蒼毒
melomelomolo.bsky.social
蒼毒
@melomelomolo.bsky.social
20↑ 一生壁打ちやってる腐った固定派オタク
長文妄想は発作です あしからず
ただお約束にアもしっかりカドに矢印向けてる両片思いなので、ジャムの甘い匂いをまとった愛しい人がエプロン姿で微笑みながら「遠慮なく食べて良いからな(ジャムを)」なんて悩ましいことを言ってくる、というシチュエーションをダイレクトに食らって少し返事が遅くなったアもいる。隠すのが上手くて皆にはバレてないけど。
December 18, 2025 at 2:49 PM
ちなみに自分の片恋が皆にバレてると知った時に、どう思っているのか正直に言ってくれと聞いてみたけど「まあぶっちゃけTLに時々流れてくるラブコメ漫画見てるカンジ」「正直相手が余りに難攻不落なのでエンタメが勝るよネ」「ふふ…ジャイアントキリングなんて見ている側にとっては面白いものだとも」「そこまで管理しなきゃいけないの?メンドーなんだけど」だったので「罪悪感持って損した!」になるけど「何でよ、悪いことなんて何もないじゃん!」なんて言われてちょっと鼻がつんとしたカドがいる。
December 18, 2025 at 2:49 PM
まあその後は成立しているかどうかでルートが分かれるけれど、周りからそういう関係性だと思われてるので暴アもわりと面白がって手ずから果物食べさせたり膝に乗せて撫でてやったり思わせぶりに指を絡めて微笑んでみたりと色々やってくるのでずっとどきどきしてるカドがいてほしいし、大きい討伐が終わって宴が催された時に後はお二人で楽しんでくださいと部屋に帰らされてしかもなんか透けてるにもほどがある衣装まで用意されてて馬鹿かよ!!になっててほしい。それ見て珍しく暴アが爆笑して笑うな!と怒りつつもその笑顔にちょっとどきっとしてしまう未成立進展ルートとそのまま愉しむ成立ルートに分かれます。
December 8, 2025 at 3:39 PM
身体の筋肉のつき方も、武器の鍛錬を行うような鍛え方とは程遠い。日に焼けていない肌や小石にも傷つく柔らかな足は高貴な身分か、それに侍るため育てられた者としか判断されないだろう。厄介な勘違いをされるよりかどこぞの家を継げぬ放蕩息子が力を持て余して遊び歩いていると思われていた方が良い。この時代の人間には言えぬ話もある。その際向こうの方から気遣って遠ざかってくれるのなら好都合だろう、と怒涛の正論ぶつけられてカドはた、確かに……!しか言えなくなるしうんうん唸ったあと「……アンタの判断力に感謝する」と律儀に頭を下げるので暴アもちょっと満足げにしてる。
December 8, 2025 at 3:39 PM
ただ正直自分の外見に見惚れられることに少しこそばゆい思いはあるし、色白だからこそ分かりやすく染まる紅色の頬も、少し距離を詰めれば色濃い蜜色に潤む瞳も、顔を寄せれば途端にしおらしくなる形佳い唇も、そのどれをも可愛がってやりたいとついつい手を伸ばしてしまう自分にここまで牙を抜かれたか、と呆れてもいる。結局まあ朝なのだからこの位で、と少し唇を味わってそれほど気に入ったのなら次の夜を楽しみにしておけと言い置いてとりあえずシャワー浴びに行く暴アと朝から舌使うキスされて耳元で囁かれた挙げ句、無意識の微笑みを含んだ流し目を食らって腰が砕けたカドがいる。刺激が強すぎる。
December 5, 2025 at 4:13 PM
ちなみに暴アはカドと一緒にいる時じゃないと人前で食事もしないし眠りもしないし何ならわりと霊体化してるし人理もデアもそこまで信用してない。何故人理を守るのかと言われればこれからもコイツは生きていかねばならないため。なのでそもそもデア側についている時点で相当のデレではあるんだけどカドはもちろん気付いてないので「僕みたいな三流魔術師に仕えるのは不本意かもしれないが」「は?」のやり取りがよくある。なのでこの旅の後で受肉出来るようにといろんな所に話をつけてからカドを自分の閨に放り込んだ。寵姫に仕立てる責任はちゃんと取る。一生。
December 4, 2025 at 3:59 PM
ちなみにアは再び弱っていく狼に心を痛めているし、癒してやりたいと思っている。出来れば、自分の手で。その銀の毛並みを、金の瞳を、乳酪の肌を。己が触れることを唯一許された花弁の如き爪の並んだ繊細な指先を、他の誰かにくれてやるなど、とても。「ボンド契約は一生ものだろ?同情なんかですることじゃないぞ。アンタ、本当にお人好しだな」と憎らしいほど可愛らしく笑った鼻の利かない狼が、今日も何一つ嗅ぎ取れないまま求愛を繰り返す孔雀を無邪気に眺めている様を、ずっと傍で見ている。
December 1, 2025 at 4:19 PM
その内に完全にアの事を好きになってしまうんだけど、同性だし魅力も何もないし、そもそも相当力の強いガイドだということは感じるので本当はもっと有能なセンチネルをサポートするべき人であるということも分かっている。その事で悩んでしまうからか少しずつ毛並みが良くなっていた狼もまた弱ってきて、せっかくの彼の厚意を無駄にしてしまったと落ち込んでしまう悪循環。励まそうとしているのか、彼のスピリットである孔雀がその美しい羽を広げてこちらを気にしてくれるけど、どうにもままならない。とうとう心配したらしいアからボンド契約まで持ちかけられて己の不甲斐なさに自己嫌悪に駆られているカド。
December 1, 2025 at 4:19 PM
まあ正直アから見れば暴走寸前にまで傷ついているスピリット連れている能力者なので危機回避の意味合いが大きかったけど、話を聞いているうちに人の何倍も苦労する生活を送っていながらも真っ当でありたいと努力している姿に感じ入って友人として交流を深めていくし、カドもこんな些細な能力しかない自分にここまで時間と心を砕いてくれるアを徐々に信頼していく感じ。ただケアには接触が必要なのでお互い手を握り合っているんだけどわりと相性が良いのかカドにとってその時間は心地良いものなのでちょっとそわつく気持ちがある。
December 1, 2025 at 4:19 PM
時々アの代わりにお散歩に行く時もカドがリードをつけるまで大人しく待っているし歩く時もちゃんと歩調に合わせてゆっくり歩くうえいつの間にか犬アの方が車道側を歩いていて逆だよ逆!になるカド。それにカドが点滅信号を駆け抜けようとするとぴっと軽くリードを引っ張ってわん、と短く鳴いて咎めてきちんと信号が完全に変わるまで待ちの姿勢でいるし、青に変わったのを確認してから左右を確かめ、そこでようやく進もう、になるので(今僕犬に交通ルールを教わってしまったな)になってるカド。主人の大切な番なのでしっかり護衛してるだけです。
November 28, 2025 at 3:56 PM
とりあえずコツを教わったはいいけれどもう気分じゃなくなったのか遠くにいる猫カドを見て、遊びたかっただろうに悪いことをしてしまったな、と思っていたら他の奴が遊んでいたらまた興味持つかも、と言われ意味を問う前に手をきゅっと猫の手の形に握ったカドが自分の持つ猫じゃらしにじゃれついてみせるのであまりに愛らしすぎないだろうか……になるア。結局カドがいくら実演してみせても猫カドは興味を持つどころかうとうと微睡み始めていたので諦めたが、その晩アはいつもより早い時間にカドをベッドに誘ってしまった。
November 26, 2025 at 3:44 PM
ちなみにカドがアに言わなかった理由はそこまで大した事だと思ってないから。あんな場面見ちゃったら大概の奴は助けようとするだろ、とわりと本気で思っているしぶっちゃけ噛まれたことよりあんな馬鹿やる飼い主がワクチンきちんと受けさせてるのかが気になって病気の方が怖かったな、とけろっとしながら言う。なので猫カドに対しては一緒にトラブルに巻き込まれて大変な目に合った戦友めいた感覚でいるし猫カドもあの時一緒に逃げて以来同じ住処にいてご飯取ってきてくれる奴、みたいな認識。なのでたまに見つけた虫をいつものご飯のお礼!で持ってくる。元野良なので地味に狩りが上手い。そっちの方が知らない犬より怖いとカドは思ってる。
November 24, 2025 at 3:56 PM
それを見てさんそん先生は「可愛がられてるようで安心した」と朗らかに笑うので、思わず猫カドに目をやれば何で撫でないのと言いたげに自分の手に擦りついてきて、ああ、そうか、と。彼らはどれだけ傷ついてもまた立ち上がる強さを持っているのだった、と痛感するア。誰にも傷つけられないことが強さだと思い込んで結局己を孤独に追いつめていただけだった過去を持つ自分には眩しいくらいのそれが、柔らかで温かくてどこまでも脆く小さな身体を委ねてくれる幸福を改めて噛み締めた。まあただ貰ったお薬が不味い奴だったのでしばらく猫カドからは逃げられ続けてしまったオチ。持ってなければ近寄ってくるが隠してようが持っていたら秒で逃げてる。
November 24, 2025 at 3:56 PM
そう言えば初めて家に来た猫カドは自分と犬アに対して必死に威嚇してきたし、カドだって近くを通る犬の動向をじっと見つめて身体を緊張させてることがある。思えば思うほど自分たちは彼らのトラウマを刺激する組み合わせである気がしてならない。そんな風にぐるぐる考えるアの動揺は先生にも伝わっていて、どうしました、と優しく声をかけられてどう答えていいのやら、と言葉を迷わせていたら、先生がアの方を向いた→つまり自分の診察は終わった!になった猫カドが「みゃあ!」と一つ大きな声で鳴いていそいそとアの腕の中に潜り込んでくる。
November 24, 2025 at 3:56 PM
ある日、忙しいカドに代わりちょっと風邪ぎみの猫カドを病院に連れて行くことにしたア。ペットキャリーの中でひたすら尻尾ブワワで身を縮めている猫カドを宥めながら獣医のさんそん先生にお願いしていたら、カドが猫カドを拾った時に治療をしたのもその人だったと聞く。そもそも元野良だったことも知らなかったので驚くけど、野良の猫カドに犬をけしかけて傷つけて遊んでいた奴の元から助け出してこの病院に駆け込んできたうえ止める時本人もその犬に噛まれて怪我してたという話を聞かされて絶句する。
November 24, 2025 at 3:56 PM