センチュリー 裸族のテラスハウス & Western Digital Red Plus NAS Hard Drive 3.5″ – 3TB
先日突然故障したHDDの代替として、RAID構成を導入するということは最後に一言だけ触れましたが、私は以前使っていたMac miniをファイルサーバーとしても使っているので、あまり高性能なNASなどは必要ないと判断し、シンプルなセンチュリーの裸族のテラスハウス RAID USB3.2 Gen2 Type-C (CRTS35U32C)というものを購入してみました。 センチュリー 裸族のテラスハウス RAID USB3.2 Gen2 Type-C CRTS35U32C_FP この製品は電源スイッチのほかはRAIDのモードを選択するスライダースイッチと、モード切り替えを実行するプッシュスイッチがあるだけで、非常にシンプルな構成です。最初はこのスライダーだけでモードが切り替わってしまうのはちょっと怖いと思ったのですが、実際はスライダーを変えてからモード切り替えスイッチを5秒以上押さないと切り替わらない安全設計になっていました。 本体正面のドアを開けてHDDを差し込み、ドアを閉めるだけでコネクターが接続されるので取り付けはとても簡単ですし、その後電源を入れれば普通にHDDとして使うことができます。ドライブの動作状態は2色のLEDで表示されるので一目瞭然です。 また、ここに取り付けるHDDはサーバー用途に定評のある、というか競合製品もだいぶ減ってしまったWestern DigitalのWD Red™ Plus NAS Hard Drive 3.5" - 3TBというNAS向けの製品です。これは24時間365日動作を保証している、NAS用に特化した製品なので間違いないだろうと思ったわけです。 Western Digital HDD 3TB WD Red NAS RAID 3.5インチ 内蔵HDD WD30EFRX しかし、使い始めた日からちょっと変です。RAID1のミラーリングモードでは、書き込み時に両ドライブのLEDがピンクで点滅するはずなのですが、データをコピーしている途中から片側のLEDが青点灯のままとなってしまいました。この状態で一旦メーカーサポートに問い合わせてみたのですが、LEDの故障かもしれないとのことでした。初期不良ということなのかとも思ったのですが、その後電源を入れ直してみると、そのドライブの青色LEDも消灯するようになってしまい、HDDの故障の疑いが濃厚となりました。 そのHDDはそのまま認識されなくなったので、Western Digitalのサポートに交換を依頼しようとしたのですが、今度はこの製品のシリアルナンバーが検索しても見つからないという結果になってしまいます。これではどうしようもないので、購入したAmazonの方に返品の手続きを取っていますが、梱包材を見繕ったりとその発送も面倒でたまりません。 たかがHDDでこんなハズレを引くことになるとは思いもよりませんでしたが、そもそもHDDが壊れたことから始まったことなので、まさに泣きっ面に蜂とはこのことでしょう。このようなパーツを揃えるのではなく、最初からRAID1対応のパッケージ品を購入しようかとも思ったものの、どちらかが壊れた時に片方だけ交換して使いたい、と欲を出したのが失敗だったのでしょうか。もうこういうことで煩わされたくはないのですけどね...