かぶ
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かぶ
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20↑ タソ/雑高 あといろいろ雑多に
プロフカード→ https://profcard.info/u/CV8KK8AgssfrVO3yQW55T5E5zz02
「自らここへ来ると決めました。ですから、その先で、あなたが私を見つけてくださるなら、それで十分です」
高は兵士として覚悟を持ってここに来ており、すでに自分の運命を決めきっている。
「この先、何十年も経った、はるか遠い未来で。人々が戦を知らずに生きる世が来たとしても。もし、私を見つけてくださるなら。どうか、その時は、攫ってください」
December 16, 2025 at 3:18 AM
昭和
雑は軍需に関わり士官となり、新兵訓練所で教育などを行う。
兵士たちと同じく戦地に赴き戦うことも。不死なので必ず生き延びて不気味がられている。この視線には身に覚えがある。恐怖、畏怖
生き延びた者として私的に記録を残し続ける。戦争で多くの人を失い、人の命の儚さに苦しむ。
集められた新兵の中に高を見つけ、互いに気づく。
高は雑に直接お会いしたいと無理やり交渉、突撃
雑の部屋で話す
過去や高自身について、転生について
「私が願ったのです。あなたさまのおそばに在りたい、私を見てほしいと。あの時、愚かにも神の御前で」
December 16, 2025 at 3:17 AM
誓いの内容
では、私に来世というものがあれば。
私はあなたのおそばにいると、誓いましょう。
あなたは存外、さみしがりやのようですから。

あなたのいるこの世が、
平和で、安全で、穏やかに過ごせるように。
尽力いたしますよ。

入れたいセリフ
私はあの文献の文字が好きなのです。あなたの紡ぐ言葉も、同様に。
私は喋りが得意ではありませんから。今は絵で、線で、点で、あなたの世界が明るくなるよう願っております。
December 15, 2025 at 3:02 PM
大正時代
雑は将校になっていた。
所用で訪れた美術学校の近くでイーゼルを抱えて駆け込んできた一人の青年と出会う。
社交の場で2度目の再会。青年は明治時代に書かれた文献について詳しく話を聞きたいと、つてを頼ってこの会へ来たらしい。書いたのは祖父だと言うと、話を聞きたがった。
もしや記憶があるのでは?と感じた雑は本の内容に絡めて過去の、前世の記憶の話を出す。
青年は何もわからい、と言った顔で混乱しているようだった。青年に、スピリチュアルに傾倒していると誤解される雑
将校×美術学生
青年は雑の目の前で事故死
December 15, 2025 at 2:22 PM
「だから、写真に写りたがらない。魂を取られるなんて話もありますけれど、もしや、写らない、とか」
「まさか、私は神様なんてそんな大それたものじゃあない。写真だって、写らないこともないだろうさ。撮ってもらったことはないけれど。まあ、少しばかり長生きになってしまっただけで。何の因果か、なにが原因か、とんとわからないけれどね」
男はそれ以上、文筆家に尋ねることはしなかった。
男は寿命で逝く

明治はあらゆるものが目まぐるしく変わっていくので穏やかに過ごしてもらいたい、という私の思想が垣間見える
December 15, 2025 at 2:41 AM
数日後、約束の刻限に、その少年は私の仕事場を訪れた。古びた書物の匂いが充満する部屋に、彼は臆することもなく足を踏み入れる。そして、私を見上げると、こう言ったのだ。
「先生は、雨の日には左の古傷が痛むのでしょう。客人が来るからと、戸棚の奥に隠してある良い茶葉を出してきます」
なぜ、それを知っている。
今は私しかいないこの部屋で、誰にも話したことのない、私の秘密。

長い時を生きる文筆家と猫としての記憶を持つ少年の穏やかな明治の日常
カメラに興味を持つ少年と、絶対に写りたくない文筆家の攻防
少年から青年、壮年となった男は姿形の変わらない文筆家に尋ねる。
「あなたは、神様なのですか」
December 15, 2025 at 2:21 AM
猫は老衰。猫は人目につかないところで死ぬというが、この猫は雑に見守られて逝った
ほんとうに猫らしくない猫だった
時代は巡り、失い、こぼれ落ちる物。それらを記録することに、雑は執心した。いつか、どこかで再び巡り合うであろう彼の魂への道標として、物語を綴ることを。
ある雑誌で連載を持つこととなった。高をモデルとした人物が主人公。
読者からの手紙が私の元に届いた。私の書く主人公の些細な癖や、物語の中では描いていないはずの彼の過去について、まるで見てきたかのように綴られていた。差出人は、まだ年若い少年だった。
December 15, 2025 at 1:26 AM
明治時代
文明開化の波。雑渡は表向き文筆家として活動。
猫を拾い、10年ほど一緒に過ごす。
寝食を共にし、原稿をみはられ、時折風呂にも入れてやる。暴れて仕方ないが、不思議と傷は付かなかった。爪を立てない猫がいるのか、なんとも不思議だ。
あの子も私に爪を立てることはしなかった。
……お前、あの子じゃあないだろうね。あの可愛くて、いじらしくて、愛おしい子
にゃん、と肉球を膝に乗せ、顔をこちらに伸ばす猫。
ああ、あの子も最初は精一杯背伸びをして、手を伸ばして必死に私を求めるんだ。
……なんてね。畜生になって自堕落な私を見続けるような無駄なこと、あの子はしないさ
着物越しに、膝にちくりと痛みが走った
December 14, 2025 at 8:19 PM
結論から言うと、少女は実在していた。
幻でなく、幻影でも虚像でもなく、残像や妄想ですらなかった。
少女は確かに、そこにいた。
少女は病を患っているらしい。治らないのだと、本人が言っていた。
結核
江戸時代の結核は治らず、理由も断定できず、しかし確実に命を奪う。静かで避けられない死への道筋だった。
少女は言う。「夢であなたを見たのです。それで、会いに行きたのですけれど、その…ひどいことを言いました。ごめんなさい」
「自分が先に死んでしまった」と悔やみながら逝く高。雑渡はその死に何もしてやれなかったと自責と絶望に包まれる。
December 14, 2025 at 7:43 PM
江戸時代
雑は長い時を1人で過ごし、無気力が続いていた。
時折西洋医学・蘭学を学び、自分の身体を研究するようになる。
不老不死の理由を科学で解明しようとするが、理解不能。
自分の指先を少し切る、皮が裂けていく痛み、皮の層の奥から赤い玉が湧き出てきて、滴るか、とその瞬間指先の層に吸い込まれる赤。皮も繋がり、そこには何もなかったように元通り。

時折、老いぬ姿を訝しむ者が出て、村や町を離れる
また静かな暮らしが始まった。
そんな雑の前に少女が現れる。画像
安土桃山で高が転生する可能性を知っているので高の魂に触れられるのならなんでもよかった。
December 14, 2025 at 7:38 PM
青年の死を、雑は噂と語られる言葉の変化から判断することとなる。
青年の死は、武断派との直接的な抗争や戦闘によるものではない。
文治派内部の権力調整、あるいは思想統制の過程で起きた結果である。

雑は前世、転生、魂に強く興味を持つようになる。もっと話を聞けばよかった。引き止めて、繋ぎ止めて、足を止めさせて、思い留まらせればよかった。
December 14, 2025 at 7:35 PM
それは、数十年、あるいは一世代前の、忍としての記憶だった。
手に武器を取り、主の命とあれば人を殺めることを厭わず、騙し、潜み、裏から世を動かしていた――そういう生き方の記憶。
そして、もう一つ。こちらは霞がかったように曖昧で、うっすらとした内容だった。
分厚い表紙に、詳しく書かれた歴史書のような、体験談のような、あるいは夢物語のような。その本を読んでえらく感銘を受けた青年が出版社に突撃をし、紹介されたのが、著者の孫を名乗る者だった。その者は、雑渡に似ているらしい。
雑渡は混乱した。
なにもわからないからだ。
「次は、あなたが思い出すまで待ちます」と言い残し去る。
December 14, 2025 at 7:09 PM
安土桃山時代
武士・僧・商人など、何度も身分を変えながら生きる雑
街の端でひっそりと暮らす雑に訪ねてくる青年がいた。
青年は「前世であなたに誓いました」と明言。
「あなたの書かれた文献」
雑渡が書いたという文献に覚えはなく、誓いの内容も全くわからない、戸惑い拒絶。
青年はめげず通う
文治派として関わる。
この先、武断一辺倒ではなく、文治による世の秩序の確立が必要になると思うのです。
——無論、武を否定するつもりはありませんが。

単純な意見交換の場として関わるようになる。
青年はおずおずと、
私には……私とは違う世を生きた、記憶があるのです
December 14, 2025 at 7:08 PM
というかそもそもこんな話ではない
雑が不死で高が各時代に転生して会って恋してラブハピ❣が一番最初だったのに
転生ってことはしぬのか…から狂った
6月から言っているがシネタ集ではないのだこの話は
December 14, 2025 at 5:06 PM
接触が重なると気を許すようになった、高によく似た者
好きな甘味、苦手な香り、高とは違うその嗜好

忍軍の中でも折り目正しいその男の最近の行動は、忍軍上役の者には怪しく映っていたらしい。高が裏切り者だと、処分だと、歪んだ声で言った。

自分のものではない血を拭い、力なく横たわる高を抱き寄せた。
お前は、お前は……。

鉄砲の伝来、南蛮文化が爆発的に広まる時代、人は死を恐れて武を磨く。
織田信長や秀吉の治世を目の当たりにし、時代を動かす者の短命さを痛感
死なぬ自分より燃え尽きて死ぬ者に羨望を覚える雑
December 14, 2025 at 3:33 PM