EXCURSION
DOUBLE IPA
abv5.0% IBU30
奈良醸造のXPA。
ほのかに濁っているような、だいたいクリアなようなという感じの黄金色。泡は粗目でわりとすぐにペタッとなる。
柚子・グレープフルーツ系統の豊かな柑橘の香り。奥から白ワイン白ブドウ感と松脂。
味は酸味の印象が強く、そこから麦の甘味とホップの苦味。一瞬で「ドン!」と味と香りが来て、そのピークでは白桃や白ワインの雰囲気やいわゆるダンク感みたいな印象もあるが、ドライというか、後を引かない。
EXCURSION
DOUBLE IPA
abv5.0% IBU30
奈良醸造のXPA。
ほのかに濁っているような、だいたいクリアなようなという感じの黄金色。泡は粗目でわりとすぐにペタッとなる。
柚子・グレープフルーツ系統の豊かな柑橘の香り。奥から白ワイン白ブドウ感と松脂。
味は酸味の印象が強く、そこから麦の甘味とホップの苦味。一瞬で「ドン!」と味と香りが来て、そのピークでは白桃や白ワインの雰囲気やいわゆるダンク感みたいな印象もあるが、ドライというか、後を引かない。
2019
13.5%
シャトー・ローラン・デュコス。ボルドーのメドック地区。
ボルドーにしては割と澄んでいる印象のある、くすんだ赤紫。湿った落ち葉・苔の生えた木材・出涸らしのコーヒー殻・酸味のあるカシス・スモモ・バニラといった香り。
すこしボンヤリしつつも確実にある苦味・渋味、わりとパッとした酸味果実味。買った値段を考えれば全く悪くないのだが、バーのグラスワイン800円で出てきそうな雰囲気でもある。
2019
13.5%
シャトー・ローラン・デュコス。ボルドーのメドック地区。
ボルドーにしては割と澄んでいる印象のある、くすんだ赤紫。湿った落ち葉・苔の生えた木材・出涸らしのコーヒー殻・酸味のあるカシス・スモモ・バニラといった香り。
すこしボンヤリしつつも確実にある苦味・渋味、わりとパッとした酸味果実味。買った値段を考えれば全く悪くないのだが、バーのグラスワイン800円で出てきそうな雰囲気でもある。
SPARE POCKET
DOUBLE IPA
abv7.5% IBU78
クリアでやや琥珀色がかった金色。泡はフンワリ立ってかなり長く持つ。
力強いオレンジ・柚子・金柑といった柑橘の香りと、ややパッションフルーツ感。
苦くパワフルな味わいと麦芽の甘味。他社の同種IPAと比べると甘味が印象的だが、舌に蓄積すると次第に苦味が勝つ。
料理と合わせると爽快感もあるし、舌の上書き力が強い。特に舌の後ろ半分に苦味が積もる感じ。印象は「重い」という感じをギリギリ回避していて、あくまで「クリア」「華やか」である。社長謹製モデルとのこと。
SPARE POCKET
DOUBLE IPA
abv7.5% IBU78
クリアでやや琥珀色がかった金色。泡はフンワリ立ってかなり長く持つ。
力強いオレンジ・柚子・金柑といった柑橘の香りと、ややパッションフルーツ感。
苦くパワフルな味わいと麦芽の甘味。他社の同種IPAと比べると甘味が印象的だが、舌に蓄積すると次第に苦味が勝つ。
料理と合わせると爽快感もあるし、舌の上書き力が強い。特に舌の後ろ半分に苦味が積もる感じ。印象は「重い」という感じをギリギリ回避していて、あくまで「クリア」「華やか」である。社長謹製モデルとのこと。
VESPER
Tripel
9.0%
ヘルゲンロード・ヴェスパー トリペル。成城石井の扱うベルギービール。
ごく仄かに濁るかな、という色合いの深い麦藁色。泡はふんわりとサックリの中間の立ち方で続く。
洋酒をたっぷり染み込ませてレーズンやイチヂクも含めているようなパウンドケーキの香り。
飲むと深い甘味。度数は9%とのことだが、そこまで感じない。よくできた洋菓子のようなタイプの上質で甘い味わい。「感動的」とかいうクラスではないが、しっかり美味しいベルギービール。
VESPER
Tripel
9.0%
ヘルゲンロード・ヴェスパー トリペル。成城石井の扱うベルギービール。
ごく仄かに濁るかな、という色合いの深い麦藁色。泡はふんわりとサックリの中間の立ち方で続く。
洋酒をたっぷり染み込ませてレーズンやイチヂクも含めているようなパウンドケーキの香り。
飲むと深い甘味。度数は9%とのことだが、そこまで感じない。よくできた洋菓子のようなタイプの上質で甘い味わい。「感動的」とかいうクラスではないが、しっかり美味しいベルギービール。
kabel
OCTOBERFEST
abv 6.0% IBU 21
奈良醸造が毎年秋に参加している、読書とビールの企画「ALE & BOOKS & CIDER (ABC)」のもの。毎年名前はフォント名から取られている。ラガー酵母だがエールの温度帯で作ったものとのこと。
クリアだが少し曇ったようにも見える明るい琥珀色。泡はフワッと立って消えてゆくタイプ。
キャラメルやリンゴのシブースト、濃いめのハチミツ、しっかり焼いたトースト、遠くにアールグレイ。
味はしっかり苦味酸味、遅れて麦芽の甘味。リッチな味でドイツっぽい。ゆっくり温度を上げつつ飲むことが推奨されているが、確かに変化がある。
kabel
OCTOBERFEST
abv 6.0% IBU 21
奈良醸造が毎年秋に参加している、読書とビールの企画「ALE & BOOKS & CIDER (ABC)」のもの。毎年名前はフォント名から取られている。ラガー酵母だがエールの温度帯で作ったものとのこと。
クリアだが少し曇ったようにも見える明るい琥珀色。泡はフワッと立って消えてゆくタイプ。
キャラメルやリンゴのシブースト、濃いめのハチミツ、しっかり焼いたトースト、遠くにアールグレイ。
味はしっかり苦味酸味、遅れて麦芽の甘味。リッチな味でドイツっぽい。ゆっくり温度を上げつつ飲むことが推奨されているが、確かに変化がある。
Merlot 2012
13.2%
貰い物的なワイン。オーストラリアのいちばん南西の端に近いDenmarkという街で作っているらしい。
少し濁った黒寄りの赤紫。開栓直後は杉樽や松みたいな針葉樹的な香り、煙草・革・ゴムタイヤみたいな籠もった感じ、動物的な雰囲気、そこからリコリス・ビターチョコレート・ミキプルーンといった香り。
口に含むと滑らかだが、酸味と苦味渋味がけっこうある。余韻は苦味が長い。
普段飲んでいるのとかなり違うスタイル。海外だと「Beaujolais Style」と書いてあるからそうなのかもしれない。
Merlot 2012
13.2%
貰い物的なワイン。オーストラリアのいちばん南西の端に近いDenmarkという街で作っているらしい。
少し濁った黒寄りの赤紫。開栓直後は杉樽や松みたいな針葉樹的な香り、煙草・革・ゴムタイヤみたいな籠もった感じ、動物的な雰囲気、そこからリコリス・ビターチョコレート・ミキプルーンといった香り。
口に含むと滑らかだが、酸味と苦味渋味がけっこうある。余韻は苦味が長い。
普段飲んでいるのとかなり違うスタイル。海外だと「Beaujolais Style」と書いてあるからそうなのかもしれない。
NECTER RESERVE
DEMI-SEC
12%
シャンパンのパルメ、ネクターレゼルブ。輝く麦藁色〜金色。蜂蜜・トースト・アプリコット・洋梨タルト・パイナップル・マンゴー・グレープフルーツといった、甘いフルーツの香り。
飲むと酸味……と思いきや、すぐに甘酸っぱさ、甘味に変わっていく。ネクターというだけあって、果実感とたっぷりした甘味。とても豊かな味わい。美味。
NECTER RESERVE
DEMI-SEC
12%
シャンパンのパルメ、ネクターレゼルブ。輝く麦藁色〜金色。蜂蜜・トースト・アプリコット・洋梨タルト・パイナップル・マンゴー・グレープフルーツといった、甘いフルーツの香り。
飲むと酸味……と思いきや、すぐに甘酸っぱさ、甘味に変わっていく。ネクターというだけあって、果実感とたっぷりした甘味。とても豊かな味わい。美味。
Gewürztraminer 2023
FEINHERB PFALZ
11%
ヴィーアリートブルガーのゲヴュルツトラミネール。全然知らんメーカーだけど、ワインショップがプッシュしてたので。インポーターは稲葉さん、等級は(単なる)Qualitätswein。
色は透明感とキラメキのある黄色。香りはライチやバラの華やかな香りがしていかにもゲヴュルツトラミネールというものに紅茶葉が絡む。
味は酸味と甘味がメインで飲み物として美味しい。
ワイン飲んでる人からは異論あるだろうけど、白ワインはとにかくドイツかアルザスのゲヴュルツトラミネールが好きなんだよな……これも好き。
Gewürztraminer 2023
FEINHERB PFALZ
11%
ヴィーアリートブルガーのゲヴュルツトラミネール。全然知らんメーカーだけど、ワインショップがプッシュしてたので。インポーターは稲葉さん、等級は(単なる)Qualitätswein。
色は透明感とキラメキのある黄色。香りはライチやバラの華やかな香りがしていかにもゲヴュルツトラミネールというものに紅茶葉が絡む。
味は酸味と甘味がメインで飲み物として美味しい。
ワイン飲んでる人からは異論あるだろうけど、白ワインはとにかくドイツかアルザスのゲヴュルツトラミネールが好きなんだよな……これも好き。
春鹿 純米吟醸生原酒 零下二百十日熟成
精米歩合55% R6BY
17%
奈良を代表する日本酒の春鹿。自分は奈良でも南の方の酒がどちらかというと好きだけども、春鹿は例外というか、そんな区分を超えて美味い感じがして好き。
これは名前の通り、絞ってから零度以下で約七カ月寝かせて出荷したもの。
色は仄かに黄色がある透明。甘いがベタつかない清潔感と清涼感のあるリンゴや白桃の香り。飲むと甘く、適度な旨味と酸味があり、苦味などのネガティブ要素は無くはないがかなり控えめ。本当に美味しい。春鹿では一番好きなラインかも。いやまあ春鹿はだいたいどれも美味いけど……
春鹿 純米吟醸生原酒 零下二百十日熟成
精米歩合55% R6BY
17%
奈良を代表する日本酒の春鹿。自分は奈良でも南の方の酒がどちらかというと好きだけども、春鹿は例外というか、そんな区分を超えて美味い感じがして好き。
これは名前の通り、絞ってから零度以下で約七カ月寝かせて出荷したもの。
色は仄かに黄色がある透明。甘いがベタつかない清潔感と清涼感のあるリンゴや白桃の香り。飲むと甘く、適度な旨味と酸味があり、苦味などのネガティブ要素は無くはないがかなり控えめ。本当に美味しい。春鹿では一番好きなラインかも。いやまあ春鹿はだいたいどれも美味いけど……
QUO VADIS(2025)
GRAPE ALE
abv7.5% IBU15
奈良醸造の年末恒例、スパークリングワインのようなビール。
薄く濁る黄色。泡はサックリ立ってすぐ消えるが、下から常に立っているようなもの。
白ワインと緑の皮のブドウの鮮烈で強い香り。温度が上がるとハチミツとロールパンの香り。
今年の口当たりは本当にスパークリングワイン感が強く、ブドウ感とシャープな酸味、ドライな雰囲気がまさにという感じ。シャンパンとかクレマンドボルドーみたいな。初めて飲んだ奈良醸造で、奈良醸造を追うきっかけになった銘柄なので思い入れ補正があるが、それを差し引いても美味い。
QUO VADIS(2025)
GRAPE ALE
abv7.5% IBU15
奈良醸造の年末恒例、スパークリングワインのようなビール。
薄く濁る黄色。泡はサックリ立ってすぐ消えるが、下から常に立っているようなもの。
白ワインと緑の皮のブドウの鮮烈で強い香り。温度が上がるとハチミツとロールパンの香り。
今年の口当たりは本当にスパークリングワイン感が強く、ブドウ感とシャープな酸味、ドライな雰囲気がまさにという感じ。シャンパンとかクレマンドボルドーみたいな。初めて飲んだ奈良醸造で、奈良醸造を追うきっかけになった銘柄なので思い入れ補正があるが、それを差し引いても美味い。
GOSE w/ LYCHEE & BERGAMOT
abv 3.0% IBU 5
ほのかに薄く濁った、というより、奥に細かい澱を含む、かなり明るく淡い黄色。泡は粗ですぐ消える。
ソルティライチのような、塩っぽくライチの華やかさがある香りに、柑橘の爽やかさが絡む。
やはり塩が入っているからか、口当たりは硬い印象がまず来る。しょっぱさ、酸味、果実のジューシーさ。麦芽の甘みもあるのでまあビールだなとなるが、完全に前情報なしのブラインドで飲んだらチューハイ?と思ってしまってもおかしくない。風呂上がりに飲むべきだったな……
GOSE w/ LYCHEE & BERGAMOT
abv 3.0% IBU 5
ほのかに薄く濁った、というより、奥に細かい澱を含む、かなり明るく淡い黄色。泡は粗ですぐ消える。
ソルティライチのような、塩っぽくライチの華やかさがある香りに、柑橘の爽やかさが絡む。
やはり塩が入っているからか、口当たりは硬い印象がまず来る。しょっぱさ、酸味、果実のジューシーさ。麦芽の甘みもあるのでまあビールだなとなるが、完全に前情報なしのブラインドで飲んだらチューハイ?と思ってしまってもおかしくない。風呂上がりに飲むべきだったな……
秋めく
Dark Saison
5%
@ APE BREWING
濁った焦げ茶。香りはさっきのIPAとかと比べたらどうしてもちょっと控えめだが、焙煎麦芽とカカオニブ、ダークチョコレートの甘苦香ばしい雰囲気。
味はしっかり麦芽のコク甘み、そしてセゾンの酸味みたいな組み立て。いや美味しいですねココ。なんだかんだ挑戦的なビールも造ってるし、定番も外さないし、いいな。
秋めく
Dark Saison
5%
@ APE BREWING
濁った焦げ茶。香りはさっきのIPAとかと比べたらどうしてもちょっと控えめだが、焙煎麦芽とカカオニブ、ダークチョコレートの甘苦香ばしい雰囲気。
味はしっかり麦芽のコク甘み、そしてセゾンの酸味みたいな組み立て。いや美味しいですねココ。なんだかんだ挑戦的なビールも造ってるし、定番も外さないし、いいな。
もぎたて
West Coast IPA
6.5%
@ APE BREWING
ほのかに濁った明るい黄色。泡は細かいが雪のように消えるタイプ。
グレープフルーツ、松脂みたいな例の香りに、ネルソンソーヴィンの白ブドウ感が絡む。
味もブワーッと苦くてネチャッと来るあの味。久しぶりに飲んだなこういう濁った味のIPA。よくできてますよ。
もぎたて
West Coast IPA
6.5%
@ APE BREWING
ほのかに濁った明るい黄色。泡は細かいが雪のように消えるタイプ。
グレープフルーツ、松脂みたいな例の香りに、ネルソンソーヴィンの白ブドウ感が絡む。
味もブワーッと苦くてネチャッと来るあの味。久しぶりに飲んだなこういう濁った味のIPA。よくできてますよ。
くゆる
Smoked Kölsch
4.5%
@ APE BREWING
ケルシュ(ドイツ・ケルン地方の上面低温発酵ビール)に燻製モルトを10%加えてアレンジ、とのこと。
クリアな明るい黄金色。泡は立ちにくく消える。
たしかにスモーキーな香りと麦芽の甘い香り。匂いだけだとスコッチのカリラとかジョニ赤、ホワイトホースみたいな印象。
味にも甘さとスモーキーさと酸味が混じり、苦味もほぼなく、スッキリとしていて、ハイボール感がある。なるほどねぇ。
くゆる
Smoked Kölsch
4.5%
@ APE BREWING
ケルシュ(ドイツ・ケルン地方の上面低温発酵ビール)に燻製モルトを10%加えてアレンジ、とのこと。
クリアな明るい黄金色。泡は立ちにくく消える。
たしかにスモーキーな香りと麦芽の甘い香り。匂いだけだとスコッチのカリラとかジョニ赤、ホワイトホースみたいな印象。
味にも甘さとスモーキーさと酸味が混じり、苦味もほぼなく、スッキリとしていて、ハイボール感がある。なるほどねぇ。
よこのりぼくら
Absinthe Inspired Gruit
5.5%
@ APE BREWING
ヨモギ・フェンネルシード・アニスシード・リコリス・スターアニスを使用してホップ不使用のビール「グルート」にしたとのこと。メチャクチャ興味深い。
ほぼクリアな黄金色。泡はよく立つが徐々に消えるタイプ。
本当にアブサンみたいな、ニガヨモギとアニス・リコリス感ある甘く蠱惑的な香り。
味は酸味ベースだが、香りがとにかく甘スパイシーで、水割りアブサン感がある。しかしニガヨモギのエグみはなく……いや、仄かにあるかな。すごいな。可能性を感じる。
よこのりぼくら
Absinthe Inspired Gruit
5.5%
@ APE BREWING
ヨモギ・フェンネルシード・アニスシード・リコリス・スターアニスを使用してホップ不使用のビール「グルート」にしたとのこと。メチャクチャ興味深い。
ほぼクリアな黄金色。泡はよく立つが徐々に消えるタイプ。
本当にアブサンみたいな、ニガヨモギとアニス・リコリス感ある甘く蠱惑的な香り。
味は酸味ベースだが、香りがとにかく甘スパイシーで、水割りアブサン感がある。しかしニガヨモギのエグみはなく……いや、仄かにあるかな。すごいな。可能性を感じる。
ごちそう
Hazy Pale Ale
5.5%
@ APE BREWING
NZ産PeacharineホップをメインにMosaic,Citraでまとめたとのこと。
高度に濁ったクリーム色。泡は細かく泡立つが根雪にならない雪みたいな感じで溶けゆく。
強烈にトロピカル。白桃、パッションフルーツ、グレープフルーツ、パイン、草の香り。
ブワッと広がる香りと苦味。しかしエグい感じにはならず、フワっと甘くジューシーな方向に着地。飲みごたえと爽やかさ。IPAではなくてPale Aleなのがポイントか。いや美味いな。
ごちそう
Hazy Pale Ale
5.5%
@ APE BREWING
NZ産PeacharineホップをメインにMosaic,Citraでまとめたとのこと。
高度に濁ったクリーム色。泡は細かく泡立つが根雪にならない雪みたいな感じで溶けゆく。
強烈にトロピカル。白桃、パッションフルーツ、グレープフルーツ、パイン、草の香り。
ブワッと広がる香りと苦味。しかしエグい感じにはならず、フワっと甘くジューシーな方向に着地。飲みごたえと爽やかさ。IPAではなくてPale Aleなのがポイントか。いや美味いな。
みんなのビター
Best Bitter
4.5%
@ APE BREWING
船場ビール工場からもほど近い店。ここでビール造ってるとは思わなかった。
薄く濁った琥珀〜茶色。泡は緻密で長く持つ。
キャラメル麦芽の甘香ばしい香りにスーッとしたグレープフルーツの皮の香り。
酸味から入り、初手はけっこうパワフルな苦味。舌が慣れると麦芽の甘みも感じる。名前通りベースはビターな感じ。美味しいですね。
みんなのビター
Best Bitter
4.5%
@ APE BREWING
船場ビール工場からもほど近い店。ここでビール造ってるとは思わなかった。
薄く濁った琥珀〜茶色。泡は緻密で長く持つ。
キャラメル麦芽の甘香ばしい香りにスーッとしたグレープフルーツの皮の香り。
酸味から入り、初手はけっこうパワフルな苦味。舌が慣れると麦芽の甘みも感じる。名前通りベースはビターな感じ。美味しいですね。
GREEN SOCIETY
CABERNET SAUVIGNON 2021
13.5%
チリを代表する安旨ワイン・コノスルの、なんか高そうなライン。
かなり黒っぽいネットリとした濃さを感じる赤紫。香りは緑茶・カカオニブ・プラム・ブルーベリー。ラベルには「グリーンペッパー」とあるが、メチャクチャ特徴的なこの緑茶とかカカオニブっぽい緑と旨味と脂っ気を予感させる感じがそうなのかな。
口当たりはスムーズで相応の厚み、後からタンニンと酸味が上がってくる。名前に引きずられてるだけかもしれないけど、メチャクチャ緑茶葉の匂いがするんだよな〜。
GREEN SOCIETY
CABERNET SAUVIGNON 2021
13.5%
チリを代表する安旨ワイン・コノスルの、なんか高そうなライン。
かなり黒っぽいネットリとした濃さを感じる赤紫。香りは緑茶・カカオニブ・プラム・ブルーベリー。ラベルには「グリーンペッパー」とあるが、メチャクチャ特徴的なこの緑茶とかカカオニブっぽい緑と旨味と脂っ気を予感させる感じがそうなのかな。
口当たりはスムーズで相応の厚み、後からタンニンと酸味が上がってくる。名前に引きずられてるだけかもしれないけど、メチャクチャ緑茶葉の匂いがするんだよな〜。
Montagne-Saint-Émilion
14%
シャトー・ベルリエール。ボルドー右岸のサン・テミリオンの北、モンターニュ サン・テミリオンのもの。
やや濁りくすんだ赤茶色ぽい紫。ダークチェリー・革・タバコ葉・ブルーベリー・湿った木材・杉・コケといった熟成感のある香り。
味は酸味から入ってけっこうフレッシュでフルーティ、度数や見た目の割にはかなり軽やかに感じるミディアムあたりのボディ。意外!って感じ。後口には甘味やちょっとエグ味寄りの苦味もあり。
Montagne-Saint-Émilion
14%
シャトー・ベルリエール。ボルドー右岸のサン・テミリオンの北、モンターニュ サン・テミリオンのもの。
やや濁りくすんだ赤茶色ぽい紫。ダークチェリー・革・タバコ葉・ブルーベリー・湿った木材・杉・コケといった熟成感のある香り。
味は酸味から入ってけっこうフレッシュでフルーティ、度数や見た目の割にはかなり軽やかに感じるミディアムあたりのボディ。意外!って感じ。後口には甘味やちょっとエグ味寄りの苦味もあり。
成城石井Originalすももサワー
4%
製造者の「ふくれん」は要するに福岡県のJA。すもも果汁20%使用とのこと。
程々に濁って一部に澱もあるサーモンピンク色。スモモと桃缶的な甘酸っぱい香りが鮮烈。
飲むとブワーッと広がるフルーティでジューシーなスモモの味。そして缶詰シロップ的甘み。余韻にバラ科果実の核周辺特有の苦渋味がややあり、きちんと果汁使ってるんだろうなという味。とても美味しいが、まあ甘いかな。美味しいんだけどね。酒としては。
成城石井Originalすももサワー
4%
製造者の「ふくれん」は要するに福岡県のJA。すもも果汁20%使用とのこと。
程々に濁って一部に澱もあるサーモンピンク色。スモモと桃缶的な甘酸っぱい香りが鮮烈。
飲むとブワーッと広がるフルーティでジューシーなスモモの味。そして缶詰シロップ的甘み。余韻にバラ科果実の核周辺特有の苦渋味がややあり、きちんと果汁使ってるんだろうなという味。とても美味しいが、まあ甘いかな。美味しいんだけどね。酒としては。
Oyamada Berries デラウェアVer.
abv5.5% IBU24
@ Bar Fiddich
甲州勝沼のワイナリー、ドメーヌ・オヤマダのワイン用ブドウを使い、ブドウの自然酵母で醸したビールのシリーズ。
よく濁ったクリーム色。泡はあまり立たず、あまり残らない。
香りはあまり無い。よく嗅ぐとツンとした酸味とブドウの雰囲気。
口にすると桃感のあるジューシーさ。追ってデラウェア、麦の甘さ、柔らかいホップの苦味、ごく細かく弾ける炭酸の酸味。よく冷やした白桃をかじったようなとても瑞々しい印象。
Oyamada Berries デラウェアVer.
abv5.5% IBU24
@ Bar Fiddich
甲州勝沼のワイナリー、ドメーヌ・オヤマダのワイン用ブドウを使い、ブドウの自然酵母で醸したビールのシリーズ。
よく濁ったクリーム色。泡はあまり立たず、あまり残らない。
香りはあまり無い。よく嗅ぐとツンとした酸味とブドウの雰囲気。
口にすると桃感のあるジューシーさ。追ってデラウェア、麦の甘さ、柔らかいホップの苦味、ごく細かく弾ける炭酸の酸味。よく冷やした白桃をかじったようなとても瑞々しい印象。
SUN
MÄRZEN RAUCHBIER
abv6.5% IBU22
@ Bar Fiddich
メルツェン・ラオホビアはドイツのスタイルで、燻製した麦芽を使った煙を感じるスタイル。奈良醸造では以前ヨロッコビールとのコラボでリリースしていた。
クリアな琥珀色。泡はフッカフカに立ってよく残る。
燻製の深く香ばしい香り。飲むとほうじ茶的な甘香ばしさと酸味。しかし後口までネットリする感じではなく、どこか軽やかに消える。と思いきや、後から思い出したかのように煙の残り香が来る。これもまた上品な味わい。
SUN
MÄRZEN RAUCHBIER
abv6.5% IBU22
@ Bar Fiddich
メルツェン・ラオホビアはドイツのスタイルで、燻製した麦芽を使った煙を感じるスタイル。奈良醸造では以前ヨロッコビールとのコラボでリリースしていた。
クリアな琥珀色。泡はフッカフカに立ってよく残る。
燻製の深く香ばしい香り。飲むとほうじ茶的な甘香ばしさと酸味。しかし後口までネットリする感じではなく、どこか軽やかに消える。と思いきや、後から思い出したかのように煙の残り香が来る。これもまた上品な味わい。
いろとりどり NZピルス編 BATCH No.1270
alc 5.5% IBU 15
@ Bar Fiddich
奈良醸造の修行先の京都醸造のピルスナー。副原料でパッションフルーツを入れている。
クリアで深みを感じる金色。泡はふんわりと積もって残るタイプ。
香りはグレープフルーツやスウィーティのしっかりした柑橘に、パッションフルーツのネットリした感じが絡む。
味はスーッと清涼感のある感じから入って、酸味もしっかりあるが、すぐにIBUの割にけっこう草や松ヤニっぽい系統のしっかりしたホップの苦味が追ってくる。そこから素朴な麦の甘み。しかし苦すぎず上品な域でまとまっている。
いろとりどり NZピルス編 BATCH No.1270
alc 5.5% IBU 15
@ Bar Fiddich
奈良醸造の修行先の京都醸造のピルスナー。副原料でパッションフルーツを入れている。
クリアで深みを感じる金色。泡はふんわりと積もって残るタイプ。
香りはグレープフルーツやスウィーティのしっかりした柑橘に、パッションフルーツのネットリした感じが絡む。
味はスーッと清涼感のある感じから入って、酸味もしっかりあるが、すぐにIBUの割にけっこう草や松ヤニっぽい系統のしっかりしたホップの苦味が追ってくる。そこから素朴な麦の甘み。しかし苦すぎず上品な域でまとまっている。
6.5%
@ 船場ビール工場
ベルギーの修道院ビール、だが、今は世界的超大手ビールメーカーAB InBevが製造しているビールのブラウン。
濃い焦げ茶だが光が通る。泡はフッカリしてよく残る。
黒糖蒸しパンから黒糖のちょっと刺々しいネチャつく部分を抜いたような香り、いやこれはキャラメル蒸しパンかもみたいな感じの香り。
口にすると焙煎麦芽の香ばしさとキャラメルポップコーン的甘み、その後ほうじ茶的な香ばしさと苦味。黒糖蒸しパン的な甘みが広がるが、後を引きすぎず綺麗な範疇で、オレンジ的な爽やかさを伴いつつ消える。ベルギービール、レベルが高い。
6.5%
@ 船場ビール工場
ベルギーの修道院ビール、だが、今は世界的超大手ビールメーカーAB InBevが製造しているビールのブラウン。
濃い焦げ茶だが光が通る。泡はフッカリしてよく残る。
黒糖蒸しパンから黒糖のちょっと刺々しいネチャつく部分を抜いたような香り、いやこれはキャラメル蒸しパンかもみたいな感じの香り。
口にすると焙煎麦芽の香ばしさとキャラメルポップコーン的甘み、その後ほうじ茶的な香ばしさと苦味。黒糖蒸しパン的な甘みが広がるが、後を引きすぎず綺麗な範疇で、オレンジ的な爽やかさを伴いつつ消える。ベルギービール、レベルが高い。
10%
@ 船場ビール工場
本番ベルギーのクリスマスビール。副原料は糖類・オレンジピール・コリアンダー・カモミール・スペインカンゾウ・アニス・リコリスとのこと。
濃い焦げ茶だが光が通る。泡は液面付近でよく残る。
香りがまずオランジェットで、紅茶飴のような甘濃い香り。そこの奥からレアチーズケーキのような酸味と甘さを孕んだ香りが立って、洋菓子店の店頭のようなオシャレさがある。
口にすると滑らか、スムーズ。スムーズに甘さと"濃さ"が広がり、苦味や酸味は感じず、いいケーキ屋でケーキと紅茶をいただいてるような満足感があり、極めて美味。いやーすごいです。
10%
@ 船場ビール工場
本番ベルギーのクリスマスビール。副原料は糖類・オレンジピール・コリアンダー・カモミール・スペインカンゾウ・アニス・リコリスとのこと。
濃い焦げ茶だが光が通る。泡は液面付近でよく残る。
香りがまずオランジェットで、紅茶飴のような甘濃い香り。そこの奥からレアチーズケーキのような酸味と甘さを孕んだ香りが立って、洋菓子店の店頭のようなオシャレさがある。
口にすると滑らか、スムーズ。スムーズに甘さと"濃さ"が広がり、苦味や酸味は感じず、いいケーキ屋でケーキと紅茶をいただいてるような満足感があり、極めて美味。いやーすごいです。