Googleに承知されました。

ありがとうございます😊😊

ただ、今まで書いた話はあくまでセオリー、トレンドとしての話題。みんな同じセットでは無個性すぎますし、番組の色は番組の「らしさ」や歴史に結びつくこともあるため、セオリー外の配色が必ずしも✕ということではありません。
実際、ロゴ変更級の大掛かりなリニューアルによってビジュアル、カラーコンセプトが曖昧になり、視聴者離れを起こしてしまうことはままあります。たとえば「ヒルナンデス」があの黄色いセットを止めるだけでも、大きな視聴者離れが起きるのではないでしょうか。10年以上の歴史を通じ、視聴者はあの色に馴染んでいるものと考えられるからです。

バラエティ性を強く打ち出しているラヴィット！はなかなか巧み。薄めの水色と白を基調に、朝番組らしい爽やかさを維持しつつレインボーの差し色でバラエティ番組としての楽しさも「控えめに」表現。仮にラヴィットがニュース番組だった場合、あのレインボーはたぶんノイズです。

明度差の激しい配色は視聴者にちらついた印象を与えます。また、彩度を上げると明度差も広がるため、アクセントカラー以外の意図で特定の色が目立ちすぎないよう工夫することも大切です。具体名はあれですが、"失敗"している番組はこの調整をおろそかにしている傾向が見受けられます。
朝番組でいうと、ニュース・情報番組の場合は「情報」を伝えることが主眼となるため、あまり色を使いすぎない、色による主張を控えめにするのが一般的です。今のトレンドですと、高明度中彩度ぐらいのメインカラーに白の2色配色が多いでしょうか。

自分が日美を観はじめたのが小野さんの代。熊本の金陽会を特集したとき、最後のインタビューで涙をこぼしてしまって収録が止まったのが、私の中での日曜美術館のベストバウト（？）です。安直な涙はイヤだけど、心からのそれは別格。
#日曜美術館

ゴーギャンの絵、他の赤・青系が落ち着いた色に比べて黄緑の地面・肌が濃く明るく、蛍光色のような存在感を感じます。それにしても小野さんが若い（笑）
#日曜美術館

赤緑は並べるとちらつきが起きるんですけど（リープマン効果）、輪郭線でセパレーションすることでそのちらつきを回避しています。
#日曜美術館

中期以降のゴッホは補色に対する強い意識を感じます。種まきは黄色⇔青紫、自画像は赤⇔緑。
#日曜美術館

《水浴図》をアップで見ると、ものすごい数の正三角形が意識されてるわけですね。山脈みたい。
#日曜美術館

《フォリー・ベルジェールのバー》も鏡の反射がおかしいということで、森村泰昌が写真を撮りながらいろいろ探ってたりしてましたね。
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