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ケモノな男の子が大好き。
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Step 8.5〈ときめき橋渡し・後編〉※R18

はやみんとシロミ先輩を橋渡しっ!
……の、他にも橋渡しする役目があったなんて……おれ聞いてねーって!?
似ていない者同士のおれたちがトイレでやったのは秘密の見せ合いっこ……。

「へええぇ、クロサキ、オレよりでっけーじゃん」
「おれらのこと、アツアツだとか、応援するとかいうけど、そういうヤマモンはどうなんだよ」
これぐらい、男同士なら誰もが通る道……だよな?

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[R-18] #12 Step 8.5〈ときめき橋渡し・後編〉 | シロクマ Step by Step - めるポック - pixiv
『シロクマ Step by Step』第12話です。 はやみんとシロミ先輩を橋渡しっ! ……の、他にも橋渡しする役目があったなんて……おれ聞いてねーって!? 似ていない者同士のおれたちがトイレでやったのは秘密の見せ合いっこ……。 「へええぇ、クロサキ、オレよりでっけーじゃん」
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December 5, 2025 at 3:49 PM
Step 8〈ときめき橋渡し・前編〉

今日はいよいよ終業式。年内でセンパイと会えるラストチャンスの日だ。
イブの余韻を引っ張る中、おれはセンパイとはやみんを繋げることに成功した。
……といっても、はやみんが「うん」と首を縦に振れば、だけど。大丈夫なのかな、これ……?

「実はセンパイへのプレゼント、一緒に選んでくれた友だちがいるんです」
「ボクはその子にもぜひ感謝を伝えたいよ」

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#11 Step 8〈ときめき橋渡し・前編〉  | シロクマ Step by Step - めるポックル - pixiv
「あれ、センパイ。今日は早いんですね」 平日に二連続でセンパイに会うのは珍しいことだった。 「クロサキくん、会えてよかった。おはメリークリスマス」 「おはようです。ってか、それは昨日聞きました」 センパイにしては平凡な言い回しだが、連続で繰り出すなんて相当お気に入りなのかもしれな
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November 29, 2025 at 1:02 AM
Step 7.5〈イブとピーエイチオーエヌイー事件〉

驚かせて驚かされ、また驚かせる。イブはサプライズの応酬だ。
贈る方だって「貰える」のは本当だったんだ!
そうやってドキドキを巡り回らせているうちに……黒熊のあいつからいわれちまった。

「オマエどしたんだよ、そのサンタ帽は?」
「うん……。大袈裟」
クリスマスと恋が結びつけられる理由、ちょっとわかったかも。

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#10 Step 7.5〈イブとピーエイチオーエヌイー事件〉 | シロクマ Step by Step - - pixiv
センパイにプレゼントを渡したその後、サンタ帽子は一旦役目を終えた。 たったの百円だった割に、支払った対価以上の働きをしたサンタ帽は、年の瀬にありながらも今年のベストバイアイテム上位に食い込むこととなった。来年もリピ買いしようと思う。 そして来年こそは負けない、と静かに誓ったりもし
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November 14, 2025 at 3:30 PM
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続き
November 11, 2025 at 1:11 PM
Step 7〈十六歳でもサンタは務まる〉

遂にやってきたクリスマス。
クリスマスといえばサンタさんにプレゼント。ってことで、おれ、十六歳だけど務めます。

「おれが何しにきたかわかりますか? ヒントはこの帽子です」
「ありがとう。こんなに嬉しいことって、なかなかないよ」
大胆さステータスを+5も得たおれならいつも以上に溌剌に食ってかかれるっ!

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#9 Step 7〈十六歳でもサンタは務まる〉 | シロクマ Step by Step - めるポックル - pixiv
クーリスマスがことしもやーってくるー♪ おれは音痴だ。恥ずかしくて、決して声に出しては歌えない。が、しかし、ふしぎなもので、頭の中だと有名なワンフレーズぐらいは難なく歌えてしまう。 悲しかった出来事をっ 消し去るようにっ♪ 脳内でメロディを流し、歌って歌って、気を紛らわせる。 ク
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November 8, 2025 at 1:32 AM
Step 6〈白熊の奇を借りたりなどする犬〉

サボり明けの月曜、センパイは謎だけ残して現れず。
雨と寒さに負けないためにも、土曜授業をエスケープした事情をはやみんにおもしろおかしく伝えてみることに!
センパイの奇行を借りれば話が勝手に面白くなるふしぎ。

「よく気づいたな! そう、そこなんだよ、この話のミソは!」
「ちょっと待って。話飛躍してない? その人はサイコパスなの?」
センパイのことを話すのが楽しいのか、はやみんに話すのが楽しいのか……たぶんそのどっちもだ!

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#8 Step 6〈白熊の奇を借りたりなどする犬〉 | シロクマ Step by Step - めるポッ - pixiv
冬、月曜、朝、雨、鬱! おまけにサボり明け! でもでも、あと三日で学校はラストっ! 冬休みは目の前だけど、二学期末の登校は一年で最も辛いというおれの研究結果のとおり、今朝も駅まで辿り着くだけでもういっぱいいっぱいだった。 この頃、輪をかけて周りからいわれるように、おれはだいぶ真面
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October 31, 2025 at 10:29 PM
Step 5〈メタモルフォーゼ〉

私服で電車に乗り込んできたセンパイに唖然とするおれは、なんだかんだ言いくるめられて人生初のズル休みをすることに。
いや、これは自ら選び取った権利で、今日は確かな転換点となる日だ。

「クロサキくんに喜んでもらうためと、あとやっぱり、ほんのちょっとだけ、ボクのため」
「おれがいうから、じゃなくて、センパイ自身の意思でやることです」
殻を破って外に出てみたとき、一つの贈り物を通じてセンパイの抱えていたものに触れられる。

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#7 Step 5〈メタモルフォーゼ〉 | シロクマ Step by Step - めるポックルの小説シ - pixiv
それから一週間空いた土曜日。 期末テストが全部終わって、結果の返却も始まりつつ、ひとまず肩の荷は下りた。 結果はいわない。最悪の事態には陥らなかった。なんとなくわかってもらえると思う。 さてシロミ先輩だけど、いつもの芽吹台でセンパイは七日ぶりに姿を見せた。見せたのだが……。 「お
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October 17, 2025 at 11:17 PM
Step 4.5〈はやみん〉

友だちのこと、あだ名で呼べるってなんか、いい。
おれは「ん」を足して、向こうは「や」を消して呼ぶ。

「じゃあ、じゃあ『はやみん』って呼ぶ」
「ぼくも、『カズ』って呼んでいい?」
たった一文字の差が、おれたちの距離をぐっと縮めてくれた。

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#6 Step 4.5〈はやみん〉 | シロクマ Step by Step - めるポックルの小説シリー - pixiv
期末テストが、近い。近いってか、もう明後日の月曜からなんだけど……! 今朝、シロミ先輩と喋ってる間はテストどころじゃない感じだったのが(いやもう、あの人は本当にわからない!)、いざ教室まで来てしまえば、ムードは一変していた。 寒さと不安と焦燥に包まれた教室は、なんか……うん。正常
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October 10, 2025 at 3:23 PM
Step 4〈カミングアウトは慎重に〉

プライベートな話に首を突っ込みすぎるのはよくない。
思わぬカミングアウトを食らって、のけぞったりしてしまう恐れがあるからだ。

「ちょっと失礼かもですけど、彼女とかいたりするんですか?」
「おおクロサキくん、よくも聞いてくれたね」
え……それってやっぱり聞いちゃいけないことだった?

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#5 Step 4〈カミングアウトは慎重に〉 | シロクマ Step by Step - めるポックルの - pixiv
前回会った日の翌々日。センパイはぬるりと現れ、拍子抜けするほどさらっと名前を教えてくれた。 「いやあ、ごめんごめん。延期しておいて忘れるなんて」 下の名前は「キョウイチ」といった。 シロミキョウイチ。文豪の名前にありそうな、どこか古めかしくもカッコいい響きだ。「昔の小説家みたいで
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October 4, 2025 at 12:58 AM