「どうしたの!?」
「マティアス…マティアスはいらない子なの!」
「何を言っているの?マティアス、僕は君のことが必要だよ」
僕は震える手を握る。
「どうしたの!?」
「マティアス…マティアスはいらない子なの!」
「何を言っているの?マティアス、僕は君のことが必要だよ」
僕は震える手を握る。
「マティアス、もうすぐ僕の誕生日なんだ」
「誕生日?」
「5月2日が誕生日なんだ、君にも祝って欲しいな」
「うん、わかった」
彼は言葉数が少ないけれど、僕と話すことは好きな様で楽しそうにしていた。彼について僕が知っている事は少ない。彼の名前や、彼の家の事。僕はもっともっと彼について知りたがった。
「マティアスの誕生日は?」
「マティアスの誕生日は…5月の25日…でも、誰も祝ってくれない…」
「大丈夫!僕がお祝いするよ!ここで、君に似合うお花を持ってきておめでとうって言うんだ」
「本当に!?」
「約束」
彼との初めての約束だ。
「マティアス、もうすぐ僕の誕生日なんだ」
「誕生日?」
「5月2日が誕生日なんだ、君にも祝って欲しいな」
「うん、わかった」
彼は言葉数が少ないけれど、僕と話すことは好きな様で楽しそうにしていた。彼について僕が知っている事は少ない。彼の名前や、彼の家の事。僕はもっともっと彼について知りたがった。
「マティアスの誕生日は?」
「マティアスの誕生日は…5月の25日…でも、誰も祝ってくれない…」
「大丈夫!僕がお祝いするよ!ここで、君に似合うお花を持ってきておめでとうって言うんだ」
「本当に!?」
「約束」
彼との初めての約束だ。