ツカサが目覚めてから「君、確か…」と話しかけるﾖﾀﾞｶｼﾞｭﾝ…。
ファンブックを読んだあとだと、ツカサに話しかけるタイミングを見計らって待っていたのかな…ﾖﾀﾞｶｼﾞｭﾝ……、と感じます。
気絶しているツカサの顔を覗き込みながら、あの時のアイスダンスの選手だ…！！！とソワソワしていたのかな。そして、ツカサに声をかけたくて話題を切り出す瞬間を狙っていたのに、何気ない態度を取っていたのかな…。
ﾖﾀﾞｶｼﾞｭﾝ…、ツカサさんに興味津々ですね……。あのとき、自分の記憶に焼きついた存在が目の前にいる！って、驚いていたのかな………。

・経緯
接吻を恥じらうツカサの挙動から、自分が拒絶されていると解釈したヨダカ。それならば教え込ませる、と指導を開始。
「見て」と己の口腔を観察させて、その構造を意識させる。色、形、質感など。そして、役割を交代し、ヨダカはツカサの口を覗き込む。
またある時は、「触って」とツカサの指を喰み、触感と体温、唾液で濡れた指先に舌の動きを覚えさせる。
リラックスした状態で感覚を拾わせるために、ツカサが穏やかな表情を見せると、不意打ちでキスをすることもあった。
次第にツカサは、キスの最中に教えられたことを自然と意識し、素直な反応を見せ、うっそりと目尻を下げて心地良さに浸る。ヨダカはそれがとても愛おしい。

ツカサさんが、イノリさんたちとクレーンゲームで遊び、小さな玩具のキーホルダーを手に入れる。その夜、ﾖﾀﾞｶｼﾞｭﾝの家に招かれ（通算十数回目）、ポケットに入れていたキーホルダーを落とした。
そして次のお呼ばれの日。ﾖﾀﾞｶｼﾞｭﾝから、荷物を部屋に運ぶので手伝って欲しいと言われ、彼の自室にツカサさんが足を踏み入れると、PCデスクの上にあるランプに見覚えのあるキーホルダーが引っ掛けてあった。　
また別の日。夏の日差しで、うなじが真っ赤に染まったツカサさん。玄関で靴を脱ぐために座っていると、不意に首筋をつー…と撫でられる。振り向くとﾖﾀﾞｶｼﾞｭﾝが不敵に笑っていた。怖がるツカサ、満足げなヨダカ。