堀江敏幸の文章の多くが、エピソードや書評の対象などによって提示されたイメージを引き受けることでそれが語り手(評者)の世界の見え方とぴったり重なり合う、という流れを持っていて、それがうまくいっているときは出来事や作品を深く体験した感触そのものを感じさせるのに対し、小説ではしばしばそれが空転する印象を持っていたが、今回『その姿の消し方』を読みながらその空転こそ狙いなのかもしれないと感じた あと「デッキブラシを持つ人」の章はそれと関係なくめっちゃよかった
December 17, 2025 at 12:55 PM
堀江敏幸の文章の多くが、エピソードや書評の対象などによって提示されたイメージを引き受けることでそれが語り手(評者)の世界の見え方とぴったり重なり合う、という流れを持っていて、それがうまくいっているときは出来事や作品を深く体験した感触そのものを感じさせるのに対し、小説ではしばしばそれが空転する印象を持っていたが、今回『その姿の消し方』を読みながらその空転こそ狙いなのかもしれないと感じた あと「デッキブラシを持つ人」の章はそれと関係なくめっちゃよかった
読み終わるまでとっておこうと思っていた大江健三郎×シャモワゾー(司会堀江敏幸)の2012年の対談を読み、またしても大江と堀江にぐっときてしまったり
December 15, 2025 at 12:22 PM
読み終わるまでとっておこうと思っていた大江健三郎×シャモワゾー(司会堀江敏幸)の2012年の対談を読み、またしても大江と堀江にぐっときてしまったり
気づいたときには、全身まるごとあのポテトを揚げる油のなかに浸されてしまっているわけだ
December 9, 2025 at 2:18 PM
気づいたときには、全身まるごとあのポテトを揚げる油のなかに浸されてしまっているわけだ