今の自分の中にあるふわふわとした何かを言葉にしたり形にしたり、出来なくてむだにジタバタしたりぽか〜んとしたり、そういう時間をパソコンがクイックに解決しちゃうことで奪ってるのじゃないかと危惧してる。だいたい目とか姿勢とか子どもの身体への影響は考えられてるのだろか。怖い〜。もう十何年前にデンマーク(たぶん)じゃタブレット学習を無くしたんだよ〜。

子育てって子どもが育ってくると難易度上がるなあ〜、ねえ？ぼんやりしてられなくない？

おかやんと小学生だった頃のアル君のエピソードをまた今度聞こう。

子どもがどんな学校に通うかは私にとってはすごく難しい問題。気にならない人も多くいるのに私には心配や疑いがあるわけで、それらはどこから来るのだろ。私の父親は私を目の前の小学校に通わさず、遠い学校に歩いて行かせたかったようで、多分それは体を鍛えるつもりのことだったのではないかと想像するが学区が今より厳しく定められていて断念したようだけど。そういう父に私は似ているのかな。

どこで向きが変わったんだろなぁ〜いや決定的な瞬間は私にはあったのだから、もうその時なんだけど。なんとか気持ちを維持しようとしたけど出来なかったのは私に粘りが足りなかった？彼らの方法は間違ってやしないか？と私には思えたが学校側は自分たちの姿勢をただ貫いているだけなのだろうか。腹を割った話しをするのは互いの持つ距離感に違いがあるように思て、踏み込めなかったな。生まれ育った土地がもつ性質の差なんかが関係してそうな気がするけど、気のせいかなあ。

うちのイチジクは皮が白いタイプらしく、果肉はネットリしてる。なんて品種なんだろな。近所の赤い皮のは果肉がサクッとしてるの。赤くなるやつも育てて2色にしたいなあ。

いつか見たいと思ってた温泉の先にあるらしい観音の滝へやっと行けた〜。想像以上に爆感あって怖いくらいだったわ。滝の落下する手前に寄って見る、遠く引いて臨むの2パターンでぜんぜん様子が異なるわ。爆な滝を見るとスカッとするわ〜☺︎

全体に出穂してるぅぅぅ〜！

しかし熊本も暑かったわ〜。他所から帰るたびに糸島涼し〜い！って思うの、ちょっと嬉しい。

お昼には熊本市内にやたらに多いイタリアンの中から高くなくて良さそうと思われたラ・ブラーチェというお店で2,500円のランチメニュを食べる。前菜とパスタが好きだった。私の知る福岡にはない感じかも。オットは白ワイン飲めてご機嫌、子どもはにはナイフとフォーク使いの練習になったわ。今回行きたかったお店がお盆休みだったし熊本に来たらイタ飯探すの良いかも知れないわ。

旅先での楽しみのひとつに図書館に寄るというのがあって、熊本県立図書館に別館「こどもの本の森」というのが安藤忠雄設計だそうで訪ねてみたの。本棚のあいだにゆったり座れるベンチが設けられていて、うちの子はそのスペースが気に入ってたみたい。私は石牟礼道子の児童書「水はみどろの宮」を読んでみて、気になる作家だったのと熊本出身だし目が合っちゃった感で手にとって、2話までしか読めなかったけどすごく良かったので買いたいな。最近は児童書を読む方が楽しい。大人の本はちょっとキツいのよ。

廣嶋屋の女将さんが作る朝ご飯。お米が美味しいでしょ〜と女将さんが自慢するのは山で作った無農薬自然栽培のお米だそうで、何十キロも取寄せてるのだって。昨今の米騒動など関係なさそうな話ぶりで羨ましかったわ〜。野菜や梅や杏(ジャム)は宿の裏庭で収穫したものですって。ご飯のお供に添えてあったくまもんのふりかけは、ふりかけを日本で初めて作った熊本のメーカーのものだって。使わなかったのだけど。

あ…熱かったじゃないね、暑かった！ですわ。

朝飯前のお散歩。本妙寺を抜けて、300段の石段の先には加藤清正公の像が待っているというので登る。加藤清正像は、よく遊んだ吉祥寺の自然文化園の北村西望アトリエで試作像を見てるのよ〜と伝えても当時よちよちだったうちの子は覚えてはいないのだった。森が深くて気持ち良かった。

私たちの宿は熊本の初代藩主加藤清正の菩提寺、本妙寺門前に建つ元宿坊で今は民宿の廣嶋屋さん。明治の建築なので130年以上も前の建物だそう。木組みや石場建ての伝統工法で建てられているためかこの前の大地震も耐えたとか。伝統工法てめちゃ耐震性高いのね〜。熊本の街とお城が目の前に広がって眺めグッド。本妙寺の森が近いので街より緑多く涼しいとこもステキ。