YouTube video by オクノモリ

ポケモン版「動物の謝肉祭」を」作る試み、#ポケモンを音楽にするプロジェクト　(クソダサハッシュタグ)。お久しぶりです。 今回取り上げたのはゾロアーク(ヒスイのすがた)です。 この曲は室内楽の規模感でのアンサンブルを想定して作っています。木管楽器(Picc. Fl. Cl.)各1本と弦楽器(VlnⅠ. Ⅱ. Vla. Vc. Cb)各1本、和太鼓を含む打楽器とピアノによる構成です。 現代音楽風？の曲だと解釈していただければと思います。 以下詳細。 Ⅰ.童歌(0:00 〜) ゾロアークは人に幻影を見せる恐ろしいポケモン。原種はあくタイプですが、ヒスイ地方に棲むゾロアークは人間に迫害された怨みで転生し、ゴーストタイプの姿を手に入れたのです。その昔、人間がゾロアークの恐ろしさを童歌にして子どもたちに伝えた…という話がありそうだなと思い、その童歌を楽曲を通してのテーマにしようと考えました。メロディは民謡音階を意識したシンプルな(よくある)ものですが、所々臨時記号が付き妖しげな雰囲気になっています。歌詞がついていることを想定して作りましたが、内容はご想像にお任せします。 Ⅱ.阿鼻叫喚(2:27 〜) ゾロアークが幻影で人間たちを混乱に陥れる様子を表現してみました。人間に怨みがあるというのですから、復讐のため村人を襲っていたのかもしれません。しかし、Legendsアルセウスのゲームではゾロアークに化かされて食料を盗まれるという描写があり、ちょっとした悪戯も多かったと推察できます。恐ろしいながらもコミカルな和製狂詩曲(？)を目指しました。 Ⅲ.幻影の向こうにあるもの(4:34 〜) そんな恐ろしいゾロアークですが、本来は仲間思いのポケモンで、人に幻影を見せるのも仲間を守るためなのです。そういったゾロアークの心の部分も描写したいなと考えました。長調に反転させた童歌のモチーフが隠れていますが、元の薄気味悪いメロディが子守唄のような雰囲気に変わり、自分の子どもを守る優しい一面が連想できるのではと思います。最後はどんちゃん騒ぎに戻って、悪戯に疲弊した村人が「勘弁してくれよお！」と叫んで閉幕です。自業自得ですね。 それはそれとしてヒスイゾロアがかわいすぎて気が狂いそう Twitter(X)→　https://twitter.com/okuno_mori ※この創作物はポケモン公式とは一切関係がありません。もしURL等で拡散していただける場合、公式の迷惑にならないようお願いいたします。 ※この楽曲の使用、無断転載、自作発言等モラルに反する行為は固くお断りいたします。また、AIへの使用もお控えいただきたいです。 ※動画やイラストをキャプチャして、SNSや動画・イラスト投稿サイトに載せるといった行為もおやめください。 ※Please do not use or reprint illustrations and songs.