帆輔
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purebreed.bsky.social
帆輔
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心身ともに棺桶に片足傾向。旧初老寄り。 創作関係を中心に好き放題する場所。 広瀬流斗とか淡河立花とかなんかそんな名乗りがあった気がする。 創作熱が出たらうるさい。 当方の内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
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時間切れだー。後でもっと詰めて前の話に繋がるようにしたい。
「自ら突き放したくせに、シオンには求めるのか?大概にしろ」
二人の言葉はもっともだ。アクセルであった間にいくつも理不尽を被ったが、ロウとアイリはいつだって正面から向き合っている。だからこそ、核心を叩きつけてくるのだ。
「罪悪感かしら?それとも諜報員としてのプライド?何にせよどれも中途半端にしてるのね」
呆れたと肩をすくめるアイリ。
「俺は…!」
「言い訳をするな!どっちつかずでいて誰を、何を守れよう。お前は決めるべきだ。それが出来ないような奴はいらん」
アクセルはそれ以上口を開けなかった。
「あなたは何故、そんな顔をしているのかしら」
アイリが真っ直ぐ見つめてくる。アクセルはしばらく沈黙して考え、隠しても無駄だろうと口を開いた。
「……あの子に、クレウと呼ばれることが……辛い」
「自分の名前だろうが」
それは事実だが、そうではないのだと。
「彼女にとってクレウは、嘘で裏切りの意味になってしまった。怯え怖がらせるだけの名だ……」
もう温度のある呼び方をされることはない。それがただただ、冷たい。
「……我儘ね。あなた、自分でクレウに戻ることを選んだんじゃない」
正体がバレてしまった以上、偽りの意味はないと。
if時空で身バレした頃。
アクセルがシオンに
「クレウ」
と呼び掛けられて、無表情のまま振り返ると少し怯えたように見えた。
「あ……ミーティング、第三に変更、だって……」
「あぁ、わかった」
素っ気ない返事をすると逃げるようにシオンは行ってしまった。我ながら冷たい声だと思っていると
「お前にその顔をする資格はない」
突然ロウに言葉を投げられた。
「何…?」
「お前が被害者のようなツラをする資格はないと言っている」
自分は表情など出していないはずだ。そう思っていたのに、アイリがかざした鏡にうつっていたのは情けない顔をした自分だった。
A-Rの敵性体は「グラスグリム」にしよう。
共鳴能力は敵にとってはあくまで周波数的なお話になるので、感情に働きかける系でいうと艦長とシオンの能力は効果としてはほぼ同じになるんだよね。重苦しく鈍るという感覚の周波数。なので、人間を取り込んで感情をある程度理解してからはシオンの能力が人間に有効であると判断したわけだ。
グラスグリムは侵略者だからね。自分達にとって有益な星と判断したけど地球の知的生命体は不要なので音叉の柱で支配・作り変えをしようとしたけどうまいこといかなくて殲滅にした感じかな。
操縦の大半は思考だからスペースエレちゃんの三臨とかテノチ(詐)の三臨みたいなのをベースにしたパイスーでもいいのか……しかも羞恥心そこまで育ってないから本人はなんも気にしてなくてもいいのか……そうか……
なんで急にそんなネタが浮かんできたんだろうね。仕事中はずっとパロのユエのこと考えてたくらいに死んではいたんだけど。
ユエの能力を単純に信頼関係が築けた対象の共鳴能力強化、マサキを敵味方問わず弱体化にすればいいのか。そうすれば戦場でユエにより強化されたマサキの弱体化を受けた敵を味方が撃破出来るわけだ。
強化された際の作用は人による。恩恵がほとんどないのはアクセルとキリサ。一番あるのはアイリ。艦長とシオンは範囲が広がる。ロウは思考能力の鈍化が軽減される。
ただし、二人の能力は元来能力持ちである者に作用するのであって、人工共鳴武装には作用しない。だからこそ弱体フィールドが有効になる。

なお、アクセルが弱体化のみ受けると恐怖が入るようになるので悪用されそう。
シオンの共鳴が暴発する理由。確かにトップクラスの能力であることも原因だけど、感情表現の根本に恐怖が紐付いてしまったことが理由。笑ったり楽しそうにしたりしても周囲の反応から良くないものと感じ取って結果、どの感情を出すのも怖いに繋がってしまってた。
アイリ達の努力により大分緩和したけど、大きく感情を発露したら発動してしまうのは能力が高過ぎたせい。だからユエが合流する頃には装置がなくても日常生活で笑ったりすることは出来ていたんだと思う。
精神年齢に引っ張られて考え過ぎていたがシオンは肉体的には十代半ばだ。流石に男女の距離感や慎みを教えようと二人は心に決めた。そして幼さに付け込んで悪さをしているのではないかと疑われたアクセルは必死に弁明をして下心ではないことを認めてはもらえたが、しばらくは視線が厳しくなった。
とはいえ、シオンがアクセルの部屋へ忍んで行くことは止まなかったので、アイリとしてはいつ自覚するかと少しだけ楽しみになったとか。
「え、と……やじゃなくて、そばにあると、嬉しいかも……こわいが、いなくなる感じ、するから……」
照れたように答える。それを聞いてアイリは手遅れかもしれないと考えついた。思ったより深く食い込んでいるのだと。
「そう。でもね、お姉さん同衾は良くないと思うな」
「どーきん?」
「一緒に布団に入って寝ることだ」
シオンの目が泳いだ。
「シオン?あなたまさか、アクセルと一緒に寝てるの?」
「い、いつもじゃ、ないよっ。怖い夢見て、やな時、来ていいって言われた、から…!」
精一杯説明をするもアイリとロウから深い溜め息が漏れる。
「俺は奴をしばく」
「私は淑女教育をするわ」
「そう、なの?でも……優しいにおい、だよ?」
シオンがそう感じているということは、アクセルに好意的である可能性を示している。アイリはその感情をどう導いていくべきかを悩み唸る。
「まだそこまで育ってないとは思うのよね……でも知られたら増長間違いなしだし……」
「気のせいということでよくないか?」
気に入らないことを隠さずロウは提案する。
「よくないわね。でもどっち道よろしくもないかもしれないのよね……まだはやいっていうか」
育成担当者として悩ましい。
「シオンはアクセルのにおいをどう思ってるの?」
尋ねると少し考えて
苦しい言い訳をする。
「んー……わたし、やじゃないかも。アクセルのにおい、平気」
それを聞いて愕然とするロウ。
「そう。じゃあ私は?」
「アイリは、好き。お花みたいな、においする」
アイリは嬉しそうにシオンを抱き締める。
「お、俺は?」
恐る恐る尋ねると
「ロウは……時々や。トレーニングの後とか、やだ」
それはそうとアイリも頷いている。
「ロウは代謝いいものねぇ」
ちゃんと身綺麗にしてから来なさいと注意され、肩を落とす。
「うん?アクセルってコロンとか使ってそうなのに違うわね?」
抱いたついでに上着を嗅ぐアイリ。香水の類いは使ってなさそうだと気付く。
寒い格納庫で待機中、シオンがくしゃみしたらすかさずアクセルは自分の上着を掛けてあげる。
「ありがと……でも、アクセルが、寒いよ?」
そう言って返そうとするも拒否され
「大丈夫大丈夫!俺健康優良だからね!」
そう言って笑っていると呼び出されてアクセルは行ってしまう。見送ったシオンは自分には大き過ぎる上着が落ちないように掴んで包まっていると、ロウが微妙な表情を浮かべていた。
「シオン。加齢臭はしないか?」
「…? しないと、思う」
「流石に同い年にその言い分はないでしょロウ」
アイリに窘められる。
「だが、奴の体臭で具合を悪くしないかと……」
十夜は面倒見はいいけど身内仲間内にはわりと傍若無人なところがあるんだよね。そういう態度が出てくる人間には気を許してるということなんだけど。だから一夜は兄として全面的に受け止めてて、百夜は弟なので愛でられてて、春雄達は強くて怖い先輩を見せられてるわけだ。聖は外面から本来の姿に変わっていく過程を全部味わってどっちもサポートして愛を注いでるわけで。
なお、商売してるいとこは本能的に警戒されてるので暴君部分の面を強めに出されてますね。栄は定期的にしばかれてるけど反省はしない。
永遠の愛を繋ぐ結婚指輪の日というのを見て駆け出そうとするアクセルをロウがラリアットで止めてスカルエンド(©️SANADA)で締められる図が見えた。ユエが
「ロウさんって多彩な技覚えてますよね」
なんて呑気に言ってるし、派手に痛がるからシオンはちょっと心配してる。アイリはいつものことと見守ってる。

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BLソムリエ@ちるちる編集部 on X: "✒️創作に使える! 🍁🦔10月「○○」の日カレンダー🦔🍁 創作に使いたい10月の「○○の日」を集めました🧡 ぜひ創作にご活用ください📝 https://t.co/nnJ77gkDqS" / X
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同一じゃねーわ同意だわ。変換のタップ位置ェ…!