@rhb4.bsky.social
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N党のバックにいるのは統一教会だが、日本版のMAGAを再現できるだけの金も人的リソースも持ってない。韓国のほうでもトップが逮捕されてる。最後の悪あがきと見るのが妥当だ。
アメリカの共和党は Tea Party を引き入れてからあっという間にポピュリズム政党になってしまった。で、今回、自民党がN党と手を組んだので、それと同じことが起きるのではと心配する人がいるらしい。わたしはアメリカの「再現」は難しいと思う。

・アメリカでは地方部の白人たちが白人優位主義で盛り上がったが、日本にはそういう対立軸がない。
・移民が少ない。
・福音派(キ〇ガイ)みたいな岩盤保守層はない。
・反ネオコンのような対立感情がない。
・億万長者による資金提供がない。
・Fox News のようなプロパガンダ機関がない。(関西を除く)
・日本はアメリカよりは中間層の知的レベルが高い。
しかし、高市政権はちゃんと法案を通せるのか。石破政権は森山幹事長が丁寧に野党を説得していたから法案を何とか通せていたけども、麻生・高市体制はそれらの人材をすべて排除してしまった。

閣内に小泉進次郎や林芳正を入れて挙党体制を演出しても、実務のほうは麻生や茂木の周辺にいる人物ばかりで野党との交渉役としては立たない。この二人は国民民主党をたぶらかしてきたから、それと同じことをするのではないか。

でも、玉木・榛葉がうまうまと麻生・茂木に乗せられたら、今度こそ国民民主党は終わってしまう。国民民主党は岐路に立たされている。(さらに言えば、本人たちがあまり危機感を持っていないのが困りもの。)
【東日本】立憲民主党と国民民主党が強い。ただし、国民への追い風はすでに止まりつつあるので、公明党と連携した立憲民主党が優勢だろう。

【西日本】大阪は維新だけども、それ以外は自民党が強い。参政党も西日本で強かった。ただし、公明党も強い。保守票が自民に還流したとしても、創価学会の票を失ったぶんを埋め合わせるのは難しい。

東京キー局のテレビ局が高市早苗を強力にプッシュしない限り、自民党の苦戦は免れない。震災直後、キー局は安倍晋三と維新を後押ししていたけども、今回はそこまでの求心力はないはずだ。(ていうか、あれだって金ばらまいてたんでしょ。)
ミアシャイマーを愛読している自称「リアリスト」の長島昭久が呑気に憲法論議。東京30区は創価学会票が多く、それに支援してもらっていたのに、先の衆院選で立憲民主党の新人候補である五十嵐えりに負けている。菅直人がいた選挙区なので立憲民主党が強いとはいえ、ここらへんの地域は自民支持層の地主も多いので、現状ではイーブンの勝負であるはず。つまり、長島は選挙で弱すぎる。

次の衆院選では立憲民主党の支援に公明党が回る可能性が高い。たぶん、長島は五十嵐に勝てないだろう。ていうか、東京の自民党候補は全滅する可能性もある。
陰謀論議員としておなじみの Marjorie Taylor Greene は少し前からMAGAから距離を置くようになった。表向きの理由は Epstein files だけども、実際は中間選挙で共和党がボロ負けするのを肌で感じ取っているからだろう。MAGAは裏切者だとして罵っているようだが、今後、比較的まともな共和党議員もこういう方針転換を行っていくのではないか。
高市自民+維新+参政+N党で憲法改正なんてことになったら日本は終わりだと思うけども、憲法改正は担当政権の「人気投票」的な側面があり、あれだけ国ぐるみで後押ししていた第二次安倍政権ですら実現できなかったわけで、まぁ、心配しなくていいと思う。

問題は短期的な部分で、とくに対トランプ外交。石破政権の築き上げた信頼関係をリセットしちゃったので、ワケのわからない約束を勝手にする可能性がある。そこはとても不安。
きくまこ、ひさしぶりに見た。立民が嫌いなのはいいとして、財源はそういう話ではないだろう。国民民主党は103万円の壁とガソリン暫定税率の廃止について

「財源については与党で考えて」

という酷い丸投げをしていたけども、あれは責任を負わないで済む野党だから言えることだ。だから、立憲民主党が国民民主党に対して「財源は?」と突っ込むのは

「あなたたちは政権与党になる覚悟はあるのか?」

という問いなのだ。きくまこはそこらへんをまったく理解できていない。
維新の議席数削減案。かなりの愚策だ。企業献金のほうでは自民党とは折り合えないから、その代わりに出してきたのだろうけど、今は首班指名前だ。

比例代表の議席数削減は小さい政党ほど割を食う。参政党、れいわ、社民党、日本保守党。高市は首班指名で参政党に協力を要請しているけども、維新の議席数削減についての結論が出ない限り、動くに動けないだろう。首班指名で協力したのに、比例代表を削られたりしたら泣くに泣けない。

高市は決選投票で勝てばいいとはいえ、議員数削減案のせいでその後の国会運営に支障をきたす可能性があるし、すでに維新は腰が引けて閣外協力へとトーンダウンしている。計画性も何もあったもんじゃない。
玉木は今回の政局をふり返って

「立憲民主党とは組めないと再確認できた。」

と言っていたが、毎度おなじみの立民嫌いの支持者への媚びなのだろう。でも、今、それを明言して大丈夫なのか。

もしも、立憲民主党と公明党が選挙協力をすることになったら、公明党にとって国民民主党は「後回し」の存在にされてしまう。公明党が「組んでいる」立憲民主党と「組めない」というのは、つまるところ、立民と公明の選挙協力で邪魔になる可能性があるということだ。

「組めるかもしれない」としておけば、三党の間で緩やかな連携が取れるけども、「組めない」とはっきり表明してしまうとそれも難しくなる。なぜ、そこでイキってしまうのか。
玉木、本当に4産別に見限られるのではないか。維新の議員数削減に賛成すると軽々しく言ってるが、4産別が支援している議員の多くが比例代表だ。議員数削減に賛成するというのはそういった比例の議員たちの立場を危うくすることに他ならない。自分のところの議員と支援団体を守れなくて何を守るのだ。

おそらく4産別から厳しく叱責されて、議員数削減への賛意を取り下げるとは思うけども、でも、あのどうしようもない軽さは不安材料でしかない。安住が玉木のことを「弟」と冗談ぽく言っていたが、要は、政治家として粗忽な部分があるということなのだろう。
自公連立の礎を築いたのは自民党の野中広務と創価学会の青年部だと言われている。入念に準備をしたうえで、小選挙区は自民、比例は公明という住み分けのもと、選挙協力体制を作り上げた。

創価学会は旧・婦人部(現・女性部)を中心に穏当な中道路線を好む。これは戦後に戦争未亡人となった女性たちを多く迎え入れてきた歴史的経緯があるためだ。野中広務はその意をきちんと汲み、自民党としてできる最大限の譲歩をもって公明党との協力関係を構築した。

安易に極右勢力と手を組み、自公の枠組みを壊した麻生・高市の現体制を見て、野中広務は草葉の陰で泣いているだろう。
あたしンちがTwitterでバズってる。わたしは直接の面識はないのだけど、わたしの知り合いがけらえいこさんと親友らしく、間接的にいろいろと話を聞いたことがある。知り合いがちょっと家庭内の問題で苦しんでいたときに、けらえいこさんは多忙なスケジュールの合間にいろいろと相談に乗ってくれたそうだ。本当に優しくて良い人なんだなーと感じた。
自民党と維新の連立は長くは持たない気がする。首班指名まではいいとしても、その先にある衆院選の選挙協力で揉める。議員数削減なんて少数与党が取り組むべき政策じゃないから、これも揉める。自民党と維新が足並みを揃えられそうなのは選択的夫婦別姓に反対するときくらいじゃないか。

維新の内部事情は知らないが、必ずしも一枚岩ではないようだから、

・維新内部での擦り合せ
・自民党との交渉
・有権者への説明

何をするにもこんな手順を踏むことになるのではないか。やはり、公明党の抜けた穴を維新で埋めるのは難しそうだ。
ポピュリズムのアキレス腱は経済だ。まともな政策を打ち出せないから、どんどんジリ貧になる。だから、対抗勢力は人権やら外交・安全保障やらも忘れずにやりつつ、でも、物価対策に注力するのが最も効果的だと思う。

国民民主党は財務省と日銀から議員になった人が多いのだから、そういった政策の立案で失地回復すべきだろう。
今回の政局で、立憲民主党は党内左派のサンクチュアリを説得して、原発政策の変更を実現した。これがすぐに電力総連との接近を促すとは思わないけども、でも、「原発ゼロを謡った綱領は簡単に変えられないが、状況に応じて柔軟に対応する」という姿勢を見せれば、両者の距離は次第に縮まっていくだろう。立憲民主党が今回の政局で得たものは実に多い。
国民民主党はSNSウケを狙ってどんどん右寄りに傾斜していったけども、そんな支持層は頼りにならない。4産別の支持こそが生命線なのであって、これからは安易に自民党の仕掛ける「罠」に嵌らないように気を付けないといけない。もう1回、自民党に踊らされたら、たぶん、4産別は離れていくだろう。
にも拘わらず、榛葉が麻生と、玉木が高市と会って密談していた。さすがに4産別も呆れているのではないかと思う。以前から電機連合は立憲民主党に鞍替えする可能性があって、今後の展開次第ではそれが実現するかもしれない。UAゼンセンも「103万円の壁」が完全に頓挫したら距離を置く可能性がある。
さらに岸田派も4産別を狙っていると言われているのだけど、これらの原因は国民民主党の脇が甘すぎるからだ。自民党は4産別を引き剥がして連合の弱体化を図ろうとしているわけで、その危険性に気づいているからこそ、今回の政局において4産別は玉木に「自民党との連携は認めない」と釘を刺したのだ。
4産別だと電機連合も国民民主党との関係が冷えつつある。ニュースをよく見ている人は覚えているかもしれないけども、国民民主党の矢田稚子という人がなぜか岸田内閣の首相補佐官に就任したことがあった。あれは比例で落選した矢田稚子を自民党内に取り込んで、4産別の分裂を狙ったものだった。麻生が仕組んだと言われている。(ちなみに、矢田稚子の出身母体はパナソニック。)
国民民主党は「103万円の壁」を撤廃せよと求めて、それがおおいにウケた。でも、これは党内事情から出てきた苦肉の策だった。支持団体である4産別のひとつ、UAゼンセンはパート労働者を多く抱える組織で、ここは国民民主党に見切りをつけようとしていた。なので、それを繋ぎとめるために出てきたのが「103万円」の壁だった。
わたしは個人的な興味から小池百合子の演説を何度も聴きに行っている。演説の中身はどうでもいい。聴衆の女性たちの表情を観察している。小池百合子は中高年の女性たちのシンパシーを得るのが上手い。

2016年の都知事選は本当に興味深い選挙だった。鳥越俊太郎はセックススキャンダルでダメになった。小池百合子が生まれながらに顔に痣を持っていることを知らずに、石原慎太郎が「大年増の厚化粧」発言をしてしまい、自公もダメになった。

立憲民主党は小池百合子のように女性のシンパシーを得られる女性候補を前面に押し立てるべきだろう。当然のことながら、蓮舫は論外だ。彼女は男性のみならず、女性からもかなり嫌われている。
次の衆院選は女性票が重要になる。高市早苗が女性初の首相になったとしても、世間の女性たちは支持しないだろう。高市は名誉男性みたいなものだから当然だ。それ以外でも、いろんな意味で魅力に欠ける。(あえて明示はしない。)

女性票を得るにあたっての最重要課題は物価対策だ。ここで冴えたものを出せれば高市政権の支持率は上がるかもしれないが、ロクなブレーンがいないので、まぁ、無理だろう。

選択的夫婦別姓制度の成否も地味に重要だ。これを高市政権が全力で阻むようなことになれば、女性票の多くが逃げていく。この件に関しては、経済界もイライラしているから、ハンドリングを誤ると逆風が吹きまくるだろう。
第二次安倍政権のときと同じように、ウェブやSNS、動画サイトなどで立憲民主党や公明党のネガキャンが始まっている。岸田と石破も「アカ」だと攻撃していたし、結局、安倍と麻生がこういうことをやっていたのだろう。

だが、第二次安倍政権のときほど上手くはいかなそうだ。震災後ほど社会は不安に包まれていない。「悪夢の民主党政権」というフレーズもすでに賞味期限切れだ。

そもそもプロパガンダの手法もそれほど洗練されていない。本当に腕が良ければ、北朝鮮がミサイルを撃ちまくってるあたりで憲法改正まで持って行けたはず。選挙にしても公明党がいたから勝てた。現状ではスナップエレクションは自殺行為だろう。
お。電力総連は国民民主党に強い不快感を持ってるのか。立憲民主党が原発問題であそこまで譲歩したのに、どうして折り合わないのか、と。