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それはそれとして、「いずれ使うから」の一点張りで残された処分に困る金物の類については、一発殴っても良いとは思っている。
それはそれとして、「いずれ使うから」の一点張りで残された処分に困る金物の類については、一発殴っても良いとは思っている。
不意に頭にきて「何死んでるんだよ」と眠る父の額を叩くと、そこにあった最後の温かさは去っていて、ひやりとした冷たさが伝わってきた。その感触で、ああ、間違いなくもう起きることはないのだな、と漠然と理解した。
あの、命の失われた体の寂しい冷たさを忘れることは生涯ないだろう。
終活などする性格でもなかったため、父しか知らなかった情報も多く日々てんやわんやと忙しく、自分自身の気力も削られていくのを感じるが、遺された母の気持ちを思えば落ち込んでいる暇はないので、まぁ頑張れるだけ頑張るとする。
不意に頭にきて「何死んでるんだよ」と眠る父の額を叩くと、そこにあった最後の温かさは去っていて、ひやりとした冷たさが伝わってきた。その感触で、ああ、間違いなくもう起きることはないのだな、と漠然と理解した。
あの、命の失われた体の寂しい冷たさを忘れることは生涯ないだろう。
終活などする性格でもなかったため、父しか知らなかった情報も多く日々てんやわんやと忙しく、自分自身の気力も削られていくのを感じるが、遺された母の気持ちを思えば落ち込んでいる暇はないので、まぁ頑張れるだけ頑張るとする。
翌日未明、父の呼吸が止まったと施設より一報が入った。
母と共に急ぎ駆け付け、体をゆすり呼びかけた。体はまだ暖かかったが反応はなく、ほどなくして正式に父の逝去が医師の診断により下された。体はスタッフの方々がきれいに整えてくれた。
翌日未明、父の呼吸が止まったと施設より一報が入った。
母と共に急ぎ駆け付け、体をゆすり呼びかけた。体はまだ暖かかったが反応はなく、ほどなくして正式に父の逝去が医師の診断により下された。体はスタッフの方々がきれいに整えてくれた。
今残っているのは、心も体も崩れかけで、車輪の残骸にすがりつく自分だけ。
心の底からみっともない。未練たらたらで、一歩も踏み出せない自分だけ。
いなくなったあいつも悪いと思うが、それ以上に申し訳がない。
俺はあいつが盛り上げた場所を守ることができなかった。
心の底から情けない、最低の友人だ。
もっともあいつが俺のことをどう思っていたかは知る由もないのだが。
今残っているのは、心も体も崩れかけで、車輪の残骸にすがりつく自分だけ。
心の底からみっともない。未練たらたらで、一歩も踏み出せない自分だけ。
いなくなったあいつも悪いと思うが、それ以上に申し訳がない。
俺はあいつが盛り上げた場所を守ることができなかった。
心の底から情けない、最低の友人だ。
もっともあいつが俺のことをどう思っていたかは知る由もないのだが。