⑥
スミの罪悪感も一緒に背負う覚悟を決めてるイサが「俺達一緒にならないか？アンタが嫌じゃなければだけど…」
それを聞いたスミは「いいのか…？」って聞くけど、この期に及んで許しを請うようなスミを鼻で笑って「得たいの知れない9mのロボを受け入れた男だぞ」と言えば「確かに」と笑うスミ

「イサ三、お前にキスしたい」「しろよ」でぶっちゅううううううう
からのずっと影で見守ってたルちゃとヒビミユ（そしてタチョ）からの「おめでとおおおおおおおお！！！！！！」

ハッピイイイイイイエンドオオオオオオオオオオ

⑤
ブレになる為に見捨てなければいけない命があった事、自分の両親の事
合理的判断を下しそれを実行できるスミは頭では分かっていながらずっと感じていた罪悪感を心の底に閉じ込めてた
スミの頬をなでるイサの指が涙を拭う仕草に代わっていく
ボロボロ涙をこぼしながら「ああ…ああ、そうだな」とだけ呟いてイサを抱きしめ、しばらくお互い抱きしめあってる

④
握手会が終わりスミの元にやってきたイサ
イサの事をいっぱい労おうと決めていたスミは笑顔で「お疲れ様イサミ！よく頑張ったな！」
イサは手袋を外してスミの頬に手をやり柔らかな笑顔で「ああ、よく頑張ったよな。"俺たち"」と言って親指でスミの頬をなでる
その時初めてスミは自分の顔が引きつってうまく笑えてない事に気づく

スミは日本語は分からないがあの子供が何を言ってるか分かった　スミも似たような経験をしたから

③
日本語が分からなくても、ただならぬ空気を察してスミが身を乗り出そうとしたのと同時にイサが子供の前でしゃがみ目線を合わせ「君のお父さんを助けられなくてごめんなさい」と真剣な顔で謝罪する

子供は泣きだし、保護者が謝罪しながら連れていく
その後の人達は「私はあなた達に本当に感謝しています」とたくさん感謝してくれた
それを黙ってずっと見ているスミ

②
誕生日当日、駐屯地では「碧勇生誕祭」が行われ一般客で賑わってて握手会も行われてる
当初上からその提案があった時サタチョやカワダ氏は反対してくれたけどイサ本人が「やります」と言った為決行される事に
ス三とルちゃはイサにたくさんおめでとうのハグをして、握手会の間ルちゃはヒビミユと会場を周りスミは「イサ三の雄姿をこの目に焼き付けたい」と目立たない場所で見学させてもらう

手袋越しの握手ではあるけど大勢の人々がイサにお祝いと感謝を伝えている光景を誇らしく眺めるスミ
だけどイサが差し出した手を握らない子供がいて戸惑っていると「ヒーローなのにどうしてパパを助けてくれなかったの」の発言に回りがザワつく