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お金の使い方を通して、人生を振り返り、どう生きていくか? を示してくれる連作短編集。わたしはどの登場人物とも、年代も立場とほんのちょっとずれるけど、だからこそ、それぞれに感情移入したり俯瞰して読めて楽しめました。
お金の不安はいくつになってもつきまとう。いまは、特に。
家計簿が長続きしたことのない者としては耳が痛くもありつつ、ささやかなことから自分を奮い立たせていく主人公たちには励まされた。
最後、どうなるかドキドキしたエピソードは、最初に散りばめられていたお話がピタっとはまって、会計をぴったり現金で払ったような気持ちよさがあった。
#読書記録
お金の使い方を通して、人生を振り返り、どう生きていくか? を示してくれる連作短編集。わたしはどの登場人物とも、年代も立場とほんのちょっとずれるけど、だからこそ、それぞれに感情移入したり俯瞰して読めて楽しめました。
お金の不安はいくつになってもつきまとう。いまは、特に。
家計簿が長続きしたことのない者としては耳が痛くもありつつ、ささやかなことから自分を奮い立たせていく主人公たちには励まされた。
最後、どうなるかドキドキしたエピソードは、最初に散りばめられていたお話がピタっとはまって、会計をぴったり現金で払ったような気持ちよさがあった。
#読書記録
ずっと行きたかったブックカフェにいけた〜。新刊も古本も品揃えが面白かった! 特に古本は、持ち主の姿が見えるような本が多くて、背表紙を眺めているだけでワクワクした。お会計するときにお店の人とお話しもできた。「タトゥーママ」は、お店のSNSで知ったから、絶対にここで買いたかったの。
2枚目は也くんへのバースデーカード。12月になったら送ろう。ぴったり!
ずっと行きたかったブックカフェにいけた〜。新刊も古本も品揃えが面白かった! 特に古本は、持ち主の姿が見えるような本が多くて、背表紙を眺めているだけでワクワクした。お会計するときにお店の人とお話しもできた。「タトゥーママ」は、お店のSNSで知ったから、絶対にここで買いたかったの。
2枚目は也くんへのバースデーカード。12月になったら送ろう。ぴったり!
フォロワーさんがこの作家の最新作を読んでらしたので、図書館で借りてみた。
1989年生まれの作者が2010年に出した2作目…当時21歳か〜。登場人物とそう変わらないわ。台詞の端々から若さを感じて照れたりしちゃったよ。青春。
文章による躍動感もよかった。途中から先が気になって止まらなかったな。映画もアニメもあるようだし、そっちで演技を見てみたくもありつつ、イメージと違うなーと思ったりもした。おもしろかった!
#読書記録
フォロワーさんがこの作家の最新作を読んでらしたので、図書館で借りてみた。
1989年生まれの作者が2010年に出した2作目…当時21歳か〜。登場人物とそう変わらないわ。台詞の端々から若さを感じて照れたりしちゃったよ。青春。
文章による躍動感もよかった。途中から先が気になって止まらなかったな。映画もアニメもあるようだし、そっちで演技を見てみたくもありつつ、イメージと違うなーと思ったりもした。おもしろかった!
#読書記録
売ってたから…
売ってたから…
小川洋子 河合隼雄
1章は「博士の愛した数式」を主軸に対談が進みます。対話の中から新たな物語が生まれていく。
河合先生は、この人はこうだな、とカテゴライズせずに、空間を共にすることで相手のことを知ろうとする。「人」に興味がおありなのがよくわかります。視線が対等どころか、へりくだっておられる。
2章の、カウンセリングのエピソードや宗教とからめた話題も興味深い。112ページからの「傍にいること」が胸に響いた。「ちゃんと話を聞いて、望みを失わない限り、絶対大丈夫です。」そうかあ……。がんばろう。
お二人の著書をほかにも読みたくなりました。
#読書記録
小川洋子 河合隼雄
1章は「博士の愛した数式」を主軸に対談が進みます。対話の中から新たな物語が生まれていく。
河合先生は、この人はこうだな、とカテゴライズせずに、空間を共にすることで相手のことを知ろうとする。「人」に興味がおありなのがよくわかります。視線が対等どころか、へりくだっておられる。
2章の、カウンセリングのエピソードや宗教とからめた話題も興味深い。112ページからの「傍にいること」が胸に響いた。「ちゃんと話を聞いて、望みを失わない限り、絶対大丈夫です。」そうかあ……。がんばろう。
お二人の著書をほかにも読みたくなりました。
#読書記録
こう……「狂い」を可視化してしまい、照れるような恥ずかしいような。
こう……「狂い」を可視化してしまい、照れるような恥ずかしいような。
黒猫のふせん、かわいい〜。
黒猫のふせん、かわいい〜。
河合隼雄さんが対談集の冒頭で、こちらを絶賛していたので、じゃあ先に読もうかな。と積読に手を出しました。
読んでよかった。素晴らしかった。
80分しか記憶がもたない数学者の「博士」。
彼の身の回りの世話をするよう派遣された家政婦の「私」。
その息子、10歳の「ルート」。
3人の交流の様子が、細やかな情景描写をもって描かれていく。
3人の間にある、優しさ、苛立ち、もどかしさ、それらをすべてひっくるめて、愛と呼ぶのだと思う。母屋で暮らす義姉もまた。
#読書記録
河合隼雄さんが対談集の冒頭で、こちらを絶賛していたので、じゃあ先に読もうかな。と積読に手を出しました。
読んでよかった。素晴らしかった。
80分しか記憶がもたない数学者の「博士」。
彼の身の回りの世話をするよう派遣された家政婦の「私」。
その息子、10歳の「ルート」。
3人の交流の様子が、細やかな情景描写をもって描かれていく。
3人の間にある、優しさ、苛立ち、もどかしさ、それらをすべてひっくるめて、愛と呼ぶのだと思う。母屋で暮らす義姉もまた。
#読書記録
素敵なタイトルだな、と思い続けて早数年。ようやく読んだ。
セリフ回しや音楽、雰囲気が魅力的なヨーロッパの映画を見たような、なんかようわからんがカッコいい。というのが最初の印象。
文章全体に濡れたような色気がある。
短編が12本。どのお話も登場人物が、他人におおっぴらに言わない、言えないような感情を大切に抱えている。過去の恋愛、現在の居心地の悪さ、先への不安、など。少しのきっかけで何かが崩れてしまう予感もある。だから号泣する準備ができている。
ことばにしてしまうと、あいしていたものを「そこなう」のかもしれない。それでもみんな、前に進む。
#読書記録
素敵なタイトルだな、と思い続けて早数年。ようやく読んだ。
セリフ回しや音楽、雰囲気が魅力的なヨーロッパの映画を見たような、なんかようわからんがカッコいい。というのが最初の印象。
文章全体に濡れたような色気がある。
短編が12本。どのお話も登場人物が、他人におおっぴらに言わない、言えないような感情を大切に抱えている。過去の恋愛、現在の居心地の悪さ、先への不安、など。少しのきっかけで何かが崩れてしまう予感もある。だから号泣する準備ができている。
ことばにしてしまうと、あいしていたものを「そこなう」のかもしれない。それでもみんな、前に進む。
#読書記録