のり
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@noritax.bsky.social
読書メモとして運用中。印象に残った一文をメモ代わりに記録していきます。
どんな事情があれ、家族を失くした人々の気持ちは、哀しみの只中から安易に逃れることはできない。そうしてそういう立場の人が、世の中には実に多くいることを私たちは知るべきであり、いたわる気持ちを持つ必要がある。
私は、それを、人間が生きる上で不可欠なとのだと考える。

『読んで、旅する。旅だから出逢えた言葉 3』伊集院静
www.shogakukan.co.jp/books/09388849
読んで、旅する。旅だから出逢えた言葉 3 | 書籍 | 小学館
旅は読書と似ている。 会員制会報誌「シグネチャー」に連載されたエッセイ「旅先でこころに残った言葉」と連載中の「旅と言葉」からセレクトして単行本化。人気シリーズ「…
www.shogakukan.co.jp
March 16, 2025 at 12:47 PM
走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱいぶんはあるからだ。僕らにできるのは、その「ほんの少しの理由」をひとつひとつ大事に磨き続けることだけだ。暇をみつけては、せっせとくまなく磨き続けること。

『走ることについて語るときに僕の語ること』村上春樹
books.bunshun.jp/ud/book/num/...
僕は小説を書くことについての多くを、走る...『走ることについて語るときに僕の語ること』村上春樹 | 文春文庫
僕は小説を書くことについての多くを、走ることから学んできた—— 走ることについて語りつつ、小説家としてのありよう、創作の秘密、そして「彼自身」を初めて説き明かした画期的なメモワール『走ることについて語るときに僕の語ること』村上春樹
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December 10, 2024 at 12:56 PM
読書を通じて、ぼくはより社会と自分との関係を客観的に捉えることができた。たとえば小説を読む。ひととき小説を読んでいる間に、主人公の仮の人生を生きることで、ぼくはそこからぼく自身の実在をつかもうとした。ニューヨークの高層ビルやシカゴの埃っぽい街頭や、明治の東京のしんとした夜のとばりや、パリのかび臭いアパルトマンの壁を想像し、その世界と一体化することによって、現実のぼくが生きている世界は生き生きと輝きだし、ぼくの人生がひらけていくような気がした。

『ぼくにはこれしかなかった。』早坂大輔
www.kirakusha.com/book/b557952...
ぼくにはこれしかなかった。 - 木楽舎
ぼくにはこれしかなかった。詳細をご覧いただけます。
www.kirakusha.com
December 2, 2024 at 1:07 PM
Reposted by のり
言葉にならない意識下のもやもやは、行ったり来たりしながら、ゴツゴツと現実にぶつかりながら、少しずつ言葉になっていくものではないでしょうか。

『ひとり暮らし』谷川俊太郎
www.shinchosha.co.jp/book/126623/
『ひとり暮らし』 谷川俊太郎 | 新潮社
結婚式より葬式が好きだ。葬式には未来がなくて過去しかないから気楽である――。毎日の生活のなかで、ふと思いを馳せる父と母、恋の味わい、詩と作者の関係、そして老いの面白味。悲しみも苦しみもあっていいから、歓びを失わずに死ぬま
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September 23, 2024 at 1:02 PM
なにかを決めるとき、岐路に立ったとき、俺は未来の自分を想像してみるんだ。十年後の自分なんかをね。十年後の自分を想像して今を振り返ってみる、今、これをしたら、あるいはしなかったら、この道を選んだら、選ばなかったら、未来の自分はどう思うだろうかってね。そうして、一番悔いがないだろう選択をすることにしている。

『明日の僕に風が吹く』乾ルカ
www.kadokawa.co.jp/product/3222...
明日の僕に風が吹く
文庫「明日の僕に風が吹く」のあらすじ、最新情報をKADOKAWA公式サイトより。北海道の離島を舞台に、未来を失った少年の再生と成長を描く感動作。
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November 7, 2024 at 11:18 AM
本当に伝えたいことはいつだってほんの少しで、しかも、大声でなくても、言葉でなくても伝わるのだ、と気付いたのは、つい最近のことだ。

『ふがいない僕は空を見た』窪美澄
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『ふがいない僕は空を見た』 窪美澄 | 新潮社
高校一年の斉藤くんは、年上の主婦と週に何度かセックスしている。やがて、彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきたことに気づくのだが──。姑に不妊治療をせまられる女性。ぼけた祖母と二人で暮らす高校生。助産院を営みながら、女
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October 31, 2024 at 11:14 AM
だんだんわかってきたのは、笑みは笑みを呼ぶし、怒りは怒りを呼ぶということだ。不機嫌は不幸を呼びこみ、上機嫌は幸福を呼び込む。

『大好きな町に用がある』角田光代
www.kadokawa.co.jp/product/3221...
大好きな町に用がある
文庫「大好きな町に用がある」のあらすじ、最新情報をKADOKAWA公式サイトより。旅する作家・角田光代による旅エッセイが文庫化!文庫版あとがきも新規収録
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October 26, 2024 at 11:59 AM
大丈夫と言うことから大丈夫は始まるのだ。

『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』若林正恭
www.kadokawa.co.jp/product/3215...
完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込
文庫「完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込」のあらすじ、最新情報をKADOKAWA公式サイトより。オードリー若林の大人気エッセイが文庫化! 単行本未収録作品完全収録
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October 23, 2024 at 12:36 PM
「どうしたら子供のためになるのか一生懸命に考えて、決めたなら、それはそれで正しいんだと思うんだよねえ、わたしは。外から見てる人はいろんなこと言えるけどね、考えて決めた人が一番、偉いんだから」
『終末のフール』伊坂幸太郎

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終末のフール/伊坂 幸太郎 | 集英社 ― SHUEISHA ―
八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。自分の言動が原因で息子が自殺したと思い込む父親(「終末のフール」)長らく子宝に恵まれなかった夫婦に子供ができ、3年の命と知りながら産むべきか悩む夫(「太陽のシ...
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October 20, 2024 at 12:58 PM
その日、その日を精一杯生きて、あるとき、別の道に進みたくなったら進んでいけばいいのだ。

『ロスト・イン・ザ・ターフ』馳星周
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著者の新境地! 競馬愛にあふれるラブ・コ...『ロスト・イン・ザ・ターフ』馳星周 | 単行本 - 文藝春秋
著者の新境地! 競馬愛にあふれるラブ・コメディー 競馬バーを営む葵はパドックで見た牡馬に一目ぼれする。だが引退が決まり、葵は自ら馬主となって彼を生き永らえさせようとするが…。
books.bunshun.jp
October 18, 2024 at 11:30 AM
どうか信じていてください。今がどんなにやるせなくても、明日は今日より素晴らしいのだ、と。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾
www.kadokawa.co.jp/product/3213...
ナミヤ雑貨店の奇蹟
文庫「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のあらすじ、最新情報をKADOKAWA公式サイトより。東野作品史上、もっとも泣ける感動作! 世界累計1300万部突破!
www.kadokawa.co.jp
October 17, 2024 at 12:32 PM
「いいか、過去や評判が走るんじゃない。いまのきみ自身が走るんだ。惑わされるな。振り向くな。もっと強くなれ」

『風が強く吹いている』三浦しをん
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『風が強く吹いている』 三浦しをん | 新潮社
箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ? 十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦
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October 14, 2024 at 12:17 PM
「戦争、災害、疫病…あまりにも大きな問題を前にすると、僕らはしばしば不安と無力感に苛まれる。そんなとき剥き出しになる、他者への恐怖や憎悪にブレーキをかけるのが、知性と想像力だ。何かが間違っているとき、どんなに無力でも、何かしないではいられないーそんな、世界にとっては虫の羽が震えるくらい小さな、でもとても人間らしい衝動を無視しない、主体的に考え続ける個人でありたいものだね」

『サード・キッチン』白尾悠
www.kawade.co.jp/np/isbn/9784...
サード・キッチン :白尾 悠|河出書房新社
サード・キッチン 留学先のアメリカで孤独な日々をおくる19歳の尚美を救ったのは、多様な生徒が自ら運営する学生食堂〈サード・キッチン〉との出会いだった……仲間に支えられ成長していく姿に共感、感涙必至の青春小説!
www.kawade.co.jp
October 13, 2024 at 1:03 PM
「僕は、人間は人をいじめるのが好きなんじゃないと思う。……罰するのが好きなんだ」

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ
www.shinchosha.co.jp/book/352681/
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 ブレイディみかこ | 新潮社
優等生の「ぼく」が通う元・底辺中学は、毎日が事件の連続。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパ
www.shinchosha.co.jp
October 12, 2024 at 1:55 PM
人は誰のことも愛せないと気づいたときに、孤独になるんだと思う。それって自分を愛していないってことだから

『四月になれば彼女は』川村元気
books.bunshun.jp/ud/book/num/...
恋愛なき時代のベストセラー恋愛小説、つい...『四月になれば彼女は』川村元気 | 文春文庫
恋愛なき時代のベストセラー恋愛小説、ついに文庫化! 精神科医・藤代に大学時代の恋人から手紙が――失った恋に翻弄される十二か月。『世界から猫が消えたなら』『億男』著者の恋愛小説。
books.bunshun.jp
October 10, 2024 at 1:35 PM
「そんな、もう来られないみたいな言い方しないで、また来てよ。宇宙の向こうに比べたら、全然近いんだから」

『この夏の星を見る』辻村深月
www.kadokawa.co.jp/product/3222...
この夏の星を見る
文芸書「この夏の星を見る」のあらすじ、最新情報をKADOKAWA公式サイトより。この物語は、あなたの宝物になる。
www.kadokawa.co.jp
October 9, 2024 at 11:53 AM
人生なんてさ、やりたいことだけやっててもきっと時間足りないんだ、やりたくないことやってる時間なんてないさ

『か「」く「」し「」ご「」と「』住野よる
www.shinchosha.co.jp/kakushigoto/
か「」く「」し「」ご「」と「 | 新潮社
みんなには隠している、ちょっとだけ特別なちから。別になんの役にも立たないけれど、そのせいで最近、君のことが気になって仕方ないんだ。クラスメイト5人の「かくしごと」が照らし出す、お互いへのもどかしい想い。ベストセラー『君の膵臓をたべたい』の著者が贈る、眩しくて時に切ない、共感度No.1の青春小説!『か「」く「」し「」ご「」と「』。
www.shinchosha.co.jp
October 7, 2024 at 1:14 PM
「自分のノートがあると楽しいよ。発見したことを全部記録するのだ」

『ペンギン・ハイウェイ』森見登美彦
www.kadokawa.co.jp/product/2012...
ペンギン・ハイウェイ
文庫「ペンギン・ハイウェイ」のあらすじ、最新情報をKADOKAWA公式サイトより。僕は知りたい。この世界の始まりについて、そしてお姉さんの謎について。
www.kadokawa.co.jp
October 5, 2024 at 11:29 AM
やってみればなんでもないこと、なんでこんなことを怖がっていたんだと思うことが世界には溢れている。

『麦本三歩の好きなもの 第二集』住野よる
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『麦本三歩の好きなもの 第二集』住野よる | 幻冬舎
新しい年になって、図書館勤めの麦本三歩にも色んな出会いが訪れた。真面目な後輩、謎めいたお隣さん、三歩に興味がなくもなさそうな合コン相手。そして、怖がりつつも慕ってきたひとりの先輩には「ある変化」が──!?マイペースな彼女の、あいかわらずだけどちょっとだけ新しい日々。気軽に読めてほんわか気分になれるシリーズ最新刊。
www.gentosha.co.jp
October 3, 2024 at 11:24 AM
とにかく恋は罪悪ですよ、よござんすか。そうして神聖なものですよ

『こころ』夏目漱石
www.shinchosha.co.jp/book/101013/
『こころ』 夏目漱石 | 新潮社
鎌倉の海岸で、学生だった私は一人の男性と出会った。不思議な魅力を持つその人は、“先生”と呼んで慕う私になかなか心を開いてくれず、謎のような言葉で惑わせる。やがてある日、私のもとに分厚い手紙が届いたとき、先生はもはやこの世
www.shinchosha.co.jp
October 2, 2024 at 12:21 PM
読書を好きな理由はなんですか、とたまに聞かれることがあり、「好きに理由はいらん」と思っているのだが、あえて考察してみると、「自分以外のひとの人生や感情を知り、想像することができるからかな」という答えに行き着く。

『のっけから失礼します』三浦しをん
www.shueisha.co.jp/books/items/...
のっけから失礼します/三浦 しをん | 集英社 ― SHUEISHA ―
ありふれた日常……の、はず、なのに!?三浦しをんワールドが炸裂する抱腹絶倒超大作エッセイ集!愛する漫画や宝塚、EXILE一族への熱き想い、家族との心温まったり温まらなかったりする交流、旅先でのあれこれ、タクシーで個性的な運転手さんと繰り広げられる会話、ふとしたきっかけから広がる壮大な空想……。なにげない日常のはずなのに、なぜだかおかしい。雑誌「BAILA」での連載5年分+αのエピソードがこれでもか...
www.shueisha.co.jp
September 30, 2024 at 12:50 PM
さきざき思えば、こころぼそい。その本心が、ぽとりこぼれた。すなおな現実は、きびしく、かなしい。

『窓辺のこと』石田千
www.minatonohito.jp/book/372/
窓辺のこと | 出版社 港の人
石田千 著
www.minatonohito.jp
September 27, 2024 at 11:39 AM
「それはほんとうの意味で、今という時間を生きられないからじゃないかな。やってくるかどうかわからない明日の心配をして、もうやり直すことのできない昨日のことを悔やんでいる。今を豊かに生きられない。それが人間という気の毒な生きものよ」

『ココアとスミレ』石田衣良
www.shinchosha.co.jp/book/101050/
『吾輩も猫である』 赤川次郎、新井素子、石田衣良、荻原浩、恩田陸、原田マハ、村山由佳、山内マリコ | 新潮社
「ねね、ちょっと、私だって猫なんですけどぉ~。名前はまだ無いんですけどぉ~」夏目漱石没後100年&生誕150年記念出版! 明治も現代も、猫の目から見た人の世はいつだって不可思議なもので……。猫好きの作家8名が漱石の「猫」
www.shinchosha.co.jp
September 26, 2024 at 12:09 PM