあの笑みは多分本人のものなのかなと思う。たぶんきっと、逆境からそんなに逃げない。つくりたいものなら特に。
　そして回避できないことに泣いたこど多々あるのだろうね、というPである。
　二人据えたのは、一人で体現できないあるいはそのほうが明確になってわかりやすいあれだな…。とかぼんやり思っている。

　私あの話で何を楽しんでるのか良く分からんが、毎月あの1枚のためにわざわざ往復1時間弱掛けて本屋に行って千円叩きつけてきてるのは楽しいだからなので許してほしい。

　あれは基本業界のよくある話を描いてくものらしいのだけど、問題はサクッと十二話分のプロットを先に仕上げてるので全てを通して1作品として仕上げてる可能性があることなのね。ついでに言うと、あの人物凄く、粘り強いのに拘りが深い。リアリストと夢想家が同居してる感じ。仕上げる腕が有るし。

　わりと細かいこと決めるの大好き人間な気がしてならない。根性悪い事に無茶苦茶な釣り針で引っ掛けといて、しっかり違いを描き分けた上で怒涛に落としてきてるのほんと面白い。分かった上でわざとぶつけてきてる気がしてならない。強い。表現者らしい太々しさとソレを上回る愛が有る。

人生の半分以上はそう祈ってたから、身に付いてくれてたら良かったのにな…。人は兎も角世界は美しいから、せめてそれだけは見続けていたいな。

それ許したら地獄に行った時親子丼（ただし受けは別にいる）みたいな水総受け的なことになってしまうのでな。ソレでいいならええけど、悪戯なご両親ご先祖みたいな手出しあれそれがイヤならちと考えた方がええのではないかな…（遠い目（そして多分ご本人たちに悪気はないか子孫が迂闊だなと笑うかのどっちかだ

　……みたいに見える。（※幻覚（表紙には父の着物とかにも傷がないからねぇ
　いや、円盤の封入購入特典イラストのラフに青空に墓のイラフトがあって、やろうと思えばコレそのまま地続きで行けるなって話。
　この本の裏表紙、墓なのよ。何かしら意図が存在するなぁと思っただけ。あの村の墓（墓石がかなりきっちり並んでた）でもいいけど、もっと荒れた感じだしなぁとか。うん。
　まぁ、お互い心は帰ってきたよ。共に居るよってことなのでしょうか。

　形は違えど末永く家族でいてくださいね。

　真生版来場特典描き下ろし2枚、辛い現実の表現なのにあえてここまで描く辺りとこさんガチで記憶戻った派だな多分……って納得する。いや幻覚なんですけど。幻覚なんですけどなんかつよい。のりのりで監督の話の二次創作リアルタイム更新でかいてた疑惑が出てきた。

　表紙の桜、必要だから入れたのか絵的な情報量の為に入れたのかどっちかな……カバー裏は桜だけなんだけど桜自体は表のレイヤーと同じなのよね。それが幻だという示唆なのか何なのか。うぬ？
　あぁ、そうか。この表紙、円盤特典の絵のあとか……？
　ラフ2の墓場と青空で、ほどけた包帯のあとで、タバコが水木に戻る。其処に記憶の花びらが降っている。

　私が一番絵として驚いたのが一時的だろうけど助けを借りて逃げ出す母の絵でした。ちゃんと手引した人を庇ってるのね。そして髪が少し伸びてるのを眺め、一応あの種族も放置すると髪伸びるのか…って不思議に思ってしまったわけでした。いや父が伸ばしたり引っ込めたりできるし息子は髪飛ばすし。いや戸田くんとか特に伸び縮みしてたような気もしたし…（髪型がもさっとする時がある

　ところで何処にもどの雑誌インタビューにも奥歯の話が明記されてないように感じるんだけど、あれなんか意味あるんだろうか。美味しいんだけどさ。美味しいけどあれ何。私馬鹿なので水の心が失われてないのも確実な答えに至ってない。無念。

　あと、こげげ。こげげ。あんよでっか。大きくなるぞ（なりましたよ

　酒飲みシーンが本当に、その、お前、どんだけベロベロに懐いてるの人外。でろっでろやん。どんなんだこれ。

　組紐が思ったよりアグレッシブだった。そらまぁふん縛って大人しくせんか皆の衆！！💢ってするわ。（あれはそういうシーンではない（むしろ受け入れ系だと思う

　水さん、食ったら美味しいのかな……（CDネタの所見てる
　なんかこういうのファンの間でなんかよく見た気がするんだけど、その方向性で良かったのか。そうかぁ…。