確かに一部では、「福祉」というだけで「公金チューチュー」という浅はかな物言いと共に悪口用語、暴言、または信用低下用語になっています。

別のSNSでちょっとネットウヨがかった相手に、労働組合とソーシャルワーカーが1930年代の米国で労働条件改善に寄与して云々の話をすると、白い眼で見られたことがあります。
「福祉って、元は人を幸せにするという意味」と言うだけで「えっ、そうなの？！」とびっくりされて、こちらもびっくり。

福祉というと、違法・脱法、不正受給、ヤクザ、エセ同和、「弱者コスプレ」による一般人への欺瞞と搾取のイメージがあり、「バッシング用語」なのです。

世界人権宣言起草委員
エレノア・ルーズベルト

「普遍的人権はどこから始まるのでしょう？
あまりに近く小さく──
どんな地図にも載らない場所から始まるのです。
しかし その小さな場所が 1人1人が住む世界であり
その人が通う学校であり 働く工場 農場で オフィスなのです。
1人1人の男女 そして子どもは──
その場所で 差別のない 平等な正義 機会 尊厳を求めています。
そこで人権が無意味なら どこにいても ほとんどが無意味です。
身近な場所で 人権を擁護する協調的な市民活動がなければ──
より広い世界での進歩など 到底 期待できないのです」

男女に規定してる所とかは古いけども、大事な宣言だ