やすふじ
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やすふじ
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アニメ/声優/ヒプマイ。左馬刻様推しのハマ女。hrakの勝デ信者。勝の相手はデ絶対固定。無言フォロー失礼します。
さよならかiちゃん。
誰もいない空間にそう告げ、出は鍵をポストに入れ、出ていった。
出は事務所も辞め、雄英の教師も辞め、勝と暮らした場所から遠く離れた土地でフリーで活動し始めた。誰にも言わずにというのは良心が咎めたので、🍵と🍰には伝えた。勝には何があっても、例え脅されても言うなと固く口止めした。
1年後、出は大規模テロ組織と正面からぶつかり、敵は全員確保したものの、意識不明の重体に陥る。
出が目を覚ましたのは約1ヶ月後。酸素マスクを付けられ何本ものチューブに繋がれた出の傍らには、勝がいた。
December 30, 2024 at 11:06 AM
勝が出張に出かけてから出の行動は早かった。勝からひどい言葉を投げつけられてからひそかに物件を探していたこともあり早々に引っ越し先が決まった。引っ越し業者も手配し自分で運べる物は運び、勝が帰ってくるまでに全てを終わらせた。
勝が帰宅する前日。出は数年暮らしていたこの部屋を出ていく。たった数年、されど数年。出は幸せだった。同棲を始めた頃は出は浮かれていて、帰宅すると勝が玄関まで出迎えてくれることがどうしようもなく嬉しくて、照れながらも時々ハグをしてくれた勝が本当に好きだった。いや、今でも好きだ。でも勝は違う。勝が選んだのは、綺麗でスタイルの良い、勝と並んでも見劣りしない女性だった。→
December 30, 2024 at 10:47 AM
それから勝はさっさと風呂に入ってしまった。出はしばらく呆然と佇んでいたが、ふらふらと自室へと赴くと、ぺたりと座り込んだ。涙は出なかった。
それから勝と顔を合わせないように過ごした。あんなことを言われては、もう一緒に暮らせない。勝も、とっとと出ていけと思っているだろう。そんな中、勝が1週間の出張に行くことになった。それは本人から聞いたのではなく、切i島から。たまたまチームアップで一緒だった時に教えてくれた。そんなことすら、もう勝からは教えてもらえないのか…→
December 30, 2024 at 10:38 AM
「いっちょまえに疑ってんのか?確かにテメェみてーな傷だらけのクソキモナードなんざ相手にしてたらだんだん女の方がいいってなるよなァ。アイツは容姿も個性も頭脳も申し分ねぇ。スタイルもいいしな」
そもそもテメェと付き合ったのだって気まぐれみてぇなモンだしな。
そう吐き捨てた勝を呆然と見つめる出。勝が女性を褒めるなんて滅多に、いや今まで聞いたことが無い。そんな勝が初めて女性の方が良いと言った。それはもう、そういうことなのだろう。
「そのツラ見ンのも飽きたわ」
その台詞が決定打だった。→
December 30, 2024 at 10:31 AM
「かiちゃん、僕に何か隠してない?」
「……テメェには関係ねぇ」
「関係なくないだろ」
「うるせーな。何でもかんでもテメェに話す義理はねぇだろーが」
「……あの女の人?」
「は?」
「いつも報道されてるじゃん。同じ女の人と。あの人と過ごしてるの?やっぱり女の人の方が良かった?」
お願い否定して。君は浮気なんてしないって、君自身が証明して。そんな願いはいとも容易く踏みにじられた。
「だったら何だよ」
ハッとして相手を見ると、向けられたことの無いひどく冷えきった瞳で出を見つめる勝。ordr時代でさえそんな目を向けられたことは無かった。→
December 30, 2024 at 10:16 AM
帰りもかなり遅いし、出が寝る直前に帰ってきたこともあった。「おかえり」と言っても「……おー」という気の無い返事だけ。ただいまも言ってくれなかった。
そんなある夜。明日は久しぶりに2人のオフが重なる日。今夜どうかな…?と勇気を振り絞って誘いをかけてみる出。だが、「明日用事あっから…また今度な」と断られてしまう。
「用事?何の?」
「……何でもいーだろ」
「僕に言えないこと?」
久しぶりの2人揃っての休みだから、2人でゆっくりしたかったのに。約束していたわけではないけれど、何故か裏切られたような気持ちになる。何より勝が出の夜の誘いを断った。今までなら、二つ返事で頷いてがっついてくる程だったのに。→
December 30, 2024 at 9:46 AM
デくんは時々ふとただの「緑ヤ出ク」に戻りたいと思うことがあり、よく私服姿で公園のブランコに座ってぼんやりとしていた。とある日の深夜にそんな様子をたまたま勝が見かけ、最初はその童顔から高校生かと思い注意してみたら実は立派な成人だとわかり驚く勝。何故だか気になって次の日も同じ時間に行ってみるとやはりそこにはデの姿。勝は名前しか知らない素性もわからないデに対して、悩みがあるなら分かち合いたい、できれば自分以外を頼らないでほしい、甘えてほしい、毎日でも会いたいと思うようになり、いつしか恋という感情だと気づく。
November 26, 2024 at 10:28 PM
逆だ サラリーマン💥✖ヤクザ🥦
November 26, 2024 at 8:34 PM
乾燥さんこちらこそフォローありがとうございます!私の中の勝は根は誠実なので心に決めた人(つまりデ)以外は有り得ない派なのです( ・`ω・´)キリッ
これからも騒がしくしてしまうかもですが何とぞ温かい目で見てやってくださいませm(_ _)m
November 25, 2024 at 8:28 PM
大学に進んでからも勝は彼女も作らず(デ一筋なので!)遊ぶこともしない。大学進学時もデが同じ大学にいないかしばらく探したけど結局デはおらず、大学も勝の知らないところへ行ったのだと悟る。高校でも大学でも勝は足繁くデ実家へ行きデ母に懇願するも、一度もデの居場所を教えてもらえず。デ母にとってはやっぱりたった1人の息子を守りたい気持ちが強いので。
そこから勝がどうにかこうにか頑張って社会人になって数年後に遂に2人が再会し、当初素っ気なかったデに勝が猛アプローチをかけて口説いて再びくっつく勝デを書きたい。いつか。
November 25, 2024 at 1:15 PM
勝はすぐにデの家に向かうも、出てきたのはデ母のみ。勝がデの進学先を問うも、デから「勝には進学先を言うな」と口酸っぱく言われていたデ母は勝の必死な姿に心揺れるも、デが勝との間にあった何かに深く傷ついていたと感じていた為キッパリと断る。デが母親に口止めしたのだと察した勝は、デが完全に自分から離れ二度と会わないつもりなのだと悟り絶望。帰宅し自室でデへの想いや今までの後悔から声を上げて泣く。
それでも勝のデへの想いを捨てることは考えられず、勝は周囲からのアプローチには目もくれず再びデに会うことを目指して勉学に邁進する。
November 25, 2024 at 1:08 PM
高校受験を終えて中学を卒業してから春休みになっても勝は今まで冷たくした罪悪感からデに謝れずにいたが、どうせデも自分と同じ高校に進むのだろう、勝と競い合うほどデも成績優秀だったし、ということで入学式の日にデに話しかけよう、ちゃんと事情を説明しようと決意する。けれど、待ちに待った高校の入学式、探せど探せど目当ての人物は見つからず、貼り出されたクラス名簿を必死に探すもデの名前は最後まで見つからず。そこで勝はやっと、デが違う高校に進学したこと、勝から離れることを選んだのだと知る。
November 25, 2024 at 12:58 PM
一方勝には勝の事情があって、実は中学の時放課後物陰でこっそりデとキスをしていたところを担任に目撃されており、同性愛に偏見のあるその担任から関係を解消しないと内申に響くと脅されていた。勝はまだ中学生で精神的に未熟な部分があり、デと進路を天秤にかけ、迷った末に進路を選ぶ。高校に進学してしまえばそんな最低な教師から離れられるからそれまでの辛抱…と思いわざとデに冷たくした。告白してきた女子との噂を立てられてデに問い詰められた時、俺よりくだらない噂を信じるのかよって悔しくなって、心にもない言葉を投げつけてしまった。→
November 25, 2024 at 12:52 PM
ショックを受けるデに更に追い討ちをかけるように、「テメェとのおままごとも終わりだ」と吐き捨てられる。そして本格的な受験シーズンになり、デは勝と同じ進学校を目指していたが急遽違う全寮制の高校へと進路を変更。デは勝への想いを捨てる覚悟を決め、何も告げないまま進学する。→
November 25, 2024 at 12:47 PM