とにゃはにゃ
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とにゃはにゃ
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ろくなことしない年寄りです。フェミニストでっす。
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歌がさらりと口にした言葉。
歌の思いがあの言葉になるまでに、どれだけの積み重ねがあったことか。
捨てたり辞めたり見ないふりしたり、もうしないんだなって思うとちょっと嬉しくなるけどさ。

瑣吉はほんとよく考えた方がいいが、瑣吉は瑣吉で、どれだけ考えても血反吐を吐くほど後悔しても、余計な一言を止められなさそうで、それはそれとして難儀やなと思う。周囲はもっと難儀だがね。
#大河べらぼう
おていちゃん妬いてるの可愛いしぐっと我慢して黙ってるのもっと可愛い。
#大河べらぼう
国旗損壊罪とやらが施行されたら日の丸弁当食べられなくなる気がするんですがどうですか
寿司桶が重たい維盛様大好き。軽々持っちゃうお里ちゃんも好き。まったく疑問を感じてなさそうなところがさらに好き。
そして、歌六父さんと梅花母さんって最高ね。
陽くん夏ちゃんを舞台で観るのはそういえば初めてでした。二人とも良かった。脇にいるときも、わりとお芝居を見てるんだなぁと思いました。かぶりつきだわね。
左近さんの小金吾は可愛くて可哀想で可哀想で可哀想で。時分の花だわぁ。
閉まっていく幕の後ろで、がっくりとうなだれる権太の姿。幕引き開けて、しっかりしろとどやしつけてやりたい。
首実験のとき、権太はひどく複雑な、うまくいってほしいともうまくいかないでほしいとも、両方の顔をしていた。
うまくいけば忠義孝行。だが女房こどもは連れて行かれる。
うまくいかねば主の難儀親の苦難。だが女房こどもは戻されるやもしれぬ。
隠してもありありとわかるその苦悩。底の浅さがまた愛しい。
妻子の姿を最後までは見ていられない。陣羽織をひっかぶってうずくまる。姿が見えなくなってから、から威張りで立ち上がる。うまくいった。父さん喜べと振り返って……。
うまくいけわけがないのよ。所詮、権太は半端者の小悪党なんだから。
錦秋十月大歌舞伎
『義経千本桜』Bプロ第二部
《木の実・小金吾討死・すし屋》
私はなんでこんなに仁左様が好きなんだろうねぇ。何度見ても目が離せないんですよ。おんなじ人はたくさんいると思うけど。

仁左様の権太の愛嬌がものすごい。
女房に文句を言っているようで、実はかなりの惚気だし、小せんちゃん大好きだし、小せんちゃんも権太のこと大好きだし。
善太に「ととさん」言われたときの、とろける笑顔もたまらんのよね。
あんな、ちゃらちゃらじゃらじゃらして、梅花母さんに甘え倒して、女房にじゃれかかって、悪たれ口きいて、カモにはあこぎで小狡くて、そんな男がなんでこんなに愛しいやら。姿がめっぽう良いにしても。
ツケは佐々木さん。
大好き。
ちょうどいい感じがするのです。
今回はとくに、手負いの知盛卿についたツケがみんな最高だった。
歌昇さんの義経公は、表情がとてもお優しくて思索的であったなぁ。
知盛卿をご覧になる視線が、他人事とは思っていないように見えた。知盛卿のお姿を、いずれ自らもたどる道と思っているかのように見えました。
《川連法眼館》の梅玉さん義経様にシームレスに繋がる感じ。
錦秋十月大歌舞伎
『義経千本桜』Bプロ第一部
《渡海屋・大物浦》
巳之助さんの知盛卿、力も知恵も情もすべて備えた最高の人物が、運命に翻弄されすべてを失い刀折れ矢尽きて疲労困憊してへたり込み、雑兵ばらに追われるさまがなんとも悲しく泣けて泣けて仕方がない。
帝の言葉に、すとんと何かが落ちたような表情をしておいでだった。帝の存在が、知盛卿にとっては生きる縁とも枷ともなっていたのであろうと思わされた。
ご立派でした。格好良かった。巳之助さん完璧。絶品でした。
《木の実》のお話が出ましたね。
左近さん、ばりばり鍛えられているご様子。頑張ってくださいね!
リアタイ逃して後、なかなか追いつけなかったのだが、隼人丈おかしら就任と聞いて慌てているところであるよ。
春町先生の引き金のひとつが「豆腐の角に頭をぶつけるというのはどうだろう」と思いついてしまったことにあるとしたら、私はこれからどんな顔をして豆腐を食せばよいのだろう。
右近さんの忠信、わかっていたけど素晴らしかった。自由自在な躍動感。真っ白でふわふわで、可愛かったぁぁぁ。
錦秋十月大歌舞伎
『義経千本桜』Bプロ第三部
《吉野山・川連法眼館》
面白いねぇ。
AプロBプロでこんなに変わるのねぇ。同じお役の方たちは、混乱されないのかしら。さすがねぇ。

米吉さんの静様の可愛らしいこと。やわやわと柔らかくてとても優しいお姫様。絶対に不審者の始末とか向いてないのに、義経公は簡単に頼むし、静はあっさり引き受けて切りかかる。そういうとこも好き。
種之助さんの藤太がなんだか可愛くて、あんまりひどくしないであげてねと思ってしまった。こてんぱんだもの。
そういえば、巳之助さんの亀井六郎がなんかこうウルサクて良かったです。顔と声と姿と動きとツケがうるさかった。好き。
つけ打ち、一部二部とも佐々木さんでした。
《すし屋》
お里ちゃんの可愛らしいこと。
萬壽さん維盛様のオーラの消し方といいますか、寿司桶が重いとか、お里ちゃんとじゃらじゃらしてるとかの場面と、維盛様と呼ばれてからのギャップがすごい。
しかしながら、本当に辛い苦しいお話だわね。
木の実からの通しなので、小せんさん善太郎ちゃんがはっきりわかるので、二人とも生きたまま連れて行かれるので、ほんとにきつい。
(寺子屋はさぁ、小太郎ちゃんはもう意識はないからさぁ)
梶原様がわかって連れて行ったところに一縷の望みを繋ぎますよう。
錦秋十月大歌舞伎
『義経千本桜』Aプロ第二部
《木の実・小金吾討死》
に、に、にくったらしい〜〜〜!!!
あの言い方、あの声、あの顔!!!
「いがみ」の「権太」とはよく言ったもの。
小せんちゃんはあんなに親切な良い女なのに、どこがどうしてあんなのと!って言ったら、慌てて良いところを並べてくれそうな気はするけども。
新悟さん小金吾の立ち回り格好良い!
最期に、刀がことりと音を立て、足が、ぱたりと傾いて、悲鳴あげそうになりました。
以前、すし屋は見たことあったけど、木の実は初めて。
御台様六代君、小せんさん善太郎ちゃんが顔見知りとはわかってなかった。互いに知ってて、あの結末。つらすぎないか?
初お目見えの緒兜さん。ご立派でした。
可愛らしいきょとーんとしたおっとりしたお顔をなさっているのに、教えられた台詞ではなく帝のご自身の言葉と聴こえて泣かされてしまった。良かった。
しかし、知盛様が良い。良過ぎる。
私は小さい頃から『平家物語』の中で知盛様が一番好きなんで……。
それにしても、隼人さんの銀平の出端から最後まで、あまりの姿と顔の良さにびっくりしたな。大きくて分厚くて勢いあって最高。
典侍の局のお柳としてちょっと華やいだ感じは、このあまりにも顔の良い知盛卿の女房役だというところにあったりなかったりしないだろうか。なんてね。
孝太郎さん、典侍の局としてもお柳としても、キリッと凛々しくって上品で素敵。なんだけれども、あの、義経公とお柳の場面の可愛らしさ。
義経公がすんとしたお顔で、それでもおしゃべりに夢中のお柳をちゃあんと見ているお目がおかしくってねぇ。