あと作品として戦争に至ってしまう流れや扇動者をしっかり描いて、くどいほど戦争に反対、どうにか回避しようとする姿勢を描く作品に安心させられる。これも何回も言うけど現実が悲惨すぎるから。大人や社会が理想論を語らなくなって「現実主義」を騙り出したらいよいよ終わりだからね。戦争反対なんて普遍の前提だからって皆口にしないけど、おはようと同じくらい言うべきだと思うのよ。

しょーもない承認欲求や復讐で1番になろうとしたり、個人的な復讐に正当性を持たせるために社会を巻き込んで扇動していく感じ、凶悪なんだけど最高に弱々しくて良い悪役。しょーもなさとか弱々しいからこその凶悪性が悪役にはあってほしい。クソみたいな執着を見せてほしい。

あとやっぱデザインも良い。しっかりプロパガンダを広める形をしてやがる

ゆっくり風呂入って昼寝して映画みたり漫画読んだり本読む年末がしたいんだよ

なによりも戦争や差別や迫害で「行く場所がない」「どこに逃げればいいのか」という切実な気持ちを抱えている人は現代にも沢山いるし、この国にも恐らく沢山いる中で、そういう難題をテーマに掲げるのは本当に本当にすごいな事だよね。

言葉巧みに暴力の戦禍に扇動しようとする奴が顔を見せないキャラデザとかなのもクリエイターとしての洞察力というか実力すごいなと

扇動する奴の行動パターンとかロジックの解像度高いというか歴史が繰り返してきた失敗の標本みたいで、作品自体が教科書みたいだなと思った。

決して物語の世界の話…で切り離せない現実の話だなと。トルフィンの理想は一代では成し得ないし、後世の今を生きる私たちの直面する現在進行形の現実の課題なので非常に重たい話ではあるけど、こういう作品がある事自体が一つの救いではある。非常に凄惨な国際情勢だからこそ。

個展は終了したんですが、WEB販売は11月3日(月)23:59まで解放されているらしいのでそちらも何卒。
emstock.net/pages/emst_t...

個展終了しました。ご来場くださった方々、本当にありがとうございました。

あ、こちらのSNSでもご来場してくださった方いらっしゃったら本当にありがとうございます。寒くて雨も降ってるのに来ていただけて本当に嬉しかったです。

だから人里離れたところで暮らしたいけど、一人もんがインフラの外で生きていけるわけもなく行き場所が無いよ～